裏岩手縦走（山小屋泊）

2016年06月04日(土) ~ 2016年06月05日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 41.3km
• 登り: 2,249m
• 下り: 3,158m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 0:30
• 合計: 9:05

6:15 八幡平山頂レストハウス
6:40 八幡平
7:10 源太森
8:25 畚岳
9:15 諸桧岳
9:45 前諸桧
10:20 嶮岨森
11:00 11:30 大深山荘
11:40 大深山荘の水場
12:40 源太ヶ岳
13:15 大深岳
14:00 小畚山
14:25 三ツ石 覘標ノ台
14:50 三ツ石山
15:20 三ツ石山荘

2日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 0:45
• 合計: 9:30

5:00 三ツ石山荘
5:20 大松倉山
6:30 犬倉山
7:20 姥倉山
8:00 黒倉山
10:15 鬼ヶ城
10:40 不動平避難小屋
11:20 岩手山
11:35 岩手山神社奥宮
12:00 12:45 八合目避難小屋
14:30 ゴール地点

天候

6月4日：晴れ
6月5日：くもり　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬返しキャンプ場に駐車場があります。
ここで前日にsyuetsuさんと待ち合わせをして、翌日syuetsuさんの車で八幡平へ向かいました。

コース状況／危険箇所等

八幡平側には登山ポストは見当たりませんでした。
下山した馬返し登山口にはポストがあります。

〜三ツ石山荘
積雪で道が分かり辛いところがあります。
源太ヶ岳への急登に雪があり、軽アイゼンをつけてもよいかもしれません。
（持参しましたが、今回は使いませんでした。）

〜岩手山
鬼ヶ城に岩場があります。

〜馬返しキャンプ場
柳沢コースはガレ場なので、慎重に下ります。
前後にパーティーがいる場合は落石に注意して慎重におります。

その他周辺情報

ユートランド姫神に連れて行って頂きました＾＾
http://yutoland.web.fc2.com/index.html

夕食はOK牧場！！
http://tabelog.com/iwate/A0301/A030104/3004218/
syuetsuさんおすすめの短角牛が絶品！
冷麺をはじめて初めて食べました＾＾

写真

6/4 6:11

6月4日、晴れ。裏岩手縦走の始まりです！！(a)

6/4 6:26

見返峠から眺めた岩手山は霞んでいた。遠い、遠すぎる。(s)

6/4 6:12

秋田と岩手の県境！？(a)

6/4 6:26

6/6 11:51

八幡平の頂上です。(a)

6/4 6:39

八幡平山頂の展望台。(s)

6/4 6:39

この数字は何を意味しているのでしょうか？(a)

6/4 6:33

八幡沼。(s)

6/4 6:53

まずは湿原の散歩から。(a)

6/4 6:55

6/4 6:58

6/4 7:02

ヒナザクラ。

6/4 7:09

源太森まできて戻ります。(a)

6/4 7:10

八幡平頂上方面。左の端にはモッコ岳かな。(a)

6/4 8:02

ムシカリ。

6/4 8:06

白いスミレと。

6/4 8:13

黄色いスミレ。

6/4 8:14

ショウジョウバカマ。

6/4 8:25

八幡平に2時間程散策したので、岩手山を目指します。(a)

6/4 8:25

モッコ岳の山頂から八幡平。(a)

6/4 8:45

手を伸ばしているかのよう。。(a)

6/4 9:24

スパッツを履いた方が、裾が汚れないです。。ところどころツボ足に...。(a)

6/4 9:36

水芭蕉はもうすぐだったり、終わっていたり。(a)

6/4 9:43

山桜。得した気分になります。(a)

6/4 9:54

ずっと先にある岩手山。(a)

6/4 9:58

シラネアオイ。

6/4 10:08

サンカフヨウ。(a)
サンカヨウ、です。(s)

6/6 11:52

ケンソ森。

6/4 10:42

6/6 11:52

大深山荘。

6/4 11:01

おおっ！(a)

6/4 11:40

豊富な水量。おいしい！！(a)

6/4 11:41

koiwai milk？柄杓の底に彫ってあります。
（shuetsuさんに教えて頂きました。）

6/4 12:15

シラネアオイの群生。

6/4 12:42

源太ヶ岳より秋田駒ヶ岳。

6/4 12:42

待っててください、岩手山！！(a)

6/4 12:46

山頂に岩があるのは三ツ石山です。(a)

6/4 13:24

6/4 13:50

ツバメオモト。

6/4 13:54

6/4 14:18

6/6 11:52

ベニバナイチゴ。

6/4 14:28

イワカガミ。

6/4 14:29

まもなく、三ツ石山頂です。(a)

6/4 14:46

6/4 14:51

6/4 14:54

風が強い中、到着っ！(a)

6/6 11:53

うぉおおおお！！syuetsuさんの叫び？(a)

6/4 15:04

6/4 15:04

ゴゼンタチバナ。

6/4 15:18

6/4 15:20

水芭蕉と三ツ石小屋。とても素敵な場所です。(a)

6/4 15:20

今夜の宿に着いたぁあ！！(a)

6/5 4:57

6月5日。ガスガスガス....。岩手山の頂へ。(a)

6/5 4:58

6/5 5:05

ミツバオウレン。

6/5 5:09

6/5 5:18

光のある方へ。(a)

6/5 5:20

それにしても、ガスガスガス。。。(a)

6/5 5:33

ツツジ。

6/5 5:50

サンカヨウは、雨に濡れると透明に！！
(syuetsuさんに教えて頂きました。)

6/5 5:55

おおお！青空くるのか？(a)

6/5 6:33

6/5 7:22

岩手山のまわりには、〜倉と呼ぶ山が多いのです。
（syuetsuさんに教えて頂きました。）

6/5 7:25

岩手山が姿を現しそう。(a)

6/5 7:29

6/5 7:44

6/5 7:53

おおおおお！！鬼ヶ城が姿を現します。(a)

6/5 7:57

6/5 8:03

6/5 8:04

晴れてきた。(a)

6/5 8:56

フュージョン...。(a)

6/5 9:47

姿を現した岩手山とsyuetsuさん。この写真は代表写真にしよう！！(a)

6/5 10:04

歩いてきた尾根道を振り返ります。(a)

6/5 9:28

コメバツガザクラ、かな？(s)

6/5 10:04

イワウメ。(s)

6/5 9:21

6/5 9:27

6/5 10:06

岩手山。

6/6 11:54

鬼ヶ城の核心部です！(a)

6/6 11:54

すんなり通過。(a)

6/5 10:19

晴れましたね！(a)

6/5 10:21

八幡平からここまで。(a)

6/5 10:22

岩手山はもうすぐそこ。(a)

6/5 10:25

6/5 10:25

徐々に緑が岩手山を包み込もうとしています。感動です。(a)

6/5 10:27

6/5 10:35

9合目小屋に着きました。(a)

6/5 11:00

あそこが山頂！(a)

6/5 11:04

もうすぐじゃないか...。(a)

6/5 11:11

八幡平からずーっと。(a)

6/5 11:10

ずーっと、ここまで。(a)

6/5 11:12

歩いてきて、もうすぐ山頂か...。(a)

6/5 11:18

達成感とさびしさが入り混じる山頂です。(a)

何度も来てる山頂だけど・・・はるばる八幡平から歩いてくると、なんだか新鮮な感じでした。(s)

6/5 11:19

6/6 11:55

サヨウナラ。。(a)

6/5 11:32

6/6 11:55

6/5 11:36

【koiwai milk lot no.1】を探せ。岩手山のどこかにあります。(a)

6/5 11:59

8合目小屋まで来て昼食です。
syuetsuさんの山友さんとも合流して、3人で下山します。(a)

山友=PALOMON氏は馬返しからのピストン。早い時間に登頂して待ってくれていた。(s)

6/5 12:13

美味しい！！(a)

6/5 12:49

ミヤマキンバイ。(s)

6/5 12:50

謎のケルン。崩れることがないそうです。
（syuetsuさんの山友さんに教えて頂きました。）

6/5 13:04

ひっくりかえりました。。(a)

6/5 13:16

早池峰もやっと。(a)

6/5 13:18

食虫植物のムシトリスミレ。(s)

6/5 13:20

チングルマの群生地。

6/5 9:09

6/5 14:20

え...？(a)

最後は通常ルートを少し外れて、改め所経由（＝ハート沢下)の道を歩きました。(s)

6/5 14:22

ヤマオダマキ。(s)

6/5 14:26

ありがとうございます。また来ます。(a)

お疲れ様でした！歩行距離40K超えてたとはびっくり。今度は紅葉の時期にでも来てください！！（s）

6/5 17:44

6/5 17:44

短角牛がおすすめです！(a)

6/5 18:06

人生初冷麺！(a)

6/7 9:20

八幡平と岩手山のバッチ！(a)

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

DSC-RX100 SONY

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 コッヘル 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ ポール シェラフ フリース

感想

atsu-mori

早池峰山でお会いしたsyuetsuさんとともに、裏岩手縦走路を歩いてきました。前日の夜に馬返しキャンプ場に集合してそこで車中泊をし、翌日の朝に車を一台置き、syuetsuさんの車で八幡平の見返峠に向かいました。行く途中にみる岩手山は、独立峰の堂々とした余裕が感じられ、角度を変えればその顔の表情に変化をみることができます。

駐車場の都合で見返峠から歩くことになり、2時間ばかり八幡平の湿原を散歩し、まだ咲かぬ水芭蕉の成長を想像したり、博識なsyuetsuさんに高山植物の名前やその由来を教えて頂きます。ショウジョウバカマのお話は、想像力を掻き立てられ、とても面白かったです。また、サンカヨウの特殊能力にも驚きました。

先ほどは大きかった岩手山が遠くに見え、好天の中、裏岩手縦走路に入ります。登山道は残雪があり、ところどころその雪で道が塞がれているため、syuetsuさんが先に立って歩いてくださったのは助かりました。殆どひとりの山行が多いふたりなので、歩きながらの声も小さく？、ふたりの会話でもっとも多かったのは、今なんて？と聞き返す言葉だったように思います＾＾

大深山荘に到着し、昼食をとるためにザックをひらくと、ハプニング発生です。その夜に飲もうと思っていた缶ビールが潰れていて、においとともにシュラフが濡れています。細い缶にビールが入っていたため、少しの衝撃で潰れてしまったようです。シュラフはまぁいいとして、もったいないことをしました。この後にもうひとつのハプニングを起こすのもまた僕です。

KOIWAI MILKと柄杓の底にほられている水場で給水をして、源太ヶ山から広がるゆったりとした優しそうな尾根の先に、奇岩を置く三ツ石山が見えます。陽光によって、輝くその景色の鮮やかさとぬくもりこそ、もっとも優れた疲労回復薬のように思います。少しだけ疲れが取れた気がしました。

今夜の宿に着くと、岩手県の山々をすべて歩こうとしている方とお会いしました。僕以外は岩手の方なので、土地の名前と位置は想像しながら聞いたり、気になる山の名前が出ると質問したりして、楽しい時間を過ごします。ビールを飲み干して、気分良くラーメンをすすっていると、コッヘルを落とし、麺と汁がsyuetsuさんに飛んでいきました...。二つ目のハプニングもやはり僕でした。大変申し訳ございません。

夜9時頃、雨が強く降って目が覚めましたが、朝にはあがっていました。ギザギザした怪物ような鬼ヶ城の先に、緑に飲み込まれつつある岩手山を眺めます。長い歳月をかけて、再生しつつある姿に言葉を奪われます。

9合目避難小屋でザックを置いて、歩きにくい細かい石を踏みしめて、コマクサの絵が描かれた山頂の標識に手を触れます。この旅が終盤に差し掛かっていることは、とてもさびしいですが、ここまでsyuetsuさんと無事に歩いてこれたことは、感無量です。何度もここに来たことがあるけれど、その時とは何か違う気がする。と仰っていたsyuetsuさんの言葉が心に残りました。

下山は、syuetsuさんのお友達と3人で岩手山を後にします。謎のケルンやハート沢を教えて頂いたり、食虫植物の花の名前も教えて頂きました。山スキーは、機会があれば教えてください＾＾

この旅は、syuetsuさんのおかげで、とても楽しい充実した思い出になりました。岩手県のこと、高山に咲く草花のこと、その由来についてまでと、前夜泊をいれてもたった3日間しか滞在していなかったのに、岩手の山について多くの知識が身に付きました。本当にどうもありがとうございました。また機会を作って、どこかの縦走路に行けることを楽しみにしています。

shuetsu

驚異的な健脚の持ち主、atsu-moriさんのお誘いを受け、初めて八幡平〜岩手山を通しで歩いてきました。

一泊するとはいえ、距離にして40Kmオーバー（！）。トレランもこなすatsu-moriさんについていけるのか？と不安でしたが、終始こちらのペースに合わせて頂いたおかげで、この長距離コースを私も余裕をもって楽しむことができました。

最初は遥か彼方に見えていた岩手山へ少しずつ距離を詰めていく感覚。静かで標高差も少なく、歩きやすい縦走路。綺麗で雰囲気のある山荘。などなど。私にとっても、地元の山の魅力を再確認する山行になったと思います。

ぜひまた、どこかの山へいきましょう！

コメント

atsu-mori

お疲れ様です！
本当にありがとうございました
というか、驚異的な健脚の持ち主って誰ですか...
また是非、よろしくお願いします！！

shuetsu

Re: お疲れ様です！
こんばんは！こちらこそありがとうございました。

驚異的な健脚を活かして、ＯＫ牧場で聞かせてもらった計画を実行に移されることを楽しみにしてます！！