記録ID: 8929335
全員に公開
アルパインクライミング
谷川・武尊
一ノ倉沢衝立岩中央稜(冬季登攀装備でトポ4P目まで)
2025年11月08日(土) ~
2025年11月09日(日)

- GPS
- 12:14
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 890m
- 下り
- 897m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 11:25
2日目
- 山行
- 0:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:47
7:14
47分
一ノ倉沢避難小屋
8:01
白毛門登山口駐車場
・コースタイムはヤマパン基準です。
・2日目の一ノ倉沢避難小屋〜谷川岳登山指導センターまでのGPSログが取れてなかったのでその区間は手書きです。
・2日目の一ノ倉沢避難小屋〜谷川岳登山指導センターまでのGPSログが取れてなかったのでその区間は手書きです。
| 天候 | 11/8、曇り時々晴れ 11/9、小雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
★ルート状況:(ルートグレードは参考にしたトポ図からで、あとは山宮の個人的な感想です。) ◆一ノ倉沢出合〜テールリッジ基部 ・この区間の雪渓は無くなっているので、一ノ倉沢出合から沢を少し歩いて沢右岸の巻道〜一ノ倉沢を歩いてヒョングリ滝まで〜沢右岸の巻道〜巻道終点から懸垂下降で一ノ倉沢の沢床へ下りる〜テールリッジ基部へと至る ◆テールリッジ基部〜中央稜取付 ・岩が乾いている状態なら問題なく歩けますが濡れているときはスリップ注意!(雨や朝露で靴が濡れるのを嫌がってアプローチシューズ以外の靴を履いてきたり軽さを求めトレランシューズを履いてきたりすると濡れている岩では滑って怖いらしいです。靴が濡れることは諦めクライミング時用の替えの靴下を携行してくることをお勧めします。) ・残置のフィックスロープは古くなっているので確認してから使用するのが望ましいと思います。(自己責任で) ◆一ノ倉沢衝立岩中央稜(3級上、后檗 【全体的に】 ・草付きが凍ってないので使えない。 ・岩が脆い。特にクラックにアックスを入れてトルキングするとすぐ岩が動く。 ・プアプロなのでフォール厳禁!! 【1P 凹角〜逆層フェース 検40m(Sさんリード)】 ・徐々に傾斜が増して最後が立っている。プアプロなのでフォールしないよう緊張感のある登攀となる。 【2P 左に回りこみルンゼを直上 供25m(ヤマパンリード)】 ・クラックが豊富にあるが岩が動きまくる。 ・草付き全然使えない。 【3P 右へトラバースして直上 検30m(Sさんリード)】 ・出だしのトラバースはプアプロなのでフォールしないよう緊張感のある登攀となる。 ・正面に出たらフェース面を通り越し右側の凹状の草付きを登るが草付きが使えないどころか足元の土が崩れる。また岩にクラックがあるが簡単に動くので使えない。 【4P フェース右の凹状 検10m(ヤマパンリード)】 ・トポ4P目フェース右の凹状〜フェース〜チムニーの前半のフェース右の凹状 ・フェースを少し右上してから凹状を登る。残置支点が少なかった。カムも決めづらかった。落ちたらアウトなので素手で登った。登り切ったところにある支点でピッチを切った。 【5P フェース〜チムニー 后15m(Sさんリード)】 ・トポ4P目フェース右の凹状〜フェース〜チムニーの後半のフェース〜チムニー ・フェースを少し右上してからチムニーを登る。チムニーは傾斜が強く核心となる。チムニー内の残置支点は多いがプアプロなのでフォール厳禁。 ・チムニーの草付きは崩れやすく使えないし、岩も動くので嫌な登攀だった。 ◆下降 ・5P目終了点(トポ4P目終了点)から50mダブルロープ2本使用して懸垂下降3回で取付まで下降。 |
写真
装備
| 個人装備 |
アックス×2
アイゼン
冬靴
50mダブルロープ
アルパイン用クイックドロー×7
クイックドロー×1
ナッツキー
その他登攀装備1式
小屋泊装備1式(一ノ倉沢避難小屋にデポ)
|
|---|---|
| 共同装備 |
カム(#0.2〜3)×1セット
ナッツ小×適宜
特定小電力トランシーバー×2台1セット
|
感想
いつもこの時期になるとミックス登攀トレをどこかしらでやってますが、今年はどこでやろう?谷川の一ノ倉沢でもいいんじゃないか?と思いつき、11/8(土)〜9(日)は谷川の一ノ倉沢でミックス登攀トレへ行ってきました。
Climbing
ヾ響
・一ノ倉沢避難小屋に泊まって、11/8に中央稜6P目まで、11/9に南稜を登攀する予定でしたが、11/8の中央稜はトポ4P目まで登ってお腹一杯。11/9は小雨だったので中止にして下山。有笠山フリーへ転進しました。
・この時期の草付きは凍ってないのでアックスが使えないのが難点でした。またルンゼ、凹角状、チムニーの足元の土が崩れやすく気を使いました。
・岩は脆く感じました。(こんなに脆かったかな?)特にクラックにアックスを入れてトルキングするとすぐ岩が動くので気を付けました。
・シーズン始めの足慣らし気分でしたが、全然登れなかったです。(A0も何回かしました。)リードでフォールしそうなのでトポ4P後半の核心部分はSさんにリードを任せました。
反省
・特にありません。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:222人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する


いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する