笹山周回⛺️(1日目)

2025年11月15日(土) ~ 2025年11月16日(日)

• GPS: 11:58
• 距離: 11.6km
• 登り: 2,194m
• 下り: 369m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:01
• 休憩: 0:55
• 合計: 11:56

距離 11.6km 登り 2,194m 下り 369m

4:50 大門沢ゲート
5:25 5:26 森山橋
5:47 早川水系発電所取水口
6:32 大古森沢出合
8:32 9:10 大門沢小屋
14:38 14:43 大門沢下降点
15:29 15:40 広河内岳
16:46 ゴール地点

2日通して
累積標高差　2680m↑2679m↓
歩行距離 23.7km

天候

15日: 晴れ。稜線の風なし(14:30〜)
16日: 晴れ。稜線(5:00〜8:00)の風8m/s程

アクセス

利用交通機関：

自家用車

[前泊]
奈良田駐車場のトイレを拝借。ただし、9-19時以外は駐車禁止となっています。
[駐車]
2台の車のうち、1台を農鳥登山口ゲート前のスペースに(3台キャパ。平日は工事車両の往来の可能性ありそうなので慎重に)、もう1台は奈良田の登山者専用駐車場にデポ。

コース状況／危険箇所等

・積雪が2400mからちらほら、2700mからしっかり、稜線にも時々。チェーンスパイクなしで歩けたが、持っていると安心。
・白河内岳前後は稜線が広く、ゴーロもある為、踏み跡ロストし易い。ペイントとケルンを参考に。ピーク南側は登り用ペイントは多いが、下りは少ない印象。
[水場💦]
・大門沢小屋のテント場所を一段下がった処に湧水
・標高2000m付近の登山道が沢に近づいたところで、河原に降りる。沢水。以前は標識があったようだが、今回は見落とした
・笹山ダイレクト尾根、標高1603mに水場入口の標識とリボンあり
[稜線幕営適地⛺️]
・広河内岳の南のP2772と大籠岳とのコルにある。ハイマツに囲まれていて防風に優れているが、出入り口が見つけられず、ハイマツを突破した。電波は入らず

その他周辺情報

女帝の湯は全館休業日

写真

11/15 5:25

ブラックスタートのため、一枚目はいきなり森山橋。この先の工事中エリアが、ヘッデンでは分かりづらいところがあり、右往左往しました

取水口先の吊り橋までくると、昔からの登山道になりひと安心?。揺れるだけでなく、踏み板が斜めっているのが怖い〜
今日はgakuzaemonさんとご一緒させていただきます
(photo by gakuzaemon)

11/15 6:31

大門沢に沿って登って行くこのルート。支流(小古森沢と大古森沢)を渡る。トラロープの設置があるだけで、安定感がある

11/15 6:46

🍁落葉を踏みながらの優しいトラバースや、気を使うトラバースを繰り返す

11/15 6:52

標高1350で開けるボーナスポイント。リボンを探しながらルートをたどる。ドラム缶や掘建小屋の放置がある

11/15 7:26

沢向かいには大唐松尾根

11/15 8:06

見えてきた稜線と青空にわくわくドキドキ💓

11/15 8:09

大門沢を渡渉し、暫く左岸を歩く

11/15 8:34

思ったよりあっさりと大門沢小屋に到着。しかし、まだまだ序の口でした😅
夕べ稜線でテン泊した方に会い、情報をいただく。因みにこの日はワンデイ周回の2名ともスライド

11/15 9:02

わかりにくい写真ですが、大門沢小屋の水場💦。飲み水2?にして、リスタート

11/15 9:27

テン泊装備でバテないように、と言い訳してゆっくり登っていく

11/15 10:14

富士山に励まされ

11/15 10:20

docomoの電波ポイント、標高2000付近

11/15 10:32

大門沢と富士山。同じく標高2000あたりで、沢に降り、最後の水2💦を汲む

11/15 10:54

大門沢とはここでお別れ。ルートは崩落のヘリから左の樹林🌲にはいっていく

11/15 11:08

シラビソの斜面をひたすら登る

11/15 12:46

標高2500で等高線は最も密。まあ、この辺りは似たり寄ったりですが

11/15 13:35

雪もそこそこ現れる

11/15 13:39

標高2700で見えるのは、稜線の様で稜線ではない。時間が時間なので、ちょっと焦る😅
もしもの時の幕営適地をチェックしながら進む

稜線直下。もう少し
(photo by gakuzaemon)

11/15 14:38

大門沢下降点に到着
やった！よかった！風がない！

11/15 14:41

風が強かったら引き返す心つもりだったが、計画通り先に進もう！
右のピークが農鳥岳。中央奥の黒いのが西農鳥岳。現地では先が気になり、確認する気分じゃなかったけど。。

11/15 14:50

すぐにそれとわかる塩見岳が近い

11/15 14:51

しかし、太陽が低くなってきてるし、広河内岳はそれなりに遠いなあ(左ピーク)

11/15 14:54

小ピークを恨めしく思いながらも、遠く荒川岳も見えてきて、テンションあがる🎶

11/15 15:29

広河内岳到着
コースタイム的にタイムリミットだけど、コンディションは最高〜

11/15 15:28

来た方には、農鳥、西農鳥岳、雪のついた間ノ岳も見えている

11/15 15:33

平らに見えるこの先の稜線に安堵するが、⛺️幕営適地はどこだあ？

11/15 15:34

富士山エールを受けながら、⛺️幕営するまで緊張は続く

11/15 15:56

振り向いて
広河内岳から、がっつり降ってきました

11/15 16:23

2772Pを過ぎた頃。歩き易いけれど、平らでピークのわかり難い稜線
実は左端のコブが大籠岳、中央やや右が白河内岳です

11/15 16:25

地図でチェックしてきた辺りに、まさに⛺️幕営適地らしきを発見❗️心底ホッとした😮‍💨

11/15 16:29

太陽は塩見岳の向こうに沈んじゃったよ。忙げー

11/15 16:31

適地に向けて駆け降りる

11/15 16:56

適地に侵入する為、ハイマツ突破。植物の生えていない砂利をチョイス、、無事テント設営⛺️⛺️

11/15 16:59

気温は-6℃。動かなくなると、途端に寒くなる

11/15 18:24

あれこれお腹に落ち着けて、人心地つく
(「笹山周回(2日目)」に続く)

撮影機器：

iPhone 16 Plus Apple

装備

個人装備

テント一式 エアマット スリーシーズンシュラフ ビビシュラフカバー テントシューズ ダウンパンツ 厚手ダウン フリース ウール長袖 ティーシャツ ファイントラックアンダー ハードシェル 冬用パンツ 厚手タイツ テムレス アンダー手袋 スリーシーズンシューズ＋靴下 チェーンスパイク 食事用調理具 一回分モバイルバッテリー カイロ5個使用<br />[テント内-6℃ テント外-10℃]

備考

＊前泊は「奈良田温泉」バス停の処がトイレもあり、ベターの様子
＊ザック重量14.5�圈椰�💦2ℓ追加

🏠14:30→19:10奈良田駐車場4:00→4:50農鳥登山口🥾13:35奈良田登山者用駐車場14:00→20:00🏠
[🚗渋滞]
往路:板橋本町〜高井戸、復路:談合坂SA手前〜高井戸

[高速🚗]
板橋本町→甲府南　3670円
中富→南アルプス　410円
甲府南→高井戸　2250円
⛽️30ℓ×174円＝5220円
燃費185�辧�2＝370�辧�30ℓ＝12.3��/ℓ

感想

taromii

笹山周回を狙っていると聞いてgakuzaemonさんにご一緒をお願いしてから、好天待つこと5度目の正直でやってきた☀️晴れの週末。

「5年前の笊ヶ岳ぶりの、テン泊装備で累積標高2500越え」と「2日目は風が強まる予報」への不安を抱えながらも、一緒に歩くひとがいるワクワクの中スタート😊！。

テン泊装備でバテないようにゆっくり歩き、お喋りを楽しみ、予報通りの☀️快晴に気持ちが大きくなる。楽しみ過ぎて、時間は押せ押せで稜線到着はまさかの14:30。この時期稜線で判断誤れば遭難案件じゃ💦。幸い風なく、温存してきた体力は充分だったので、幕営適地目がけてまっしぐら！。典型的な適地が目に入った時には、心底ほっとしました😮‍💨。適地を囲む石楠花を突破して⛺️設営、1日目終了。

南アルプスは主要な✈️航空経路らしく、夜間までひっきりなしの飛行音。そのうち白峰三山方面からゴーゴー聞こえる風の音。。テントも時々バタバタするし、で明日の強風へ予報の不安も煽られて😵、眠れない夜を過ごす😵‍💫。

翌朝、やる気全開、不安を吹き飛ばしてスタート。歩き始めりゃ、風も何とかなりそうな程度。大籠岳を過ぎてからは、絶品の🌅日の出ショウを眺めながらの稜線歩き！。至福の時を味わう🩷。

稜線を南下するにつれて、塩見岳の形も変わって見えてきたり、アクセスを考えてチャレンジ後回しになっている蝙蝠岳が手に届きそうな近さだったり、荒川岳を身近に感じたり、ここに来なければ見れない景色と未知の体感にワクワクでした。
風の心配もなくなる笹山からは消化試合。極悪評価を聞くダイレクト尾根も、紅葉🍁の綺麗な和むエリアもあったり悪くなんてなかったな。

2日間とも快晴のもと、このルートを歩けてラッキーでした。メンタル体力的にMAXだっただけに、達成感はガッツリいただきました！。疲労感もね😵‍💫。

gakuzaemonさんには大いにお世話になり、gakuzaemonさんなしでは、考えられなかったです。不安の言葉も何度も受け止めてもらい、有難うございました！。

山レコGPSの正しい取り扱いが出来なかったので、2日目はセパレートして、次のレコに続きます

コメント

gakuzaemon

お誘いいただきありがとうございました。
大門沢の登りでは、大変ご迷惑をおかけしました。水を持っていただき何とか下降点までたどり着けました。
当初の計画どうりビバークポイントまでたどり着けたのもtaromiiさんのおかげです。
おかげで久しぶりに富士山見ながら雲海の上を歩けました。
懲りずにまた誘ってください。

taromii

gakuzaemonさん
こちらこそ、ご一緒いただき有難うございました！。
ビビリの小心者ゆえ、弱虫なスパルタおばさんになっていたのでは、と思っています。スミマセン。。
年齢を考えて、ディープもマイルドに計画するつもりですので、またどうぞご一緒お願いします😊。
絶景を見に行きましょう！