記録ID: 8952139
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山
旭岳北崖尾根〜夏道尾根乗越
2025年11月15日(土) ~
2025年11月16日(日)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 17:04
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,457m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:20
距離 6.4km
登り 823m
下り 261m
| 天候 | 15日 冬型→日本海に中心を持つ高気圧の張り出し 1.5mのち1m 16日 高気圧の張り出し夜には前線を伴った低気圧が接近 1mのち3m |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
カムエク左岸AtのPre山行です。 11/15 旭川で朝松してビジターセンター着。しかし駐車場がロープで封鎖されているので時間待ち。山岳は1年生を連れて夏道尾根に行くらしい。結局デッパしたのは7時。またやってしまった。天気は快晴でなぜかPまで見えている。序盤NMいったが明らかに雪多いのですぐスキーコースに変更。トレースたどってHeartBreakHill(山岳では夏道尾根の急なとこをこう呼ぶらしい)を超え夏道尾根KLまで。1608への尾根乗ったとこに受け皿打って尾根上を行く。1580先でコンパス方向に吹き溜まり出てきたので、γ沢側の吹き溜まりの下の緩いところを離してベタうちで通過。そのまま1608のキングデポ旗までベタ打って受け皿と連結。この時点で視界落ちて2-300。石室までの途中で100まで落ち途中尺取りしながら石室着。明日の乗越のために先へ進む。三本の沢型は真っ白。完全に精神と時の部屋状態なのでsLTopで広めのベタ打ちしながら尺取り。沢型は二本はわかり吹き溜まりはなかった。明らかにtrv始めたので少し戻って尾根っぽいところから1860へ切る。受け皿はベタ利用した。途中でEPに変えて1860。ここまで視界100くらいで安定しているのでその他に切り替えて先を急ぐ。1860先で南側白く怖かったので北側の岩のラインを繋いでいく。急斜は練習になりそうなとこ選んで。1920あたりで時間なので引き返し。下りも行きと同じ√を下す。前爪も使いつつ適宜指示だしして通過した。時々毒ガスでWOになりつつ、1750すぎたあたりから目標物減ってきたのでsLTopで尺取りチックに進める。進めていると行きより明らかにラッセル増えて斜度も出てきて違和感を覚えていると、1720辺りで地獄谷側の吹き溜まりに入ってしまい南にずれていたことに気づく。北に修正して少し進めたら受け皿にあたった。受け皿広く打ったから尺取りチックでよいと思ったが危険物などを考慮して尺取りにすべきだった。1700からはベタたどって石室まで。結局終始視界は100くらいだった。はやる気持ちを抑えつつ沈。 11/16 外に出ると360°満点の星空。旭の影がくっきり見える。準備してると1608の方から人がやってくる。山スキーOBだった。5:00デッパ。ベタたどって尾根に乗る。放射冷却のせいか下の方からクラストしているので早々にEPに変えて1860。ここは北からの吹上で局地風。昨日岩を繋いだところは南側にがっつり吹き黙っていた。ここからsLTop。上部は崩れやすいシュカブラと地熱による踏み抜き、雪少なく砂礫の地面が出てくるところもあり注意が必要。かなり固くクラストしている所もあり気を使う。KDKもそれなり。下すならかなりテンション高そう。よく記録に出てくる上部の岩は北巻き、というか南は捲けるような感じじゃない。この岩はかなりでかく尾根上進めてるとぶち当たって捲くしかなくなるのでよく言及されているのだろう。雪稜は雪稜化はしていない。南側は切れ落ち+吹き溜まりで近づける感じではない。北側は緩く雪崩テンション低かったので尾根上北寄りを中間部の岩で区切って離して通過。中間部の岩は北側の基部を捲いた。屏風下で偵察。基部を捲きそのまま屏風岩に沿って直上。岩出てるところで前爪使いつつ通過。そのままルンゼを偵察。ルンゼは第轡襯鵐実Ν機↓兇魯魯鵐阿靴討襪傾發い靴播个譴覺兇犬任呂覆ぁ靴泙任論稍鵑△蟯蔽韻鵬爾泙嚢圓韻襦そこから先は雪提はなく急な白い斜面になっていた。第轡襯鵐室体はぱっと見シュカブラで登れそうだが、取付いてみると脆くスタンス全く決まらないのでガチ開削して岩が見えるようにする。開削するときは落ちてくるシュカブラに注意。前爪含む3moveくらいで突破。ホールド少なくmove大きめ。下りはかなり怖かった。地獄谷trvは斜度あるが雪多く岩が当たる感じではないので拍子抜け。こっちのルンゼはしっかり見る時間はなかったが同じくらいのレベルに見えた。だが落ちた時のリスク含めるとこっちの方が怖そう。偵察してるとまたまた69代のお三方と遭遇。前回はPを献上したが今回は我々の方が一枚上手。戻って乗越判断して第轡襯鵐実Δ了伊槎椶悄Mだけシートラ解除して全員全荷で通過。スキーは手渡し。正直ザックつり上げよりこっちの方がいいと思う。P目の前なのにペース上がらないので早々にLがTopの座を奪い取ってP到達。Pからは広い北海道を見渡す大展望が広がる。大雪山系どころか夕張や増毛、遠くには日高も見える。同定はできなかったがおそらくカムエクも見えていたに違いない。こんな日があるから山はやめられない。時間ないので写真撮りまくってNM尾根側へ向かう。金庫岩の先、少し行ったとこから岩稜北巻きに入る。ここは岩のあたらない地獄谷trvといった感じ。基部をずっとtrvっていく。一か所シートラが邪魔でへつりぽいことした。30mほど行ったところのよさげな切れ目から岩稜上に復帰。岩稜上はところどころアイゼンが岩にあたるくらいで難しくはない。岩稜の終わりは適当なところからチック1歩のCDで下ろす。岩稜上からはどこでも簡単にNMに戻れそうだった。ここからはMTopでどんどん下していく。風は崖尾根も夏道尾根も上の方はずっと感じるないくらい吹いていた。1850辺りでスキーに変えて一気に石室まで。気持ちのいい滑走だった。なぜかシールを外さなかったsLに崖側のデポ旗を回収してもらう。sL曰く三本の沢型は10mくらいズレるとすごい吹き溜まりにあたるらしい。石室でOBと写真取り合ったりしてそこからは昨日と同じところを帰るだけ。1608尾根の途中でツボで歩いてきた二人組とスライド。この人たちはこの時間にここにいて下山できるんだろうか。そのままスキーで下山。帰りはマックでドライブスルーよって帰札。sLにお任せで注文させたら100点満点のセットが出てきた。やるやん。待ってろカムエク! |
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