【三百名山61-62】黒法師岳・高塚山 (寸又峡から反時計回り)

2025年11月14日(金) ~ 2025年11月16日(日)

• GPS: 28:11
• 距離: 41.6km
• 登り: 3,728m
• 下り: 3,727m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:47

距離 10.1km 登り 1,643m 下り 468m

6:03 寸又峡温泉バス停
6:07 6:08 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
6:12 沢口山(日向山コース)登山口
6:41 6:42 飛竜橋
7:03 7:10 前黒法師岳登山口
8:44 8:46 栗ノ木段
10:09 10:22 白ガレノ頭
11:39 11:49 前黒法師岳
12:59 13:28 ヘリポート
13:50 ヘリポート

2日目

• 山行: 10:02
• 休憩: 0:59
• 合計: 11:01

距離 13.4km 登り 1,205m 下り 1,288m

5:32 ヘリポート
6:10 6:12 二ツ山
8:27 8:44 黒法師岳
9:31 上西平山
9:51 10:14 黒バラ平水場
10:57 バラ谷の頭
11:04 本邦最南端2,000mの地
12:17 12:28 房小山
14:32 14:36 鋸山
14:51 14:53 千石平
15:11 千石沢のコル
16:33 三合山

3日目

• 山行: 8:59
• 休憩: 1:02
• 合計: 10:01

距離 18.2km 登り 880m 下り 1,971m

6:07 三合山
6:45 6:53 高塚山
7:59 8:00 三合山
8:33 五樽沢のコル
9:18 9:31 蕎麦粒山
9:59 10:00 山犬段
10:48 広河原峠
11:19 11:27 板取山
12:14 12:15 天水
12:33 12:34 ウツナシ峠
13:14 13:15 横沢の頭
13:35 13:55 沢口山
14:08 鹿のヌタ場(大ミズナラ)
14:19 14:24 猿並平分岐
15:53 15:56 寸又峡温泉
16:03 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
16:08 寸又峡温泉バス停

天候

3日間 ピーカン☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

2025/4 寸又峡温泉から大無間山を縦走した際は電車とバスを利用したので今回は自家用車を利用した

自宅ー(車)ー寸又峡温泉
Googleマップ 250km

寸又峡温泉タイムズ第3駐車場 500円/日
トイレあり、自販機あり

コース状況／危険箇所等

♦︎寸又峡〜前黒法師岳〜ヘリポート
急登の一般登山道。前黒法師岳から波線ルート。林道から草が生え、天気が良かったので濡れることはなくヘリポートに到着。1泊目はここでビバーク。とにかく広く平ら、テント100以上張れる。水場まで往復30分。
♦︎ヘリポート〜黒法師岳
低い笹原が広がる。早朝は笹に霜がついている。気温が上がり始めると濡れる。波線ルートでアップダウン多い。立ち枯れのある笹原辺りから背丈以上の笹薮になる。笹に覆われているが足元をよく見ると踏み跡がある。踏み跡を追って行ければ少し歩き易いが直ぐに見失ってしまいかき分けて進む。急登の深い笹薮は笹を掴んで進む。コツを掴むと進みやすくなるが直ぐに踏み跡を見失い体力を奪われる。黒法師岳山頂は笹に覆われている。テント1張りOKなスペースあるが夜中に動物が遊びに来るような感じで勇気がいるかな。山頂に有名な三角点あり。
♦︎黒法師岳〜バラ谷の頭〜鋸山〜三ツ合山(高塚山分岐)
深い笹薮の下りは滑る。笹原は獣道も多く踏み跡なのか不明瞭、足元に切り株や石や倒木が隠れている。笹が濡れていたらびっしょりになるだろう。笹が乾くまでゲイターや雨具着用がよい(特に私は濡れる事を嫌う)。バラ谷の頭手前に水場(往復20分)。バラ谷の頭からの景色。ビバークできそうな場所あり。ただし獣道多数。房小山付近まで笹あり。鋸山前後は痩せ尾根あり。高塚山分岐(三ツ合山)で2日目ビバーク。
♦︎三ツ合山〜高塚山
3日目は明るくなってから出発。一般登山道。往復1時間、今回の縦走でいちばん気持ち良く歩けた登山道。
♦︎三ツ合山〜山犬段〜寸又峡
アップダウンの多い一般登山道。整備されている。川根トレイル。山犬段小屋は広くキレイ、トイレあり、水場あり(未確認)

その他周辺情報

下山後温泉はタイムズ駐車場から近い翠紅苑(600円)の予定でしたが「大変混雑しているため日帰り入浴中止」とあり、残念

写真

11/14 6:11

【1日目】
寸又峡からスタート

11/14 6:13

まだ開門前、ゲート脇から入る

吊り橋は渡りません

11/14 6:36

飛龍橋を渡る

11/14 6:42

前黒法師岳登山口
上り始めはザレ

11/14 7:20

新しい◯ん◯
誰の？

11/14 7:23

直ぐにゲキ急登

廃屋で休憩できる。マーキング多数あり

11/14 10:00

振り返ると富士山♡

11/14 10:08

白ガレの頭
紅葉🍁

11/14 10:28

OKケータイ

11/14 11:28

前黒法師岳
波線ルートの始まりここから三ツ合山の間には標識はあるがここからマーキングなし

ヘリポートまでズンズン歩く

11/14 12:55

ヘリポート到着
今日はここでビバーク

11/14 13:02

ヘリポートから黒法師岳、バラ谷の頭、丸盆がよく見える

水場(往復30分)
林道から水場へ下る場所に石を積んだ道しるべあり(左下写真)。耳を澄ますと水の流れる音がした。美味しい水だった

11/14 15:09

テント内から黒法師岳

11/15 5:31

【2日目】
夜明け前にスタート
朝露に濡れたくないのでレインパンツを履く

11/15 6:28

朝焼けの黒法師岳

11/15 6:44

巨大魚骨のような倒木

11/15 6:55

少しずつ笹丈が高くなる、マーキングはなかったかな

11/15 6:56

笹の葉に霜
足元をよく見ると踏み跡あり

11/15 6:59

笹原が深くなる、笹に霜がついているが足元が濡れることはなかった

11/15 7:55

傾斜がキツくなる、踏み跡から外れると地獄、体力を奪われる笹薮と格闘しながら進む

11/15 8:31

黒法師岳 (2068m)
日本三百名山 62座目
腰丈程の笹原山頂

有名な一等三角点

11/15 8:46

丸盆岳が気になるが
バラ谷の頭へ

11/15 8:46

霜がとけて濡れた笹原

11/15 8:53

急斜面の背丈程ある笹をかき分けて掴んで下る

11/15 9:16

バラ谷の頭が見えてきた

11/15 9:30

笹原がそれほど濡れてなくてよかった

11/15 9:39

バラ谷の頭を見上げる

11/15 9:46

ここから水場へ
往復20分

11/15 9:54

水場
枯れることはなさそう

11/15 10:37

バラ谷の頭
ここから前黒法師岳がバッチリ見える。野鳥の森登山口から来たという単独男性3人とすれ違う

11/15 10:59

本峰最南2000mの地

11/15 11:07

立ち枯れの笹原

11/15 11:49

膝上の笹原

11/15 12:18

房小山

11/15 13:04

房小山を過ぎると笹が低くなる

11/15 13:45

1572m辺り
1泊で時計回りの青年とスライド、日帰りのトレイル2人組に追越され

鋸山の前後は痩せ尾根、急なアップダウン、ロープあり

11/15 16:30

三ツ合山(高塚山分岐)
日没前に到着

11/15 16:34

平な場所を探しビバーク
明るい内にテントを張れてよかった

11/16 6:08

【3日目】
おはようございます

11/16 6:26

富士山♡と御来光☀️

11/16 6:33

歩き易い登山道

高塚山 (1621m)
日本三百名山 63座目

11/16 7:10

影絵

11/16 8:13

川根トレイル

蕎麦粒山

11/16 9:57

山犬段
テントも張れる
トイレあり水場あり

11/16 9:56

広くキレイなお宅拝見
三ツ合山でお会いした単独の方の物かな

林道をしばらく歩く

11/16 10:37

工事中

11/16 11:36

高塚山から寸又峡の間は⭕️❌案内あり

11/16 12:07

天水
今回歩いた縦走路を見て酔いしれる私。最高の場所

11/16 12:08

存在感ある黒法師岳

一般登山道

11/16 13:51

沢口山
寸又三山の1座

11/16 13:55

寸又峡へ下山

11/16 14:22

猿並平コース、日向山コース、どちらも90分。ジャンケンで私の勝ち。日向山コースへ

11/16 15:56

沢口山登山口
ふぅーやっと着いた

11/16 15:59

寸又峡温泉でゴール
お疲れヤマ〜♫

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

tanamari

今春、師匠Oさんと寸又峡から大無間山を縦走した際、お互い未踏の黒法師岳と高塚山の周回を秋に寸又峡から行こうという話しをした。技量のない私には単独では到底無理。願ってもない話しでこの縦走を待ち侘びていた。
天気が安定せず何度か日程を変更。今回3度目の正直。3日間晴れ予報になった。水場があるので前回の大無間山のように水を担ぐ必要がなく助かる。しかし師匠は水を必ず多めに持参する。私が濡れる事を嫌うように(以前縦走中雨で濡れて乾かず低体温症になりかけた)、水で苦労した事があるのかな。

体力があり若く超健脚な方は日帰りで同じルートを走る。また足の早い健脚な方は1泊で歩き、普通の健脚者は2泊で歩く。
下山後は脚が張ることはあっても筋肉痛はなく、終始安定したペースで引っ張って頂いたおかげです。師匠今回もありがとうございました♪