記録ID: 8953013
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ハイキング
白山
板取と和泉を結ぶ白木峠 荷暮側ルート確定
2025年11月16日(日) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:20
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 526m
- 下り
- 524m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:20
距離 11.8km
登り 526m
下り 524m
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
集落外れのゲート(鎖かかっているが外せる)を通り林道野々小屋谷線へ 野々小屋谷出合で工事の終わった橋を渡り野々小屋沿いの林道をしばらく行き堰堤を越えた先のスペースに駐車 ※林道 渓谷沿いを走るダートで落石注意 野々小屋谷に入ると笹、ススキが林道の中央に生え、気になる方は手前で駐車 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
駐車地〜林道仏谷起点 林道、笹 ススキが茂っている箇所あるが藪漕ぎというほどではない 野々小屋谷 上りで上がった尾根までの谷は平坦で沢装備なくても、谷の両側の歩き良い箇所を選び進めば良い。水量はあったが、場所を選べば石伝いで渡渉できる 谷〜越美県境稜線 下りで下りた尾根が白木峠の古道だが、尾根の取っつきははっきり道跡残ってるが標高50mぐらい上がって平らな箇所ではっきりしなくなる 稜線からの下りの方がトレースしやすい 稜線〜白木峠 上がって標高1090m辺りで稜線から逸れ、荷暮側に少し下がって稜線と平行してトラバースしていく。笹、灌木で邪魔されわかりにくい所もあるが、白木峠手前の広い尾根までは、確実に踏跡あり、ピンクテープを大体付けておきました。尾根の手前からシャクナゲなど灌木が枝を広げトレース困難で、藪を避けて荷暮側から廻りこんで峠へ |
写真
感想
穴馬村(和泉村)の荷暮から白木峠を越えて板取の滝口に出る荷暮道(滝波街道)は、越前から鯖、鰊などの海産物、たばこ、酒などの嗜好品、農機具などを商人が持ち込んだり、岐阜へ出稼ぎする越前娘が峠を越えたり、かって主要な交通路でしたが
鉄道の発達などで廃れた後、そのルートについてははっきりした記録がなく一度探索してみようと思ってました。
今回、昭和初期の古地図で見当をつけて行ったのですが、実際は、現場を見た自分の第一感が的中してまして、古の方々とシンパシー感じた次第です。
今回、沢装備も持参しましたが、大量の荷が行き来した古道で、歩きやすさを重視して厳しい所を登る訳ないだろとは思ってはいたんですが。
板取側から来ると尾根上部の厳しい藪で痕跡が見つけてこれなかったと思いますので、荷暮側から稜線に出たのが結果的に幸いしました。
せっかくですので、もう一度細かくルートを辿ってみたいですし、板取側の滝波谷の方からもアプローチしてみたいです。滝波谷の大崩落でルートを追うのはかなり厳しいようですが。
先週の越戸峠は峠の雰囲気しか味わえませんでしたが、今回実際の道跡を探し当てるとほんとテンション上がります。かっての古道が再注目されるきっかけとなり整備されたら嬉しいのですが。
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