舟状骨会山岳セッション in 子持山【足元から全身を捉える👣身体操作性&解像度UP登山】

- GPS
- 05:38
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 938m
- 下り
- 940m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ無し |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山道終始明瞭 通行の妨げになるような危険箇所は無し 柳木ヶ峰から大ダルミまでは急坂のザレ場なので滑りやすい |
写真
感想
今回は、舟状骨会という仕事の縁で交流のある S先生 と Y.T君の3人で子持山を歩いてきました。
S先生は「入谷式インソール」という足底板を作製されている方で普段から登山もされています。
「入谷式インソール」とは、単に土踏まずを支えることだけを目的としているものではなく、足のみならず、全身の骨格と筋肉のはたらきを最適化し、歩行や運動などの動作全体をよりスムーズで効率の良いものに変化させることを目的としたオーダーメイドの足底板のことです。
そして、Y.T君がアスリートということで以前から「山で身体の使い方を確認する機会を作ろう」と話していたこともあり、日程を調整して今回ついに「舟状骨会山岳セッション」と題してフィールドラボ的な山行が実現しました。
すずたろう企画のもと、ルートは五合橋をスタートし、獅子岩を経て山頂へ。下山は大タルミから八合橋へ下るコースを選定しました。
単調な坂道だけではなく、沢・尾根・岩場・鎖場・ロープ場・ザレ場と様々な要素を含み、変化に富んだ地形が続くので身体のバランス感覚や使い方を確認するには最適なコンディションでした。
途中では何度か立ち止まり、S先生がY.T君と私のインソールへ細かな調整を加えつつ、身体の操作性や解像度を確認しながらゆっくりと山頂を目指しました。
山という自然で不規則な地面は、身体の弱い部分や代償動作を隠さず露呈させます。
今回のセッションを通じて、個々の身体の課題や入谷式インソールがもたらす機能改善の効果と可能性を改めて実感することができました。
Y.T君は今回が本格的な登山デビューでしたが、さすがはアスリート、序盤から落ち着いた歩きで岩場も難なくクリアし、無事に最後まで自分の足で歩き切り、このセッションを通じて身体の操作性と解像度がまた一段と変化したようです。
足の置き方ひとつで重心移動が変わったり、岩場や鎖場の昇降で四肢をどう使うかを言語化することで、私としても普段のソロ登山では見過ごしがちな気づきがたくさん得られました。
雲ひとつない秋晴れの中、子持山の魅力に触れながら素晴らしい眺望と紅葉を楽しみつつ、S先生とY.T君と共に身体への理解を深められた、とても有意義な山岳セッションとなりました。
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