御堂山〜雨宮山 素浪人＆御同伴の諸山漫遊 紅葉狩りと雨宮明神

2025年11月13日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 755m
• 下り: 755m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:21
• 合計: 6:42

7:21 スタート地点
8:14 みの滝
8:31 じじ岩ばば岩のコル
8:45 じいとばあ展望地
9:23 じいとばあ裏展望所
10:03 御堂山
10:17 御堂山分岐
10:50 高石峠
11:05 11:20 雨宮山
11:32 高石峠
11:39 11:45 菓子処 古月堂
14:03 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/13 7:23

西牧関所跡の脇から車道に入ります。林道が終了すると荒れた狭い谷筋の道になります。
S）農民や商人の通行で栄えた街道筋だったようですね

11/13 8:14

ミノ滝とsuro-ninさん、「三」「巳」「蓑」ではなく「箕」だそうです。なるほどそんな感じですね。
S）それが、いくら調べても「簔」の字が出て来ないんです。私の記憶違いだった可能性が高い。すみません

11/13 8:25

広く明るい谷になりました。
S）3年前は、もう少し周りの木々が少なく、明るかったし歩きやすかった谷です。荒れた感じの谷になりましたね

11/13 8:31

まずは「じじ・ばば」に会いに行きましょう。

11/13 8:36

いい感じの紅葉
S）葉が散っている木が多かったですが、これなら十分楽しめますね

11/13 8:37

お天気ならなぁ
S）紅葉が少しくすんで見えるのが、もったいない

11/13 8:39

ロープ場を下って、
S）ロープ使わなくても下れたのに、つい頼ってました

11/13 8:45

安定したコタツ岩と

11/13 8:45

吹けばポキッといきそうなばば岩と右にじじ岩
S）不思議ですね。倒れないのですから

11/13 8:45

鹿岳が見えます。
S）展望には恵まれましたね

11/13 8:47

どっしりした山容の物語山とその向こうに荒船山
S）11月2日の時点で、山頂の平らな部分の木々の葉はほとんど落ちてました。艫岩の下の斜面が紅葉で輝いていたな！

11/13 9:03

じじばば岩から主要道に戻ります。

11/13 9:16

主要道から離れてじじばば岩の裏展望台に向かっています。

11/13 9:23

じじ様を出迎えるばば様かなぁ。
S）下仁田町のガイドに、爺様と婆様の関係が解説されてます。よかったら、読者の方々訪問してみて下さい

11/13 9:25

大桁山、東大桁山(里山御嶽)の表参道探査の宿題が残っています。再び主要道に戻ります。

11/13 10:02

ちょっとした急登があってもうすぐ山頂です。
S）さすが三百名山踏破済みのお方の感想ですね。私は、やっとこ山頂に到着でした。疲れた様子が姿勢に表れていますね

11/13 10:03

御堂山878.3mとうちゃこ！

11/13 10:03

点名も「御堂山」標高＝878.3 m三等三角点

11/13 10:17

山頂から少し下って、分岐から高石峠へ向かいます。
S）山と高原地図には、高石（たけし）峠とありました。よく使われた峠のようです。地元の方の話では、昭和の時代までは農作業や隣の集落に行く便利な道だったようです

11/13 10:40

次の目標が見えました、雨宮山尖がっていますね！
S）尖ってますね。

11/13 10:43

下ります
S）すいすい下って、いやこわごわ下った急斜面でした

11/13 10:49

高石峠、グリチャミのベットでひとやすみ！

11/13 11:03

みかけ程の急とではなくて一安心、もうすぐです。
S）前回の山行の時は、高石峠から13分で山頂に立てたのに、今回は16分かかってます。脚力の衰えは隠せません

11/13 11:05

雨宮山823m山頂！
S）私は、2回目の登頂です。高石峠通過は、3度目

11/13 11:06

石祠がありました。銘があったので読んで見るとテンション⤴

11/13 11:07

「雨宮明神」＊suro-ninさんの調べによると、富岡に雨宮神社があるそうです。

11/13 11:08

「奉造立石宮　爲御神徳」＊おそらくその関連の勧請で村人が雨乞をしたのでしょうね。「根小屋村」は麓の集落です。

11/13 11:09

そして嬉しいのがこちら「元禄六癸酉年六月吉日(1693)」植林の普通の里山に現存する石祠としては古いものです。

11/13 11:32

高石峠に戻って下山します。道迷いに注意とあります。広範囲な伐採地があり作業道も錯綜しています。
S）前回の記憶が飛んでいるので、心配です

11/13 11:46

おいしそうなキノコですが…
S）たくさんありましたね。何か、カルメ焼きを思い出してました

11/13 11:54

この当たりから沢沿いに旧道(参道)も残っています。岩場に石宮と石標
S）前回は、この石宮を無視して歩きやすい作業道を下って、大変な目にあいました。今回は、目印に沿って下ることにします

11/13 11:57

石標は「皇紀二(千六百年？)」背面に「昭和十五年　古市」＊古市さんはこの山域の大地主さんらしいです。

11/13 11:58

石宮は「延享五戊辰天(1748)　＜願主銘＞」、これもなかなか古いですね。

11/13 12:28

さらに下った大岩の上にも何か？
S）これは、私にも分かりました。馬頭尊でしょう

11/13 12:30

馬頭観音像でした、「寛政六寅九月一日(1794) ＜願主銘＞」かつては山越えの集落を結ぶ交易路でもあったようです。
S）山深い場所の、いい目印だったのでしょうね

11/13 12:30

なかなか個性的な御顔立ち
S）同意

11/13 12:39

集落にほど近くに休憩適地、お昼にしました。焼きサバとウインナーのちらし弁当
S）みなさん、メンパですよ

11/13 13:12

姫街道と合流する辻に青標「向　右 小坂村ヲ経テ下仁田町へ至ㇽ　左 矢川村ヲ経テ長野縣二至ル」＊青標：大正期から昭和初期、各地の青年団が設置した道標を個人的にそう呼んでいます。
S）私が群馬町でよく目にしたのが、「大正御大典記念」の道標でした。

11/13 13:13

「向　右 中之嶽ヲ経テ妙義町二至ル」、こちらが歩いてきた方向です。「大正十一年一月(1922) 根小屋青年會建之」

11/13 13:42

名物のあんドーナツをごちになりました！程よく疲れた体に甘いものが効きますね。

11/13 13:58

街道沿いの石垣にはツメレンゲ
S）前回より、蕾が多いです

11/13 14:02

こういう古地図の案内板はありがたいですね。
S）各集落が、○○村と呼ばれていた時代のものですね

11/13 14:03

旧道入口でゴールです。

11/13 14:44

お土産に下仁田葱をゲット！

これぞ下仁田ネギって感じですね。

チャレンジクッキング！ネギと豚肉のシンプルカレー

別添えの焼きネギ

下仁田ネギカレー！ネギは美味しかったですが、カレー自体は失敗かな。

撮影機器：

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

KODAK PIXPRO FZ43 JK Imaging, Ltd.

感想

suro-nin

　高石峠からの下りで、伐採地の作業道にだまされ、根小屋地区からどんどん離れて困ったのが、2023年11月19日。それからいつか、リベンジしようと思っていました。
　今回幸いにもGさんが同行して下さると言うので、お言葉に甘えました。最近クマ騒動が活発なんで、精神的にとても助かりました。ありがとうございました。
　山行後、根小屋の集落のことを調べていたら、「崖屋」という用語を知りました。ぜひ読者のみなさん調べて見て下さい。また内山峠へ向かう鏑川の右岸につけられたR254から集落を見てみてください。街道歩きでは絶対分からない風景を目にすることでしょう

godohan

・suro-ninさんの秋の定番コースに同伴させていただきました。じじとばあ岩の展望と御堂山は以前に踏んだことがありましたが、高石峠方面は未踏で気にはなっていました。
・雨宮山は今回初めて知りましたが、行ってみてビックリ！何と元禄期の石宮が残っており銘も読みやすい状態でした。一気にテンション上がりました。下山路にも一部旧道の痕跡が残っており楽しむことができました。“どうなつ”も美味しかったです。