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ハイキング
蔵王・面白山・船形山
山寺と垂水遺跡、岩の文化
2025年11月22日(土) [日帰り]

体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:53
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 361m
- 下り
- 361m
コースタイム
| 天候 | 晴れ、11時過ぎは風やや強し |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
観光コースです。 峯の浦は滑る落ち葉やぬかるみ、トラバース少々あり注意は必要。 |
| その他周辺情報 | 山寺駅前で玉こん串¥120-、味染み美味。 門前通りの手打ち蕎麦屋で芋煮¥800-、蕎麦つゆと里芋、牛肉と葱がよく合い美味。 山寺芭蕉記念館¥400-、芭蕉の真筆あり。 |
写真
感想
山形の立石寺という山寺に行ってみたら、登り階段1000段、2時間以上歩くというのでヤマレコ起動。入場料¥500-、奥の院まで往復約90分、累積標高約240mだった。
五大堂からは、遠くに雪を被った面白山、手前に紅葉の山々、麓には鉄道と川、道に沿う家々。目前には崩れそうな峯に乗る釈迦堂。天然の巨岩巨石を人の手が景勝としている。さすが名所だった。
観光案内所で地図とパンフレットを貰い、こちらもおすすめの名所としてコースが設定されている垂水遺跡も回る。
少し歩き、線路を跨ぎ、麓の山寺観音千手院で垂水遺跡協力金¥100-。山道に入る。
少し登って文字通り仰天。凝灰岩が水の力で侵食されて生じた奇岩奇勝とのこと。岩の割れ目で柏手を打つと、よく響いた。1000年以上前の修験者はここに来て一体何を感じたのだろう。
さらに峯の浦を巡る。一つ一つの巨石に名前が付けられている。岩がこの地の文化の礎になっていると感じた。
下山して芋煮からの山寺芭蕉記念館。
芭蕉は1689年3月末の出立時46歳。尾花沢の紅花商人、鈴木清風宅に寄寓し、山寺参詣を勧められて新暦7月13日、七里ばかり離れた山寺に出立し午後3時ごろ到着。その日のうちに登って下りて翌日大石田に発ったとのこと。楯岡まで馬に乗ったとのことだが、現代の地図アプリでは尾花沢から山寺まで30キロ以上ある。
この地に根付いた巨石を尊ぶ文化が俳聖を引き寄せ、岩を詠み込んだ傑作に結実したような気がする。名所は歩いてみるものだ。
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Nobuhiko




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