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Yamareco

記録ID: 8972648
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

【丁須の頭・谷急山・もみじ谷】晩秋の裏妙義縦走♪(旧国民宿舎裏妙義より)

2025年11月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:09
距離
12.1km
登り
1,750m
下り
1,746m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
2:22
合計
8:07
距離 12.1km 登り 1,737m 下り 1,733m
8:03
36
8:39
9:38
35
10:13
10:17
4
10:21
10:26
12
10:38
10:40
12
10:52
10:53
9
11:02
11:04
7
11:11
34
11:45
11:58
24
12:22
12:57
21
13:18
13:38
19
13:57
7
14:04
14:05
27
14:32
43
天候  
天候:晴れ
 風:山腹から稜線上までほぼ無風
(稜線に上がる手前の8時〜8時半頃のみ上空で強風が吹き荒れていた)
 
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・上信越道/松井田妙義ICより、一般道を利用し”旧国民宿舎 裏妙義”の
 前にある駐車場へ

<上信越道/松井田妙義ICから”旧国民宿舎 裏妙義駐車場”まで>
・距離:約6.1km
・所要時間:渋滞無しの直行で11分(Googleマップのナビによる)

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、”旧国民宿舎 裏妙義駐車場”を利用
・駐車料金:無料
・トイレ、水道は駐車場の奥にあり(24h利用可。但し電灯なし)
・駐車場の出入口ゲート無し、24h入出庫可
*詳細情報はこちら↓
https://tozanguchi-p.com/post-1523/

<この日の駐車状況>
・晴天予報の土曜日6時半ごろで5割程度、7時ごろで8〜9割程度
*この時期は登山だけでなく、紅葉目当ての方々も多数おられるよう
 なので早着は必須だと思います。

■コンビニ
・松井田妙義ICから”旧国民宿舎 裏妙義駐車場”までの間にコンビニは
 ありません。(上記の最短ルートで行く場合)
 必要な物は事前に購入しておく方が良いです。もしくは少し遠回りに
 なりますが、R18号線を横川駅方面へ走れば道沿いにあります。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況など】 2025/11/22 現在 

<全般>
・今回の裏妙義縦走は”丁須の頭”などの険しい岩峰稜線上を辿るもので
 常設の鎖などを利用し登攀しながら進みます。
・裏妙義の稜線は基本的に切り立った岩峰が連続し、常に転滑落の危険
 を伴います。常設の鎖で垂直に近い岩壁を登攀することになるので、
 腕と体幹の力で自分の体重を引き上げられない方や高所恐怖症の方は
 この稜線を歩くことは厳しいと思います。また、岩壁の登攀以外に
 切れた壁面のトラバースなどもありますので、体力や筋力だけでなく
 気力も要するルートです。
・雨などで岩が濡れて低フリクションの場合は非常に滑り易くなるため
 難易度がさらに上がります。安全面を考慮すると晴天で岩が乾いて
 いることが必須条件の区間だと思います。
・裏妙義の稜線ルートはらくルートで破線扱いですが、マーキングや
 標識類はそれなりにありました。ルート自体は概ね明瞭でしたが、
 稜線手前の樹林帯などは落葉の堆積で道が分かりづらい箇所があり、
 そこで道を見つける為にはある程度の山慣れが必要だと感じました。
・この日のルート上に積雪や氷結箇所はなく、滑り止め無しで問題なく
 歩けました。しかしこの稜線ルートで着雪や氷結があると難易度は
 一変します。冬は特に危険なルートになると思います。
・裏妙義の稜線上に山小屋や水場はありません。トイレは駐車場の
 トイレが最後です。

<今回のルートで特に気になった危険個所>
*行程順に記載
・丁須の頭:鎖による垂直岩壁の登攀(詳細状況は写真に記載)
・赤岩周辺:鎖による岩壁の登攀と切れた壁面のトラバース
・烏帽子岩周辺:切れた壁面のトラバース
・谷急山手前のP2周辺:一般的な登山道ながらも結構な急登で鎖と
 お助けロープあり。またザレているので非常に滑りやすい
*上記の危険個所は写真にも状況を記載してありますのでご確認下さい
 
その他周辺情報  
<下山後の入浴はこちらの施設を利用しました>
■妙義ふれあいプラザ 妙義温泉 ”もみじの湯”
https://www.tomioka-silk.jp/_spot/sightseeing/detail/FureaiP-Momiji-no-yu.html

*利用料:620円(3時間以内)
*ロッカー:100円リターン式で無料
・浴槽は内湯2槽、露天1槽。各浴槽ともそれなりの広さがあるので
 ゆったり浸かれる。
・露天風呂からは周辺の山々が見渡せるので、日中は湯に浸かりながら
 景色を楽しめる。
・主なアメニティーはリンスインシャンプー、ボディーソープ、
 ドライヤーは有料(5分:100円)
*持ち込みドライヤー専用の無料コンセントあり。
・シャワーは制限なしのタイプで水量もそれなりにあるので使い易い。
・洗い場(シャワー)は隣との仕切りがあり個人的には好印象。
 但し、10箇所しかないので空き待ちが発生する場合あり。
・館内には食事処もあり、メニューも豊富で値段も手頃な印象。
(例:もつ煮定食=サラダ・デザート・漬物付きで1,180円)
*個人的な印象としては、今どき620円の利用料でこの内容なら
 また利用したいと思える日帰り温浴施設でした。


■道の駅 みょうぎの詳細情報(HP)
https://www.myogi-bc.jp/

■妙義神社の詳細情報(HP)
https://www.myougi.jp/
 
山行前夜、すき家でいつもの”チーズ牛丼”+”牛小鉢”をいただく
今回はちょっと贅沢にウインナーを追加。これが結構美味しかった👍
2025年11月21日 22:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/21 22:48
山行前夜、すき家でいつもの”チーズ牛丼”+”牛小鉢”をいただく
今回はちょっと贅沢にウインナーを追加。これが結構美味しかった👍
おはようございます。”旧国民宿舎裏妙義駐車場”より
(晴天予報の6時半頃で5割程度、7時頃で8〜9割ほどの駐車状況でした)
今回は11/2の表妙義縦走に続いて裏妙義の稜線を歩いてみます
2025年11月22日 06:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 6:34
おはようございます。”旧国民宿舎裏妙義駐車場”より
(晴天予報の6時半頃で5割程度、7時頃で8〜9割ほどの駐車状況でした)
今回は11/2の表妙義縦走に続いて裏妙義の稜線を歩いてみます
駐車場より、朝日に照らされる切り立った岩峰を望む
今日もやる気満々。安全第一で頑張ります!
2025年11月22日 07:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 7:09
駐車場より、朝日に照らされる切り立った岩峰を望む
今日もやる気満々。安全第一で頑張ります!
旧国民宿舎裏妙義から”籠沢コース”で稜線上の”丁須の頭”を目指します
径路は明瞭で標識類もあり、しっかり整備されています
2025年11月22日 07:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 7:17
旧国民宿舎裏妙義から”籠沢コース”で稜線上の”丁須の頭”を目指します
径路は明瞭で標識類もあり、しっかり整備されています
稜線上まで切り立った岩場はないものの、小さな鎖場は所々に出てきます
今回も11/2の表妙義で使った100均ゴム手袋の出番
グリップも良くコスパ最高。但し、通気性が悪くこの時期でも暑い
2025年11月22日 07:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 7:43
稜線上まで切り立った岩場はないものの、小さな鎖場は所々に出てきます
今回も11/2の表妙義で使った100均ゴム手袋の出番
グリップも良くコスパ最高。但し、通気性が悪くこの時期でも暑い
写真では伝わりませんが、実際はかなりの急斜面
まだ鎖を掴むほどではありませんが、堆積した落葉で滑りやすいので要注意
2025年11月22日 08:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
12
11/22 8:35
写真では伝わりませんが、実際はかなりの急斜面
まだ鎖を掴むほどではありませんが、堆積した落葉で滑りやすいので要注意
稜線直下まで来るとこんな感じに。今日も鎖の登攀が始まります💦
2025年11月22日 08:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 8:50
稜線直下まで来るとこんな感じに。今日も鎖の登攀が始まります💦
そしていよいよ”丁須の頭”に到着。あれがいわゆる”ハンマーヘッド”
(11/2に表妙義の稜線から見ていたけど、ホントにあったよw)
まずは右側の鎖を使って赤矢印の”肩”まで上がります
2025年11月22日 08:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 8:54
そしていよいよ”丁須の頭”に到着。あれがいわゆる”ハンマーヘッド”
(11/2に表妙義の稜線から見ていたけど、ホントにあったよw)
まずは右側の鎖を使って赤矢印の”肩”まで上がります
肩の一段下の基部より、ハンマーヘッドを側面から見るとこんな感じ。結構薄いですね
2025年11月22日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 8:56
肩の一段下の基部より、ハンマーヘッドを側面から見るとこんな感じ。結構薄いですね
基部から肩へ上がります。左側面に鎖があるのでこれを掴んで慎重に登ります
2025年11月22日 08:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 8:58
基部から肩へ上がります。左側面に鎖があるのでこれを掴んで慎重に登ります
肩へ上がるとこの石板が。これから意を決して頂点へ挑みます
2025年11月22日 09:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:00
肩へ上がるとこの石板が。これから意を決して頂点へ挑みます
そして超ビビリながらも何とか登頂。頂点は幅が狭く、怖くて立つことができない…(^^;💦
2025年11月22日 09:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:03
そして超ビビリながらも何とか登頂。頂点は幅が狭く、怖くて立つことができない…(^^;💦
ベタ座りで今登ってきたところを覗き込む。この下が完全に垂直で壁面が見えない…
2025年11月22日 09:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:03
ベタ座りで今登ってきたところを覗き込む。この下が完全に垂直で壁面が見えない…
ビビリながらも何とか立ち上がって周囲の景色を撮影(めちゃくちゃ怖かった!💦)
2025年11月22日 09:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:04
ビビリながらも何とか立ち上がって周囲の景色を撮影(めちゃくちゃ怖かった!💦)
まずは北東方面から。延々と続く送電線の鉄塔、その先には”榛名山”
2025年11月22日 09:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:04
まずは北東方面から。延々と続く送電線の鉄塔、その先には”榛名山”
こちらは安中市や高崎・前橋方面の遠景。見晴らし最高で良い景色♪
手前は御岳や産泰山。左端には榛名山、その遥か後方には赤城山も見える
2025年11月22日 09:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:04
こちらは安中市や高崎・前橋方面の遠景。見晴らし最高で良い景色♪
手前は御岳や産泰山。左端には榛名山、その遥か後方には赤城山も見える
赤城山を拡大。センターの黒檜山には白いモノが見える。その右は地蔵岳ですね
2025年11月22日 09:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:05
赤城山を拡大。センターの黒檜山には白いモノが見える。その右は地蔵岳ですね
こちらは北西方面。雲の先にはひょっこり浅間山
目の前の岩峰は”西大星”になるのかな?
2025年11月22日 09:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:05
こちらは北西方面。雲の先にはひょっこり浅間山
目の前の岩峰は”西大星”になるのかな?
こちらがこれから向かう裏妙義の岩峰群。左奥が”烏帽子岩”で右が”赤岩”だと思う
中央の小岩峰には先ほどまでここに居たお二人が立っています
2025年11月22日 09:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:06
こちらがこれから向かう裏妙義の岩峰群。左奥が”烏帽子岩”で右が”赤岩”だと思う
中央の小岩峰には先ほどまでここに居たお二人が立っています
ここからあそこまで数分の距離。次はあそこからこちらを眺めるのが楽しみだ
2025年11月22日 09:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:06
ここからあそこまで数分の距離。次はあそこからこちらを眺めるのが楽しみだ
南東には11/2に歩いた表妙義の稜線。左が表妙義最高峰の相馬岳がある”白雲山”
右は”鷹戻し”や”二段ルンゼ”などの険しい岩場が連続する”金洞山”
2025年11月22日 09:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:07
南東には11/2に歩いた表妙義の稜線。左が表妙義最高峰の相馬岳がある”白雲山”
右は”鷹戻し”や”二段ルンゼ”などの険しい岩場が連続する”金洞山”
金洞山のギザギザ岩峰群をアップで
こうしてみると、ホントによくあんなところを歩いたもんだと思ってしまう
2025年11月22日 09:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:08
金洞山のギザギザ岩峰群をアップで
こうしてみると、ホントによくあんなところを歩いたもんだと思ってしまう
頂点での滞在時間5分ほどで下降。これが今下った壁面。もう必死で生きた心地がしなかったですよ💦
2025年11月22日 09:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:11
頂点での滞在時間5分ほどで下降。これが今下った壁面。もう必死で生きた心地がしなかったですよ💦
あそこから無事に下り終えてほっとひと息…
あまりの恐怖で下降後も手足の震えが止まらず、暫く力が入らなかった。。。
2025年11月22日 09:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:25
あそこから無事に下り終えてほっとひと息…
あまりの恐怖で下降後も手足の震えが止まらず、暫く力が入らなかった。。。
休憩して震えが止まったので下降します。下から見上げるとこんな感じに
左側面に登攀用の鎖が垂れているが、壁面の形状で真っ直ぐに登れないのが難点
2025年11月22日 09:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:27
休憩して震えが止まったので下降します。下から見上げるとこんな感じに
左側面に登攀用の鎖が垂れているが、壁面の形状で真っ直ぐに登れないのが難点
先ほどあの頂点から見た隣の小岩峰でハンマーヘッドが一望できます
あそこで休憩中にお話した方が今登ろうとしています
2025年11月22日 09:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:30
先ほどあの頂点から見た隣の小岩峰でハンマーヘッドが一望できます
あそこで休憩中にお話した方が今登ろうとしています
あの最初の2mほどが鎖の位置と壁面形状の関係で真っ直ぐに登れない
矢印のように斜めになってしまい、体が捻れて非常に登りづらく難儀した
2025年11月22日 09:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:30
あの最初の2mほどが鎖の位置と壁面形状の関係で真っ直ぐに登れない
矢印のように斜めになってしまい、体が捻れて非常に登りづらく難儀した
ハンマーヘッドを引いてみるとこんな感じ。まさに奇岩
それにしても何でこんなカタチになったんだろう…と思ってしまう
もし、登っている時にあの根本が「ポキっと」折れたら一巻の終わりだし💦
2025年11月22日 09:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:33
ハンマーヘッドを引いてみるとこんな感じ。まさに奇岩
それにしても何でこんなカタチになったんだろう…と思ってしまう
もし、登っている時にあの根本が「ポキっと」折れたら一巻の終わりだし💦
もう少し引くと丁須の頭の全体的な様相が分かります。高度感も結構ありますね
2025年11月22日 09:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:34
もう少し引くと丁須の頭の全体的な様相が分かります。高度感も結構ありますね
登頂の記念にハンマーヘッドを入れて自撮りでパチリ☆
ホントにトンデモない奇岩でしたが、何とか無事にクリアできてよかった
2025年11月22日 09:34撮影 by  SH-M24, SHARP
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11/22 9:34
登頂の記念にハンマーヘッドを入れて自撮りでパチリ☆
ホントにトンデモない奇岩でしたが、何とか無事にクリアできてよかった
”ハンマーヘッド登頂”という今回のメインイベントが終了
この後はあの先の岩峰群を越えて妙義山系最高峰の”谷急山”を目指します
2025年11月22日 09:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:42
”ハンマーヘッド登頂”という今回のメインイベントが終了
この後はあの先の岩峰群を越えて妙義山系最高峰の”谷急山”を目指します
裏妙義の奇岩稜線も表妙義に負けず劣らずの険しさ。ただ登攀箇所の数は表妙義の方が多かった
2025年11月22日 09:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 9:54
裏妙義の奇岩稜線も表妙義に負けず劣らずの険しさ。ただ登攀箇所の数は表妙義の方が多かった
このトラバース(赤岩の側面)も壁面が濡れていたら難易度爆上がりの危険個所
2025年11月22日 10:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:10
このトラバース(赤岩の側面)も壁面が濡れていたら難易度爆上がりの危険個所
トラバース後に赤岩を見上げてみると…
もしあれが落ちてきたら終わりなので、焦らずにササッと通過します
2025年11月22日 10:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:11
トラバース後に赤岩を見上げてみると…
もしあれが落ちてきたら終わりなので、焦らずにササッと通過します
ここは足場が設置されてありがたいのですが…(ちょっと心許ない感じで怖かった💦)
2025年11月22日 10:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:16
ここは足場が設置されてありがたいのですが…(ちょっと心許ない感じで怖かった💦)
烏帽子岩にはナイフリッジがあったり(ここも側面をトラバース)
2025年11月22日 10:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:37
烏帽子岩にはナイフリッジがあったり(ここも側面をトラバース)
”風穴尾根の頭”付近より。これまで辿ってきた岩峰群が一望できます
左から”烏帽子岩”、”赤岩”、そして右端には”丁須の頭”
2025年11月22日 10:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:51
”風穴尾根の頭”付近より。これまで辿ってきた岩峰群が一望できます
左から”烏帽子岩”、”赤岩”、そして右端には”丁須の頭”
右端の丁須の頭から延びる岩稜線(これ全体が丁須の頭になるのか?)
こうして遠方からみると思っても見なかった画に出会える
2025年11月22日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:52
右端の丁須の頭から延びる岩稜線(これ全体が丁須の頭になるのか?)
こうして遠方からみると思っても見なかった画に出会える
ハンマーヘッドを最大望遠で捉えると登攀者が見えます
常設の鎖ではなく、持参のロープで懸垂しているようです
2025年11月22日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 10:52
ハンマーヘッドを最大望遠で捉えると登攀者が見えます
常設の鎖ではなく、持参のロープで懸垂しているようです
朝は雲がかかっていた浅間山がドドーンと登場。堂々たる山容ですね
2025年11月22日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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朝は雲がかかっていた浅間山がドドーンと登場。堂々たる山容ですね
”三方境”(さんぽうざかい)からピストンで”谷急山”へ向かいます
帰りはここから”もみじ谷”で紅葉を楽しみながら下山します
2025年11月22日 11:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 11:04
”三方境”(さんぽうざかい)からピストンで”谷急山”へ向かいます
帰りはここから”もみじ谷”で紅葉を楽しみながら下山します
谷急山分岐を越えてP1〜P2〜P5の順で踏んでいきます。径路は明瞭ですが、P2付近は鎖とお助けロープありの急登になります
2025年11月22日 11:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 11:19
谷急山分岐を越えてP1〜P2〜P5の順で踏んでいきます。径路は明瞭ですが、P2付近は鎖とお助けロープありの急登になります
途中にある展望地からは11/2に歩いた表妙義を一望(左に白雲山、右に金洞山)
2025年11月22日 11:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 11:35
途中にある展望地からは11/2に歩いた表妙義を一望(左に白雲山、右に金洞山)
こちらはこれまで辿ってきた裏妙義の稜線。木々の色づきも良い感じです
2025年11月22日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 11:47
こちらはこれまで辿ってきた裏妙義の稜線。木々の色づきも良い感じです
センターに”烏帽子岩”と左下は”西大星”かな?
2025年11月22日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 11:47
センターに”烏帽子岩”と左下は”西大星”かな?
P2周辺の径路は急登で鎖とお助けロープが出てきます
しかし、これまでのような岩壁の登攀はなく、一般的な急登です
2025年11月22日 11:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 11:51
P2周辺の径路は急登で鎖とお助けロープが出てきます
しかし、これまでのような岩壁の登攀はなく、一般的な急登です
そして妙義山系最高峰の”谷急山”に到着
抜けるような青空と貸切の静かな山頂でした♪
2025年11月22日 12:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:24
そして妙義山系最高峰の”谷急山”に到着
抜けるような青空と貸切の静かな山頂でした♪
貸切なのでザックの上にカメラを置いてセルフでパチリ
これで裏と表の妙義山を踏めて満足感もあり☆
2025年11月22日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:31
貸切なのでザックの上にカメラを置いてセルフでパチリ
これで裏と表の妙義山を踏めて満足感もあり☆
「山頂標はないのかな…」と思ったら、字が消えかかっているモノがあった
(で、右下にある表記”20241122”って、ちょうど一年前の今日だよね)
2025年11月22日 12:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:33
「山頂標はないのかな…」と思ったら、字が消えかかっているモノがあった
(で、右下にある表記”20241122”って、ちょうど一年前の今日だよね)
後続の方が来たので山頂標と一緒に撮っていただきました。ありがとうございました
険しい岩場を経てようやく辿り着いた頂。お天気にも恵まれて最高の気分♪
2025年11月22日 12:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:37
後続の方が来たので山頂標と一緒に撮っていただきました。ありがとうございました
険しい岩場を経てようやく辿り着いた頂。お天気にも恵まれて最高の気分♪
谷急山は妙義山系の最高峰。山頂からは360°の眺望が楽しめます♪
まずはお向いの表妙義から。左に白雲山と右に金洞山
2025年11月22日 12:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:39
谷急山は妙義山系の最高峰。山頂からは360°の眺望が楽しめます♪
まずはお向いの表妙義から。左に白雲山と右に金洞山
こちらが表妙義最高峰の”相馬岳”。ここも径路は険しい岩場と鎖場の連続だった
でも、こちらから見える西面は樹林に覆われた普通の山に見える
2025年11月22日 12:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:39
こちらが表妙義最高峰の”相馬岳”。ここも径路は険しい岩場と鎖場の連続だった
でも、こちらから見える西面は樹林に覆われた普通の山に見える
ギザギザ岩峰群の金洞山。位置的に左端が”鷹戻し”でしょう
こうしてみるとホントによくあんなところ歩いたもんだと思ってしまう
2025年11月22日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:40
ギザギザ岩峰群の金洞山。位置的に左端が”鷹戻し”でしょう
こうしてみるとホントによくあんなところ歩いたもんだと思ってしまう
こちらはこれまで辿ってきた裏妙義の岩峰群
赤岩・烏帽子岩・右端には丁須の頭
2025年11月22日 12:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:42
こちらはこれまで辿ってきた裏妙義の岩峰群
赤岩・烏帽子岩・右端には丁須の頭
最大望遠にすると谷急山からもハンマーヘッドが見えました(もはや望遠鏡代わり)
2025年11月22日 12:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:42
最大望遠にすると谷急山からもハンマーヘッドが見えました(もはや望遠鏡代わり)
平野部の遠景も素晴らしい。見晴らし最高でいい気分♪
2025年11月22日 12:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:43
平野部の遠景も素晴らしい。見晴らし最高でいい気分♪
北に見えるこの白い山並みは谷川山系かな
2025年11月22日 12:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:44
北に見えるこの白い山並みは谷川山系かな
こちらは11/2の表妙義縦走時にもよく見えた浅間山。今日も全開です
2025年11月22日 12:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:44
こちらは11/2の表妙義縦走時にもよく見えた浅間山。今日も全開です
南にはテーブルマウンテンの”荒船山”。これはひと目で分かりますね
2025年11月22日 12:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:47
南にはテーブルマウンテンの”荒船山”。これはひと目で分かりますね
荒船山の右後方には八ヶ岳も。一番高い頂が赤岳、その右が横岳〜硫黄岳ですね
2025年11月22日 12:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 12:58
荒船山の右後方には八ヶ岳も。一番高い頂が赤岳、その右が横岳〜硫黄岳ですね
帰りは”三方境”から”もみじ谷”経由で下山しました
ルートは緩やかで幅も広くやさしい道。もう険しい妙義山の面影はありません
2025年11月22日 14:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 14:13
帰りは”三方境”から”もみじ谷”経由で下山しました
ルートは緩やかで幅も広くやさしい道。もう険しい妙義山の面影はありません
もみじ谷の木々は色づきも良く見頃を迎えていました
2025年11月22日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 14:33
もみじ谷の木々は色づきも良く見頃を迎えていました
色鮮やかな紅葉を楽しみながら歩く♪
やはり青空と陽の光があるとより映えますね
2025年11月22日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 14:33
色鮮やかな紅葉を楽しみながら歩く♪
やはり青空と陽の光があるとより映えますね
深紅で最高潮の色づき
2025年11月22日 14:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 14:34
深紅で最高潮の色づき
快晴無風で誰もいないもみじ谷。静かで落ち着いた雰囲気も良い♪
2025年11月22日 14:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 14:36
快晴無風で誰もいないもみじ谷。静かで落ち着いた雰囲気も良い♪
晩秋の裏妙義で岩々と眩しい紅葉を満喫。大満足の一日でした♪
2025年11月22日 14:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 14:38
晩秋の裏妙義で岩々と眩しい紅葉を満喫。大満足の一日でした♪
そして今日も無事に帰還しました
今月はお天気に恵まれて表と裏の妙義山を目いっぱい楽しめてよかったです
2025年11月22日 15:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 15:17
そして今日も無事に帰還しました
今月はお天気に恵まれて表と裏の妙義山を目いっぱい楽しめてよかったです
これから翌日の山行予定地”那須”へ移動します(217km、2時間50分ほど)
こちらは帰りに立ち寄った”妙義湖”。紅葉の色づきも良さげでした
2025年11月22日 16:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 16:10
これから翌日の山行予定地”那須”へ移動します(217km、2時間50分ほど)
こちらは帰りに立ち寄った”妙義湖”。紅葉の色づきも良さげでした
下山後の入浴は11/2の表妙義山行で利用した”妙義ふれあいプラザ もみじの湯”
入浴後、そのまま館内で食事にしました。前回同様またまた”もつ煮定食”です
この品数とお味で今回もリピート。これで1,180円はお得感あり
2025年11月22日 18:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 18:15
下山後の入浴は11/2の表妙義山行で利用した”妙義ふれあいプラザ もみじの湯”
入浴後、そのまま館内で食事にしました。前回同様またまた”もつ煮定食”です
この品数とお味で今回もリピート。これで1,180円はお得感あり
もつ煮定食なのにこんなデザートまでついてくる。結構な満足感です
もちろんメインのもつ煮も美味しく、最後は満腹締めで明日の那須へ移動です
2025年11月22日 18:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/22 18:16
もつ煮定食なのにこんなデザートまでついてくる。結構な満足感です
もちろんメインのもつ煮も美味しく、最後は満腹締めで明日の那須へ移動です
撮影機器:

感想

 
この週末も先週末(11/15.16日)と同様に晴天予報が出ており、出勤の予定もなく2日間休める。「よーし、この土日も目いっぱい山歩きしなきゃ!」ということで以前から計画していた裏妙義の縦走と那須五峰の南側を踏みに行ってきました。まずは初日の裏妙義縦走からです。

11/2の表妙義縦走時に稜線上から眺めていた裏妙義の岩峰群。その途中でご一緒させていただいたヤマップユーザーの”Yさん”から裏妙義のお話しを聞かせていただき、面白そうだったので「次は裏妙義も行こう」と計画していました。
まずは”旧国民宿舎 裏妙義駐車場”から稜線まで1時間半ほど上り、今回のメインイベントでもある”丁須の頭”に到達。
下から”ハンマーヘッド”と呼ばれる奇岩を見上げて「ホントにこんなカタチの岩があるんだなぁ…」とその実物を確認。まさに奇岩です。
そのまま鎖を使い基部から肩へ上がります。ここまでは表妙義でもいくつか出てきた岩壁登攀と同じようなレベル。今回の核心部は肩から頂点までのたかだか5〜6mの頭頂部です。ここから意を決して挑んでみるも、1度目は垂れている鎖の位置と壁面形状の関係で最初の2mほどが真っ直ぐに登ることができず(壁面に対して直角に力を掛けられない状態で)体が捻れるような体勢となり断念。
「この条件だと今の自分じゃ無理か?」と一度は諦めかけましたが、一旦、呼吸を整えて気持ちを整理してから再挑戦。今度は捻れて斜めになりながらも何とか最初(下部)の2mほどを攀じ登り、そのまま頂点へ達しました。
しかし、何とか登れたものの頂上は想像以上に細く、それまでの強い恐怖感からくる余裕のなさもあって頂上で立ち上がることができない。暫くベタ座りして少し落ち着いたところで恐る恐る立ち上がり周囲の景色を撮影しました。
勿論、頂上は遮るものなど一切ない360°の大展望でしたが、正直この状況でそれらを楽しむ余裕など無し。何とか登り切ったので撮れるだけの写真を撮って滞在時間わずか5分ほどで下降しました。
ただ、不思議だったのはこの手の厳しい登攀は登りは何とかなるものの、いざ下る時になると怖くなってしまい躊躇することが多かったのですが、今回は明らかに登る方が恐怖で、逆に下る方は迷うことなく一気に下れました。これはあまりの恐怖感でこれを下らないことには生きて帰れないので、とにかく必死で我を忘れていたのかも知れません。
さらに無事に肩まで下りることができたものの、ここまでに味わった強い恐怖感のためか手足の震えが止まらず落ち着くまで休むことに。
暫くしたら治まりましたが、登り終えての正直な感想は、この程度の岩壁であればクライミング経験者なら朝飯前なのでしょうが、私のような一般ハイカーにとっては技術的にも精神的にも限界レベル。
しっかりした鎖があり、高さも肩から5〜6mほどなので「これなら何とかなるだろう…」と思って挑みましたが、実際にやってみたら自分の登山史上最大の恐怖感を味わうというトンデモない登攀でした。

丁須の頭を越えてからは表妙義にもあるような岩峰岩壁の鎖場やトラバースを経て妙義山系最高峰の”谷急山”に到達。初冬の抜けるような青空の下、最高峰の頂から360°の眺望を堪能しました。
また、縦走自体の全体的な印象としては、丁須の頭を除けば表妙義よりも裏妙義の方が楽だったように思います。そして最後は静かな”もみじ谷”で色鮮やかな紅葉を楽しみ駐車場でフィニッシュ。
この週末もお天気に恵まれて、スリリングな岩場とその岩峰からの絶景、最後は紅葉狩りまで晩秋の裏妙義を目いっぱい楽しめて良い一日となりました。(恐怖のハンマーヘッド登攀も終わってみれば良い思い出になったかも?💦)
そして翌日は初冬の那須岳(茶臼岳)とその南側の未踏峰を踏むために温泉に浸かってから栃木へ。2日目に続きます。
 

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コメント

lifterさん、初めまして。

凄い行動力のレコをいつも拝見しております。
丁須の頭への登攀、お疲れ様でした。
ここは一部で岩と鎖の間に空間があり、更に横への踏みかえ、且つ角度が立っていますよね。
下り、最初の一歩も、ど緊張ですよね(懸垂で降りた方がよほど楽でしょうか)
丸腰で登るのはホント勇気と腕力が必要な岩場に思います(←今の私には無理です)

実は裏妙義、丁須ノ頭は私の登山原点、かつてはホームマウンテンでした(50年近く昔ですが)
当時から基部のセメントは記憶にあって、いつかは重力に負けて頭もろとも落ちるかな?
と思っていましたが未だ維持は「頑張ってるな!」と思っています。
写真と詳細な記述で現在の丁須ノ頭を理解できました。
若い頃のおぼろげな記憶を微かに思い出すことができました。
ありがとうございました。
2025/11/28 6:21
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れっずさん、初めまして
コメントありがとうございます。

丁須の頭ですが、肩から上の最初の2mほどがまさに仰るとおりで、あの空間とやや横へズレる箇所で難儀しました。
「よし!」と気合いを入れて臨む最初の2〜3mがそんな感じで最も登り辛いので「ホントにこのまま登ってしまって大丈夫なのか?」と不安になり、一旦引いて気持ちを整理してから再トライしました。ホントに自分の登山史上最大の恐怖を味わった瞬間でもありました💦

それにしても、ここがホームだったとは相当な山歴の方とお見受けいたします。
私はクライミングや沢登り経験がないので、バリの岩ルートや岩壁登攀(過激な登攀)などは一切手を付けられません。今回は常設のしっかりした鎖があり、高さも5〜6mほどだったのでビビリながらも何とか頑張りましたがこれが限界、これ以上の厳しい条件では絶対に無理だと思いました。
でも北岳が大好きなので、いつかあのバットレスを登って山頂を踏めたらなぁ…と思うことがあります。永遠の憧れです。
2025/11/28 14:13
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裏妙義もみじ谷
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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