みちのく潮風トレイル 普代駅→田野畑駅 くろさき荘泊

2025年11月22日(土) ~ 2025年11月23日(日)

• GPS: 08:57
• 距離: 34.7km
• 登り: 2,428m
• 下り: 2,430m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:42

距離 9.9km 登り 484m 下り 341m

11:27 普代駅
12:15 普代水門
12:32 太田名部水門
13:08 13:13 ネダリ浜
13:30 13:38 黒崎展望台
14:10 宿泊地

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:39

距離 24.8km 登り 1,867m 下り 2,012m

6:19 宿泊地
9:05 9:18 北山崎展望所
10:50 10:54 北山浜手掘り隧道
11:26 11:31 机浜番屋群
11:48 12:09 陸中弁天崎灯台
12:46 ひらなめ海岸
12:53 羅賀の津波石
12:57 ゴール地点

天候

晴れ、風弱い、気温高め

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

2024年のGWに鮫駅から種市駅へ2泊3日で歩いたみちのく潮風トレイル。
素晴らしい景色の連続で楽しかったが長いロード歩きが苦手だったため、ロードが少なくアドベンチャー要素のある北山崎自然歩道に行ってきました。
1泊2日でトレイル歩いて宮古駅に移動、3日目に浄土ヶ浜周辺を散策。
天気に恵まれこの時期にしては気温が高く快適、3連休でもハイカーはすれ違った1名のみで静かなトレイルで逆に熊に怯えながらでした

11月3日にトレラン大会「SEA ALPS TRAIL JOURNEY」が、みちのく潮風トレイルのルートきらうみ〜浜の駅おもと（岩泉小本駅近く）49kmで開催されたが200〜300人が通過したとは思えないほど落葉が積もっている個所があった。大会後に整備されたのかぬかるみ等もなく全体的に整備され歩きやすいトレイル

【トレイルの状況】
●普代駅〜ネダリ浜自然歩道〜くろさき荘●
普代駅近くの一龍に昼食で立ち寄ったためルート外れてます
普代駅周辺にコンビニないが普代駅に道の駅が隣接しており行動食購入できます。
ネダリ浜自然歩道は高潮時は通行が難しいと思います。
くろさき荘まではすぐに到着するため、北山崎まで行く場合は、くろさき荘から北山崎まで意外に時間かかるためスタート時間による。
●くろさき荘〜北山崎ビジターセンター●
海岸線から離れたり近づいたり、ゆるいアップダウンの気持ちよく歩けるよく整備されたトレイル。落葉した木々から望む海と朝日が素晴らしかった。途中、沢沿いを歩く場所は落葉が積もりラッセル状態。日が差さず気温が低くかなり冷えて動物の気配。沢から階段を登って北山崎ビジターセンター
観光地でレストハウスもある、宿泊できるしゃくなげ荘あり。
●北山崎ビジターセンター〜北山浜●
ビジターセンターから500段以上の階段を波打ち際まで下り登りかえす。下りは観光客が来るためか整備された階段だが、登り返しは手すりが朽ち果て役に立たず、階段の段差は大きく斜度がきつくかなり体力削られます。
標高差100mほどの階段アップダウンが続き眺望のない個所がほとんどのため黙々と歩く
●北山浜の手彫りトンネル●
南下ルートだと入口がわかり難いと思う、トンネル抜けてからビーチに出るが右側に岩場があり登るとトンネル入り口がある、標識がないため満潮で通れないと思いがち（写真参照ください）
ヘッドランプ必須、潮位は事前に調べると良いかと。高潮の場合は通れないかも。
北上ルートの場合は入口に迷うことはないと思う。
●北山浜〜机浜番屋群●
トンネル抜けてからひたすら登って途中に灯台あり、灯台行かず通過も出来るが、眺めよく休憩に最適。下ってから机浜番屋群。時間があればサップ船乗って青の洞窟に行くのもよいかも。
●番屋群〜田野畑駅●
ロードで田野畑駅まで、途中に津波で残った堤防の震災遺構あり
ここまで順調に進んで予定していた電車の時間まで余裕があったため、次の島越駅まで約1時間歩く行くことも可能だったが、ちょうど電車に間に合ったため終了。宮古駅まで移動してゲストハウス宿泊して翌日は浄土浜を散策。

全体通してほぼ整備された歩きやすいトレイル。
机浜番屋近くですれ違った一人以外は誰にも会わず、3連休で歩いている人がいないのは意外だった
手彫りトンネルなどアドベンチャー要素があり、ゆるいアップダウンの気持ちよいトレイルと階段地獄のアップダウンと震災遺構と紅葉と青空に映える海岸線と、他にはない素晴らしいルート。
2日間で累積標高約2400m、きつい階段登っている時は2度目はないと思ったけれど時間がたつとまた行きたくなる不思議。
ちょこちょこ歩いて、観光兼ねていつか、みひちのく潮風トレイル前線踏破出来ればいいな





【アクセス】
（往路）
・はやぶさ49号　大宮6:25→二戸8:37（JREポイント割引期間で9680ポイント）
・JRバス 二戸駅9:20→久慈駅10:30（1,570円 交通系ICカード利用可）観光バスタイプで空席多かった
・三陸鉄道リアス線　久慈駅10:39→普代駅11:17（780円 久慈駅で現金で切符購入）1両編成、途中の景色良い場所で停車して運転手さんが説明してくれる
バスが途中の道路工事で5分ほど到着遅れ、乗換えギリギリでした（次は11:10発で普代駅12:52着）
新幹線で八戸駅まで行きJR八戸線で普代駅まで行くこと可能、その場合普代駅到着は12:52になる
二戸駅のコンビニ
NewDaysは小さくおにぎりなど品薄。久慈駅乗換えがギリギリのため行動食は事前に購入した方がよい。

（移動）
田野畑駅から宿泊のため宮古駅へ移動
三陸鉄道リアス線 田野畑13:03→宮古13:50（観光客多く混んでいた）
1,010円（無人駅のため料金は下車時に運転手に現金払い）
予定では田野畑駅15:03発の電車の予定だったが1本前の電車に乗車

（復路）
JR山田線　代行バス　宮古駅12:05→盛岡駅14:20（1,980円 交通系ICカード利用可）
はやぶさ86号 盛岡15:39発（JREポイント割引期間で9680ポイント）満席

【宿泊】
（国民宿舎くろさき荘）11/22土
1泊夕食 10,900円　じゃらん予約
WiFiあり
（ゲストハウス3710）11/23日
素泊りドミトリー 4,480円（他宿泊者は個室の男性のみでドミトリー貸切）
周囲にコンビニあり、食事できる場所多い
WiFiあり

【装備の備忘録】
この時期にしては気温高めで風が弱く、階段アップダウン多くかなり汗をかいた、衣服調整が難しい
・モンベル　メリノウールプラスライト長そで
・モンベル　クロスランナーパンツ
・ファイントラック ドライレイヤーウォーム上下とも（2日目は暑すぎて北山崎で上下とも脱いだ）
・薄いフリースフード付き
・レインウェア
・トレランシューズ
・秋用の手袋
・モンベルの薄いダウン（休憩時用）
・パーゴワークスのリュック

写真

11/22 8:47

二戸駅で久慈駅行のバスに乗換え

11/22 8:48

熊対策で駅の自動ドアは手動になっていた

11/22 8:47

バス時刻表

11/22 10:36

久慈駅で三陸鉄道に乗換え

11/22 11:25

普代駅、改札が道の駅に繋がっていて行動食やお土産購入できる、周囲にコンビニなし

11/22 12:14

普代水門

11/22 12:15

15.5mの水門を津波は超えたが被害を最小限に留めた

11/22 12:15

11/22 12:19

普代浜にある海の産直きらうみ、トイレあります

11/22 12:22

普代浜キラウミ

11/22 12:27

トンネル内の歩道を歩いて振り返り
キラウミ浜からトンネルに沿って左側に道があったがそちらを歩けたかも（未確認）

11/22 12:30

太田名部港

11/22 12:38

トンネル内を歩いて

11/22 12:40

トンネルを通り抜けてすぐ左側に歩道

11/22 12:40

11/22 12:43

振り返って、波が高いと怖いかも

11/22 12:44

11/22 12:52

黒崎漁港に下る

11/22 12:54

青い橋を渡ってから漁港に下る

11/22 12:57

漁港の奥にネダリ浜自然歩道の入口あります

11/22 12:58

11/22 12:59

11/22 13:00

11/22 13:00

高潮だと怖いだろうな

11/22 13:03

天気よくて良かった

11/22 13:03

11/22 13:04

11/22 13:05

トンネルあるけれどヘッドライト不要

11/22 13:06

右奥に見える建物がネダリ浜休憩所

11/22 13:07

参考までにネダリ浜の潮位

通過時間は満潮に近い時間でした

11/22 13:07

高潮だと通過は厳しそう

11/22 13:09

振り返り

11/22 13:10

ネダリ浜休憩所

11/22 13:10

休憩所の中

11/22 13:10

11/22 13:10

この建物内にトイレはありません

11/22 13:11

休憩所の前に建物あるけれど

11/22 13:11

冬季閉鎖中だそうです

11/22 13:14

階段登ります

11/22 13:15

11/22 13:20

落石注意

11/22 13:28

登りきると漁協の監視塔

11/22 13:29

素晴らしい景色が広がる、右奥の山は数年前のGWに歩いた思い出の階上岳

11/22 13:30

左に行くとすぐに「くろさき荘」がある

11/22 13:31

黒崎展望台

11/22 13:32

バス停あり

11/22 13:32

11/22 13:32

11/22 13:32

11/22 13:34

11/22 13:37

写真ではわかり難いけれどまだ紅葉していて綺麗だった

11/22 13:42

宿泊する国民宿舎くろさき荘、日帰り入浴あり、お土産、お饅頭などの行動食あり、すぐ近くに黒崎キャンプ場

11/22 13:49

陸中黒崎灯台

11/22 13:50

11/22 13:51

11/22 13:57

北緯40度シンボル塔、NY、北京、マドリードと同じらしい

11/22 13:56

伊能忠敬の測量記念碑

11/22 13:59

アンモ浦展望台へ、後悔するほど階段で下った

11/22 14:02

11/22 14:03

11/22 14:10

くろさき荘まで普代駅からバスあり

11/22 18:06

くろさき荘のお夕食　18:00〜20:00の間で選択できる

11/23 6:08

くろさき荘のお部屋の窓から

11/23 6:08

くろさき荘のお部屋の窓から

11/23 6:19

くろさき荘の駐車場脇にトイレあり、そのトイレ通過してすぐ左からトレイルに入る、熊注意

11/23 6:29

熊が怖くて明るくなってからスタート、気温高めで風もなく快適

11/23 6:31

時々あるこのテープが目印になって嬉しい

11/23 6:31

朝日

11/23 6:32

11/23 6:38

朝日に照らされる黒崎灯台

11/23 6:39

11/23 6:39

11/23 6:40

11/23 6:40

11/23 6:40

紅葉が朝日でさらに赤く染まる

11/23 6:42

海岸線をゆるいアップダウンで気持ちよく歩ける

11/23 6:58

くろさき荘と黒崎灯台

11/23 7:00

11/23 7:02

11/23 7:02

11/23 7:07

トレラン向きのトレイルで大会開催したくなるのが分かる

11/23 7:16

ジグザグにあるトレイルは海岸から離れたり近づいたり

11/23 7:39

普代村さようなら

11/23 7:39

北山崎展望所へ

11/23 7:55

11/23 7:56

沢に下る

11/23 7:57

ほんとうにトレラン大会開催されたのか？と思うほどの落葉のラッセル

11/23 8:01

落葉の下に石が隠れている

11/23 8:03

11/23 8:03

11/23 8:06

沢の左側を歩いたり右側を歩いたり、暗い時間帯は迷いそう

11/23 8:07

渡渉も数ヶ所

11/23 8:11

この橋を渡ると落葉ラッセル地帯は終了

11/23 8:20

11/23 8:27

11/23 8:35

11月1日からのカウントで115名、トレラン大会あったので、ハイカーはもっと少ないかも？

11/23 8:35

北山崎ビジターセンター到着

11/23 8:43

9時からオープン

11/23 8:52

ビジターセンターの奥に北山崎レストハウス

11/23 8:54

北山崎レストハウス

11/23 8:56

レストハウスの2Fは休業中、1Fは営業してました

11/23 8:54

レストハウスの奥にシャクナゲ荘

11/23 9:05

11/23 9:05

11/23 9:06

11/23 9:04

第二展望台へは360段の階段

11/23 9:04

みちのく潮風トレイルは第一展望台と第二展望台の間にある分岐から右へさらに下る

11/23 9:10

ここが分岐、右へさらに階段を下る

11/23 9:10

波打ち際までさらに510段、登り返しがあるんですよ。。。

11/23 9:13

第二展望台

11/23 9:13

11/23 9:14

11/23 9:20

長い階段、観光地だからか、ビジターセンター側の階段の方が整備されている

11/23 9:22

延々と続く階段

11/23 9:25

みちのく潮風トレイルは机浜方面へ続く

11/23 9:25

さらに波打ち際へ下る

11/23 9:26

岩の左奥にサッパ船、漁してました

11/23 9:27

11/23 9:27

11/23 9:31

登り返します

11/23 9:32

11/23 9:33

トレイル崩れてます

11/23 9:35

橋は壊れてますが渡渉できます

11/23 9:36

渡渉は増水していると厳しいかも

11/23 9:37

510段下った分、登り返しです

11/23 9:42

こちら側の階段は整備されてなく、手すりはボロボロ、グラグラで掴めません。階段は急すぎて段差も大きく、手をついて登れるほど。過去一きつい階段だった

11/23 9:53

階段登るとテーブルとベンチあります。休憩。

11/23 9:58

熊。。ここまで誰にも会わず独り占めのトレイル、時々ガサガサ音がしたけれどキジとリスで安心。

11/23 10:11

落葉ラッセル、本当にトレラン大会で大勢が走ったのか？

11/23 10:17

くろさき荘からビジターセンターへのゆるいアップダウンの気持ちよいトレイルと違い、こちら側はきついアップダウンの階段の連続

11/23 10:29

急すぎ、落葉で滑る階段の連続、海岸見えず景色で癒されずひたすら標高差100mほどのアップダウン

11/23 10:33

ようやくロードに出た

11/23 10:34

すぐに左側のトレイルに入って海岸へ

11/23 10:38

北山浜が見えてきた

11/23 10:41

11/23 10:41

トンネル通り抜けます

北山漁港の潮位

11時前に到着、満潮時に当たらないように事前確認していた

11/23 10:42

左側へは行かず、右奥の岩場を登る。満潮で高潮だと通過できないかも？

11/23 10:43

ここは通りません、南下ルートの場合わかり難いと思う

11/23 10:45

この岩場を登る

11/23 10:46

岩場を登って振り返り、トンネルからビーチを歩いてすぐの岩場を登る。満潮でも歩けるかも。

11/23 10:46

11/23 10:46

岩場を登ってすぐハシゴを下って手彫りトンネルへ、このハシゴはラバーでぐにゃぐにゃして安定しなかった

11/23 10:47

11/23 10:48

ヘッドランプ必須です。本当に真っ暗

11/23 10:49

11/23 10:50

出口が見えた

11/23 10:50

2つ目のトンネル前に崩落個所あり

11/23 10:51

11/23 10:52

11/23 10:53

振り返り

11/23 10:53

崩れていつか通れなくなりそうな崖

11/23 10:54

曇り空だったけれど水の青さが神秘的

11/23 10:54

11/23 10:54

2つ目の手彫りトンネル、こちらの方が不安になるほど距離が長い

11/23 10:57

11/23 10:58

トンネル出るとビーチ。ここ行くの？と思ったらトンネル出て右側にルートあり、登ります

11/23 10:59

北上ルートの場合、トンネル入り口は分かりやすいと思う

11/23 11:00

静かな浜

11/23 11:00

落石注意です

11/23 11:04

ひたすら階段、もう勘弁して〜って感じ

11/23 11:22

登って下ると机浜

11/23 11:25

カウンター、81人目

11/23 11:29

机浜番屋群

11/23 11:26

11/23 11:31

津波で流されて再建された番屋群

11/23 11:34

津波到達点、トンネル通らず左側の階段登ります（トンネル通るとルートから外れます）

11/23 11:34

11/23 11:48

弁天崎灯台に寄り道するか悩んだが（階段登りたくない）立寄り

11/23 11:50

弁天崎灯台

11/23 11:50

11/23 11:50

立寄りしてよかった、灯台からの眺めがよくて風もなくのんびり休憩できた

11/23 11:51

右奥に見える白い建物がホテル羅賀荘

11/23 11:52

距離が長くコースタイムが長かったため羅賀荘に泊まるか悩んだが意外にサクサク進んだので、普代駅から田野畑駅まではギリギリ日帰りできると思った

11/23 11:52

灯台からの眺め

11/23 11:53

灯台から番屋群

11/23 12:07

まるでプライベートビーチのよう

11/23 12:11

ロレオール田野畑、レストランらしい

11/23 12:34

11/23 12:35

最後はロード

11/23 12:38

震災遺構、明戸海岸防潮堤の残骸

11/23 12:42

ひらいが海荘

11/23 12:42

11/23 12:48

羅賀荘

11/23 12:57

田野畑駅前にある、喫茶店カンパネルラ

11/23 13:00

田野畑駅、無人駅、切符購入できないため、下車時に運転士に現金で支払い

11/23 13:02

あまちゃん推しの三陸鉄道、混んでました

撮影機器：

SH-M24 SHARP