記録ID: 8980289
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
皇海山でスカイベリーを食べたい!
2025年11月23日(日) [日帰り]

体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 10:00
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,140m
- 下り
- 2,149m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:30
距離 26.1km
登り 2,140m
下り 2,149m
3:16
2分
スタート地点
13:46
ゴール地点
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
銀山平駐車場は、国民宿舎かじか荘宿泊者用と登山者用に分かれています。宿泊者用の駐車場を行き過ぎると左手に下段、上段の2つに分かれて駐車場があります。下段も上段も15台ほどずつ止まれそうでした。ゲート前にも7台ほど止まれそうでしたが、周辺の状況からして落石の危険性がありうると思いました。駐車場は無料、トイレなし。4時出発時点で自分含め6台、下山時13:45時点で自分含め8台。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
銀山平~一の鳥居 庚申山荘の管理人の方の車だけが行ける林道です。沢をまたぐ橋の前後で2か所だけ、ぬかるみがひどいですが、庚申川と反対側の橋の端を歩くようにすると、泥が薄く、さらに縁石の上を歩くこともできるのでぬかるみを回避できます。 一の鳥居~庚申山荘 左半分が黄色で右半分が赤色の、菱形の反射板が至る所に設置されています。ただし設置個所が倒木の下だったり、地上から2mほどのところにあったりと、よくヘッドランプを照らして探す必要があります。昔に敷かれてボロボロになった石畳を行くのと、落石や30cmほど堆積した落ち葉があるので、基本は下を見つつ、ときどきヘッドランプで反射板を探すようにすると良いと思います。 庚申山荘~庚申山 大胎内の付近は斜度が強く、3m未満の梯子が5か所あります。また、岩が頭上にせり出しているので、頭を岩に打たないように気を付けると良いと思います。この辺りも反射板がありますが見つけづらいので、ヘッドランプで照らしてよく見る必要があると感じました。 庚申山~白山 庚申山の山頂標識から2分ほど北に進んだ展望台からの皇海山の眺めは特筆すべきものです。ここからの眺めが一番でした。細かい上り下りが続くので、足の筋肉へのダメージが積み重なっていきます。 白山~鋸山 鎖で下降が2回(10m、15m)、ロープで登りが2回と下降が1回(5m程度)、梯子が2回(2m、4.5m)、鎖でトラバース1回(20m)でした。きちんと足を下ろすところさえ見つければ、何も難しくないと感じました。 鋸山~皇海山 鋸山の北側斜面は、降り始めてすぐに連続して10m、20m、10mのロープと、もう1か所10mほどのロープがありました。3cmの積雪があり、ツボ足でも問題なく通過できますが、チェーンスパイクがあると速く通過できるので体力を温存できます。 鋸山~六林班峠 笹がよく刈りはらわれていますが、倒木が横たわっているので注意が必要です。女山までが地味に長く感じました。 六林班峠~庚申山荘 笹がよく刈りはらわれていました。渡渉が必要な沢が7か所、枯れ沢が7か所ほどありました。 1か所だけ鎖場がある枯れ沢があり、そこは足場の幅が7cm程度で、枯れ沢の底まで10mあり高度感がありました。あとはロープが3か所ありましたが、地面が濡れていない限りはロープは全く必要ないと感じました。 |
| その他周辺情報 | 国民宿舎かじか荘で、県外の人は入浴料800円でした。 最終受付14:30、入浴は15:00まででした。 露天風呂は、浴場に入って左の扉から、道なりに進むとあります。 |
写真
3:00に登りはじめようとしたら少し寝坊。3:15過ぎに登り始めました。庚申山荘を過ぎて庚申山に向かう途中、4〜5か所ほど梯子を登ります。しっかりと据え付けられた梯子で、安心して登っていきます。それにしても、この辺りはカモシカのフンが多い…。下をきちんと見ないと踏みそうになります。
登り切って岩の上にたどり着くと、今度は5mの梯子で、4.5m下ります。この後に15mぐらいの鎖が一本。こっちの方の鎖の方が、長い分、先ほどよりも難易度は高かったように思いました。
鋸山の山頂に到着。男体山が奇麗です。富士西湖の十二ヶ岳〜鬼ヶ岳の鎖場の方が長かったことを思えば易しかったので、意外とサクッと終えられたことに緊張が抜けて鎖場と梯子を終えました。北側斜面を見て、チェーンスパイクを履くことに決めました。
雲の間から浅間山が頭だけ見せています。右の方から水晶岳・奥穂高岳の山容がくっきりと、車山・八ヶ岳・仙丈ケ岳・北岳がぼんやりと見えています。真ん中やや左辺りに富士山を捉えることができました。富士山を皇海山から眺めることができて、嬉しくなりました。
袈裟丸山がよく見えます。笹原の斜面をジグザグに下降します。鋸山から下降しきった笹原には、左(東側)へ分岐する道がありますが、これは庚申川の丸石沢出合(銀山平駐車場の裏手)から境沢を遡行(3級:所要8時間)して登山道に復帰する、沢登りのための道です。登山道は、そのまま女山へ向けて直進します。六林班峠では鋭角に折れて、笹原の緩やかな斜面を下っていきます。
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
長袖フリース
長袖インナー(ミズノブレスサーモ)
タイツ(ミズノブレスサーモ)
ズボン
靴下
グローブ
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
スマホ
地図ダウンロード
タオル
ストック
ヘルメット
チェーンスパイク
|
|---|
感想
いつかは行きたいと考えていた皇海山に、ようやく行ってきました!スカイベリーのイチゴそのものを持って行くには、そもそも旬を外れているのと、リュックの中でグシャグシャになりそうだったので、スカイベリークランチを持参!
藪漕ぎ・鎖・ロープ・はしご・長距離・水場は帰りの巻き道だけ・見晴らしスポット2か所だけ(庚申山頂の北の展望台と鋸山のみ)などメガ盛りでした!
出発は日帰り温泉入浴を考えて3:00に出発しようとしたけど少し寝坊…。結果的に間に合ったのでセーフでした。
庚申山の頂上直前、標高1760m地点で、夜明けの写真を撮影して気が緩んだ直後に、枯れ沢に誘い込まれ、あやうくルートミスするところでした。他にも獣道が割と交錯しますので、特に未明での行動中におかしいと思ったらすぐにヤマレコの地図を見ると良いと思います。
鋸山をスライスして真っ平にすれば、難易度が結構下がるのではないかと思いましたが、これも皇海山の醍醐味の1つ。達成感に包まれつつ、宇都宮で餃子とかぶと揚げをつまみに一杯飲んでから帰りました。
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