吾国山・加波山・足尾山 茨城低山巡り3日目

- GPS
- 03:37
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 981m
- 下り
- 979m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:16
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
文明の利器で一番標高差が小さくなるであろう、吾国山直下の切通し部分が広くなっているのを事前にストビューで確認していたので、バイクだし路駐。通常は旧洗心館から登るみたいだけど、施設の下に誰でも駐車可能と書かれた駐車場が有ったのでそこが使えそう。キャンプ場の利用客次第なのかもしれないが、10台程度は駐車可能。吾国山周辺は幅員が狭いので、四輪は注意が必要だし、交通量が少ないから落ち葉が多いので二輪も注意が必要。 ■加波山・足尾山 加波山3合目駐車場利用、無料。6台程度駐車可能。駐車場は舗装されている。9:00過ぎ到着時点で残り2台くらい空いてた。バイクなので一応隅の邪魔にならない所に停めた。トイレ無し。 県道からのアクセス路は、加波山の看板があるところより北側から入って行くと、駐車場手前までほぼ広い幅員で進むことが出来る。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■吾国山 切通〜山頂 道路から階段を少し登っていくと分岐有り。直登ルートと巻道ルートがある。往復直登ルートを歩いた。いきなりかなりの急登。両脇にロープが有る。晩秋だけに落葉がたくさんなので、すべりやすくロープを使った方が無難かと感じた。 急登を登り切ると緩やかになり、平坦な空間が広がる。イス・テーブルがいくつか置かれており、紅葉がとてもよくのんびりするには良いところ。平坦区間から少し登ると吾国山山頂。立派な山頂標識は無く、分岐看板に書いてあるだけ。石垣と社が有って、一部視界が開けており景色を望むことが出来る。 ■加波山3合目駐車場〜加波山 駐車場から5合目までコンクリ舗装路歩き。勾配は結構急なのでいきなり核心部w 道路なので陽が当たる箇所も多く、暑い時は大変そう。5合目に3台くらい停められそうなスペース有り。 5合目からは本格的な登山道が始まる。山頂まで視界の開けない樹林帯の道で、かつ暗い雰囲気なので黙々と登る。勾配はそこまで急ではないと思う。ひたすら登って加波山神社に着くと、道路が見えてげんなりw 事前に調べると、確かに林道は通ってるらしいが四駆じゃないと登れない、みたいなことが書いてあった。セローなら行けるのかなw 加波山神社横に階段があり、引き続き登っていくと社が色々有る。たばこ神社まで有った。ヤマレコで山頂になっているポイントは、巨岩がたくさん置いてあって厳かな雰囲気。ロープが張ってあるので、巨岩には近付けない。社の石垣に座ってのんびりすることが出来る。 ■加波山〜一本杉峠〜足尾山 加波山の巨岩から少し行くと建屋がある。そこの横でのんびりしている人も居た。建屋から下り基調になり、それまで杉林の暗い雰囲気だったが、少し下ったところから明るい稜線となって、良い森歩きが楽しめる。ここから足尾山までは樹々には囲まれているけど明るい雰囲気で、見晴らしの良い箇所も有った。 林道丸山線までそこそこ下るが、とても歩きやすく階段も整備されている。階段は段差が低いので、爆速下山出来た。林道丸山線を少し歩き、風車の方に向かう。丸山は道が不明瞭で、藪の中だし標識も見当たらなかったので、あまり行く意味は低いかと思った。 一本杉峠まで下ると、大きな峠名の標識がある舗装路に出る。そこから道が5方向くらいに分かれる。舗装林道と登山道が有り、行きは登山道。帰りは林道を通った。登山道が若干アップダウンが有ったためである。結局林道に合流して少し歩くと、足尾山への標識がある分岐から再度登山道に入る。 登山道を少し登ると、ヤマレコでは男坂・女坂の分岐というのに出るが、知ってるか確実に地図を見ながらでないと、確実に女坂方向に向かってしまうと思う。昔は案内が有ったらしいが、見当たらず、かつ真っ直ぐ進むと女坂になるので、初見で男坂から登るのは難しいでしょう。結局林道に合流するのは同じ。 女坂はその名の通り、迂回する形になるが勾配は緩い。林道合流前に東屋有り。林道を少し歩くと再度登山道。ここから足尾山へは最後の急登になる。頑張って登れば足尾山山頂。石垣になってて祠が有り、筑波山の眺めが大変素晴らしい。ベンチも4つ有って大休止も可能。三角点有り。 ■足尾山〜パラグライダー基地〜一本杉峠〜加波山3合目駐車場 そのままピストンする予定だったが、足尾神社とパラグライダー基地が気になり少し行ってみることにした。下って行くと足尾神社が有って、仮設トイレも有り。草履奉納所が有って登山靴が置かれていた。流石にここで脱いでしまうと帰れないので奉納は出来なかったw 足尾神社から下って行くと林道に出てすぐパラグライダー基地。見晴らし良いハズ、って思ってたけど予想通りで視界が開けており、霞ヶ浦が見えた。日曜のためか、パラグライダーがたくさん止められており、普段飛んでるのしか見ないけど、かなり大きいと感じた。これくらい無いと浮力が得られないかw パラグライダー基地から折り返し。足尾山に登り返すのはダルイので、林道を歩いた。少しアップダウンは有るけど大したことないので楽に分岐まで戻れた。下りは男坂の分岐が分かりやすいので、そちらで下りたらそこそこの急勾配。男坂・女坂分岐まで戻ってきたけど、前述通り初見ではまず男坂に行くことは出来ないでしょう。 一本杉峠まで戻り、そこから県道を下る。安牌な道かと思うが、だがしかし。この道は、一部のマニアには有名な道らしく、車両通行不能区間となっている。確かにツーリングマップルを見ても、通行不能と書いてあった。道幅も広く、勾配も緩やかなので刺激は無いが、徒歩なら問題無く歩ける。 しばらく歩くと、山中には似つかわしくないエンジン音と談笑する声が聞こえてきた。何だろうと思っていたら、クロカンSUVが大量に居てちょっとビックリ。刺激が無くて撮影をすっかり失念していたのが痛いが、こんな所クロカンとは言えクルマで来られるんだ、とビックリ。太っといオフタイヤと凄い車高が高いクルマだったけどw クロカンSUV界では有名なのか、至るところの路面がえぐれてるので、正直徒歩では少し歩きにくかった。沢沿いの道がしばらく続き、洗い越しの箇所も有ってドボンしないように気を遣うところが少し有り。森は明るい雰囲気ではなかった。 無駄に少し登り返しが出てくると、未舗装区間も終わり舗装路に出てくる。ここからイージーだけど退屈な区間w 少し小走りで無になって歩き続けると、駐車場に戻れる。 |
| その他周辺情報 | 時間が遅くなると渋滞が酷くなると思ったので、風呂には寄らずに帰宅。家で登山後の汗を流した。 |
写真
感想
吾国山:関東100名山の1座
加波山:日本100低山の1座
足尾山:常陸三山の1座
北関東低山巡り最終日。大体初日にドンと移動して、段々帰る方向に巡って行くのが一番合理的かと個人的には思うので、段々南下していく形になった。
100低山を調べていくと、加波山が対象だったのでココに行くことは決定。いくら最終日とは言え、加波山だけだともう少し歩きたいと思ったから、周辺の山を探してみた。
私が登る山を決めるとき、ヤマレコの山リストをよく使う。100名山/200名山/300名山、低山なら100低山/100低名山はもちろんのこと、各地方の100名山(関東・東海とか)、静岡・山梨・信州100名山辺りから選ぶことが多い。
その山リストの中で、加波山の情報を見ると常陸三山というのが有るらしい。筑波山・加波山・足尾山が対象のよう。筑波山は既に登頂済で、加波山に登ったついでに足尾山も行けそうだったから、まとめて登ることにした。
筑波山のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6194392.html
最後に、関東100名山の山リストを見ると、茨城県はあまり山が無いからか数は少なかった。今回の遠征で登った山に加えて、吾国山というのが関東100名山になっているらしい。加波山から近く、モデルコースでも高低差・歩行距離も短い。更に近い所まで車道が繋がっているので、時間も大して掛からないでしょう。この3山に登ることに決めた。
相変わらず前置きが長いが、今回の山行の感想をw
■吾国山
切り通しから登れば、高低差80m程度のゆる登山。と思っていたが、想像以上の急登が待っていたので面食らったw ロープが整備されているので大丈夫だと思うが、朝イチでこの登りは大変だったww
山頂手前にベンチが沢山用意されており、紅葉がとても素晴らしかった。山頂からは開けてはいるものの、範囲は狭い。けど良い眺めがサクっと見れるので良い山だと思う。
■加波山
山頂には神社・巨石もあって厳かな雰囲気。加波山までの道は紅葉はあまり無かったけど、加波山から丸山までは気持ちの良い稜線歩きが楽しめる。紅葉も素晴らしく、標高は大して変わらないのに植生の変化があって面白かった。
■足尾山
山頂近くまで車道が通っており、パラグライダー広場にもなってて展望がとても良い。筑波山が近くなっていくのが分かるので、筑波連山縦走もしてみたいと思えた。単独で行くなら簡単に行くことが出来るが、加波山から縦走していくのも良いと思う。足尾神社は、草履の奉納所も有った。
今日は昨日と違って高雲は有ったものの、とても良い天気に恵まれた。昨日もこんな天気だったら良かったのにねw 筑波山と関東平野の眺めを存分に楽しめた。
今回の北関東遠征、お陰で茨城県の狙っている山リストの山を全て登頂することが出来た。しばらく茨城には行かない気がするけど、これで山が沢山有る群馬・栃木を集中して攻めることが出来る。秩父とかも良いと思う。関東は混雑するのがネックだけど、色んな山に登るのも旅行がてら楽しいので、これからの時期は低山中心に登って行きたい。
また今回の北関東遠征、3日間とも低CTの低山巡りが殆どだったので、荷物は以下で準備した。
・ファーストエイド、エマージェンシーキット
・レイン上下
・防寒着、ウインドシェル
・ヘッデン、モバイルバッテリー
・座布団
・水500ml
だけにして、15Lトレランザックで登った。当たり前だけど、荷物が軽いと楽チンだねw
一番山行時間が長かった2日目の天気が良くなかったのが残念だったけど、まぁ雨が降らなければ良いでしょう(多少霧雨にはなったけどw)。1日目と3日目は良い天気に恵まれたので、良い山行が出来ました。
※とりあえず山行記録アップロード優先で、ルート概況と写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います。⇒12/7入力完了
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