鳶尾山（相模野基線三角網）

2025年12月05日(金) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 28.9km
• 登り: 363m
• 下り: 338m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:37

距離 28.9km 登り 363m 下り 338m

6:46 瀬谷駅
7:23 瀬谷本郷公園
8:01 8:19 ひなた山
8:24 8:34 子安3号公園
8:54 8:55 相模野基線南端点
9:50 9:56 相模野基線中間点
10:37 11:27 相模野基線北端点
12:47 12:49 依知神社
13:41 13:42 八菅橋
13:50 八菅山いこいの森駐車場
14:09 14:10 やなみ峠
14:19 14:40 鳶尾山
14:56 15:05 金比羅山展望台
15:07 金比羅神社
15:22 天覧台公園
15:26 鳶尾団地バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き、瀬谷駅まで電車
帰り、鳶尾団地からバス

コース状況／危険箇所等

良好

写真

12/5 6:32

三ツ境駅で途中下車して歩道橋から

12/5 6:47

瀬谷駅からスタート、今日は今季一番の冷え込みで寒い

12/5 6:51

瀬谷駅近くから

12/5 7:56

米軍墜落の慰霊碑

12/5 8:01

12/5 8:06

泉の森

12/5 8:13

上の高架は国道246

12/5 8:18

国道246は昔、よく通ったので覗きたくて橋の上へ

12/5 8:54

座間市指定重要文化財で大切に保存されています。

12/5 8:56

最古の一等三角点の一つ
相模野基線の南端点

12/5 8:56

12/5 9:41

途中良さげな遊歩道ありました

12/5 9:44

遊歩道は綺麗に整備されてます

12/5 9:50

相模野基線とは現在の相模原市南区麻溝台（北端点）と座間市ひばりヶ丘（南端点）を結ぶ直線

12/5 9:51

相模野基線の中間点

12/5 9:51

中間点は住宅街の道路の上にありました

12/5 9:54

中間点のマンホールは手前のマンホールではなくて右側の道路を少し歩いたところにありました。

12/5 10:36

相模野基線の全長距離5209.9697mが算出され、その成果を元に明治16年（1883）4月から三角測量が開始され
より大きな三角網の基線となる一等三角点の丹沢山、鹿野山（かのうざん）の間の距離が算出されました。
そして日本経緯度原点（東京港区麻布台）と丹沢山、鹿野山を結ぶ三角網が形成されていきました。
大正14年（1925）には全国の五万分の一地形図として完成しました。

12/5 10:37

最古の三角点の一つ
相模野基線の北端点

12/5 10:37

相模野基線北端点
一等三角点　下溝村
当基線場は日本の近代測地測量を実施するにあたり、明治15年日本で最初に設置されたものです。
南、北両端点間の長さ、5209.9697mをもとにして我が国の地図は作られました。
最近では、この長さの変化を精密な繰り返し測量で見つけて地震予知等に利用している大切な測量基準点です。
建設省国土地理院

12/5 11:17

相模野基線網略図

12/5 11:18

一等三角点は高い精度で測量されており、全国測量網の「骨格」として機能します。
全国をカバーするように45Km間隔で設置されました。
二等三角点は平均約8Km間隔、三等三角点は4Km間隔、四等三角点は2Km間隔で設置されてます。

12/5 11:30

途中「農場の家」でシュークリームとプリンを購入

12/5 11:31

シュークリーム美味しかった

12/5 11:47

相模原麻溝公園のグリーンタワー相模原（展望塔）

12/5 11:49

38階？展望室の高さ38メートルでした

12/5 11:50

展望室からの眺め①

12/5 11:51

②

12/5 11:53

③

12/5 11:54

④

12/5 12:02

公園内にはフィールドアスレチックもあります

12/5 12:23

JR相模線のガード下を歩いて

12/5 12:41

相模川を昭和橋の歩行者専用道路で渡り

12/5 12:45

昭和橋からの相模川

12/5 12:48

樹齢約500年、鎌倉幕府の二代征夷大将軍に任ぜられた源頼家が神社の再建で記念に境内に植えたと伝えられています

12/5 12:50

二本のイチョウだったのか

12/5 13:09

途中イチョウ並木がありました

12/5 13:17

落葉木

12/5 13:37

急勾配でした
真正面は仏果山？

12/5 13:42

中津川沿いではキャンプしてる人多数

12/5 14:09

ここから山道です
クマ注意の看板ありました

12/5 14:15

途中、新宿の高層ビル群が見える場所ありました

12/5 14:19

鳶尾山（とびおさん）山頂

12/5 14:20

北端の下溝村（現　相模原市南区麻溝台）と南端の座間村（現　座間市ひばりヶ丘）を結ぶ直線、「相模野基線」を一辺として一等三角点「鳶尾山」を頂点とする三角形が形成、その後全国の三角点網が整備されました。

12/5 14:20

鳶尾山の一等三角点

12/5 14:39

鳶尾山、山頂眺望

12/5 14:40

隙間から海老名市内が見えました

12/5 14:47

宝くじ桜寄贈事業

12/5 14:59

鳶尾山観光展望台

12/5 15:02

鳶尾山観光展望台からの眺望①横浜ランドマーク方面

12/5 15:03

②湘南平方面

12/5 15:03

③大山

12/5 15:07

金比羅社

12/5 15:22

長い階段を降りて

12/5 15:25

鳶尾団地バス停がゴール

撮影機器：

iPhone 15 Pro Max Apple

感想

トール

前日、23時すぎに仕事を終えて朝4時起床、寒いのと丹沢の山が見たいのと葛藤すること10分頑張って起きました。
ヤマレコBright-Doorさんお勧めのコースを1日かけてたっぷり楽しみました。
三角点では地図が出来るまでの過程を学び、散歩しながら昔の人の知恵と技術に感心しました。
最近はわからないことがあるとすぐにAIに聞くようでは将来認知症になるかダメ人間になるかも？
スマホ依存症も身体に悪いよな、など文明の進歩を素直に喜べないなと考えながら歩きました。

コメント

Bright-Door

おつかれさまでした。
このコースを行ってこられたんですね。三ツ境の歩道橋で沈む月から始まり、途中の寄り道／道草もいろいろ開発して楽しまれたようで何よりです。
そして、私の痛恨の大ミス、中間点のマンホール蓋はそれでしたか🤣🤣🤣

「相模野基線南端点 に関連する記録（最新10件）」を出してみると、今年はヤマレコユーザーの３人が同テーマで歩かれたようで、こちら：
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8284546.html
はなんと基点（2）、第一次増大点（2）、第2次増大点（1）の５箇所を巡って59.3kmという健脚ぶりに驚きましたが、その方は、ときどき日記で拝見する驚異の80歳、4万K旅人さんでした。なぜこの年齢でこれだけ歩いて関節がすり減ってしまわないのか、せひとも医学界で研究していただいたいものです。

トール

Bright-Doorさん返信ありがとうございます。
三ツ境の歩道橋では沈む満月と富士山、宮ヶ瀬ダムの輝きが見れると最高です。
毎日見れる方が羨ましい。
中間点のマンホールは少し離れた住宅街の道路の上にあったので
たぶんいきなり行ったら私も同じくわからなかったはずです。
増大点は59.3Km、80歳ですか‼️
日頃からよく歩き体を労っているのですね。
それにしても凄い。
人間の未知の力には驚かされます。
卵が先か鶏が先か？人間がどうして誕生したのか？
まで考えてしまいます。
今後の医学の発達で更に皆が健康長寿になることを願ってますよ。
とりあえず私は暴飲暴食を控えないと💦
楽しいコースありがとうございました。