養老川水系 梅ケ瀬川

- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 325m
- 下り
- 316m
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・梅ケ瀬溪谷入口、道沿いにある梅ケ瀬の茶屋さんの駐車場。 茶屋前と道を挟んで反対側で30台以上停められます。 ¥500を茶屋にお支払いする。 元気で優しくほがらかなお母さんが出迎えてくれます。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■梅ケ瀬川(梅ケ瀬溪谷) 養老渓谷駅からも歩いて行ける沢登りというより沢ハイキング。 房総の沢らしくほとんど平坦な川歩きで梅ケ瀬溪谷沢ルートは 上流の日高邸跡までは観光マップにも案内されている。 11〜12月上旬は白く高い壁と紅葉が美しく、厳冬期には中流部に 玉簾れ状のつららスポットが有名。 房総の沢らしく、蛇行する流れを洞を作ってショートカットさせ 旧川道に水田などの耕作地を開く独特な技法「川廻し」が複数あり 手軽にそれらを楽しめる。 ただ日高邸跡から上流、詰めは両岸が狭くなって低山とは思えないゴルジュとなり 登ることも巻くことも困難な滝(水はほとんど涸れているが)があり 戻ることが常道です。 遡行グレード 1級 |
写真
感想
北はそろそろ冬山モードなので、二十年以上振りの房総の沢へ。
お気楽渓流ハイキングと紅葉が楽しめる養老川の梅ケ瀬川。
梅ケ瀬の茶屋にある広い駐車場へ着くと誰もいません。
茶屋のお母さんが出てきてご挨拶。
優しくてとても親切な明るいお母さんの人柄に朝からほっこりしました。
気持ちよく500円お支払いして出発。
梅ケ瀬断層はスパッと切れた高い凄い断層。
その麓や中腹にはそろそろ恋を謳い始めたモミジたち。
日高邸跡の平地までは穏やかな流れの沢沿いを幾度も渡ったり、小さな段差のナメや、幾つも出てくる川の道(洞門)を試しに潜ってみたり・・・ワンちゃん連れのハイカーさんたちも楽し気に歩いています。
さて、沢屋の端くれとしては日高邸跡で終わろうとは思っておらず、さっぱり記録がない、そこから上流部を目指す計画です。
邸跡から平坦な道のような砂地の沢床を進むと、水もしょぼくなり、ちょっとした二俣へ。
左沢はまたしても大きめの川の道(洞門、洞窟)。
潜って先の方へ寄り道。あ、これ支流か。
右沢は左岸が高〜い断層壁で幅が少々狭くなってきた。
小さな倒木群を越えると再び二俣。
標高140m。・・・って房総の山はそもそも低山ですから、この沢詰めても250mくらいで、何だか今までの標高感覚が狂いますね。
右沢はまだ左岸が高い壁に加え、右岸も断層壁となって、とても標高140mとは思えない頚城山塊のようなゴルジュだ。
そしてついに眼前に行く手を完全に塞ぐ大きな棚。
つるつる垂壁・・・両岸も手が付けられないゴルジュで巻けもしない。
じゃぁ左沢は? 行ってみる。
ちょっとしたナメも出てきてよいかも。
だがこちらも出てきてしまった。
下部は巨流木を挟み込んだ同じくらいの絶望的な棚。
これも巻けない。
言い訳をちょっとだけ見つけて半分安堵する気持ちをぶら下げて日高邸下流部モミジ谷出合二俣から尾根ルートを登って女ケ倉林道(舗装路)に詰めました。
ほんの観光的渓流にも記録を見たことがない詰め部には、それまでの楽々モードを一転させるゴルジュと棚が人知れずあり、それらに出会えたことが今日の収穫だった。
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