高宕渓谷６ 急駟滝 仕事道で周回２

2025年12月06日(土) [日帰り]

• GPS: 02:27
• 距離: 6.8km
• 登り: 139m
• 下り: 140m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:13
• 合計: 2:26

距離 6.8km 登り 139m 下り 140m

10:13 スタート地点
10:44 黒滝
10:49 10:50 宮内滝
10:53 10:54 黒滝
11:01 11:12 急駟滝
12:01 12:02 宮内滝
12:04 黒滝
12:40 ゴール地点

天候

晴れのち曇り　気温9〜12度　風1m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高溝地区の路肩に駐車

コース状況／危険箇所等

○全体として
Nさんと湯の沢以来２度目の沢歩きです。紅葉のピークは過ぎてました。

落ち葉でピカピカのナメとはいきませんが、相変わらずのナメナメです。沢に迫る崖はうっすらした緑、苔も元気がありません。Nさんによると魚は底でじっとしているらしく、今年かえった小さめのアブラハヤが何匹かいました。ケイワタバコの葉があるかと思っていたら見えません。多年草ですが越冬するため小さくなっているようです。

急駟滝を除くと危ないところはありません。水量はきわめて少なめ、土砂ダムもありません。倒木は１か所だけでラクラクくぐれました。

○急駟滝（きゅうしたき）
27mの滝です。川廻しでできた滝ですが、年月が経ち自然と一体化しています。今回の核心部です。
ザラザラした岩肌に太いロープが設置されステップがあります。ラバーでも滑ることなく上れました。

○退渓ポイント〜作業道〜入渓ポイント
白い看板の手前で右岸に退渓します。看板の斜面の横に谷がありますが、その谷より左（下流側）のゆるい斜面を上ります。あっさり仕事道に出ました。
ラバー底の胴長で足を上げにくいですが、支障はありませんでした。

宮内滝（くないだき）を見下ろせるあたりに、幅50cmのコンクリートで固めた急角度の崖（ロープ場）があり、一番の注意ポイントと考えていましたが、作業道に沿って進んでいるうちにコンクリートの崖に出会うことなく迂回していました。

ということで退渓ポイントから入渓ポイントの仕事道も危なげなく歩けました。
ただし仕事道はあったりなかったりです。ヤマレコの足跡だよりです。

○入渓ポイントより下流
素掘りのトンネルを２つ抜けました。
下流側のトンネル内は狭く斜めになっているので滑り落ちないように緊張します。

沢が開けたところでズボッと泥が足をつかんだので退渓しました。林道わきのイノシシの箱わなが２つあるところです。

その他周辺情報

九十九谷展望公園　
鹿野山の山頂近くにある名所です。駐車場は10台程度。
東山魁夷がここから望む山並みを日本画にしたことで有名。
ベンチがあいてました。絶景を見ながらのランチ。初めてのNさんも気に入ったようです。

写真

12/6 10:13

高溝地区の路肩

12/6 10:35

ここから秘境の始まり

12/6 10:39

紅葉の終わった葉が乾燥して色あせています。

12/6 10:41

水面に浮かぶ落ち葉　秋の終わりを感じます。水は冷たいです。

12/6 10:42

黒滝　水量少なめ　左のステップを上りましたが、Nさんは中央突破。ふたりとも胴長ラバー底ですが滑りません。

12/6 10:43

黒滝を拡大

12/6 10:48

ちょっと支流を行きます。宮内滝の手前のゴルジュ

12/6 10:49

宮内滝（くないだき）　ケイワタバコの葉が見あたりません。

12/6 10:54

房総特有？のなめらかな渓谷美

12/6 10:58

水鏡

12/6 11:00

小滝の連続

12/6 11:04

今日のメインイベント　急駟滝　モミジが散ってます。

12/6 11:09

急駟滝を上りきった川廻しのトンネルで一息つく　涼しいので汗をかくこともなく水分補給も最小限

12/6 11:10

急駟滝を上から　コンクリートは水道管を埋めたもの。使っているのかは不明。

12/6 11:11

落ち葉で夏とは違った雰囲気です。

12/6 11:15

「浅間様」の標識があるポイント　
沢をはばむ巨岩と深み
ここでは退渓しません。崩れ落ちそうな丸太橋を渡ることになるからです。

12/6 11:18

丸太橋
ますますくずれてきてます。高さがあるので危険です。

12/6 11:25

倒木はここくらいでした。

12/6 11:27

木々の間から差し込む光がゆらめいていました。

12/6 11:29

小さいのとちょっとだけ大きい魚がいました。Nさんによるとアブラハヤということです。落ち葉のところは居心地がいいのか？　

12/6 11:33

水に浮かぶモミジ

12/6 11:37

退渓ポイントにきました。白い看板が見えますが、手前の斜面を上ります。

12/6 11:38

きつくありません。胴長のラバーで上ります。

12/6 11:40

すぐに仕事道に出ました。

12/6 11:46

切通しのようです。人工的なものでしょうか？

12/6 11:47

「浅間様コース」との分岐　浅間様コース側にはいくつもピンクテープが見えます。

12/6 11:48

作業道

12/6 11:49

崖のロープ場　下ります。ここは足場がないので慎重に。

12/6 11:52

「高宕川」への分岐

12/6 11:57

人工物あり

12/6 12:05

スポット的に紅葉が残った木があります。

12/6 12:06

入渓ポイントに戻りました。アシカの岩が目印

12/6 12:10

このトンネルは沢筋のものです。この上の林道に入渓前に通る素掘りのトンネルがあります。

12/6 12:10

トンネル内は綺麗です。

12/6 12:13

ゴーロです。

12/6 12:16

今回、一番の紅葉でした。

12/6 12:18

現地ではモミジに気を取られ、こんなにドングリが落ちていたとは気づきませんでした。

12/6 12:19

2つ目のトンネルです。ブルーのホースがたれさがってました。

12/6 12:19

トンネル内は細いながらも深そうです。左の斜面を滑り落ちないように進みます。緊張です。

12/6 12:22

この先で退渓しました。
おしまい。

おまけ
帰りに鹿野山の九十九谷展望台公園に寄ってベンチでランチしました。

12/6 13:03

房総の絶景ポイントです。東山魁夷がここから見た山並みを絵にしています。

撮影機器：

Pixel 8a Google

装備

個人装備

胴長（ラバー底） ヘルメット 滑り止め付き手袋 スパイク付きフェルトシューズ（使用せず） 熊鈴（使用せず） 菓子パン

感想

tutumi

宮内滝のゴルジュまでの沢もきれいで歩きやすかったです。
急駟滝は太いロープ、ザラザラした斜面にステップが刻まれているので、アドベンチャーを楽しみました。
退渓ポイントからの仕事道は危険を感じるところもなく歩けたので、これまでで一番よい足跡になったと思います。