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Yamareco

記録ID: 908032
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

飛越新道〜薬師岳・黒部五郎岳Y字ピストン 雨の飛越新道は最悪でした

2016年07月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
18:31
距離
45.3km
登り
3,427m
下り
3,414m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
16:53
休憩
1:31
合計
18:24
距離 45.3km 登り 3,427m 下り 3,426m
4:42
4:43
50
5:33
5:34
33
7:21
7:27
47
8:14
8:19
5
8:24
8:25
12
8:37
8:38
31
9:09
38
9:47
27
10:14
10:15
12
10:27
11:06
9
11:15
11:17
14
11:31
20
11:51
22
12:13
12:15
13
12:28
12:29
6
12:35
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58
13:34
6
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13:43
19
14:02
29
14:31
63
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15:40
5
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16:00
10
16:10
48
16:58
37
17:35
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18:01
5
18:06
18:07
78
19:25
58
20:23
20:24
73
21:37
21:40
0
21:40
ゴール地点
天候 朝は快晴、午後ガス、夜は本降り
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛越新道トンネル入口駐車場利用。簡易トイレ・登山届ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
飛越新道、噂通りの泥濘でした。途中まで長靴で歩く方のレコを見たことがありますが、アリですね。
午前3時15分、飛越トンネル前駐車場を出発!
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午前3時15分、飛越トンネル前駐車場を出発!
神岡新道と合流。神岡新道は草刈をしていませんと書いてあるが、ドロドロの飛越新道とどっちが歩きやすいんだろう。
神岡新道と合流。神岡新道は草刈をしていませんと書いてあるが、ドロドロの飛越新道とどっちが歩きやすいんだろう。
ワタスゲ
ニッコウキスゲ、たくさん咲いていました。
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ニッコウキスゲ、たくさん咲いていました。
ゴゼンタチバナとツガザクラ
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ゴゼンタチバナとツガザクラ
朝日が昇ってきました!
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朝日が昇ってきました!
寺地山到着。飛越新道の泥濘ぶりには閉口・・。写真撮ってませんけど、登山道の真ん中に水芭蕉あるんだもんな・・。あれって沼とか湿原に生えるものでは?w
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寺地山到着。飛越新道の泥濘ぶりには閉口・・。写真撮ってませんけど、登山道の真ん中に水芭蕉あるんだもんな・・。あれって沼とか湿原に生えるものでは?w
遠くに乗鞍岳。
北の俣避難小屋への分岐。やっと泥濘から解放される・・。
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北の俣避難小屋への分岐。やっと泥濘から解放される・・。
湿地帯と木道を登ります。池塘もたくさん。
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湿地帯と木道を登ります。池塘もたくさん。
神岡新道を登り詰め、やっと稜線に取り付きました。
神岡新道を登り詰め、やっと稜線に取り付きました。
北の俣岳方面。ガスってます。
北の俣岳方面。ガスってます。
ハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ。
まずは左へ。薬師岳を目指します。振り返ると、ハクサンイチゲの群落と北の俣岳。ガスが晴れて来たっ!
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まずは左へ。薬師岳を目指します。振り返ると、ハクサンイチゲの群落と北の俣岳。ガスが晴れて来たっ!
雲の間から、有峰湖。デカイっ!
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雲の間から、有峰湖。デカイっ!
雲間から薬師岳が姿を現しました。山容がすごく大きい。
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雲間から薬師岳が姿を現しました。山容がすごく大きい。
来た道を振り返って。ずいぶん下ってきたなあ・・。ピストンだから、またあそこ登るんだな・・。
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来た道を振り返って。ずいぶん下ってきたなあ・・。ピストンだから、またあそこ登るんだな・・。
太郎山に寄り道。奥の稜線に折立からのトレイルが見えます。あっちはドロドロのグチャグチャじゃないんだろうな・・。帰りに飛越通るのイヤだなあ・・。
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太郎山に寄り道。奥の稜線に折立からのトレイルが見えます。あっちはドロドロのグチャグチャじゃないんだろうな・・。帰りに飛越通るのイヤだなあ・・。
太郎平小屋と薬師岳。
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太郎平小屋と薬師岳。
太郎平小屋。広い場所に建ってますね。
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太郎平小屋。広い場所に建ってますね。
遠くに槍ヶ岳が見えます。
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遠くに槍ヶ岳が見えます。
槍のアップ!
薬師岳のカールが見えてきました♪
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薬師岳のカールが見えてきました♪
トレイル上に雪はほんの少しだけ。迂回路あります。
トレイル上に雪はほんの少しだけ。迂回路あります。
薬師岳山荘到着。たしか今日がオープン日のハズ。スタッフの方がいろいろと準備されてました。
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薬師岳山荘到着。たしか今日がオープン日のハズ。スタッフの方がいろいろと準備されてました。
ザレザレの斜面の上に祠が。あれがピークか!
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ザレザレの斜面の上に祠が。あれがピークか!
と思ったら、こっちは東南稜。ピークはもう一つ先でした。
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と思ったら、こっちは東南稜。ピークはもう一つ先でした。
中央のピークが薬師岳山頂。
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中央のピークが薬師岳山頂。
薬師岳到着!標高2926m!
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薬師岳到着!標高2926m!
誰もいないので、写真撮って遊びました。正面には水晶岳。北ア北部の山のパノラマがすごかったです!
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誰もいないので、写真撮って遊びました。正面には水晶岳。北ア北部の山のパノラマがすごかったです!
同じく正面には水晶岳。別名黒岳と言われるだけあって、黒いですね。あそこも行きたいなあ。
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同じく正面には水晶岳。別名黒岳と言われるだけあって、黒いですね。あそこも行きたいなあ。
薬師岳を振り返って。
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薬師岳を振り返って。
先ほどの東南稜。迷いこまないように、岩に×印がありました。
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先ほどの東南稜。迷いこまないように、岩に×印がありました。
写真左のピークが、今から向かう黒部五郎岳。むっちゃ遠いな・・。
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写真左のピークが、今から向かう黒部五郎岳。むっちゃ遠いな・・。
シモツケソウ。
太郎平小屋と薬師岳。ココで名物のラーメンを食べたかったのですが、時間が推しているので断念!
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太郎平小屋と薬師岳。ココで名物のラーメンを食べたかったのですが、時間が推しているので断念!
雷鳥ファミリー発見!
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雷鳥ファミリー発見!
こんな至近距離でも親鳥逃げません。
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こんな至近距離でも親鳥逃げません。
ヒナは3羽いました。めっちゃかわいい!!
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ヒナは3羽いました。めっちゃかわいい!!
2時間前まで居た薬師岳が、こんなに遠くに。
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2時間前まで居た薬師岳が、こんなに遠くに。
左のピークが黒部五郎岳。まだまだ遠いデス。
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左のピークが黒部五郎岳。まだまだ遠いデス。
北の俣岳山頂。奥には雲のかかった薬師岳が見えます。
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北の俣岳山頂。奥には雲のかかった薬師岳が見えます。
雲の平方面。いつか行ってみたいな。
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雲の平方面。いつか行ってみたいな。
雲の平のアップ。ホントにテーブルトップなんですね。
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雲の平のアップ。ホントにテーブルトップなんですね。
黒部五郎岳へと続くトレイル。
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黒部五郎岳へと続くトレイル。
赤木岳のピークは左側を巻きます。
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赤木岳のピークは左側を巻きます。
はい!がんばります!
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はい!がんばります!
黒部五郎岳、全然近づいてこないんですけど・・。
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黒部五郎岳、全然近づいてこないんですけど・・。
だいぶ近づいてきました。ジグザグの登山道ははっきりと見えます。
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だいぶ近づいてきました。ジグザグの登山道ははっきりと見えます。
黒部五郎の肩に到着。山頂まであと少し。
黒部五郎の肩に到着。山頂まであと少し。
山頂への道。すっごいガスってる・・。
山頂への道。すっごいガスってる・・。
黒部五郎岳、やっと到着!標高2840m。思ったよりも遠かった・・。
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黒部五郎岳、やっと到着!標高2840m。思ったよりも遠かった・・。
カールの下に黒部五郎小屋が見えます。けっこう遠いんですね。
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カールの下に黒部五郎小屋が見えます。けっこう遠いんですね。
雲の平方面。
雲の平の奥に、鷲羽岳?あそこも新穂高から登ったけれど、遠かったなあ。
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雲の平の奥に、鷲羽岳?あそこも新穂高から登ったけれど、遠かったなあ。
午後6時のトレイル。ひたすら戻りました。
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午後6時のトレイル。ひたすら戻りました。
飛越新道でヘッデン使用。途中から本降りで大変でしたが無事下山。時刻午後9時40分ですよ・・。
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飛越新道でヘッデン使用。途中から本降りで大変でしたが無事下山。時刻午後9時40分ですよ・・。

感想

前日夕方に自宅を出発。約6時間車を運転して飛越新道トンネル前駐車場に到着。車は僕だけ。2時間仮眠してヘッデン点けて出発しました。

レコで見た通り、飛越新道の泥濘ぶりはひどかったですね。長靴を使用したほうが早く歩けるかも、と思いました。
途中小虫が大量発生しており、バグネットを急いで被りました。いい印象のない道ですねw

午前中は天気も良く、薬師岳に至るトレイルでは北ア北部の絶景をみることができました。ずっと薬師山頂で景色を眺めていたかったです。雲の平にも行ってみたいし、水晶岳&赤牛岳もいつか登りたいですね。

もともと下山は午後8時を予定しており、飛越新道のラスト1時間はヘッデンで下るつもりでしたが、スタートしてからの飛越新道の泥濘でペースが遅れていました。
薬師岳へ登頂し、北の俣岳に戻ってきた時点で午後1時40分。予定より1時間押していましたが、黒部五郎に予定通り登ることを決意。帰りもヘッデンで通る飛越新道の泥濘のコトを考えると気が重いw

午後になってくると、ガスが上ってきました。ペースも上がらずなかなか黒部五郎岳に近づきません。草臥れてきて、ゾンビのような歩きになり気持ちも折れそうにw
やっと到着した時は嬉しかったですね〜。でもゆっくりはしていられないので、すぐに下山。
復路もペースは上がりませんが、明るいうちに少しでも進んでおきたい。結局ヘッデンを点けたのは午後7時20分、北の俣避難小屋を過ぎ飛越新道の泥濘地帯に入ってから。
午前中に比べると、地面が多少は乾いていて、歩きやすい。いいぞ!と思ったのもつかの間、雨が降ってきました・・。

しかも本降り。雨具&ザックカバーを着けて進みます。もうトレイルは沼地と化していましたw
どうせびしょ濡れなので、水たまりは気にせず進みますが、ヌタヌタの泥濘地帯は踏み込んでしまうとシューズが脱げそうになるので、避けられる限り避けて進みました。

そして僕、カエルが大の苦手なのですが、トレイルにたくさん発生・・。気が変になりそうでしたw
一秒でも早く下山したいと思い、それまでの疲れを忘れて歩きました。
今までで一番つらい山行となりましたが、薬師と黒部五郎の二座を登ってヨカッタです。
往路は誰にも会わず、復路では3人とすれ違ったのみの静かな山行。
でも飛越新道には、二度と行きません!w

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