京都一周トレイルで北白川から大原戸寺へ
- GPS
- 06:19
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,082m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:20
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横高山から仰木峠にかけて,地面が思ったより湿っていて,滑りやすかった。特に樹の根や粘土質の地面が滑りやすく,下りはかなり慎重になった。また,途中で3回ほど蜂が近づいてきてビビってしまった。急な方向転換や停止を避け,もくもくを歩いていたらそのうちどっかに行ったが,蜂がいるといつもビビってしまう。 |
その他周辺情報 | 大原戸寺の志野という地場野菜やドレッシングを売っている土産物屋で売っていた賀茂なすのしぎ焼きがおいしかった。昨年はしぎ焼き弁当だったのだが,今年はしぎ焼きだけだったので,別個に山菜ご飯も買ってしまった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
2016年7月16日(土)にトレーニングを兼ねて京都一周トレイルの東山コースの一部と北山東部コースの一部を歩いた。具体的には,東山54番標識のあるバプテスト病院入口から,大原戸寺の北山24番標識そばにある土産物屋の志野まで歩いた。気温は思ったよりもマシに感じた。多くの時間曇っていたのもあるが,山の上は風が吹くと涼しいぐらいだった。
出発は午前6時頃だった。途中まで自転車で行き,そこから歩いてバプテスト病院入口まで行った。そこから京都一周トレイルの東山コースの最後の区間を歩き始めた。京都一周トレイル東山コースのバプテスト病院入口からの区間は,途中で旧道と新道に分かれている区間がある。旧道では瓜生山の山頂を通らないルートだったが,新道では瓜生山山頂を経由するコースに変更されていた。しかし,今回歩くと新道区間が一部ルート変更されていた。具体的には57-1番標識から渓流沿いを歩いて白幽子旧跡前を通り瓜生山の山頂へ向かっていたが,現在は大山祇神社の先で左上の尾根筋を通って白幽子旧跡前に抜けるみたい。そのため,新道ルートは東山57-1番標識を通らないように変更されていた。
実は新道の変更を知らずに東山57-1番標識のところまで行き,標識を見ておかしいなぁ,と感じた。以前,57-1番標識には右が旧ルート,直進が新ルートと実線で書いてあった。しかし,今回見ると直進ルートが点線で,かつ先端に✕マークが書かれていた(と思う。写真撮るの忘れてた)。その時,ふと,ルートが変更されたのかも,と思い,でも歩けそうだったので,そのまま以前の新道ルート(ややこしいなぁ)を歩いてみた。以前の新道ルートはしばらく渓流沿いを行くため,ところどころ水の中を行くか,泥の中を行かないといけないところがあった。きっとそれが理由でルートが変更されたんだと思う。今回歩いたが,まだそんなに苦労せずに白幽子旧跡まで行けたが,そのうち廃道状態になりそうな気配が漂っていた。残念ながら新道ルートの新しい区間はまだ歩けていない。
白幽子旧跡から先はいつものルートだった。瓜生山の山頂に行き,そこからいつものように尾根筋を歩いた。途中,一瞬蜂に追いかけ回されてしまった。音しか聞こえなかったが(ちゃんと見る余裕がなかった),スズメバチだったらやだなぁ,と思ってどきどきしながら歩いた。なんとか1分ほどでどっかに行ってくれたからよかったけど,最近蜂が寄ってきて困ることが多いような気がするなぁ…。
その後,石の鳥居から音羽川の本流と2本の支流を越え,水飲対陣碑からきらら坂ルートに合流して上を目指した。途中,東山71番標識の休憩スペースから古い道(と思われる)を行ってみようと思ったが,木が倒れたりしているのが見えたのでやめて,いつものルートを歩いた。その先,千種忠顕碑近くの東山73-1番標識から旧ルートを歩いてケーブル比叡駅に向かってみた。その区間は以前にも歩いたことがあるが,新ルート(現ルート)と言うほど大差ない道だが,ケーブル比叡駅の手前でぐいっと高度を上げる感じになっている。
ケーブル比叡駅で休憩を兼ねて写真を撮った。そこから京都一周トレイルは砂利道をスキー場跡地へ向かうが,その砂利区間は好きじゃないので,東山73-3番標識の辺りまで戻って,登山道でスキー場跡地へ向かった。つまり一瞬だけ京都一周トレイルを逆走したことになる。また,京都市内がよく見える展望所で南の方の写真を撮っておいた。スキー場跡地を通過してつつじヶ丘に向かった。つつじヶ丘からは大原や琵琶湖が見える。今回は北に見える横高山,水井山や琵琶湖を撮っておいた。横高山,水井山は,ほぼ真北に見える山なのだが,とんがって見えるのは水井山となっている。横高山は少し手前にあり,水井山と重なっていて,イマイチ山の形がわかりにくい。よく見ると水井山のピークの左下が少し手前になっているのがわかる。また,玉体杉と思われる樹も撮っておいた。その樹だけ少し周りより背が高い。多分玉体杉だと思うのだが…。
玉体杉前で少しだけ休憩してから次の区間に向かった。玉体杉を過ぎるとすぐに峰辻に着く。そこを右に下ると横川にいけるが,京都一周トレイルは正面に見える急登区間を登る。最初に歩いた時はすっごくしんどかったが,今回は少ししんどいぐらいで登り切れた(はず…)。ただ,暑い季節だからか,かなりだるさは感じた。その先で木が折れてルート上に倒れていたので,少しだけ横に寄せておいた。そこから1個コブを過ぎると水井山の登りがある。以前歩いた時は横高山の登りに比べたらかなり余裕だったような記憶があったのだが,今回歩くと思ったよりも急だった。横高山で頑張り過ぎたのかなぁ???
水井山の先は2〜3個コブがあるが,それ以外はぐんぐん下るのみで大原の戸寺にたどり着く。横高山から水井山,さらに仰木峠にかけての区間は,前の週に降った雨の影響でかなり地面が湿っていた。場所によっては沼っぽい感じのところもあったし,坂の区間では粘土質が顔を出して,ずるっと滑りそうな区間もあった。登りならまだましだが,下りでずるっとこられるとすごく厳しかった。また,木の根が多い区間だが,これまた登りは踏ん張る助けになったが,靴の裏が濡れていると滑りやすいため,下りでは何回かこけかけてしまった。途中,仰木峠の手間の東海自然歩道と合流する辺りで反対方向から来られた男性4人の団体とすれ違った。その先のルートの様子を聞くと湿った箇所があった,ということだった。しかし,実際に歩いてみると横高山,水井山辺りの方が地面が湿って歩きにくい感じだった。あの人達は無事通過できたのだろうか?
仰木峠からは林道を少し歩き,途中からボーイスカウト道と呼ばれる道を下って大原の戸寺に下りる。今回は元気なら大原から鞍馬に抜けようと思っていたが,暑さもあってかなり疲れが出てきていたので,大原戸寺からバスで帰ろうと思った。そうなるとボーイスカウト道を下るだけなので,少し元気が出てきてあっという間に下ることができた。大原戸寺で国道に出たところに志野という地場野菜やドレッシングを売っている土産物屋がある。1年前に歩いた時はそこで賀茂なすのしぎ焼き弁当というのを食べた。それは賀茂なすを炒めて醤油ベースのタレで煮詰めた感じのもので,かなり美味しかった。そこで今回も,と思ったが,今回はしぎ焼きは弁当ではなくしぎ焼きだけで売っていた。お米も一緒に食べたいと思ったので,仕方なく山菜ご飯も買った。食べるのはちょっと離れた公園で,と思ったが,しぎ焼きが暖かかったので,お店の前の木のテーブルで食べさせてもらった。なかなか美味だった。
しぎ焼きと山菜ご飯のお昼を食べた後はバスに乗って帰るだけだった。ちょうど志野は京都バスの戸寺バス停のすぐ近くなので,時間に合わせて準備して,ほとんど待つことなくバスに乗れた。バスは多くが出町柳経由京都駅行きだったが,たまたま国際会館駅行きの19系統が来たので乗った。私は自転車を置いていた場所の都合で叡山電鉄で戻りたかったので,八瀬比叡山口駅までバスに乗ろうと思っていた。そのため国際会館駅行きでも京都駅行きでも良かったで,早く来た方に乗ったのだった。そして,八瀬駅前バス停で下りて,八瀬比叡山口駅から叡山電鉄に乗って帰った。
今回は暑い季節になっていたが,トレーニングのために京都一周トレイルの東山の終盤から北山東部コースの多くを歩いた。山の上では思ったよりも涼しく,場所によっては汗で濡れていたため風があると涼しいぐらいだった。しかし,叡山電鉄を降りた後はサウナのように暑かった。やはり都会は暑い,ということか。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する