夏の美ヶ原・霧ヶ峰を徘徊する

2016年07月19日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 119m
• 下り: 101m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:50
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:10

9:30 山本小屋
9:30 美しの塔
9:50 10:00 塩くれ場
10:50 烏帽子岩
11:20 12:10 王ヶ鼻
12:30 12:50 美ヶ原
13:20 塩くれ場
13:30 美しの塔
13:40 山本小屋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山本小屋の駐車場を利用させていただきました

コース状況／危険箇所等

今回は「楽して山頂」がテーマのため危険箇所は一切なし

その他周辺情報

登山後温泉はすずらんの湯

写真

山本小屋ふるさと館からスタート
きれいなトイレはチップ制です。

ハクサンフウロ
色がとんでしまったなあ。ホントはピンク色。

放牧されている牛たち

ポニーさんは人を見ると近づいてきます。かわいい。

美しの塔。空も美しいです。

塩くれ場に牛たちが溜まっています。広々とした風景。目の奥がすぅっとします。

牛ってね。髪の毛があるよね。
…じっと観察していると時間があっという間に過ぎてしまう。

ちょっとオーストラリア大陸みたいな模様じゃないか？
いや四国か？

ミヤマキンバイ

ミヤマシャジン
下向きに咲く。

ウスユキソウ
エーデルワイスの仲間。

トンボがたくさん飛んでいました

牧場に沿った道を行くよりもアルプス展望コースの方が、少し山歩きっぽい道です。

ノアザミ
アザミだってよく見るときれいなんだよね

烏帽子岩からの景色。結構断崖絶壁なんです。

マツムシソウ
ちょっと花弁が縮れ気味。

王ヶ頭ホテルが見える。周りの電波塔の効果で何故か城のように見えてしまう。不思議。

烏帽子岩方面を

キンポウゲ

エゾカワラナデシコ
鮮やかな色

キバナノヤマオダマキ
凝った形の花なんですよね。かわいいです。

鼻につきました。麓の松本から見ると王ヶ頭が冠を戴いた王の顔に、王ヶ鼻が鼻に見えるのだそうです。

頭よりも鼻の方が山頂的な臨場感があります。市街が見渡せます。山々は雲に隠れて今一つ見えません。

木曽駒の辺りなのかなあ。

今日の昼ごはんは山の棒ラーメン。シンプル！

ウズラの卵を載せましたが、野菜不足につき華やかさに欠けます。反省。

こーんな景色を前にしたら、大抵のことはもう、どーだっていいよねー…という気持ちになってしまうのである。

鼻から頭を見る。
割と目と鼻の先だ。いや、何がどっちだ？

深田さんは百曲がりコースをせっせと登って草原を経て頂上に着き、王ヶ鼻から松本方面の絶景なんかも見て美ヶ原を百名山と決めたはずなわけで。今日のコースはあまりにも端折っているように思い、一瞬罪悪感が漂う。

王ヶ鼻の石仏は御嶽山を向いているそうだ。信仰は奥が深い。

王ヶ頭ホテル。ここに宿泊したら夜景も夜の空もスゴイに違いない。

ソフトクリーム！うまくないはずがない！

頂上！
でも周囲の景色は鼻に比べてやや地味。

美ヶ原とはよく名付けたものです。
地面と空がこれほど広く美しいとは。

昼過ぎになると、ほとんどの牛は座って反芻作業に入っておりました。

移動して霧ヶ峰近くまで来ました。ニッコウキスゲがきれい。

少しその辺をウロウロ。時間の都合上、霧ヶ峰山頂に行くのは断念しました。

コロボックルヒュッテでケーキをいただく。乳製品祭りになってしまった。

霧ヶ峰の頂上方面

八島ヶ原湿原

美ヶ原が見えます。

平日にもかかわらず多くの観光客が花の写真を撮っていました。

去年は一面のニッコウキスゲは見られなかったのでうれしいです。

温泉後、白樺湖から山々を見る。
さぁ暑い地元へ帰らねば！

感想

yashihiro

美ヶ原に行こうと思ったのは、前回の箱根明神ヶ岳が死ぬほど暑かったからに他ならない。とにかく涼しいところへ行きたい。しかも、体力的には少しエコノミーな感じで良い景色が見たい。昨年の霧ヶ峰で見られなかったニッコウキスゲも見られたら嬉しい。

結果、当たりでした。すがすがしい夏の空と草原を堪能いたしました。
心の洗濯ができた気がする。