八ヶ岳テント泊縦走(蓼科山・北横岳・天狗岳・赤岳・横岳・硫黄岳)
- GPS
- 29:35
- 距離
- 47.5km
- 登り
- 4,078m
- 下り
- 4,301m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:49
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:34
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:59
時間 時間[分] 標準CT比
標準CT(休憩無し) 11:07 667 -
実績CT(休憩除く) 10:30 630 94.5%
実績CT(休憩込み) 11:49 709 106.3%
■8/12 中山, 東天狗, 西天狗, 根石岳, 硫黄岳, 赤岳鉱泉
東天狗から西天狗の往復は空身
時間 時間[分] 標準CT比
標準CT(休憩無し) 07:35 455 -
実績CT(休憩除く) 07:14 434 95.4%
実績CT(休憩込み) 08:34 514 113.0%
■8/13 地蔵尾根, 赤岳, 横岳, 硫黄岳, 赤岳鉱泉, 美濃戸口
赤岳鉱泉から美濃戸口以外はアタックザック
時間 時間[分] 標準CT比
標準CT(休憩無し) 08:58 538 -
実績CT(休憩除く) 08:06 486 90.3%
実績CT(休憩込み) 08:59 539 100.2%
天候 | 8/11 晴れ 8/12 晴れのちガス 8/13 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰り:美濃戸口から茅野までバス ▲9:30 B10:20 D11:20 B13:20 D14:45 B16:20 37分で茅野駅 https://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/minotoguchi20160429.pdf 14:45のバスで茅野駅からの塩山行鈍行列車に飛び乗り、小淵沢駅16:17発のホリデー快速に乗り継ぎ成功。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一番怖かった所 地蔵尾根の登りの鎖が無い岩場。 一番きつかった所 蓼科山の下り。ゴロゴロの大きな岩がしつこい。 丸山の登り下り。初日からちょっとロングすぎた。 美濃戸〜美濃戸口の歩き コンクリの路面が足にくる。 |
その他周辺情報 | ■8/11宿泊地 高見石小屋 http://www.yatsu-akadake.com/takami-k.html 幕営料 1人550円。テン場はとても狭い。平らなのは3張りまで。 水は1人1Lは無料。1L追加100円。雨水を消毒したような水で正直まずい水だがありがたく3Lを追加購入して合計5L補給。 ペットボトルの水も販売してます。気になる方は飲用水はペットボトルを購入したほうが良いかも。 ■8/12宿泊地 赤岳鉱泉 http://userweb.alles.or.jp/akadake/ 幕営料 1人1000円。テン場は思ったより空いてました&皆様静かでした。 夕食一人2000円。夕食は17:30開始。2回目が18:30のようでした。 水は無料。 ■水場 根石岳山荘 小屋の中に蛇口の水有り。美味しく飲めました。無料。 赤岳鉱泉 小屋の前に蛇口の水有り。美味しく飲めました。無料。 いろんな小屋で、ペットボトル500mlの水が250円ぐらいで販売されていました。 ■お風呂 J&N 日帰り入浴700円。何か飲食すると350円に割引。プリンは500円。 http://j-and-n.jp/ |
写真
感想
前々から温めていたプラン、八ヶ岳テント泊縦走。
全山縦走ではないものの北から南まで一通り歩いてみました。
<1日目>
蓼科山登山口からのルート、適度に岩のある上りで面白い。
山頂からは見事な展望で最高でした!
蓼科山〜北横岳は、正直きつかった。
蓼科山からの岩だらけの下りと、
北横岳への眺望のないしつこい九十九折りの上りで身心共に消耗。
でも、ヒカリゴケとゴゼンタチバナを見れたのが収穫でした。
山頂からの展望も、蓼科山を含めあれこれ眺められて良かったです。
余談ですが、北横岳ロープーウェイ休憩所のコケモモジュースが美味しかった。
その後、縞枯山〜茶臼山〜丸山の岩だらけのアップダウンで
足がガクガクになりペースダウン。
北八ヶ岳を舐めてました。そんなに甘くなかった。
夕闇も迫るなか、どうにか寝床となる高見石小屋へ到着。
山の日にも関わらず、あまり登山客はおらず
テントは我々を含め2張のみ。
星がきれいに眺められる小屋でした。
<2日目>
早朝から中山峠を越え、天狗岳へ。
そんなに難しくもなく、いい山です。
東西両方上りましたが、雲一つなく最高でした。
その後、根石岳を通過した辺りからガスが出現。
前日からの疲労がピークに達し思うようなペースで歩けず。
硫黄岳までの長い上りはきつかったものの、
爆裂火口を眺められて面白かったです。
山頂に到着すると完全にガスで何も見えなかったので、
明日の再訪を誓いテン場のある赤岳鉱泉に下山。
混んでると思ったら意外なほど全然混んでなかった。
夕食は自炊でなく、贅沢をして小屋で頂きました。
美味しかった〜。
疲れすぎていて、即就寝。
<3日目>
昨夜の夕飯が美味しく、どうにか体力回復。
行者小屋を経由し地蔵尾根から赤岳〜横岳〜硫黄岳へ。
当初、欲張って阿弥陀〜硫黄まで歩き通す予定だったけど、やらなくて正解。
3日間テント泊装備での縦走の最終日、疲れも溜まりに溜まってます。
自分レベルでは危険だと判断。
阿弥陀〜赤岳〜硫黄岳は気力・体力がみなぎってるときに、
全力で向かうべき山だと感じました。
阿弥陀を断念し予定変更したおかげで
余裕をもって赤岳〜横岳〜硫黄岳を楽しめました。
一般的には横岳のカニの横這いが有名(?)なのかも知れないけど、
正直、そこは何とも思わなかった。
むしろ個人的には地蔵尾根の方が怖かったです。
横岳を過ぎるとコマクサも可愛らしく咲いていて、
稜線からの絶景が続き、3日間の良い締めくくりとなりました。
今回の山行は、自分の程度が知れて色々と勉強になりました。
多くの人が八ヶ岳にハマる理由も少しわかったような。
いいルートでした。
行ってみました八ヶ岳縦走。
硫黄岳以外は未踏という中で、3日間とも展望に恵まれ最高でした!
全山縦走と言い張るには、双子山・にゅう・阿弥陀岳・権現山・西岳・網笠山あたりが不足している感じのルートです。
コース取りは、わざわざ蓼科山を女ノ神茶屋から登ったり、テント泊に拘ったために、初日がロングだったり2日目に硫黄岳からわざわざ一度赤岳鉱泉に下ったりと 結構無駄が多くてコスパが良いのか悪いのか微妙な感じです(^_^;)
8/11
蓼科山から展望を楽しむ。
赤岳まで見通せて俄然やる気が出てくるが下りの岩場が足にくる。
北横岳の登りは眺望も無く、案外キツイ。
休憩で立ち寄った北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅で飲んだ冷えたペットボトルの水が美味かった〜
丸山近辺はオコジョが見れる可能性が有るという事で、キョロキョロ探しながら歩くが残念ながら出会えず。
高見石小屋到着は17:30とかなり遅くなってしまった。
1割ぐらいはCT短縮できると思っていたが岩場ゴロゴロルートで長距離はCT短縮無理っす。甘く見てました。反省反省。
8/12
中山展望台から天狗岳を見て、元気回復。
天狗岳の登りはちょっとした岩場登りでテント泊装備でも楽しめる道でした。
樹林帯歩きも登場し、ようやく私好みの道を楽しむ。北八ヶ岳より南八ヶ岳が好きなようです。
頑張って硫黄岳に登ると、ガスも登ってきてしまい風景は今一つになってしまいました。
しょうがないので夕食を目指して赤岳鉱泉に下りますが、展望も無く、前日の疲れもありキツイ。途中でお菓子で補給、ジョウゴ沢で足を洗ったりして休憩を繰り返しながら何とか13時過ぎに赤岳鉱泉に到着。
鬼の食欲でご飯・スープをお代わりしてすぐに就寝。わざわざ下山した甲斐がありました。
8/13
朝からガスまみれ。展望無いなら赤岳だけ行って帰っちゃおうと言いながらまだ暗い中を出発。
地蔵尾根に到着すると雲海の上の絶景が!これは予定通り縦走するしかない!
すぐ近くに見えて結構登る赤岳に到着すると、ぽかぽか陽気で眺望を楽しむ。
赤岳〜硫黄岳は言われているほど危険は感じませんでした。
風景も良かったし、風も無かったのでいい日に来れました。
下山後のJ&Nでのお風呂・プリンは天国そのもの。バスの時間までまったり過ごさせてもらいました。
次の山は鳳凰三山か仙丈ヶ岳か甲斐駒ヶ岳あたりに行ってみようと思います〜
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