塩見岳-間ノ岳-農鳥岳(鳥倉〜奈良田)
- GPS
- 37:08
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 3,458m
- 下り
- 4,424m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:00
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:50
天候 | 3日間とも晴れ模様ながら、ガスが多く眺望悪し |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
翌日JRで伊那大島→バスで鳥倉登山口 復路)奈良田→バスで身延駅→JR特急で静岡経由、新幹線で大阪まで 伊那バスの荷物代が高いなぁ、小児運賃と同額の荷物代!10キロ以上の荷物なら実質運賃プラス5割増しです。自分みたいなテン泊なら回避不可だけど小屋泊の人はこのルール適用を避けるため荷物を減らされてましたよ。 帰りの静岡までの特急と新幹線(ひかり)はお盆なので座れるか心配したが、自由席でも全然余裕でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北荒川岳キャンプ場の廃屋から上の稜線にでるところ、薄い踏みあとのまき道をたとどってしまい、別の尾根を下り迷ってしまった。崩壊場所の東尾根を下りかけたようで戻るまで約1時間ロス。 大門沢下降点からの下りは噂通りの酷道でスリップしやすいので、注意が必要。 13日、14日のも事故があった様子。 |
写真
装備
個人装備 |
ザックは35Lでテン泊装備
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感想
初日は何とか熊の平小屋までたどり着きたいと頑張ったんですが、塩見小屋手前からペースダウン。(途中ビバークになった場合の保険で水を5L担いだのが効いたかも?)雪投沢でギブアップでビバーク。(幕営禁止なのにゴメンナサイ)うえの写真にある這松帯を横切った先にあるダケカンバ林に静かなスペースがありそこに設営。水場はここから下ると沢に出るのでそこで汲めました。最後結構下りますが往復10分ぐらい、とても美味しい水で川の源流部ぽいので涸れることも無さそうかな。このテン場閉鎖の原因の一つは排泄物汚染と聞いてたので、ここの限らず、もしかのビバーク用にと携帯トイレを持参しましたが、なぜか便秘気味で結局使うことはありませんでした。翌朝は4時出発、流星群はみえなかったものの、満天の星空が今日の好天を予感させましたが、日の出前からガスガスに・・でも夜明け前に富士山が一瞬だけ拝めたのは幸運でした。北荒川岳キャンプ場跡地に着くころにはガスも濃くなり、そこで何を思ったのか登山道を外れ薄い踏みあとを追い別の尾根を下り道に迷ったのは大反省。約1時間ぐらいうろちょろして、北荒川岳に戻り、そこからは順調に進んで熊の平小屋へ到着、小休止。さてさて今日の幕場はどうするかと思案。ペースあげれば大門沢小屋まで行けそうですが、せっかく稜線まであがってるし、ここまで景色もイマイチだったので明日の天気にかけようと農鳥小屋での幕営を決め、向かいました。間ノ岳を経由して小屋にはお昼過ぎに到着、いきなりドラム缶に座っている親父さんのお出迎え!?ここで間ノ岳から降りてくる登山者を監視・・いや優しく見守ってくれているというのは本当でした。この日はあいにくガスが多かったので私のヨタヨタ歩きをお見せすることが出来なかったのは良かったです。テントの受付アルバイトの若者が担当、とてもスムーズにいきました。受付ヨコには天然記念物の甲斐犬クンが2匹、思い切り吠えられました・・(ウチの飼い犬の臭いが自分についてたかも)テント場の説明(幕営料は千円、ウン?500円じゃなかった??)を受けながら入り口にぶら下がっているレジ袋を見ると、トングとともに茶色いモノがいっぱい。おっと、これは紛れもなく犬のウ〇コ!こんな感じでちょっと普通じゃないとこもありますが、親父さんも噂とは違い思いのほか(失礼!)優しい人でしたよ。それからビール(エビスかラガー?600円、一応冷水?に浸かってました)買って、とにかくまだガラガラのテン場で適所を見つけ設営。水場はここから下って往復20分ほどかかりますが、バイトくんが言ってた通りホント美味しい水でした。あとは適当にメシ食ってビール飲んで昼寝してのんびり、そうそう噂の空中トイレやっぱり凄かった!いやトイレというより、最近聞かなくなった便所という言葉がピッタリなんですが、まず3つほどある個室(と呼べるのだろうか?)は一応男女別になってますが、昼間でも薄暗いので注意して扉の表書きを確認しましょう。このベニヤの扉には鍵なんぞついとりませんので、開閉に使うビニール紐を中から引っ張りながら用を足します。あと、この紐の太さ分隙間が空き外から見えてしますのはご愛嬌です。ぶっちゃけ前に人の気配がしたならば「入ってますよ!」アピールが必要です。トイレは板床に穴が開いているだけのもので、下は見ない方がいいです。いろんなものが目に入りますんで・・トイレについてはこれぐらいにして、いろいろ書きましたがロケーションも素晴らしくテント泊するには快適なところですよ。(小屋泊するには勇気がいりそうですが・・)以上で小屋レポ終了、褒めてんだか貶してんだかよくわからず失礼しました!さてさて翌朝は4時頃出発で山頂を目指しましたが、残念ながらガスガスでご来光は拝めませんでした。大門沢下降点からは道が荒れているところや崩れそうな橋などもあり注意が必要です。奈良田のバス停の上にある温泉は温めですがとっても良いお湯でした♪今回は公共交通機関での移動、クルマで行くより多少出費がかさみますが帰りも定刻ダイヤ通りに帰阪でき楽々でした。飯田での前泊をいれると3泊に渡り、自分的には長めの行程でしたが、いやぁ〜南アルプスはいいですねぇ。思い出に残る素晴らしい山行になりました。最後にGPSのログは初日しか取れませんでしたので、2日目以降は手入力です。
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