リベンジ鋸岳釜無川ルートを電動自転車で乗り切る
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,946m
- 下り
- 1,936m
コースタイム
天候 | 朝は晴れ その後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
その他周辺情報 | ○前夜は、道の駅「信州蔦木宿」で車中泊 |
写真
感想
この夏、甲斐駒ヶ岳から鋸岳への縦走を試みたものの、鋸岳第2高点で撤退を余儀なくされた。鋸岳登頂を目的に計画した山行だったので、近いうちに登頂を果たしたいとは思っているものの、同じルートでの登頂は難しそう。反対側の釜無川源流からのルートは危険な場所はないしルートも明瞭かつ日帰りコースが可能らしいのでこちらからの登ることにした。
このコースの問題は、長い林道をどうこなすかが問題だが、ここは前回の北アルプスでも活躍した電動自転車にお出まししてもらうことにより楽々日帰りコースに変更となる。
早朝出発の日帰りも可能だが、前日の午後に出発し、麓の道の駅「信州蔦木宿」で温泉に入ってここで車中泊。翌朝早めに起きて登山口へ向かうことにした。
山行用に購入したワゴンRはちょっと狭いが車中泊出来るよう細工をしたのでこれで行くことにした。
午前4時すぎに道の駅を出発する。登山口の釜無川ゲートまでは、ほんの20分ほどで着いてしまう。日の出がかなり遅くなっ来たので夜明けまでにはまだ時間があるが、自転車を下ろして山行準備をしている間に明るくなってきた。重い電動自転車をどうやってゲートを越えさせるかを考えるまもなく仕事の方が車で来てゲートを開けてくれた。ラッキーである。ほとんど上り坂の林道を登山口へと走った。
9劼曚廟茲離蹈哀魯Ε垢能于颪辰真柬の男性は、午前3時過ぎにママチャリを担いでゲートを越え、延々と林道を歩いてきたという。
上り坂の多い林道は、電動自転車を使っても1時間かかった。林道の終点に着いた頃には腿の筋肉がパンパンに張ってしまった。
釜無川源流を脇目に見ながらの横岳峠まで上りはきつかった。そしてここから三角点ピークまでの上りはさらにきつく、予定時間を大幅に超えてしまった。でも時間的には十分余裕があるので慌てることなく、急ぐことなくマイペースで登った。
途中、木々の切れ間から大好きな仙丈岳が見えた。たった一度しか登っていない仙丈岳だが、なぜか仙丈岳が好きなのだ。大きな山容の上の方にちょっことカールを持っているのが特徴だ。
仙丈岳の左奥には北岳と間ノ岳が顔を出し、右手の遠くには中央アルプスの山波も顔をのぞかせているが、木々が邪魔しているので写真は撮れなかった。
三角点ピークは展望はない。展望があってもさっきからガスがわき出て周囲の山々を隠してしまった。朝はあれだけ天気が良かったのに何なんだろう。こんなはずではなかったのに残念である。おまけに近くにあるはずの三角点も見つからなかった。
角兵衛沢の頭、角兵衛沢のコルを超え、諏訪の男性と入れ違いに鋸岳山頂に立ったがガスが晴れる気配は一向にない。あたり一面灰色の世界だった。前回撤退した第2高点やこのとき縦走した甲斐駒ヶ岳、大岩山の稜線を見たかったのにとても残念である。
20分ほど山頂にいたが、ガスが切れる様子が全くないので山を下りることにした。
帰りに富士川の源流というのがあるので寄ってみた。普通、源流というと大河の一滴で、苔むした岩の間からぽたぽたと流れ出ているのが源流だと思っていたが富士川は違う。
岩の間から流れ出ているのは同じだが、ぽたぽたではなく、ガバッと大量に湧き出ているのだ。その先の上流には流れ見えないのだから確かに源流だが、ちょっと源流のイメージが違った。まあ、暴れ川として名を馳せた釜無川(富士川の源流)にお似合いの源流かもしれない。
やっぱり自転車があると帰りは早い。2時間半はかかる林道歩きも、ほとんどペダルを漕ぐことなく車まで戻れた。諏訪の男性も一足先に帰り着き、軽トラックの荷台にママチャリを積んでいた。
帰路の途中には夕べ入った日帰り温泉「蔦木の湯」があるが、時間も早いので、家に直行して自宅の風呂でのんびりすることにした。
さあ、来週は、30年ぶりの山仲間とメンバーを組み、穂高に行ってくるぞ!!!
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