マッターホルン登頂(イタリア側リヨン稜より)

- GPS
- 13:37
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 2,400m
- 下り
- 2,169m
コースタイム
オリオンデ小屋 (2802m) 12:20 出発
リヨンのコル (3581m) 14:30
カレル小屋 (3830m) 15:35 到着、宿泊
●2日目
カレル小屋 (3830m) 04:00 出発
PIC-ティンダール(4241m) 05:20
マッターホルン・
イタリア側ピーク(4476m) 07:30−07:40
PIC-ティンダール(4241m) 09:00
カレル小屋 (3830m) 11:00−11:30
オリオンデ小屋 (2802m) 13:20 到着
-
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
- |
| コース状況/ 危険箇所等 |
※はじめにおことわりしておきますが、これはガイド登山のレコです。また以下の説明は、体験した事実に調査内容を重ねています。調査不足などがあり、間違えている部分もあるかもしれません。気がかりな点があれば連絡ください。判り次第、暫時修正します。 ●オリオンデ小屋(2802m)からリヨンのコル(3581m) ガレ場のツヅラ道で標高を稼いでいく。ちょっとした岩場もあるが簡単に通過できる。途中でJ.A.カレルの偉業を讃えた”カレルの十字架”の前を通過していく。このガレ場のツヅラで稼ぐ標高差は700m以上あるので、ボクは体力セーブのため、ダブルストックで登った。 標高3500mを超えたあたりで、テスタ・デ・リオーネ峰(3715m)を巻くように東寄りにトラバースしていくとリヨンのコル(3581m)に着く。ストックなどはこの先、使えないので、適当な場所でデポしていくのがいい。なお、リヨン稜のポスターにおいて、この区間で通過する地名は、以下の通りとなる。 ・Croce J.A. Carrel (カレルの十字架) ・Canalone Whymper (ウィンパーのカナル) ・Sasso dello Zucchero (砂糖石?) ・Col du Lion (リヨンのコル) ●リヨンのコルからカレル小屋(3830m) 岩場となり傾斜も出てくる。フィックスロープのない岩場は、3級(RCC競哀譟璽鼻飽焚爾覆里覇辰北簑蠅覆い、太いフィックスロープが設置されている岩場は難しかった。ロープがあるからと言って安心する勿れ。ほぼ垂直の岩がツルツルで足を置く場所がなく、カラダを煽った懸垂下降の姿勢でゴボウ抜き登りをしなければならない。しかも短くない(20ⅿぐらいある)ので、腕力で一気に登らないと腕がパンプしてしまう。ボクは鉄棒懸垂(順手)を10回程度できるが、自分を確保(アンザイレン)しているほうのロープをテンションしてもらって、途中で一度休憩させてもらった。腕力の弱い女性の場合は、ガイドがこのアンザイレンロープでかなり引き上げてくれると思うが、ガイド次第、体重次第?であろう。こういったフィックスのある岩場が2箇所あったように思う。また、全般的に岩が逆層になっている場合が多かった。 コルから小屋までの岩場の登り標高差はほんの250mだが、とてもそのように思えなかった。この区間、フィックスロープの部分以外は、ほぼコンテで登った。通常、カレル小屋で1泊して、翌早朝に山頂にアタックする場合が多い。今回もそうだった。なお、カレル小屋において、飲食や就寝に関して、一般スペースとチェルビニア・ガイドオフィスのスペースが区切られていて、後者は優遇される。 ・<Placche Seiler> (サイラーのプレート Alexandra Seiler) ・Prima corda (1本目のフィックスロープ) ・Seconda corda (2本目のフィックスロープ) ・Cheminee (チムニー) ・Capanna J.A. Carrel (J.A.カレル小屋) ●カレル小屋からPICティンダール(4241m) 今回は、3:30起床、軽い朝食をとって4:00にアンザイレンして出発した。真っ暗のなかヘッデンで登ったため、どこをどう登ったのか訳がわからないが、いきなり急な岩場の登りで心臓がバクバクした。太いフィックスロープも何本かあったが、カレル小屋の下にあるやつよりはマシだった。 途中でスタミナが切れそうになり、ゼリー状飲料で補給した。ここまでの岩場どうり、フィックスロープが設置されている部分以外は、3級(RCC競哀譟璽鼻飽焚爾覇颪靴ど分はない。コンテとスタカットを交えながら登って、先行していた3パーティを追い抜いた。ガイドのオスカルは、やっぱりハイスピードで登っていたのだ。標高が高いのでパフォーマンスが出ないのだと思っていたが、それだけではなかったのだ。 ・Corda della sveglia (目覚ましのフィックスロープ) ・<La gran torre> (大きな尖塔(ピナクル?)) ・Vallon des glacons (バロン・グラコン) ・Breche Giordano (ブレッチェ・ヨルダン?) ・Placche Cretier (クレティエのプレート Amilcar Crétier) ・Mauvais pas (マーバスのパス) ・Rocher des ecritures (エドワード・ウィンパーの落書き?) ・Linceul (リンセル) ・Arête du coq (?) ・La gran corda (大フィックスロープ) ・Passaggio Battesta (バチスタの通路?) ・Cravatta (ネクタイ) ・Pic Tyndall (ピック・ティンダール 4241m) ●PICティンダールからイタリア側山頂(4476m) イタリア側からマッターホルンを見た場合、ピークのすぐ左側に前衛峰が見えるが、これがPICティンダールである。少し下ってコルになるが、高度感のあるバランスを強いられる。いくらロープで確保されていても、落ちたら大怪我するので、ゆっくりと慎重に通過すること。ここでもたついていた2パーティを追い越して、我々はこの日の先頭になった。ここから最後の登りになるが、ここでオスカルが、”Your energy consume completely ?” と聞いてきた。ヘロヘロではあったが、もちろん”No”である。でないと、ここで登攀中止になってしまう。後で確認したら、下るためのスタミナが残っているか?という意味もあったらしい。 最後の岩壁を、コンテとスタカットで登って行ったら、縄梯子が現れた。岩がオーバーハング気味な部分に掛かっていて、しかも長いので、ここも腕力勝負となる。縄梯子を登り切った場所で呼吸を整える時間が必要になった。そのあとはコンテで登っていったらイタリア側ピーク(4476m)に着いた。本日の一等賞だった。ピークを越えて3mぐらいの場所に大きな十字架が建っていた。50m?ほど先にスイス側ピーク(4478m)があったが、何もないのでピストンする気が起きなかった。スイス側ピークにもまだ誰も登ってきていなかった。展望は最高だったが、風が強かったので、写真を撮ってもらったあと早々に戻った。結果的にアイゼンは使わなかったが、雪が詰まっている上を登らなければならない部分もあった。しかし、ベルクラ(通じた)もたくさんあったので、これを踏んだら一巻の終わりだ。 ・Spalla (肩) ・Enjambee (エンジャンビーの裂け目) ・Galleria Carrel (ギャラリー・カレル) ・Col Felicite (フェリシテのコル) ・Prima corda della testa (テスタのフィックスロープ) ・Scala Giordano (ジオダノの縄梯子) ・Passage Thioly (チオリーの通路?) ・Vetta italiana con la croce(イタリア側ピークの十字架) ●下降 下りはコンテとラッペルダウンを繰り返して下った。コンテは登りと逆の順でボクが先になる。ラッペルダウンはもちろん、ガイドが上でムンターヒッチをセットして降ろすもので、完全なガイドによるコントロールだ。自分でATCなどで降りるのは認められない。降り立った場所でセルフをとったら、ガイドが巧みにフェースダウンしてくる。ある意味、そのバランス能力はすごいと感じた。かなり下ってから、本日2番手のパーティが登って来たので、ぶっちぎっていたことが判る。なんでそんなに急がないとあかんかったのか? そのあとすれ違ったパーティから、オスカルが褒められていた。単にプライドが理由なのか? このガイド(オスカル)の評価は微妙だ。 そのあとたくさんのパーティとすれ違った。スタカットが必要な場所では順番待ちになっていたが、我々はその横をラッペルダウンした。コンテを交えながら、ラッペルダウンにして10回ぐらいで、カレル小屋に着いた。カレル小屋で軽食とお茶を飲んで30分ぐらい休憩をとった。 カレル小屋のあとも、コンテとラッペルダウンを繰り返しながら、リヨンのコルまで下り、ストックをピックアップして、リヨン峰をトラバースしたあと、ガレ場のジグザグ道を下って行った。足はもう逝ってしまったので、ノロノロとしか下れない。惰性でオリオンデ小屋に着いた。 - |
| その他周辺情報 | リヨン稜往復のマッターホルンガイド費用は、€1,000(カレル小屋の宿泊費と夕食代を含む)。多分、スイス側ヘルンリ稜から登る場合(ガイド費用+2人分の宿泊費)の半分以下の費用で済む。 チェルビニア・ガイドオフィスのサイトはこちら http://www.guidedelcervino.com/content_e.asp?ID=156 今回の旅行全体のレコは、次の通りです。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-961006.html - |
| ファイル |
2万5千分の1地図 赤点は以下の場所 ・滞在ホテル ・ガイドオフィス ・プランメイソン駅 ・オリオンデ小屋 ・カレル小屋 ・マッターホルン ・ソルベイ小屋 ・ヘルンリ小屋
(更新時刻:2016/09/11 23:25) |
写真
感想
宿願のマッターホルン登頂を、ようやく果たすことが出来ました。しかも、イタリア側のリヨン稜から登頂できたことはとてもうれしいです。さまざまなかたちで応援していただいた皆様、ありがとうございました。
最初に登ろうと計画してから実に10年かかりました。事前敗退を含めて、なんと5回目の挑戦でようやく登頂できました。内訳はスイス側から3回、イタリア側から2回です。スイス側からの3回は、ツェルマット・アルピンセンターで2回、シャモニー・ガイド組合で1回でした。イタリア側は、今回もチェルビニア・ガイドオフィスでした。
これまでは、運が悪かったと言えばそれまでですが、実際、本当に難しい山です。特に気象と積雪によるルートコンディションです。また、海外登山の日程的な制約や、時差ボケの克服と高度順化などを含めた体調管理などもあります。なかでも2013年の敗退は、事前の健康管理のミスで、とてもショックでした。風邪をひいたぐらいでは、海外旅行は楽しめますが、体力が求められる登山は、無理であることを身をもって知らされました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-325473.html
私の場合、海外登山はほとんどが”ガイド登山”になります。ガイドレスで登れたら楽しいだろうと思いますが、私には、その能力も、その調査のための膨大な時間もありません。ある意味、ガイド登山というのは、『時間を買う』行為だと思っています。オマケとして安全が少し付いてくるという感じです。ヤマレコでもガイドレスのレポートがあり、あこがれますが、私には無理です。いつも敬意の念をもって拝見させていただいてます。お金はどうでしょう?下調べなどがあれば、ガイドレスのほうが掛かるように思います。
今回、目標を達成できたことで、何かしら吹っ切れた感じがします。また、あらたな目標を自分に設定して、体力が許す限りがんばろうと考えています。海外登山は山登ラーに与えられた特権です。これを行使しないではおられよか! 山登りやっててよかった〜!
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コメント
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おめでとう〜(^o^)/ (←何度目?)
クマさん
ガイド登山ででも、スゴイですよ!
だって登ったのは紛れもなくクマさん自身なんだから
それと、24の写真、カッコいいですよ
今日は素直に褒めておく
私なら、来年の年賀状の写真にするな
(思考が低級ですみません)
あっ、そうそう、
お祝いに、小宝のオムライス、ゴチしようか?
もちろん『大』で、
いや、マッターホルン盛りで
へへどん、ありがと〜
やっぱし、意味不明やったか・・・
考えて損した。
今回のガイドは、しゃーないヤツやった
他のクライマーと同じぐらいのスピードやったら
こんなに疲れへんかったのに・・・
ぶっちぎって、どーすんねん ちゅう感じ。
まあ、ルーファイはすごかったけどね。
小宝のオムライス、ゲット!
『大』は枕みたいやから無理、『並』でいい。
キープしといてね!
よろしく
クマ
まずはマッターホルン登頂おめでとうございました。
山に登ること以前に、そこに至る諸々の準備の難易度を想像するだけで後ずさりしてしまいます。
そもそも休みをとる所から難易度MAXみたいな(笑)
移動の段取り、ガイドとの契約、そしてコミュニケーション・・・
こういう登山こそが本当の意味での「総合力」なのかもしれませんね。
とりあえずしっかり休んでいただいて、そして来週の剱岳、よろしくお願いします
さんちゃん、ありがと〜
今回の登山計画、見てたんやね。
確かに、海外(個人)旅行が好きで
その手続きが苦にならない人でないと、
海外登山は無理かもね。
ボクの場合、異文化と接するのが好きなので
どっぷり浸かってきました。
時差ボケはもう克服しつつあるので、
今週末、がんばりますよ。
お天気も、がんばってほしいなあ!
クマ
kuma-sanマッターホルン登頂おめでとうございます
八が岳で後ろを歩いてたueharuです
いやーすてきな別世界ですね
海外の山はもちろん行ったことはありませんが、こういう景色を見ると
とっても素敵だなーと思います。
(とても手軽に行けるものでもないし、その時天候がいい保証もないし
こんなすてきな山行ができたのもkuma-sanの人徳?)
まだまだ日本も行きたいとこいっぱいですが、こういう風景を見ると心に響きます
素敵なレコ有難うございました。
そして、またどこかでお会いしましょう
ウエハルさん、ごぶさたです。
そして、ありがとうございます。
そう、海外登山の場合、そこなんですよね!
>その時天候がいい保証もないし
日程を変更できるような航空券は、高価やし。
お宿の予約もあるしね!
でも、それだからこそ、凝縮した時間に出来るのですよ。
今回の海外登山の雰囲気だけでも
味わっていただいて、何よりです。
面白い場所があれば、是非さそってください。
クマ
くまさん、こんばんは。
宿願達成おめでとうございます!!
いや〜ホントに素晴らしいレコですね。
これぞ本当のアルパインって感じで、見てるこっちまで緊張しました
5回目のチャレンジでの登頂…そして素晴らしい景色…
ホントに感動しました
おとうさん、ありがとうございます。
今回はテクニカルというよりは、体力勝負でした。
登っても、登っても、クライミングが続く感じで、
これだけの標高差をクライミングした経験は
これまでありませんでしたね。
登山靴によるアルパインクライミング。
本来の、トラディッショナルなものなんでしょうか。
少しでもこの雰囲気をお伝えできて、よかったです。
クマ
Monte Cervino登頂おめでとうございます。
僕はツェルマットから登山電車でゴルナーグラートに上がり、マッターホルンや氷河を眺めながらツェルマットまで歩き、マッターホルンには憧れてはいるんですけどね。クマさんの登頂記にうらやましくもありますが、どこかでチャンスを得たいと思ってきます。
僕も明日から海外ですが、観光中心で200mのハイキング位でお茶濁します。
ニシデンさん、
イタリア語でのコングラチュレーション、
ありがとうございます。
ツェルマット、結構、うろついてはったんですね
人生の中で、1.時間(休暇)、2.お金、3.体力
この3つの条件がすべて揃う時期はなかなかありません。
ひとつでも揃わないと、このお山には登れませんので
無理にでも、調整しないと指をくわえたままになります。
是非、挑戦してください。
お気をつけて、親孝行してきてください。
クマ
クマさん、ついについに念願叶って本当に良かったです。私も何処に登りたいかと問われると、間違いなくマッターホルンです。ずっと憧れています。22の写真のような景色を生で見たら戦慄することでしょう。困難を克服する情熱と、冷静さと山スキルを駆使しての遠征、見事な大団円を迎えましたね。お会いしたら、話を聞かせて下さい。チカ
チカさん、
ようやく登れました。
思い起こせば、苦節ん年・・・
毎夏の恒例行事!
これを楽しんでいたのかも知れませんね。
目標を失った今となっては、
スカスカになってしまいました(笑)
新たな目標を見つけなくてはなりません。
今回の話なら、いくらでも聞いてください!
クマ
kuma-san
チェルヴィーノ登頂、本当に本当におめでとうございます!
登頂記、ドキドキしながら、拝読させていただきました。望遠鏡でオリオンデ小屋から登攀を眺めている気分になりました。
最後の登頂証明書(Diploma的ですね)にも感動しました。Ottima riuscita と書いてありますが、Ottimoはイタリアの学校の成績表(全部で7段階)の最高点で、最高のパフォーマンスでの登攀という意味ではないでしょうか。
あと、この登攀達成で、チェルヴィーノ友の会(Club Amici del Cervino)に入会し、今後のザイル仲間としてあなたの登攀に祝福を祈るとありますね。
今後の友の会員としての、さらなるご活躍をお祈り申し上げます。
Collina2016
Collinaさん、なんどもありがとうございます。
登頂記、ドキドキされましたか
ボクは、心臓バクバクでした(笑)
さすがは、イタリア留学経験者。
サーティファイには、そんな感じで書かれてあるんですね。
チェルビーノ友の会・・・
バッジ渡されたとき、何となくそんなこと言ってたような(恥)
Collinaさんが、ちょこちょこと登山を始められていること、
たいへんうれしく思います。
もうりっぱな山登ラーだと思います。
日本にも素晴らしい場所がいっぱいありますので、
これからの活動を、遠くから楽しみにしています
クマ
クマさん、おめでとうございます!!
ついにてっぺん獲りましたね〜!!しかも1番乗りで!
すんばらしい!パチパチパチ。fantastico!!
レコを拝見するだけの私でも写真ですら息をのむ絶景。
10年越しのクマさんが山頂で見たナマの景色を前にした感慨は想像を絶するものだったのでしょう。
これまでの挑戦をレコで拝見させていただいて、海外登山の大変さを少しばかり知ることができましたが、実際想像してみると、一番大変そうなのが準備かなと。
登山口に立つまでの労力にワタシなどはめげてしまいそう
それとあちらのガイドさんたちは自由な感じで顧客への配慮が少ないのかなという印象
ガイドにもよりけりだと思いますが、帰着時間をみても明らかに今回は飛ばしすぎですよね。先行パーティも追い抜いちゃうし
クマさんの力量を見てのハイペースだったのかもですが。
このペースなら日帰りできちゃったのでは?体力があればですが。
あと、懸垂下降ぐらいやらせてくれればいいのに
クマさんのレコを見るまでは海外登山なぞ考えてもいませんでしたが、いつかはと思う気持ちが少し芽生えてきた気がしないでもないかな。
次のクマさんの新たな目標はなにかな〜
カノスケどん、さんくすです。
クライミング中に垣間見る景色は、絶景そのものでした。もうちょっと、余裕があれば、もっと良かったんですがねえ!
ガイドのハイスピード > ボクの心肺機能
旅行の準備に関して、登山計画のレコも見られていたのだと思いますが、暇を見つけては少しづつ準備していったので、逆に楽しかったですよ! まあ、海外個人旅行者なら誰しもやっていることで、これは慣れですし海外旅行の一部でもあります。それと、あちらのガイドさんは、見ていないようで、最終的な危機管理はしっかりしてますよ。
いつも書いていますが、1.時間(休暇)、2.お金、3.体力 の三要素が十分に揃わないと海外登山には行けません。この三要素が揃うのは、人生のうちでそんなにないので、多少無理しないと、あなたの人生、損したままで終わってしまいますよ。自分がジジイになったらお終いです。いやほんと。
次の当面の目標は、ぼやっとですが、来年の3月あたりで、シャモニーガイド組合主催のオートルート・スキーツアー(山スキー)5泊6日の国際パーティに参加することです。もし御興味があるなら、早めに言ってください。めんどうな手続きはボクがやってもいいんで
http://www.chamonix-guides.eu/Produit/24/Categorie/20/17-winter-activities.htm
クマ
登られたんですね!マッターホルン
本当におめでとうございます。
私のレコの方にコメントいただいているのに気付いて、そういえば月末の大阪出張が週末だったし、ついでに関西で山登りしようかな?参考になるレコないかな?なんて思ってkuma-sanのページを開いたんです。
私もいつか…なんて遠い夢です(^_^;)
せめて次回は今回ダメだったヘルンリ小屋に行くことと、どこか私の足でも行けるところを探します。
それまでにはアイゼンやピッケル使えるように…とか、もっと岩登り(私の場合は苦手な下り)鍛えなきゃ…とか、いろいろやることありますね。
ピンちゃん、ありがとうございます。
心臓バクバク、
腕はパンパン、
足元フラフラでした。
大阪出張なんですか、
それじゃあ、阪急・芦屋川駅から六甲山に登って
有馬温泉につかるゴールデンルートがいいですね。
山登りはコンスタントにやってないと
すぐに衰えますよ。
特に、バランス能力が必要です(笑)
それではまた!
クマ
マッターホルン登頂、お疲れ様です。
カレル小屋から西の稜線が素晴らしい。
5回目の挑戦が報われましたね。
おめでとうございます。
キナバル山誘われていますが、なかなか行けそうに
ありません。
が、シエラネヴァダ山脈のマウントホイットニーは、
孫たちと登ってみたいと思っています。
いつになることやら。
長旅、お疲れ様でした。
ストラッセさん、ごぶさたです。
山登りされていますか?
さて、今回は登頂できて本当にスッキリしました。長い呪縛から解放された気分です。しかし、特に気になったのは、若い頃と違って、年をとってくると、高度順化がなかなか進まないのです。頭痛とか体の不具合までいかなくても、パフォーマンスが全然でてこないのです。パフォーマンスが出ないと、遅々としてルートがはかどりませんし、ガイドについていけません。
キナバルもホイットニーも4000m峰なので、登られる際は、この点、十分ご注意ください。以前よりも高度順化により多くの時間をかけられたほうがいいと思います。
クマ
マッターホルン登頂おめでとうございます。
何から何まで別世界ですが、慣れ親しんだ日本の山とは違う本場アルプスを見せつけられるとワクワクしますね。
麓の村の雰囲気やお花やワンコ(前のレコかな)を楽しんでいるのも旅行してるって感じで羨ましいです。
お疲れ様でした
ソウさん、ありがとうございます。
海外旅行の楽しみのひとつは、異文化に触れることです。また、その異文化に住む人々と交流し、どういった価値観を持っているか?交流しながら感じることです。
単にダイナミックな自然を味わうだけでなくて、その自然の中での人々がどのように営んでいるかを考えることによって、我々の自然に対する接し方も考えさせられます。
ソウさんも、是非、時間を作って、海外登山に挑戦してください。感受性の豊かな今のうちに行かないと、どんどん意味合いが少なくなっていきます。
クマ
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