秋の北岳

2016年09月23日(金) ~ 2016年09月25日(日)

• GPS: 49:21
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,731m
• 下り: 1,748m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:13
• 休憩: 0:02
• 合計: 2:15

距離 2.5km 登り 726m 下り 19m

11:10 広河原山荘
11:20 11:21 白根御池分岐
13:23 13:24 白根御池小屋
13:25 宿泊地

2日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:18

距離 2.1km 登り 190m 下り 307m

9:20 白根御池小屋
12:33 北岳肩ノ小屋
12:51 12:52 両俣分岐
13:15 13:31 北岳
13:56 13:57 吊尾根分岐
14:18 14:19 トラバースルート分岐
14:38 北岳山荘

3日目

• 山行: 5:01
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:04

距離 4.6km 登り 26m 下り 1,404m

6:25 北岳山荘
7:50 八本歯のコル
9:15 9:46 大樺沢二俣
11:31 白根御池分岐
11:40 12:00 広河原山荘
12:02 広河原・吊り橋分岐
12:08 12:20 広河原インフォメーションセンター
12:29 ゴール地点

天候

23日…小雨が降ったり止んだり、夜には本降り
24日…早朝と夕方に晴れ間、あとは一時的な雨と強風
25日…朝は強風に吹かれたが空は快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き…JR甲府駅 9:00発広河原行きバス→広河原
帰り…広河原 12:45発甲府駅行き→JR甲府駅

コース状況／危険箇所等

全体を通してよく整備されていると思いますが、片側がすぱーんと谷へ切れ落ちている箇所、雨後の濡れた岩道や木製の梯子、橋などは慎重に丁寧に歩きました。
※二日目、三日目はログが飛んでいる箇所があり、ルート、タイム共に不正確です。

写真

バス乗り場の確認。

バスを待つ間に腹ごしらえ。
がっちりお肉でハイカロリー摂取。

武田信玄公は今日もどっしり。

広河原に到着後、登山口を目指します。

お天気悪〜

写真で眺めるだけだった、北岳行きの橋を渡ります。
わっくわっく

下をのぞき込むと、連日の雨のせいか轟音をたてて流れていく川の水。

白根御池小屋を目指して登ります。
明朝、深夜バスで広河原を目指す友人達との合流予定地。

かわいい花がわさわさと咲いています。

秋〜

広河原山荘〜白根御池小屋までキツい急登ではなかったはずですが、地味〜に体力を奪われました。

この20分がまた長い20分だった…

豪快に落ちていく滝。

濡れた木橋をへっぴり腰で。

白根御池小屋に到着。

テントを張り終えたら冷たいやつをお供にのんびり。
好物のビスコがぱんぱん。

ガスの隙間から稜線がチラ見え。

白根御池〜

テン場はゆったりのんびり。

夜が明けました。
早朝はすっきりとした青空。

はやてが飛んでいた。

友人を待つ間に小屋のコーヒー500円を購入。
むちゃくちゃおいしい。

小屋を出発してすぐの所から振り返った眺め。
湧き上がるガスがかっこいい。

キツめの傾斜をがしがしと登って登って登ります。

ガッスガス〜

目玉のおやじみたい。

標高があがるにつれ、秋の気配も濃くなってきます。

鳳凰三山。

大樺沢との分岐に到着。

この辺りはすっかり秋を迎えていました。

真っ赤。

小太郎山との分岐に到着。

小太郎山へと続く稜線。
前日、「私達は小太郎山が目的なの！」と仰っていた元気な女性ふたりはもう登頂している頃だろうか。

わー、仙丈ケ岳がガスに襲われている。

肩の小屋に向かって稜線をてくてく。

下をのぞき込むのも楽しい。

鮮やかないい黄色。

肩の小屋に到着。

岩の隙間から根性。

北岳へ向かってガスの尾根をてくてく。

甲斐駒ケ岳をズーーーム。

岩もがしがしと登っていきます。
北岳山頂はまだかのぅ。

雲の中から何かがにょろにょろ出てきそう。

山頂が見えた！

北岳山荘と中白根山、間ノ岳。
圧倒的なスケールの大きさに心が引き込まれます。

北岳山頂に到着。
着いたよー

最高にうれしい。

明日歩く尾根。

晴れてはいませんが、山頂からはどこを向いてもすばらしい絶景。

北岳山荘へ向かいます。
見えているのに中々近づいてこない北岳山荘。

ゴジラ岩〜
シンゴジラもう一度観に行きたい。

草紅葉が素晴らしい。

北岳山荘に到着。
この後は強風とテントとの闘いで記憶が極薄。
ポールがひん曲がりました。

テン場から見えた夜景。
一枚もまともに撮れずがっかり。

再び夜が明けました。

素晴らしい朝焼け。

富士山もどどーんと。

まき道から稜線へあがって仙丈ケ岳に朝の挨拶。
強風がぶりぶりと暴れています。

八本歯のコルへ向かいます。

北岳山荘と間ノ岳方面を振り返って。
名残惜しい。

久しぶりの青空を眺めながらてくてく。

うおーーーっ、こわーっ
（友人曰く、絶叫コース）

地蔵岳のオベリスク。

岩をがっしょがっしょいわせながら下っていきます。

バットレスにクライマーが見えたので思わずズーム。
すごい…

秋の景色。

存在感が凄い。

クライマーさん。
本当にすごい。

見事な黄葉。

甲斐駒ケ岳にも会えました。

階段はしごをひたすら下ります。
結構しつこい…

振り返ると素晴らしい眺め。

バットレスかっこいい。

八ヶ岳をズーーーム。

大樺沢をずんどこずんどこ下ります。
尻もち一回。

ばしゃばしゃと渡渉。
楽しい。

秋！！

うおーーー

トリカブト。

瑞々しい。

大好物の沢沿い歩きでテンションが上昇。

樹林帯に突入。

連日の雨降りのせいか、ほぼ川と化した登山道も。

かわいい。

絵本みたい。

轟音を立てて流れ落ちていきます。
豪快な眺めにうっとり。

大きく誇らしげに咲いていました。

サンゴみたいなきのこ。

広河原山荘に到着。

広河原山荘で冷え冷え生ビール×3。

再び吊り橋。
ただいまー。

無事に登って下りる事ができました。
感謝しよう。

帰りの中央本線から見えた富士山。
のんびり帰ります。

感想

suitosuito

秋の北岳へ出かけてきました。
初日は白根御池小屋のテン場でのんびり、翌日からは友人と合流して賑やかな山行となりました。
以前にも来た事のある友人の案内のおかげで何の不安もなく、変化に富んだ景色やルートを楽しむ事ができました。
南アルプスの少し早めの秋やスケールの大きな景色も素晴らしく、充実した三日間となりました。