北アルプス紅葉🍁 【白馬・雪倉岳・朝日岳】負傷にて急遽下山(>_<;)

2016年09月24日(土) ~ 2016年09月25日(日)

• GPS: 21:08
• 距離: 32.0km
• 登り: 2,923m
• 下り: 2,927m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:47
• 合計: 8:01

距離 10.6km 登り 1,690m 下り 318m

5:54 蓮華温泉
7:42 7:53 天狗ノ庭
9:26 9:49 白馬大池山荘
10:46 10:48 船越ノ頭
11:52 11:58 小蓮華山
12:48 12:50 三国境
13:41 13:44 白馬岳
13:55 白馬山荘

2日目

• 山行: 12:20
• 休憩: 0:41
• 合計: 13:01

距離 21.4km 登り 1,244m 下り 2,615m

6:07 白馬山荘
6:23 6:25 白馬岳
6:53 6:55 三国境
7:31 鉱山道分岐
8:19 8:20 雪倉岳避難小屋
9:03 9:10 雪倉岳
10:44 小桜ヶ原
12:26 12:45 朝日岳
13:16 吹上のコル
15:10 15:11 五輪高原
15:14 花園三角点
16:22 16:24 白高地沢橋
16:27 16:28 ヒョウタン池
17:23 17:27 瀬戸川橋
18:13 兵馬の平
18:49 18:50 蓮華の森分岐
18:59 19:00 蓮華温泉キャンプ場
19:08 蓮華温泉

天候

24日　☁
25日　☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮華温泉に無料駐車場、トイレ(靴底を洗える)あり

コース状況／危険箇所等

「蓮華温泉〜大池〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳〜蓮華温泉」
コース全般、整備された登山道でした。
雨天時等、五輪尾根コースを歩くときは木道が滑るので足元に注意が必要。

宿泊施設
蓮華温泉ロッジ、白馬山荘・朝日小屋(予約制)

蓮華温泉付近ですが、全ての携帯の電波が届きません。

その他周辺情報

蓮華温泉
日帰り入浴800円

写真

ええ天気やん!　さあ〜!　行くでぇ〜♪(t)

明日歩く雪倉岳がカッコ良く見えてます！
さぁ出発＝3
（昨夜中央道事故渋滞の影響もあり、睡眠時間1時間程度(>_<;)）

綺麗なトイレありま〜す！
この後は白馬大池までありません。

蓮華温泉。
この時は帰りに入ろうと思っていました。

ロッジ裏に大池登山口。

源泉帯。

蓮華温泉付近の木々も色付く。
ココではこの黄葉でも喜ぶ♪

途中、木々の合間から見えた、雪倉岳と朝日岳。
明日、歩くのね〜（＾＾）

黄葉も良いですな(t)

突然見晴らしの良い場所に出た。
そう、ここは天狗ノ庭。
本当に良い場所♪

目を楽しませてくれる黄葉。

紅葉の向こうに小蓮華。
あそこまで行くの〜？毎回だけど遠い・・（＾＾；

ハイマツが出てくると、大池はもうスグ！

大池付近は、チングルマで紅に染まる☆.。・:*:・゜`

一先ず、大池山荘のベンチで休憩。
休憩中は寒かった。

次第にガスってきた大池付近。
昨年は青空で暑かった〜

明日は、雪倉と朝日をいただきまっすね〜♪

夏も良いが、紅葉真っ盛りの大池も良いな。

小蓮華と紅葉。

船越ノ頭から小蓮華へ。
昨年は下ったけど、今回は登り。
印象は大分違いますぅ(k)

なかなか遠いでんな〜(t)

おっ?　あれは槍ですな♪　(t)

下を見ると　幻想的☆.。・:*:・゜`
竹田城ってこんな感じなのかなぁ〜

小蓮華付近も所々で紅葉。

まぁ、こんな天気やけど、ガスるよりマシでんがな♪　(t)

後立山連峰の山々が全て見える。
昨夏はず〜っと縦走してきたんだね〜（＾＾）

白馬までまだある。。
でも見えるだけで嬉しい♪

雪倉岳分岐から白馬岳へ向かいます。
ちょっと疲れた〜
そう言えば昨夏はココで沢山の雷鳥さんに会えたね

ガスがあがってきたけれど、コレがまた素敵(*^^*)

白馬山頂まで辛い登りが続く。

馬ノ背を通過。
久々のイワイワチックが嬉しい❤

ガッスガスの白馬岳に到着。
まっ!　こんなときもあるさ♪　(t)
白馬山頂は4度目！！その時々の想い出があります(k)

何も見えないし寒いから、山荘へ行きましょう。

談話室にはテレビとビールの販売機あります。
本日は寒かったのでストーブがありがたい。
フリースにダウンを着ても寒かった（＞＜）
後で知りましたが、富士山初冠雪だったとか！

レストラン スカイプラザは大盛況。

夕食。
腹が減ってたので、ご飯3杯おかわりしてもた(t)
私、何故かあまり食べられなかった〜(k)

今日のお部屋。
お布団2枚ずつで仕切られています。
混んでいる時はココを3〜4人とかでも使うのかな？
寝ようと思ったら・・
隣から男性の大きな鼾が・・
と思ったら　ドスっと音がして静かになりました。
私が思うに・・奥様かどなたか同室の方が蹴りを入れたのでは？？
(。・w・。 ) ププッ

今日は朝日小屋までの移動なので、のんびり出発。
久々の小屋朝食！
やっぱり温かくて美味しい(⌒-⌒)

朝食を食べ終えて、山荘を6:10に出発です。
ガスガスだ〜・・

さぁ！
ゆっくりのんびり歩こう！
今日は急がなくってもいいの♪

白馬山頂はガスってたので、直ぐ出発＝3

次第に取れてきた雲。

馬ノ背付近から。
陽がさしてきた＼(＾▽＾)／

雪倉岳・朝日岳を経て日本海へ連なる山々。

長池です。

kさんにとって、これより先は未知のルート、楽しみですねぇ〜。

天気も上々。
この辺りで、tさんのカメラが・・・
動画を見るとわかります
（;´▽｀A``

私は、気分爽快です♪(k)
tさんは・・

やっぱり青空はいい❤
まぁ天気が良いのでtさんのご機嫌も早く治りました（笑）

振り返ると、白馬岳と旭岳。
ホントは旭岳も歩いてみたかったのだけどね。
次回！

鉢ヶ岳は右側へ巻く。

うわぁ〜！
こんなに綺麗に紅葉していると思わなかった！！

巻き道では、こんな赤々した紅葉が見れました。

いいね〜
紅葉楽しみながら、
のんびり　歩こう♪

東に目をやると、頚城山塊の焼山や火打岳が見えていた。

しばらくは　

この素敵な

紅葉を

お楽しみ

くださ〜い(゜∇^*) ♪

前方に雪倉岳と避難小屋が見える。

日本海や能登半島が見える稜線を歩く。
いつか、日本海へ向けて歩いてみたいなぁ〜

雪倉岳避難小屋に到着。
ココで泊まれたらこの周回はもっと楽かも！
（あくまでも避難小屋で宿泊目的ではNG）

中はこんな感じ。
綺麗でした。

さあ!　雪倉岳へ登りますよ。

急登ですぅ（＾＾；
でもね、のんびりだから！！

草紅葉。

だいぶ高度上げました。

どんなもんじゃい、雪倉岳ちゃ〜ん(t)

なかなかの眺望やんけ♪

日本海も。

結構、歩いてきてるね〜。
いつも思うけど、山って遠い様で近い♪

三角点タッチ。

次は朝日岳へ向かいます。

足元に注意しながら、ガレた道を下ります。

カールみたい♪

っと、、この直後に負傷。
ズルっと足をちょっと滑らせた様な・・
自分では何が起きたかわからなかった。
ただ、脹脛に激痛と立ち上がり歩こうとすると膝の外側付近も痛み、膝を曲げる事ができない。
すぐに消炎鎮痛剤を飲む。

少しずつ歩くが、コレでは時間がかかり過ぎる。
え〜コレまずくないか？？
私は不安がいっぱい（＞＜）

何故かtさんは　涼しい顔（−−；）

稜線の東側から西側へ道が続く。
前方は赤男山(t)

ツバメ岩だそうです。(t)
もう、見ている余裕はない（；；）(k)

朝日岳を見ながら、小桜ヶ原の木道を歩く。
ちょっと歩きやすくなったので、少しホッとする。

迫る朝日岳、そして見上げる高さに。
この辺りから薬が効いてきたのか、普通に歩ける様になってきました。

小屋への巻き道と直登の分岐。
山頂まで標高差400m!　晴れてるから行くぞぉ〜♪　(t)
とりあえず山頂に行かない事には小屋へも下山もできない。
幸い、痛みは殆ど無くなった(k)

あ〜しんどぉ〜♪　(t)
かなりの急登を超えて見晴しの良い所まで来ました。

おおお!　山頂が見えました。
ええ？？まだあんなにぃ〜
この朝日岳、こちらから登るとニセピークが沢山！！

山頂に通じる木道。
ここまで来れば着いたも同然（＾＾）/

山頂ゲットだぜぇ〜!　どんなもんじゃい♪　(t)
やったー！！負傷した時はどうなるかと思ったけど
辿り着けた（＾＾）(k)

12:30
朝日小屋に行くか、下山するかの選択。
明日は雨予報、そしてkさんの怪我の状態も考慮して、暗くなっても下山することに決定。

山頂を出ようとすると、うん?　木道に何かいるぞ???
私が見つけたのよー(^_-)☆(k)

ねずみと思ったら、オコジョでした♪

tさん、この後、
出会う山ガールさん達に
「山頂にオコジョがいるよ〜」
と　話しかけまくり。

山ガールさん達も嬉しそうに微笑む（＾＾）
でもー、その微笑みはtさんにではなく
オコジョさんにですからー
ざ・ん・ね・ん　（爆）

可愛い❤
雷鳥には会えなかったけれど、
君に会えて良かった（＾＾）

出没したのが、この道標付近だった。

慌てずゆっくり下る。

千代の吹上分岐点に到着。
これより五輪尾根コースへ。

しばらくトラバース気味に緩やかに下ります。

紅葉も楽しめます。

素晴らしい絶景ポイントもある。

実はこの辺りから　また足が痛み始める。
薬、追加ーー！

でも、この紅葉に癒されます。
無事に下山できます様に！

ベンチのある場所に、冷たくて美味しい湧水が出ています。
なかなか美味かったな♪　(t)
うん！朝日連峰の水に負けない位美味しかった（＾＾）(k)

このルートは木道が多い。
今日は乾いているのでありがたい。

この標柱に「五輪の森」と書かれていました。
蓮華温泉まで9kmだってさ!　最悪だぜぇ〜!!!
なっ、長い・・。

木道に滑り止めがありますが、雨の日など安心してはダメ。

見晴らしは良いが、とにかく長〜い尾根コース。
さっき薬を追加したのに、痛みが治まらない。
でも、まだ次を飲むには時間が短すぎる。
我慢してゆっくり歩く。

水場分岐。
水場は未確認。

水場分岐の程近くに花園三角点があった。

片足ずつ前に出し、ゆっくり歩く。
それでも、紅葉は堪能させて頂いています（＾＾）

kさんが眼下に見える鉄橋を発見。
結構下るやんけ〜!!!　(t)

あ〜!　見てしまったぁ〜!　めっちゃ遠いやんけぇ〜!!! (t)
その前に、、かなりの谷が見えるのですが、、
アレが最後の登りの原因ですね（＾＾；

頸城山塊もまだよく見える。
そろそろ、3回目の薬を追加。

樹林帯に突入すると、滑りやすい岩場もあるので注意。
ここで暗くなったらヤバかったな!

川の音が大きくなると、

第一の鉄橋です。

揺れない、しっかりした橋です。
この辺りで薬が効いてきて、また普通に歩ける様になりました。

第一の鉄橋から第二の鉄橋まで結構歩いたし長く感じた。
（途中、写真は撮りませんでした）

兵馬ノ平へ登ってる最中に暗くなり、ヘッデン使用となりました。

真っ暗状態。
アヤメ平もどんな感じだったのかな？？
見られなくって残念。

あ〜しんどぉ〜!　下山やぁ〜♪　お疲れちゃ〜ん(t)
遅くなりましたが、無事下山できました。
ホッとしたー（＾＾）(k)

はい!　登山の後は温泉宿でしょ♪

バイキングでしたが、少しずつ取りに行きました。
鮎の塩焼き、ステーキがとっても美味しかった♪

蟹も食べ放題！！

私は昨夜食べ過ぎて、朝はあまり食べられなかったけれど、
tさんは朝からよく食べてました。
すごい食欲　(＠.＠)

い〜い湯だな!　あははん♪　い〜い湯だな!　あははん♪　こ〜こは長野県・大町温泉郷の湯♪　
どんなもんじゃい(^^)/

帰る日はサイコーの良い天気。
安曇野から常念岳。

塩尻から穂高連峰。
今日、歩いている人は最高ですね(^_-)☆

感想

かこღmido

今回はゆっくりのんびり2泊3日でこの周回をする予定でしたが、
雪倉岳を殆ど降りかけた時に右足膝付近をひねり脹脛を強打。
それから歩くのに激痛が走り、殆ど前に進めない。
常備していた消炎鎮痛剤を飲み、少しずつ歩を進めると薬が効き始めた。

�〕縦蠶未蠶�日小屋に泊まり、明日時間をかけて下山（但し☂予報）
�⇒眛�に炎症が広がる可能性もあるので　歩ける様なら遅くなるが今日中に下山。

このどちらかに決めようとtさんと話す。
とりあえず、雪倉岳を登り返すよりは　朝日小屋に向かう為朝日岳を登る事にした。
その到着時間が13時前なら（私の歩くペースを確認）、そこで下山か小屋泊にするか決める事に。

到着は12時半。これなら遅くなるが下山可能範囲と判断。
ならば、アドレナリンが出続け、かつ薬が効いている内になんとか下山する事と決定。
途中、薬が切れて2度追加する。
今回の下山ルートは幸いにも暗くなる頃が登りとなる。
ヘッデンでの下りよりは登りの方が安心。
なんとか無事下山する事ができました。

のんびり山行予定が怪我によりまたキツい山行となってしまいましたが、
晴れているうちに紅葉を楽しむ事ができ良かったのかな。
そして薬のおかげか、疲れをあまり感じる事はありませんでした。

ただ、今回、初めて登山中の足の負傷という事で歩く事に支障が出、
まさか自分が行動不能の陥るのでは、という不安にかられました。
今回の判断が正しかったかどうか・・・
途中何回か確認したが携帯の電波は届かなかった。
ただ、あのルートを足の痛みを抱えながら翌日雨の中を降りるのもかなり大変だったのでは、と思います。
下山後の医師の診断は　脹脛打撲・腸脛靭帯炎。

今回の経験を生かし、これからも慎重に歩き、
山を楽しんでいきたいと思います。

感謝。

tomuzoo

台風や秋雨前線で、なかなか天気が安定しない。
「どうなるかな?」と、ギリギリまで予定が決まりませんでした。
登山の前々日、やっと予報が晴れとなり、北アルプスの白馬岳縦走に決定しました。
ほんま、毎日、目まぐるしく変わる天気に翻弄されました。

初日、二人とも寝不足のため体調不良で歩きましたが、山ではガスることなく、まずまずの天気だったのでよかったです。

二日目は、素晴らしい天気に恵まれ、パノラマ縦走に紅葉も楽しめました。
可愛いオコジョにも会えたし♪
ただ、負傷によるアクシデントで二泊三日のところ、強行だが一泊二日に予定変更しました。
歩けるのなら、多少痛くても我慢して、その日のうちに下山する。
翌日、さらに痛くなるのは確実で、去年自分が経験済みでしたから。
まあ!　なんとか下山できたので一安心しました。