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Yamareco

記録ID: 972884
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

北海道山行の第二弾は十勝岳・美瑛岳周回で/異次元感あふれる楽しいコースでした

2016年10月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:26
距離
17.1km
登り
1,561m
下り
1,543m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
1:21
合計
9:27
5:41
30
スタート地点
6:11
6:12
33
6:45
6:46
51
7:37
7:38
80
8:58
9:25
17
9:42
9:43
8
9:51
9:52
27
10:19
10:20
5
10:32
10:33
36
11:09
11:13
15
11:28
12:09
147
14:36
14:38
30
15:08
ゴール地点
前日までの大雪山もそうでしたが、こちらも地図のコースタイム設定がかなり甘いと言う印象でした。標準タイムですと10時間の設定です。しかし心肺機能、脚力ともに標準を若干下回る自覚のある私が慎重に歩いて8時間少々なので、個人的には20%ほど緩い設定だと感じました。

前日までの旭岳〜黒岳山行のレコもよろしければご覧下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-972827.html
天候 快晴強風
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
望岳台登山口の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
全体を通して顕著な危険箇所なし

【望岳台から十勝岳山頂】
しばらくは傾斜のゆるい砂利道を登ります。登りの時はウォームアップに丁度良い感じです。雲ノ平分岐から十勝岳に向かうと地図には急坂と書いてありますがそれほどでもありません。昭和噴火口まで上がると外輪山を歩く雰囲気になります。稜線が広いので視界が悪い時は道を外さぬよう注意が必要でしょう。

【十勝岳から美瑛岳】
前日までの大雪山系も荒涼としていましたが、こちらはそれ以上です。特別歩きにくい箇所はありませんが、稜線がやたらと広い所があるのでやはり視界不良時には注意が必要です。美瑛岳に取りつくと岩稜帯になりますが、特別危険な箇所はありません。

【美瑛岳から雲ノ平分岐を経て望岳台】
美瑛岳からの下りは好きではありませんね。ガレの急斜面で岩質も十勝岳側よりも滑りやすいです。周回コースを取るならこちらを登りで使う方がお勧めです。梯子とロープは特に問題ありません。分岐から望岳台への下りは砂利道が続き、飽きますね。他の方のレコを見る限りでは白銀荘から登る方が変化もあって楽しいのではないかと想像しました。
その他周辺情報 下山後の宿泊地は札幌市の外れにある「湯の郷・絢ほのか」を利用しました。24時間営業で基本料金の850円(平日)と深夜追加料金の1300円、合計2150円で夜を明かすことが出来ます。その場合のチェックアウト時刻は朝9時となります。
http://www.yudokoro-honoka.jp/kiyota/

富良野市内のラーメン店「支那虎」もお勧めです。
http://r.gnavi.co.jp/73e8k1560000/
カシバードで作成した美瑛岳からの展望図です。大きいサイズで登録してあります。よかったら予習・復習にご利用下さい。 画像をクリック→「元サイズ」をクリック→画像をもう一度クリック、と進んで下さい。
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カシバードで作成した美瑛岳からの展望図です。大きいサイズで登録してあります。よかったら予習・復習にご利用下さい。 画像をクリック→「元サイズ」をクリック→画像をもう一度クリック、と進んで下さい。
同じく十勝岳から。
3
同じく十勝岳から。
前日の大雪山下山後、美瑛町の山頭火にて塩ラーメン880円。うーん、値段を考えるとあまり感心しませんな。
2016年10月01日 17:12撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/1 17:12
前日の大雪山下山後、美瑛町の山頭火にて塩ラーメン880円。うーん、値段を考えるとあまり感心しませんな。
吹上温泉白銀荘の寝床。カーテンによりある程度プライバシーは確保されます。個室タイプでない寝台車がOKな人なら充分行けますよ。
2016年10月01日 18:50撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
2
10/1 18:50
吹上温泉白銀荘の寝床。カーテンによりある程度プライバシーは確保されます。個室タイプでない寝台車がOKな人なら充分行けますよ。
白銀荘の食堂にて。
美瑛のスーパーで調達してきた夕食を頂きます。キッチンは鍋類、食器類、包丁、まな板、電子レンジ、冷蔵庫完備です。カセットコンロや調味料も常備なのかは不明ですが、この日は使えるようでした。ビールの自販機もあります。
2016年10月01日 19:34撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/1 19:34
白銀荘の食堂にて。
美瑛のスーパーで調達してきた夕食を頂きます。キッチンは鍋類、食器類、包丁、まな板、電子レンジ、冷蔵庫完備です。カセットコンロや調味料も常備なのかは不明ですが、この日は使えるようでした。ビールの自販機もあります。
翌朝、白銀荘の方のおすすめに従い、望岳台の方に回って登山開始です。
2016年10月02日 05:41撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
10/2 5:41
翌朝、白銀荘の方のおすすめに従い、望岳台の方に回って登山開始です。
白銀荘から来るとここで合流のようです。
2016年10月02日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
10/2 6:10
白銀荘から来るとここで合流のようです。
さて、十勝岳からか美瑛岳からか。しばし悩みますが何となく十勝岳からにしました。
2016年10月02日 06:33撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
10/2 6:33
さて、十勝岳からか美瑛岳からか。しばし悩みますが何となく十勝岳からにしました。
富良野岳が見えてきました。
2016年10月02日 06:41撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 6:41
富良野岳が見えてきました。
芦別岳方面。さらに背後にあるはずの後方羊蹄山までは流石に見えませんねえ。
2016年10月02日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 7:43
芦別岳方面。さらに背後にあるはずの後方羊蹄山までは流石に見えませんねえ。
あれが十勝岳の本丸のようです。
2016年10月02日 07:48撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 7:48
あれが十勝岳の本丸のようです。
稜線に到達。
2016年10月02日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 7:52
稜線に到達。
あとで登る美瑛岳。
左奥には大雪山方面が見えてます。
2016年10月02日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 7:53
あとで登る美瑛岳。
左奥には大雪山方面が見えてます。
火山ガスが邪魔して距離感がつかみにくいです。
2016年10月02日 07:54撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 7:54
火山ガスが邪魔して距離感がつかみにくいです。
前日までうろついていた大雪山系。
2016年10月02日 08:02撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 8:02
前日までうろついていた大雪山系。
右から稜線に上がり頂上に至るコース取りです。それにしても異世界感が強いですね。
2016年10月02日 08:16撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 8:16
右から稜線に上がり頂上に至るコース取りです。それにしても異世界感が強いですね。
富良野岳。
2016年10月02日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 8:39
富良野岳。
あとチョイ。
2016年10月02日 08:41撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 8:41
あとチョイ。
十勝岳登頂。
写真中央奥の双耳峰はトムラウシ山です。その時は知らなかったんですけどね。後に美瑛岳で地元の方に教わりました。
2016年10月02日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 8:58
十勝岳登頂。
写真中央奥の双耳峰はトムラウシ山です。その時は知らなかったんですけどね。後に美瑛岳で地元の方に教わりました。
南南西の方。
下ホロカメットク山とか言う山らしいです。登山道は通っていない模様。
2016年10月02日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 8:59
南南西の方。
下ホロカメットク山とか言う山らしいです。登山道は通っていない模様。
富良野岳方面への稜線。エッジが効いてて綺麗なラインです。富良野岳(写真中央)の丁度背後が芦別岳、そこから少々左にあるのが夕張岳です。
2016年10月02日 09:01撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/2 9:01
富良野岳方面への稜線。エッジが効いてて綺麗なラインです。富良野岳(写真中央)の丁度背後が芦別岳、そこから少々左にあるのが夕張岳です。
では美瑛岳へ出発。
2016年10月02日 09:28撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 9:28
では美瑛岳へ出発。
ここを通って美瑛岳に向かいます。うほほ、面白そう。
2016年10月02日 09:33撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 9:33
ここを通って美瑛岳に向かいます。うほほ、面白そう。
十勝岳を振り返る。大雪山も荒涼とした雰囲気ですが、こちらはそれ以上です。他の惑星みたい。
2016年10月02日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 9:42
十勝岳を振り返る。大雪山も荒涼とした雰囲気ですが、こちらはそれ以上です。他の惑星みたい。
ここは富士山の砂走りに似た歩行感です。
2016年10月02日 09:53撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 9:53
ここは富士山の砂走りに似た歩行感です。
鞍部を過ぎて登りにさしかかります。傾斜はそんなにキツくありません。
2016年10月02日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 10:10
鞍部を過ぎて登りにさしかかります。傾斜はそんなにキツくありません。
硫黄岳の爆裂火口を思い出します。
2016年10月02日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 10:28
硫黄岳の爆裂火口を思い出します。
オプタテシケ山とトムラウシ山。
2016年10月02日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 10:48
オプタテシケ山とトムラウシ山。
2016年10月02日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 10:48
風は強いですが歩いていて気持ちがよいですね。
2016年10月02日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:03
風は強いですが歩いていて気持ちがよいですね。
すごいですね、この光景。天国と地獄のどっちに見えるかと聞かれたら確実に地獄の方でしょ。
2016年10月02日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:03
すごいですね、この光景。天国と地獄のどっちに見えるかと聞かれたら確実に地獄の方でしょ。
こっち方面は天国で良いかも。
2016年10月02日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:05
こっち方面は天国で良いかも。
ニペソツ山方面。方角的にはさらに奥に雌阿寒岳とかも見えるはずですがこの日は無理でした。
2016年10月02日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:05
ニペソツ山方面。方角的にはさらに奥に雌阿寒岳とかも見えるはずですがこの日は無理でした。
美瑛岳の山頂まであと少し。
2016年10月02日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:21
美瑛岳の山頂まであと少し。
到着。
2016年10月02日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:31
到着。
ツンとしたのが十勝岳。こうして見ると結構遠く見えるんですが歩いて見るとそうでもないんですよね。
2016年10月02日 11:35撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 11:35
ツンとしたのが十勝岳。こうして見ると結構遠く見えるんですが歩いて見るとそうでもないんですよね。
左手前から美瑛富士、中央にオプタテシケ山、奥の双耳峰がトムラウシ山、もうちょい左の平たい感じのが白雲岳、さらに左が大雪山です。
2016年10月02日 11:38撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/2 11:38
左手前から美瑛富士、中央にオプタテシケ山、奥の双耳峰がトムラウシ山、もうちょい左の平たい感じのが白雲岳、さらに左が大雪山です。
トムラウシ山をアップで。
2016年10月02日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 12:03
トムラウシ山をアップで。
大雪山も。
2016年10月02日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 12:03
大雪山も。
撮って頂きました。
強風で寒いとの予報が出ていたので急遽ニット帽を調達。正解でした。
2016年10月02日 12:06撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 12:06
撮って頂きました。
強風で寒いとの予報が出ていたので急遽ニット帽を調達。正解でした。
紫色で秋っぽい花。
2016年10月02日 12:38撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 12:38
紫色で秋っぽい花。
よく見るけど名前が思い出せない花。
2016年10月02日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 12:39
よく見るけど名前が思い出せない花。
こっちのコースで下山を始めると途端に風が弱くなりました。
2016年10月02日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 13:17
こっちのコースで下山を始めると途端に風が弱くなりました。
渡渉ポイントの水と冷たい風がむしろありがたい。
2016年10月02日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
10/2 13:17
渡渉ポイントの水と冷たい風がむしろありがたい。
あとはダラダラ下るだけ…
2016年10月02日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 13:25
あとはダラダラ下るだけ…
と思っていたら、そうだ梯子があるんでしたね。
これを下って…
2016年10月02日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 13:36
と思っていたら、そうだ梯子があるんでしたね。
これを下って…
固定ロープで登り返します。
2016年10月02日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 13:36
固定ロープで登り返します。
美瑛岳の山頂を振り返ります。
2016年10月02日 13:40撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/2 13:40
美瑛岳の山頂を振り返ります。
ここもパノラマで撮っておきますか。
2016年10月02日 13:41撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/2 13:41
ここもパノラマで撮っておきますか。
十勝岳避難小屋が見えてきて…
2016年10月02日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
10/2 13:56
十勝岳避難小屋が見えてきて…
望岳台も見えました。
2016年10月02日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 13:56
望岳台も見えました。
十勝岳を振り返ります。
2016年10月02日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 14:48
十勝岳を振り返ります。
間もなく終了。望岳台には結構人が出ているようですね。
2016年10月02日 14:59撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 14:59
間もなく終了。望岳台には結構人が出ているようですね。
美瑛富士と美瑛岳。
2016年10月02日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 15:01
美瑛富士と美瑛岳。
十勝岳の本丸は見えません。
2016年10月02日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 15:01
十勝岳の本丸は見えません。
車に到着。
しかし散らかってますな。
2016年10月02日 15:06撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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10/2 15:06
車に到着。
しかし散らかってますな。
下山後富良野まで移動してきました。検索してみると人気店の「支那虎」と言うのがすぐ近くなので行ってみることに。幸い空いていました。支那そば850円は一見すると安くはありませんが、種類の違うチャーシューが3種類も入っており、スープ・麺ともに美味しく充分に満足出来る一杯でした。
2016年10月02日 16:47撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/2 16:47
下山後富良野まで移動してきました。検索してみると人気店の「支那虎」と言うのがすぐ近くなので行ってみることに。幸い空いていました。支那そば850円は一見すると安くはありませんが、種類の違うチャーシューが3種類も入っており、スープ・麺ともに美味しく充分に満足出来る一杯でした。
翌日の10月3日(月)は樽前山に登ることを考えていましたがあいにくの雨。すすきのまで来て今日もラーメン。あまり深く考えず「らー麺とぐち」さんの味玉赤味噌らーめんを頂きました。ランチタイムのサービスで角煮丼は無料です。これも充分旨かった。
2016年10月03日 12:18撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/3 12:18
翌日の10月3日(月)は樽前山に登ることを考えていましたがあいにくの雨。すすきのまで来て今日もラーメン。あまり深く考えず「らー麺とぐち」さんの味玉赤味噌らーめんを頂きました。ランチタイムのサービスで角煮丼は無料です。これも充分旨かった。
新千歳空港で最後の散財はうにイクラ丼。これは旨いけど値段との比較で言うとちょっと不満でした。
2016年10月03日 18:19撮影 by  HTC Desire EYE, HTC
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10/3 18:19
新千歳空港で最後の散財はうにイクラ丼。これは旨いけど値段との比較で言うとちょっと不満でした。

感想

●●大雪山に続き、北海道山行の第二弾●●
大雪山から下りてきて、まずは宿泊場所の確保です。吹上温泉白銀荘に電話を入れて当日泊まれるか聞いてみるとOK。早速予約をお願いし、まずは美瑛の街に下りて腹拵えです。山頭火のラーメンは値段の割には「う〜ん…」と言った印象でした。その後スーパーチェーンふじにて夕食と翌日の行動食を調達。ついでに100均でニット帽も調達し、白銀荘に向かいます。

さて、この白銀荘ですが素晴らしい施設です。1泊2600円と言う安さ。キッチンが使い放題で外国のバックパッカーホステルと似た感じの施設です。ビールの自販機があるのが何とも心強い。次回以降も行程上必要があれば是非利用させてもらいたいと思います。

充分に休養し、二度寝の誘惑を振り払い何とか出発します。元々は白銀荘横の登山口から出発するつもりでしたが、宿の人に聞いたところ望岳台から登るのが一般的だと教えて頂いたので車で移動し、望岳台スタートとしました。

5時半前に望岳台に着いてみると好天の日曜日でもあり、紅葉の時期でもあるためか既に登山客、そうでない方で賑わっていました。

美瑛岳と十勝岳のどちらを先にするか、決めないままゆるゆるとスタートします。

●●稜線の強風侮り難し●●
分岐に至り、特段の理由はありませんが十勝岳を先にすることに決め、岩場を歩いて行きます。天気は前日に引き続き快晴で申し分無し。あとは強風の予報がどうなのか。

稜線に上がるとやっぱり吹いていましたね。ニット帽を調達しておいてよかった。噴煙が多少邪魔になりますが、ようやく目の前に姿を表した十勝岳を見据えながらゆっくりと歩きます。

●●十勝岳はまさに火山●●
前日までの大雪山も火山なので荒涼とした雰囲気ですが、稜線に上がってから十勝岳山頂まではそれ以上です。草一本すら生えていない不毛の大地です。ちょっと異世界感すら感じますね。うむ、面白い。

見た目的には大分遠そうに思えた山頂に、さほど苦労することもなく到着。山行三日目ともなると山登りに体が慣れて来ます。山頂はそこそこ賑わっていました。強風を避けて稜線の東側で30分ほど休憩。この時点で山と高原地図のコースタイムの癖も見抜いているので、コースタイム10時間と書いてあってもビビる必要はありません。

事と次第によっては美瑛岳を諦めて十勝岳ピストンにすることも考慮に入れていましたが、問題なしと判断し美瑛岳に向かいます。十勝岳以降美瑛岳の取り付きに至るまでも異世界ですね。人も少なくなり独特の世界に浸りながら一人歩きます。

●●美瑛岳からの眺望も良好です●●
美瑛岳から振り返る十勝岳は真っ黒です。土壌の色としては阿蘇に似た感じですかね。一方のオプタテシケ山への稜線のたおやかで平和的な佇まいとは実に対照的です。うむ、これも面白い。

こちらでもたっぷりと眺望を楽しんだら下山開始です。地図に「急坂」と書いてあるところを下ることになるので、ちょっと気分は下がり気味です。

で、急坂なのはまあOK。しかし道が狭く枝の張り出しがちょっとうるさいのと、粘土質の土壌が滑りやすいのが気分を下げてくれました。風がほとんど吹かなくなって来たのは良いとして、寒さの問題がクリアされたら今度は暑い…。ぶーぶー文句の多い私なので悪態つきながらの下山となりました。

下山後は富良野市内に立ち寄り、ラーメンで腹拵え。あとは一般道で札幌市内の「湯の郷・絢ほのか」まで移動。翌日の天気予報が悪いので、多分山には登らんで済むなあ、それは良いとしてヒマになっちゃうのをどうしたもんか…。などと思いつつ風呂入って、ビール飲んで、惰眠を貪るのでした。

●●感想●●
ここもかなり気に入りましたね。なんせ樹木がないので視界が良好です。荒涼として、殺伐とした地形、そして遠望を楽しむには理想的です。

ただしコース取りについての個人的な感想としては、望岳台スタートよりは白銀荘スタート、十勝岳先行よりは美瑛岳先行が良いと思いました。次回があればそうしたいと思います。

満足度については115%くらいにしておくことにします。

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コメント

ぶーぶー(笑)
やっぱ北海道はいいっすね
それにしてもmusさんのフットワークの良さに
惚れ惚れします
何があっても諦めず
めげずに頑張ろうと元気がでましたよ
今回もグルメも併せて貴重な情報ありがとうございました
2016/10/10 18:32
Re: ぶーぶー(笑)
どもども、こちらにもコメントありがとうございますhappy01

いえいえ、フットワークの良さなどとは過大評価ですよ。横着者の見本のような怠惰な生活を送っておりますcoldsweats01

ですが、せっかく作った5連休が全滅必至の天気予報ともなると横着者の見本のような私とて何らかの手を打たなければなりませんでした。今回は成田在住のメリットを最大限に活かした感じでしたかね。これで北海道も予報に反して天気が悪かったりしたら目も当てられないところでしたが、ツキもあったみたいですwink
2016/10/10 19:22
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体力レベル
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