最高!平日の尾瀬ヶ原&至仏山/三度目の正直で山ノ鼻から登頂出来ました
- GPS
- 10:30
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:31
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道16号から埼玉県道78号ー国道122号ー群馬県道62号ー国道120号とつなぎました。国道122号は信号や踏切が多く、群馬県道62号は道幅狭い山道で鹿、狸などの飛び出しに注意が必要なのでお勧めしません。 オール一般道で行く場合はやはり行田バイパスー上武道路とつないで沼田側から入る方が楽ですし、時間もかからないと思います。 鳩待峠駐車場 1日2500円 午前5時の到着時点で70%程度は埋まっていました。平日でこれですから、土日は相当早く着かないと確保は困難でしょう。なお駐車料金は決して安くはありませんが、戸倉からの往復バス料金と戸倉駐車場の料金を考えるとソロでも鳩待峠駐車の方が有利です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木道部分は濡れている場合や霜が降りている場合にスリップに注意が必要です。本当に滑ります。また湿原内では余所見により木道を踏み外さないように注意して下さい。 山ノ鼻から至仏山への登りは蛇紋岩が滑りやすいので注意。但し登りなのでそれほど恐れる必要はありません。至仏山から山ノ鼻への下りは特定の時期を除き禁止されています。知ってか知らずか下ってくる人は何人か見受けられました。植生保護の観点はもちろんですが、危険でもあるための禁止なのかと思います。 |
その他周辺情報 | もつ煮込みで有名な渋川の永井食堂のお食事営業時間が変更されていました。 以前は19時30分まででしたが、18時までとなっております。ご注意下さい。 |
写真
感想
●●平日に休みが取れました●●
思いがけず仕事に余裕が出来て平日に休みが取れました。しかも天気予報は絶好の快晴。家でゴロゴロすることも考えないではありません。実際山行に出掛けることが最終確定したのは出発の1時間前でしたしね。しかしあまりにももったいなさすぎる。さてどこに出掛けたもんか。
休日だと激コミになる場所を平日に攻める…これは快感です。谷川岳か那須か。うーん、ここはまだ今年訪問していない尾瀬でしょうか。色々とテーマもある場所ですしね。
●●4つのテーマとは●●
尾瀬に関しては解決しておきたい4つのテーマがありました。
1.赤城山東側を通ってのアクセス
2.山ノ鼻からの至仏山登頂
3.4年前に撮った至仏山の写真の場所を探してみる
4.東電小屋の見物
どれも些細なこだわりと言ってしまえばそれまでです。しかし気になっていることはせっかくの機会なので解決しておきたいものですよね。
0時チョイ過ぎに出発です。途中でいつものルートから外れ桐生方面に向かいます。すると信号や踏切が多く、夜中の割にペースが上がりません。この辺りはナビの選択したコースが良くないのかなあ。多少研究の余地はあるかも知れません。
しかし群馬県道62号は小細工のしようがない大変な道でした。道幅の狭い山道の上、結構路上に動物が出てくるので気が抜けません。国道17号や関越道が壊滅的渋滞になっている場合は別として、このルートを使うメリットはなさそうです。そのことが確認出来たので今回の試みは悪くはありませんでした。
●●まずは尾瀬ヶ原を散策●●
鳩待峠への通行規制は10月10日までで解除されております。平日の5時台ですので楽勝で駐車場確保かと思いきや、既に7割方埋まっていたのは予想外でした。徹夜で運転してきたので仮眠したいところですが、一度寝てしまっては次に起きるのは昼前なんてこともあり得るのでそのままスタートするしかありません。幸い序盤は山ノ鼻への緩い下りなので、ゆるゆると体をほぐしながら歩きます。
平日とて、人が少なく静かな道を、紅葉の色づきがイマイチだなあなどと思いながら下って行くと山ノ鼻に至ります。もちろんまずは尾瀬ヶ原の散策です。ここまで来て至仏山だけ登って帰るのは勿体無さ過ぎる。
湿原に歩き出すと朝靄のため至仏山や燧ヶ岳は見えたり見えなかったり。しかし予報ではバッチリ晴れることになっているので悪態をつく必要はありません。むしろ靄が晴れ渡っていく過程を楽しめるということで心には余裕たっぷりです。
湿原内でのコース取りは特に決めていませんでした。とりあえず東電小屋を見物することと、4年前に撮った写真のポイントを見つけるところまでは予定に入れており、牛首の分岐ではより人影が薄い左のルートを取ることにしました。
それにしても尾瀬ヶ原は良いところです。気温こそ氷点下ですが、この日は風が無く歩いていれば寒さは感じません。絶好の尾瀬日和なのに平日の有り難さで人は少なく、聞こえてくるのは鳥がさえずる音だけ。まさに天国です。紅葉や草もみじの色づきがイマイチだったようにも思いますが、そこは数ある「ヶ原」の中でも最強の尾瀬ヶ原。その程度で魅力が失われることはありません。
●●東電小屋、見晴を経由して、いざ至仏山へ●●
次第に晴れ渡り、姿がはっきりしてきた燧ヶ岳や至仏山を眺めながらダラダラ歩いているとやがて東電小屋に至ります。これについては実在が確認出来れば充分。テーマの2つ目はクリアです。見晴を経由して山ノ鼻に戻っていくと、正面に至仏山が聳えています。
過去二回、山ノ鼻からの登頂を試みた至仏山。膝痛のため失敗に終わっていますが、今回は体調万全です。見た目的にはなだらかな山容ですし、蛇紋岩が滑るとの噂はあるものの登りですし問題ないでしょう。
しかしこのルートの暗示にかかっているのかどうも膝の調子が良くないような気がします。まさかと思いつつも念の為持参したザムストのサポーターを装着して登り始めます。登り出してみると見た目よりもはるかにキツいですねえ、この至仏山。登山道のスイッチバックがほとんどなく直登に次ぐ直登。結果的には登頂出来ましたが、サポーターを装着してなかったら結構本気でヤバかったような気がします。
●●山頂も空いていて最高でした●●
秋晴れの至仏山とは言え、そこは平日。山頂に滞在していた30分の間でMAX人数は6人くらいだったかなあ。ありがたや、ありがたや。あとは下山して花豆ソフトと渋川の永井食堂でモツ煮定食を頂けば完璧な山行が完成します。しかし花豆ソフトは頂いたんですけど、永井食堂のモツ煮はダメでした。せっかくの平日なのに営業終了時刻が19:30から18:00に早まっていました。そりゃないだろ〜。もっと商売気出して頂戴よ…。
●●感想●●
快晴の尾瀬を静かに楽しめたのは何と言っても平日の有り難さ。4つのテーマも達成して山行自体は完璧と言って良いでしょう。永井食堂の件と紅葉の色づきは少々残念でしたが満足度は高いです。今回は120%としておきます。また平日に今度はテントを背負って来たいですね。でももう尾瀬での山登りはいいかなあ。「ヶ原」を歩ければそれで満足です。あ、アヤメ平は歩いておきたいかなあ。
一番行きたい季節かも。
ここ最近、山の予定が潰れまくってるせいか山へのモチベーションがダダ下がり。。
ぶっちゃけ山登るより映画観たりプールで泳いでる方が楽しくなってきた今日この頃だけど、こんな最高な景色見せられちゃうとさー。
ほんと
「ぐやじい」ಠ_ಠ
の一言だわー。
ちわ、zawa氏
って返信書くのもすげえ久しぶりだなあ。コメントありがとね。
尾瀬ヶ原の散策だけなら夏でもいいけど、山登りもするとなると秋は涼しくて体も楽だね。俺の場合は水芭蕉の季節にまだ行ってないからいつかは、って思ってるけど前にzawa氏のレコで激混みでうんざりってのを見たんでちょっと覚悟が必要なのかなあ
山登りのモチベーションは俺も低いままだなあ。最近高校生以来のテニスを復活させようかと、ラケット買って近所の運動公園で壁打ちなんぞやってるんだよ。今日もこれから行ってくるわ
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