滝を巡って竜ヶ岳へ(鈴鹿山脈)

2016年10月22日(土) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,118m
• 下り: 1,108m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:13

距離 10.1km 登り 1,120m 下り 1,117m

7:09 宇賀渓キャンプ場駐車場
7:14 自由テント村
7:28 遠足尾根登山口
7:32 7:33 竜ヶ岳裏道登山口
7:43 魚止滝
7:45 7:46 金山尾根入口
8:00 五階滝
8:06 8:07 中道分岐(No.60)
8:14 8:18 ヨコ谷出合(No.71)
8:23 8:24 長尾滝
8:29 8:32 ヨコ谷出合(No.71)
9:10 9:11 中道尾根取付点
10:07 10:08 竜ヶ岳
10:16 P1053
10:21 治田峠分岐
10:26 10:50 金山尾根降り口
11:08 金山尾根展望台(No.160)
11:32 蛇谷分岐 (金山尾根)
11:35 11:36 P587 (No.172)
11:53 11:55 金山尾根入口
12:00 12:01 白滝 (二筋の滝)
12:20 宇賀渓キャンプ場駐車場
12:22 ゴール地点

天候

くもり　※山頂付近は霧で視界なし

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宇賀渓の入口に大きな駐車場があります。1日500円。
トイレもあります。
観光案内所があり、登山届を提出できます。
下山時に登山届に下山時刻を記入して再提出するシステムです。

コース状況／危険箇所等

■滝巡り(魚止滝〜五階滝〜長尾滝)
長尾滝を見に行くときは川原に下りたり、渡渉箇所があります。
大雨の後など増水が想定されるときはやめておいたほうがよいでしょう。

■中道ルート
最初は沢沿い。砂防ダムをいくつか越えていきます。
砂防ダムを越えるときに鉄のハシゴを登っていきますが、これが足場が悪くちょっと怖い。
また、川原を登っていくとき、渡渉が多く、登山道を示すマークが途切れ途切れなのでルートを見失わないよう注意が必要です。

このルートは初心者だけで踏み込まないほうが良さそうです。
また、下りでこのルートを使わないほうが良さそうです。

■金山尾根ルート
ところどころ急な個所がありますが、大きな危険個所はありません。
登山道を示すマークが不明瞭なところもありますので、ルートを見失わないように。
特に秋は落ち葉で登山道がわかりにくくなっています。

写真

10/22 7:09

宇賀渓の駐車場。1日500円。トイレ有ります。

10/22 7:16

観光案内所の建物で登山届を提出します。

10/22 7:29

名水「竜の雫」

10/22 7:29

最初は舗装路をたんたんと歩きます

10/22 7:35

遠足尾根の登山口

10/22 7:36

裏道ルートは通行止めです

10/22 7:37

白滝丸太橋。先月の台風16号で流されてしまい、その後復旧されたそうです

10/22 7:42

魚留橋

10/22 7:42

魚留橋から上流を眺めます。紅葉したらきれいでしょう

10/22 7:45

魚止滝

10/22 7:49

魚止滝から先はやや急な登りがあります。

10/22 7:50

魚止滝から先はやや急な登りがあります。

10/22 7:50

魚止滝から先はやや急な登りがあります。

10/22 7:53

金山尾根ルートの入口。ここも直進します。

10/22 8:03

ほぼ平坦ですが、ところどころ怖いところがあります

10/22 8:07

五階滝。段々に流れ落ちる滝です

10/22 8:08

このあたりは片側が切れ落ちているので、滑落に注意です

10/22 8:13

中道コースとの分岐。長尾滝を見に行くには、中道コースに入らずに直進します。

10/22 8:17

渡渉が何度か繰り返されます

10/22 8:30

長尾滝。水の色が美しい

10/22 8:38

長尾滝から戻って、中道コースを登ります

10/22 8:23

大きな砂防ダムがあります。紀元2600年　※1940年（昭和15年）　工費 23000圓とあります。

10/22 8:42

砂防ダムを超えるための鉄のはしごがちょっと怖い。

10/22 8:42

はしごはかなり使い込まれており、足場が悪いです。下りは怖そう。

10/22 8:46

最初は沢を登っていきます。ルートを見失わないように

10/22 8:47

ところどころでこのような標識があり、位置が確認できます

10/22 8:50

またもや砂防ダム。

10/22 8:50

今度のはしごはさらに高いです

10/22 8:51

上から見たところ。怖いです

10/22 8:54

急な崖もあります

10/22 9:16

沢が終わると、一気に登っていきます

10/22 9:25

かなり登りがしんどいです

10/22 9:31

かなり登りがしんどいです

10/22 9:42

もうすぐ紅葉しそう

10/22 9:46

マムシグサ。秋の色をしています

10/22 9:49

登り切ると平坦に

10/22 9:51

標高を上げると、ガスってきました…

10/22 9:58

ありゃ〜、山頂は完全にガスで視界がありません…

10/22 10:06

熊笹が生い茂る山頂。晴れていればものすごく展望が良いはずです

10/22 10:12

山頂が見えました

10/22 10:13

竜ヶ岳の山頂です。1099.6m

10/22 10:13

二等三角点です

10/22 10:18

視界がないのですぐに下山します。山頂を振り返りますが、展望はありません。また今度の機会に…

10/22 10:19

シロヤシオの木々

10/22 10:21

シロヤシオが少し色づいています

10/22 10:23

シロヤシオが少し色づいています

10/22 10:27

治田峠方面との分岐

10/22 10:32

遠足尾根と金山尾根の分岐

10/22 11:06

シロヤシオの実

10/22 11:12

たんたんと下っていきます

10/22 11:18

金山尾根は急なところもありますが、基本的に緩やかです

10/22 11:30

尾根道らしい登山道

10/22 11:43

金山尾根の途中から竜ヶ岳を眺めます。下っているときに少しガスが晴れました。

撮影機器：

NIKON D5100 NIKON CORPORATION

感想

gucci1212

先月の鹿島槍ヶ岳からほぼ1ヶ月ぶりの登山。
当初は伯耆大山の三鈷峰に登って紅葉を楽しもうと思っていましたが、前日に鳥取県で大きな地震が発生。
しばらくは危なそうなので、登る山を変更しました。

今日は関西地方の天気はどこも曇りがち。
久しぶりに鈴鹿山脈の竜ヶ岳に登ってみることにしました。
竜ヶ岳は4年前に神戸に引っ越してきたときに、残雪期に最初に登った山でもあります。
天気が良ければ、熊笹に覆われた美しい山容が眺められるはず。

宇賀渓から滝を眺めながら、中道ルートで登り、金山尾根ルートで下山するプラン。
宇賀渓まで神戸から2時間半ほどです。
鈴鹿の山は登山口が高速道路のインターと近いので、大峰の山と比べてアプローチが良いです。

宇賀渓から舗装路を少し歩き、丸太橋を渡り、細い橋を渡ると魚止滝です。
魚止滝から先は急な登りがあったり、片側が切れ落ちた細い登山道だったりとちょっと緊張します。
五階滝、長尾滝を眺めてから中道ルートを登り始めます。

中道ルートは最初は沢沿い。
砂防ダムがいくつもあり、これを怖いハシゴで乗り越えていきます。
広い川原を登っていきますが、登山道を示すマークがところどころにしかないので、道を見失わないよう注意が必要です。
このルートは初心者だけでは来ないほうがよいでしょう。

沢が終わると、急登で一気に標高を上げていきます。
登り切ると、熊笹の広がる緩やかな斜面に出ますが…、残念ながらガスで何も見えず。
斜面を少し登ると竜ヶ岳の広い山頂です。
晴れていれば景色が良いはずなのですが、今日は真っ白です。
残念。絶景は次の機会に。

霧と風でやや寒いのですぐに下山。
シロヤシオの葉が少し色づいています。
下りは金山尾根をたんたんと下ってきました。

天気が悪く期待していた絶景を楽しめなかったのは残念でしたが、滝を見て水の飛沫を感じたり、沢を登ったり、スリルのあるハシゴを登ったり、道を見失わないよう目と頭をフル回転させたりと、飽きが来ないルートでした。
宇賀渓の登山口まで神戸から車で2時間半ほどなので、その気になればいつでも来れます。
また季節のいい時期に登りに行きたいと思います。