霧降高原BS→女峰山→唐沢避難小屋→小真名子山→大真名子山→男体山→二荒山神社前BS
- GPS
- 30:37
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,964m
- 下り
- 3,041m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:53
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:58
天候 | 1日目:晴 2日目:曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一里ヶ曽根および唐沢避難小屋下の水場は水量十分 ・志津小屋の水場は枯渇 |
その他周辺情報 | ◆電波状況 女峰山◯ 唐沢避難小屋◯ 男体山◯ |
写真
感想
先週に続いて遅まきながらも夏季休暇を使って縦走計画。
天気予報が直前まで安定せず、直前に同行予定のメンバーが体調不良でキャンセルなど、慌ただしい計画となった。
1日目
平日ということもあって、電車の混雑などが気になったが東武日光駅までは早朝かつ下り方面ということもあってか問題なく座って行くことができた。東武日光駅で下車する人は多数。駅前のバス停も行列ができていた。平日とはいえ好天の紅葉シーズン、観光地はあなどれない。幸い今回予定していた霧降高原方面へ行く人は少なく、余裕でバスに乗ることができた。
高原へ近づくにつれて紅葉も美しくなりテンションが上がる。バスを降りてすぐ横にある階段を登る所からスタート。季節外れだという暖気に汗が滴り落ちる。しかし眺めは最高。周囲に高い山がないのもあって、振り返ると地球の丸さを再確認できるパノラマが広がっていた。途中で同じく景色の良さそうな丸山への分岐があったが、今回はスタート時間も遅いのでパスし、途中の水場で念のため水を補給して先へと進む。
女峰山山頂到着時には男体山との間に雲が湧いていたので、ラーメンを作ってシャッターチャンスを待つ。しばらくすると雲が取れ、男体山をスッキリ拝むことができた。満足した所で唐沢避難小屋へと向かう。なかなかの急坂で途中はガレており、歩き辛い。ようやくついた小屋には誰もおらず、人の目を気にせず荷解きして水を汲みに行くことにする。水場まで10分ということで一苦労。二度と汲みに行かずに済むよう、手持ちの水をコッヘルに開けて満タンにする。
小屋到着時は気温が16度ほどあって、今夜は楽勝かと思いきや夜はやはり冷え、そろそろ薄いシュラフ+シュラフカバーでは限界を感じてきた。夜景を撮るために起きるのも億劫で、降雨の音まで聞こえてきたので諦めてゴロゴロして夜明けを待つ。
2日目
寝ては覚めを繰り返して目覚ましが鳴るのを待っていたが、明らかに遅い。電気をつけて確認してみると起床予定時刻の3時半を過ぎていた。しかし、外はガスと風でコンディションはよくなさそうなので、はやる気持ちを抑えて体を温めるためにラーメンを作る。結局予定より約30分遅れの5時近くになって出発する。麓の明かりは見えるものの、空はどんよりと暗い。途中でのエスケープも考慮しながら女峰山へ到着。風が出て寒いが、ここでスマホを使って天気予報を確認。予報は晴なので、天気が好転することを信じて先へと進む。帝釈山あたりに来るとわずかに空が明るくなり始めて行く先に期待が高まる。
帝釈山の先は小真名子山、大真名子山、男体山とアップダウンの連続。特に小真名子山の登りは最も急だった。しかし小真名子山に登るにつれて徐々に雲が晴れ、後は予報通りの晴が続く。連続するアップダウンに疲れつつも好天に気を良くしていたが、問題は最後の男体山への取り付きで起こった。志津避難小屋への分岐を見落とし林道を進みすぎてしまった。手元の地形図では破線ルートが伸びているので、そちらから登山道に行けばいいと思ったのがさらなる間違いの始まり。道らしい道が見当たらないのでGPSで確認できる適当な所から山に入る。これが致命的にまずかった。道らしい雰囲気がない樹林の中を西に行けばそのうち道に出るとウロウロしたが道が見当たらない。明らかに地形図の破線の上を行ったり来たりしているはずなのに踏み跡が見当たらない。廃道になったのかも…と山と高原地図のルートで確認したが、この時には地形図と同じように見えた。(下山後に確認したら明らかに違ったのだが…)一度は頂上方向へ進めばいずれは登山道に出るかも…と思ったものの、あまりに踏み跡らしいものがないので下山を決意。しばらく歩いてなんとか元の林道に出ることができた。林道を引き返す最中に藪に覆われた標識を発見、小屋の方へと進む。小屋にたどり着き、いざ男体山へ向かおうとすると地形図のルートの方向へついた道はロープで閉鎖されていた。脇についた道に進もうとするが、明らかに方向がおかしく、確認すると林道に戻る方向だった。再び小屋に戻って、あたりを探索すると地形図と反対方向に道がついているのを発見。この一連の彷徨で一時間近くをロスしたが、この好天のチャンスを逃すまいと男体山へアタック。寝坊や道迷いで予定より遅れたものの、それもあって人の少ない山頂を楽しめたのかもしれない。
男体山から中禅寺湖を見下ろす眺めは最高で、長い旅路が報われた気がした。下山は数組抜いて割りと急いだつもりだったが、結局ほぼコースタイム通りでガックリ。
帰りは少し麓の紅葉でも楽しんで帰ろうと思ったのだが、神社前の通りは平日だというのに観光客と思われる来るまで渋滞中。バスも遅れていそうだったが、ちょうど神社前のバス停に到着したので慌てて乗り込む。バスも補助席が必要なほどの満員でビックリ。汗が引いておらず、着替える間もなく乗り込むには少し躊躇するような状況だったがやむを得ない。途中のいろは坂あたりから見る紅葉が綺麗だった。
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