紅葉も終盤の吾妻耶山から大峰山へ 谷川連峰は初冠雪かな?
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 809m
- 下り
- 791m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地元の中学校・高校が設置した道標がありますので迷うことはありません。 |
その他周辺情報 | 麓に仏岩温泉「鈴森の湯」650円があります。内湯、露天ともに源泉掛け流しです。湯テルメ谷川より空いていて快適でした。ただし、12月1日から入浴料が750円に値上がりします。 |
写真
感想
本当は、新潟の小松原湿原と二百名山の佐武流山へ行きたかったのだが新潟方面の天候予報が雨又は曇りの予報だったので急遽も天気がよさそうな水上付近の山へ行くことにした。
平標山ノ家に泊まったとき、眼下に見える水上方面の山で目立つのが吾妻耶山と大峰山だと小屋の山口さんに教えてもらったことがある。それを思い出して今回峰続きのこのふたつの山に登ってみることにしたのだ。
朝のうちは曇りの予報だったが水上に近づくら連れ雨がぱらついていた。登山口の仏岩ポケットパークで出発準備をしていたらザッーと大粒の雨が降ってきた。5時間ほどの行程の山なので急ぐことはない。車の中でしっかりガイドブックの案内を読んだりうとうとしながら雨の上がるのを待った。
駐車場に着いて1時間もしないうちに雨はやみ、色付いた山々に陽が差してきた。どうやら登山者は私ひとりのようだ。どうせならひとりの方が静かでいい。
伐採が近い植林地の中を抜けて黄葉真っ盛りの山道を20分ほど登ったら仏岩峠に出た。風が冷たい。気温は5℃だったが風が吹いている分だけ体感温度は低い。休憩もそこそこにして先に進むと仏岩があった。なるほど、見上げた岩峰は、大船の白衣観音を後ろから見上げたような形をしていてなかなか立派だった。
なだらかな稜線をしばらく歩くと吾妻耶山へ直登する分岐に出た。地元の中学校、高校が設置した標識が一番頼りになる標識で、そのほかにも色々な標識があったけれど、どれもかなり年季が入っていて壊れかかってるものが多かった。
この山頂への登りがこの日一番の急登だった。山頂近くなると、夕べ降ったものだか、倒木や枯れ葉の上に粉雪が積もっていた。そういえば、木々の間からちらちら見える谷川連峰の山々は真っ白になっていた。
V字の枯れ沢を越えて向かいの高みに登ると吾妻耶山と大峰山との分岐に出た。ここはもう吾妻耶山山頂の一角で、平らな道を東の方へしばらく歩くと大きな石祠が三つもある山頂に着いた。お寺の境内のような感じの山頂で谷川岳方面が開けていた。
山の天気は里より半日遅れるというが、本来山頂から見えるはずの谷川連峰の山々は厚い雪雲に隠れていた。かろうじて前衛の小出俣山から阿能川岳が大きく立ちはだかっているのが見えた。
仙ノ倉山や平標山も雲に隠れているが山ノ家からこの吾妻耶山が見えていたので双眼鏡で山ノ家を探したらあったあった、かろうじて稜線に山ノ家の建物が確認できた。
紅葉の時期に泊まりに行こうと思っていたが、あちこちの山に行っている間に営業期間が終わってしまった。来年は、川古温泉あたりから大源太山を経由して行ってみよう。
寒いながらも感じのよい山頂なのでここで軽く食事をとった。吾妻耶山だけだったら天気の良い日に山頂でお昼を食べるぐらいのつもりでのんびり登ったらいいかもしれない。下界にはいろいろ温泉もあるしお手頃や山である。
このあと、ちょっと遅い紅葉を楽しみながら峰続きの大峰山まで足を伸ばしてみたが、大峰山は三等三角点があるものの展望は全くなく、その山頂は、尾根歩きのいち通過点のような山頂だった。おまけに、すぐ近くに大きな無線中継施設があるため登山道脇にずらっと電柱が立っているため興ざめする山頂だった。あえて足を伸ばすほどの山ではなかった。
吾妻耶山の麓には、仏岩温泉「鈴森の湯」という日帰り温泉がある。水上というと「湯テルメ谷川」が人気で私も何度か寄ったことがあるが、鈴森の湯は内湯、露天風呂ともに源泉掛け流しで、無色透明な湯が常に浴槽からあふれ出ていた。おまけに平日は空いていて入った時は誰もおらず私ひとりで温泉を独占できた。お食事処もあるし、穴場的な日帰り温泉施設である
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する