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計画ID: p817523 全員に公開 沢登り谷川・武尊
都道府県 群馬県 新潟県

万太郎本谷

体力度
判定データなし
体力度について
日程 2020年08月22日 ~ 2020年08月23日
メンバー jaian37sato6
集合場所・時間吾作新道登山口の手前に駐車。下山後は土合→土樽は電車。
経路を調べる(Google Transit)
時間
30:17
距離
15.5 km
登り
1,407 m
下り
1,454 m

行動予定

■1日目
スタート地点 06:25 - 06:30 吾策新道登山口 06:42 - 07:54 大ベタテ沢出合 - 08:10 川棚沢出合 - 08:19 オキドウキョウ - 08:50 井戸小屋沢出合 - 10:38 一ノ滝 12:05 - 12:33 二ノ滝 - 13:34 三ノ滝 15:35 - 16:10 1310m幕営地
■2日目
1310m幕営地 05:30 - 08:19 谷川岳・肩の小屋 08:27 - 08:35 谷川岳(トマノ耳) 08:38 - 08:41 谷川岳・肩の小屋 08:45 - 09:32 熊穴沢避難小屋 09:33 - 09:53 天神平・天神峠分岐点 - 10:00 天神尾根・田尻尾根分岐点 - 11:13 土合駅
・一ノ滝、高巻き時にルートを誤り、1時間のタイムロス
・三ノ滝、前回遡行時(9月)と比べヌメリがとても強く、時間を要しています。
注意箇所・注意点★‥效駅に駐車→下山後に土合駅から電車で車回収土合駅に駐車→始発で土樽駅に移動。
,鉢△婆造い泙靴燭、他パーティーと被らないよう、,鯀択。

・深い釜を持った小滝が多く、オキドウキョを含めて2か所ほど短いけど足のつかない箇所がありました。夏は存分に入水も楽しめます^^
・枝沢が多く増水はすごそう。
・シーズン初めだからかヌメリがとても強いとのことでした。特に三ノ滝上部からはずっとフリクション勝負。

【一ノ滝】
攀じるか右巻き。今回は右巻き。シーズン初めだからか濃いブッシュで巻き道が見えず、おかしいと思いながらも足場が悪く登りすぎてしまい、懸垂下降で仕切り直し。
巻き道のブッシュ倒しておきました。笑

【二ノ滝】
簡単に右から巻き。

【三ノ滝下段&上段】
下段は水線右か数m奥から。支点はハーケンにて構築。
上段はぬめりが非常に強く、水線右→ブッシュをトラバース。わずかの間でハーケン3枚使用。(前回9月に遡行時はぬめりはそこまで強くなく、ハーケンは使わなかったとのこと。)

【幕営地】
前情報通り、適地はとても少ないです。二ノ滝〜三ノ滝間で見つけることが多いようですが、地形も変わるし、今回は1か所1畳半ほどのスペースを見つけましたが増水には完全に耐えられない箇所でした。時間も早かったから三ノ滝上の1310mあたりの岩の上で幕営。
(FEEL)


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☆ 万太郎本谷(JA20 覚書) ☆

★魚止滝
右岸をへつり、ルンゼに入る。間違いなくズブ濡れになるので、躊躇せず突っ込もう。水中にホールドあり。

★オキドウキョ
ほどよく濡れたい精神は無視した方がいい。足はつかない。トロを泳ぐ距離は大したことないが、泳げないと突破は無理。手前から巻くルートもあるが、ここをパスするくらいなら万太郎本谷を遡行する意味があるのかと思うポイント。※過去には万太郎本谷添いに登山道があり(旧谷川新道)、それを行けば井戸小屋沢出合まで早く、オキドウキョはパスできるらしい。

★一ノ滝(左岸高巻き)
滝より少し戻り、左岸より落ちる枝沢に取り付く。20〜25mくらい上がって、適当に左の薮に突っ込む。気持ち左上気味に進んで行くと、何となく踏み跡が現れる。一ノ滝を目にしながら巻いていく。※シーズン早めの遡行パーティが少ない為か、一部踏み跡が不明瞭でした。トポでは大高巻きの様に見え、地形的に枝沢をそのまま詰め、大高巻く感じに見えた。嫌らしく感じながらも、枝沢の上部まで誘わてしまい、3度の懸垂(50mロープ)で復帰している。枝沢に取り付き、30m以上高度を上げてしまったら、苦労すると思った方がいいでしょう。

★二ノ滝
左岸巻き。※水線は階段状の様にも見えましたが、落ち口が嫌らしそなので、トップロープで遊ぶには楽しめそうです。

★三ノ滝
1200m辺りで出合う。三ノ滝沢へ誘われそうだが、左手前から入ってくる滝が三ノ滝。二段で構成されてる。下段は右壁からガバと残置ハーケンに導かれ中段テラスまでは容易(空身)。上段ルートは右から入る枝沢(トイ状の細い水流)を15m程あがり、潅木帯へ落ち口へ向かいトラバースしていく。強いヌメリでラバーのフリクションは無効化たれたので、タワシは必須アイテムでした。※上段は「なぜ水線右側の乾いたスラブ状を攀じらなかったのか?」と問われたが、空身であったとしても、私の登攀力で選べるルートではないと判断。

★三ノ滝後は難なく、各二俣は右を選択し、沢床を丁寧に詰めていけば、苦労なく登山道にでられます。

「東京基点120」で「初級」と評価されている万太郎本谷。いい条件に恵まれたとしても初級以上ではと思うところ。中級への登竜門ではないかと感じます。体力は必要で、一ノ滝や三ノ滝は必ず攻略しなければならない対象。簡単な滝ではなく登攀技術やルートファインディングも問われます。ビバーク適地は、一ノ滝〜三ノ滝の間で探すのがいいと思いますが、快適に過ごせるスペースは少なく、増水に耐えられる箇所も少ないと思います。または、オキドウキョの手前で早めの終了とし、翌日一気に遡行するパターンもありかもしれません。流木は三ノ滝までは豊富に感じましたので、焚火宴会は楽しめそうです。
※今回のビバークポイントは、三ノ滝を過ぎて「1350m」辺りの岩畳上(奥に焚火跡あり)。

( 下部概要:JA20 )
その他一番近いのは岩の湯♨
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