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計画ID: p872719 全員に公開 沢登り尾瀬・奥利根

平ヶ岳 恋ノ岐川

体力度
判定データなし
体力度について
日程 2019年09月14日 ~ 2019年09月16日
メンバー りょう, その他メンバー2人
集合場所・時間恋ノ岐川橋から入渓し、鷹ノ巣登山口に下山。
入渓点と下山口が12卍離れている為、車2台で行き、1台を登山口にデポすると楽。
今回は単独の為、車は鷹ノ巣登山口にデポし、自転車で恋ノ岐川橋へ向かった。
鷹ノ巣登山口〜恋ノ岐川橋は自転車で約1時間。
徒歩だと3時間はかかりそう。

鷹ノ巣登山口は20台程度駐車可。
恋ノ岐川橋は周辺の路肩を含めると7台程度は駐車可。
盆休み最中の為、駐車車両は多かったが、どちら駐車場にも空きがあり、
場所には困らなかった。
経路を調べる(Google Transit)
時間
58:45
距離
46.1 km
登り
2,175 m
下り
2,159 m

行動予定

■1日目
鷹ノ巣登山口 06:34 - 06:38 清四郎小屋 - 07:30 恋ノ岐川橋 08:00 - 09:37 2段10m美滝 09:45 - 14:24 1285m野営地
■2日目
1285m野営地 07:20 - 08:25 オホコ沢出合 08:30 - 10:03 小さな草原(良い水の小沢) 10:20 - 10:40 7m中ボス滝 10:52 - 13:03 1660m野営地
■3日目
1660m野営地 07:30 - 08:21 50m大滝下 - 08:34 50m大滝上 08:58 - 10:14 薮始まり - 10:46 廃道 - 10:54 鷹ノ巣コース登山道 11:20 - 11:26 池ノ岳 11:30 - 11:47 平ヶ岳 11:50 - 11:57 平ヶ岳三角点 12:01 - 12:15 平ヶ岳キャンプ指定地 12:26 - 12:41 玉子石 12:47 - 13:04 池ノ岳 13:20 - 14:01 白沢清水 14:02 - 14:41 台倉清水 14:43 - 14:55 台倉山 14:56 - 15:47 下台倉山 - 17:10 鷹ノ巣登山口 - 17:10 駐車場
※鷹ノ巣登山口〜恋ノ岐川橋は自転車での移動
注意箇所・注意点恋ノ岐川は遡行総長が長く、最低でも渓内で1泊は必要。
平ヶ岳登頂を含めた完全遡行を計画するなら2泊3日が安定する。
野営地は多く、随所で良好な野営地が見られたが、標高1660m付近を最後に
良場の野営地は無くなる。
平ヶ岳キャンプ指定地は現在では非常時以外利用禁止、との事なので、
2泊目の最終キャンプ地選定が悩ましい。
50m大滝通過後に、幾つかビバーク出来そうな箇所は見られたが、何れもスペースが狭く、
落石危険有、湿地、地盤傾斜有、等の問題のある場所なので、1660m付近を
最終キャンプ地とした方が無難だろう。
ここをベースとした場合、最終日の行程が少々長くなるが、早出すれば平ヶ岳に
登頂し、明るいうちに下山するのは十分可能だと思う。

難しい滝やゴルジュは少なく、参考にしたガイド本によると、登攀グレード3級
とされているが、そこまでの難しさは感じない。(平水であれば)
2級上程度の沢を遡行出来る人ならば行き詰まるような場面は無いと思われるが、
オホコ沢から2時間ほど遡行した先にある7m滝はやや難しく感じた。
この滝は左壁を斜上して登るが、ホールドが細かく、スタンスも悪い。
一部、草でホールドが隠れているような個所があるので、次の一手を探るのに
悩む場面があった。
(ホールドを覆う草は全て毟ったので、今は多分簡単に見つけられると思うが…)
他に注意すべき滝としては、50m大滝連瀑帯の前衛に当たる8m滝が挙げられる。
この滝は全体に滑りが発生しており、5m位の高さまではすんなり登れるが、
そこから上の状態が悪い。
登攀ルート直下に滝壺は無く、硬い岩盤となっている為、一か八かで挑むには
危険な滝だ。
この滝は右岸の藪を漕いで高巻く事が可能。
踏み跡は無いので、自力でルートを探す必要があるが、見切れば懸垂下降無しで
落口ジャストで降りる事が出来るので、不安に感じたら巻きを選んだ方が良い。

この沢での最大の滝は、終盤に現れる50m大滝。
この滝は、下段、中段、最上段の3パートからなる連瀑のようなもので、
一つ一つをとってみれば、難度はそれ程高くない。
中段で傾斜が緩み、平坦で足場が安定した場所があるので、後続のフォローは容易に
行える。
最上段が最も立っており、ここが核心となりそうだが、ここに至るまでの数々の滝を
クリアして来た人であれば、落ちる事はまず無いだろう。
今回は、下段は左を登り、中段で滝を横断し右へ移り、右側を登る。
最上段はそのまま右を登って通過した。
尚、大滝最上段部の左側(右岸側)に巻き道と思われる踏み跡があったので、
最上段部だけに関しては、巻きが可能と思われる。
今回は平水だったので巻くまでもなかったが、増水等により最上段の登攀が困難な
場合は、この巻き道を利用するのが良いだろう。
増水の場合は、中段部で滝を横断する事が困難になると思うので、今回のように右へは
移らず、ずっと左通しで、そのまま巻き道へ突入するパターンが良いと思われる。

沢の詰めは色々なパターンが考えられ、50m大滝通過後、最も沢が登山道に接近した地点
で脱渓するのが手っ取り早いと思うが、今回は最後まで沢を辿った。
標高1980m付近の完全に沢型が無くなる地点まで沢を辿り、その後藪漕ぎ。
灌木系の藪は無く、曲竹が殆どなので、それほど負荷は無く、30分程度の
藪漕ぎで廃道に出て、後はその廃道を辿る事で、登山道へと抜けた。
尚、この廃道は、池ノ岳東面に広がる草原へと続いていたようで、藪を漕いで廃道に
抜けた際、その北側に草原が存在している事を確認した。
この草原を利用すれば、殆ど藪漕ぎする事無く、スムーズに登山道へ出られたと
思うので、そこは次回、試してみたいところである。

装備

個人装備 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 カラビナ スリング
共同装備 調理用食材 ツェルト タープ 焚火缶 ロープ
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