[山行計画書] 【大峰】神童子谷(犬取谷)〜上サンゴウジ谷下降
(山行種別:沢登り, エリア:大峰山脈)
2024年06月30日(日帰り)

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集合場所・時間神童子谷林道の通行止め地点手前の路肩に駐車
※ 2019/8/4時点で,神童子谷林道は終点(入渓点の橋)手前200m付近で路肩崩壊があり,その地点で通行止めとなっている。
※ 神童子谷林道は一応舗装されているが落石や路肩崩壊が多く注意。車は路肩に止めるしかないので,あまり多くの車を止めるスペースはない。
行動予定
(自由記述)
林道終点の橋 05:00 - 05:40 へっついさん - 05:50 赤鍋の滝 - 07:50 釜滝(犬取谷・ノウナシ谷出合) - 08:20 二の滝 - 08:40 一の滝 - 09:30 犬取滝 - 10:40 ジョレンの滝 - 11:30 稲村小屋 - 11:50 稲村ヶ岳 - 12:10 上サンゴウジ谷下降点 - 14:30 上サンゴウジ谷と神童子谷の出合 - 15:00 赤鍋の滝 - 15:20 へっついさん - 15:40 林道終点の橋
沢ではゆっくり休んだりしたため,少し長めのタイムの区間があります。
注意箇所・注意点<入渓について>
・ 林道から神童子谷までは結構高度差があり切り立っているうえ,林道終点からすぐに沢床に降りてしまうと,トガ淵の通過にてこずる(いきなり泳がされるうえに側壁がつるつるでなかなか上陸できない)ため,作業用通路を使うのが一番スムーズ。林道終点の橋の手前側右手から,橋の下の支沢に降りる踏み跡があり,それを辿って橋の下の支沢に降りると,支沢の対岸にはっきりした踏み跡があるため,それを辿って支沢の右岸に沿って降りていくと,鉄製の階段が現れ,それを降りると作業用通路につながる。作業用通路をトガ淵(作業用通路を進むとすぐに現れる深くて大きな淵)を越えたところまで辿り,そこから沢に降りるとよいです(一箇所,作業用通路が崩壊している箇所があるが,山側を何とか通過できる)。ちなみに作業用通路はその先も続きますが,崩壊箇所が多いため,そこからは沢中を進んだほうが早いと思います。

<神童子谷(犬取谷)>
 神童子谷(犬取谷)は決定的な悪場はないですが,気づいた点をいくつか。
・ 赤鍋の滝は,滝の右手のスラブをフリクションで突破するのが正攻法ですが,この滝は高巻きも可能です。滝つぼ手前から右岸側斜面を登っていくと,しっかりした踏み跡が出てくるため,これを辿ってトラバースし,赤鍋の滝の上の小ゴルジュが終わったあたりにちょうど降りてきます。ポイントは,低く巻き過ぎず,十分に上に上がってからトラバースに移ることです。(今回高巻いてみたら,トラロープがベタ張りになってました…。うーん…。)
・ 犬取滝は,両側の壁が立っており,大高巻きになります。最初に壁に沿って下流方向へバックしないといけないため,不安になるかもしれませんが,壁が切れるまで我慢です。今回は右岸高巻きしましたが,左岸もおそらく状況は同じではないかと思います。

<上サンゴウジ谷>
・ 上部は岩壁にはさまれた陰鬱なガレガレルンゼですが,下降するにしたがって,深い森につつまれた感じのいい谷になります。立派な巨樹もちらほら。支沢にかなり巨大な枯滝あり(40m以上はありそう。)。
・ 今回,稜線からの下降路に選びましたが,10mほどの滝を筆頭に,小滝を含めれば結構滝が出てきます。なんとかロープを出さずにすべての滝を巻き下ることができましたが,急斜面のいやらしい巻きが多かったです(懸垂下降したほうが安全だったかもと反省する箇所もありました。)。ただ、短時間で神童子谷まで一気呵成に下降できるのは魅力です。

氏名 /
 役割
生年月日 /
血液型
住所 携帯電話 /
緊急連絡先
山岳保険 /
ココヘリID
 
 
 
 

装備備考・沢下降のため,40mロープを持参しましたが,結局使いませんでした。ただ,上サンゴウジ谷の下降では場合によって懸垂のほうが安全なこともあると思うので、持っていった方がいいと思います。
・今回は沢靴はフェルト底でしたが,それほどぬめっている印象はなかったため,ラバーでも可と思います(むしろ,赤鍋の滝の正面突破はラバーのほうが有利かもしれません)。


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