山行目的 | さわ | 集合場所・時間 | 東所沢 7:45 | 行動予定 (自由記述) | 編集可能なら 東黒沢入渓- 08:08白毛門沢二俣- 09:18標高950m二俣9:28- 10:05標高1085m二俣10:18- 丸山乗越 ウツボギ沢支流下降- ナルミズ沢・ウツボギ沢二俣(広河原) | 注意箇所・注意点 | コピーなので削除します。マウントファーム様、ありがとうございます。 ■東黒沢
谷川周辺では入門的でナメが連続する癒し系の沢。 ただし下山路は、終了点である丸山乗越から笹藪を漕いで 反対側のウツボギ沢支流を沢下降してナルミズ沢に出て 宝川温泉に向かう長い登山道と林道を降りなければならない。 または慣れていれば往路の沢を下降も可能。
遡行グレード:1級上(※「上」は下降路の面倒を考慮)
‘渓は白毛門登山口から白毛門に向かう最初に出合う沢で、 橋を渡る手前から右斜めに分かれるしっかりした径路を使えば 最初の堰堤上部で沢に降りられる。
標高810mで見事な長さ30mのハナゲの滝が現れる。 水流少ないときはヒタヒタと直登できるが、多いときは 最初流れの左角を登り、途中から左の森の中に入る高巻き径路がある。 高巻き径路は踏み跡がしっかりある。 滝が終わると長さ30mのナメがあり、その上流左側に玉子岩が鎮座。 ここは水流右側をへつるが、水量多いときは玉子岩の左角を登り 懸垂で高巻ける。
I弦825mで顕著な二俣。左が白毛門沢(1級上〜2級下)、右が 本流である東黒沢。水量比は1:2。 この辺りのナメも見事だ。
5×10m滝(右側、容易)、3m滝(右、教+)を越せば この沢唯一の短いゴルジュ状となる。通常やや深いトロなので ゴルジュ入口左岸の明瞭な踏み跡から短い距離だが高巻く。 沢へ降りる箇所はクライムダウンが可能。 降りたら右岸に渡り、次の2段5m滝はそのまま左側を容易に登る。
ダ崔秧Г離淵瓩魏瓩ると下段がヒョングリしている2段7m滝。 右側を容易に登る。 心が和む浅いトロ、長さ20mのナメなど天気がよい朝に遡行すれば 森の中を柔らかな日差しが照らし出しお伽の森のようであろう。
ι弦905m二俣は水量比3:2。ここから沢は北北東へ向きを変えて 少しで上下が横スライドしているように見える連続滝に出る。 下段は3段で長さ20m、上段は2段7mで左側を卦-くらいで登る。
標高950m二俣は水量比3:1。この前あたりからナメは延々と続く。 途中2段10×20m滝、3×5m滝を混ぜる。どれも容易。
標高1040m二俣は水量比2:1で左に進む。 3m、2段2m滝を越すと少しで水量比1:1の標高1085m二俣。 ここは右俣へ入る。左俣に入ると白毛門から東へ伸びる尾根の途中に出て しまい、思わぬ藪漕ぎに苦しめられるであろう。
右俣に入るとCS2条2m滝、倒木の架かった3m滝。 3m滝は倒木をバランスで登るが濡れていると沢靴はよく滑るので 右側から巻いてもよいであろう。
右から水量比4:1の支流、左から水流乏しいガレ押し出しの支流を 見送ると標高1200m二俣。ここは左へ入ると左側にオニギリ岩を擁した 4m滝。直登するが源流のため水が冷たい★ 連続して下部がハングした3m滝。左側のクラックを登れそうだが 落ち口へ這い上がる所のバランスが悪い。 右から取り付きステミングからトラバースがよい。 その右側から高巻くこともできる。
沢はか細い窪状となり最奥の二俣状は左に行った方が比較的楽に 丸山乗越(笹原の鞍部)に出られる。 右へ行くと鞍部よりやや東側に出て背丈程度の笹藪漕ぎがある。 さてウツボギ沢支流への下降だが、鞍部中のやや東寄りで 木に赤テープが下がっている。 そこからコンパスで北に方向を取り少しの間、笹藪を漕いでいくと 何となく踏み跡があって、右手の沢状に降りている。 沢に降りる箇所にも赤テープが下がっている。 ここから次第に水を集める小沢を下降する。 途中1.5m滝が6〜7つ、長さ5m、同3m、同2mなど小滝ばかりで 上から眺めると高く見えるがどれもクライムダウンで対応できる。 沢は北東に向きを変え少しで明るく開けた水量のあるウツボギ沢へ合流。 ジャブジャブとウツボギ沢を下降すれば少しで左側に広河原と呼ばれる 平地に出てナルミズ沢沿いの登山道がウツボギ沢を横断している。 東黒沢のみ遡行する目的なら、ここから登山道を宝川温泉へ向かい下降。 ただし増水しているとき途中のナルミズ沢徒渉点が渡れなくなるので 事前に直近や行動中の降水量をチェックすべきだ。 広河原はジャリ石の平地でテントなら数張り可能。ただしやはり沢床から 1mくらいなので増水したらOUT。 薪となる流木は周囲にはそれ程多くない。
■ウツボギ沢左俣
東黒沢やナルミズ沢ほどメジャーではないが、奥利根入門の沢として◎。 ひたすら続く赤茶と黄緑色のナメ、下流部の2段20m大滝、幅広の小滝、 詰めの笹藪漕ぎと飛び出た最後の絶景は、癒し系+アクセントのある お奨めの沢だ。前述の沢に隠れているが、内容的には勝っている。
遡行グレード:1級上(※「上」は大滝の高巻きや詰めの笹藪漕ぎを考慮)
.淵襯潺座二俣の広河原から幅の広い沢をジャブジャブ歩くと 右手に赤茶の草付き壁があり沢は左へ曲がって短いゴルジュとなる。 ゴルジュ内は特に問題はない。
∈討喟召惴きを変えると釜を持った長さ20mナメ滝。釜は左側から 容易にトラバースできる。 すぐに釜を持ったこの沢の大滝、2段20m滝が美しい勇姿で迎えて くれる。右側のカンテを登りしっかりしたバンドをトラバースして 一登りでテラスへ。ここから水の少し流れる小さな窪状を20m程度 登って笹藪をトラバースし、笹を頼りに浅い窪状をクライムダウンすると 大滝落ち口の3m上部に降りられる。 この滝の上流から晴れていれば開放的だ。
I弦1255mで水量比2:1の二俣。左俣、右俣の合流点。 今回は左俣へ進む。すぐに3m滝。右から越す。(卦-) 水量の少しある支流を左から合わせると2段2条4×6m滝。 左から越せる。
ど弦1340m4×10m滝は右側の方がよい。左側も行けるがヘツリから 落ち口で1mクライムダウンを要する。 この上で水量比1:3の支流が左から合わさる。
ゲ8き3m滝を過ぎ、標高1370mにある3m滝は卦-で右から越すが やや滑る。 その上標高1380mで水量比5:1の支流が右から合わさる。
ι弦1420mあたりの沢床は晴れていれば黄緑色のナメで非常に美しい。 その後、易しい2段5×10m滝と2m滝、そして赤茶色のナメが続く。
標高1470mで沢は西北西から北北西へと向きを少し変え5m滝。 半身シャワーで直登する。盛夏は気持ちよい。
標高1510mの地形図上で北北東から合わさる支流は笹に隠れてわかり にくいが、その上の1530m二俣は水量比1:1で明確。 今回は左へ進む。 5m、2m、4m、2mと容易な滝を越せば、標高1580m水量比1:1の 二俣状。ここを右へ行けば笠ケ岳の東側へ笹藪漕ぎで出られるが やはり今回は左へ進む。
標高1630m二俣あたりに来るともう沢は細くなる。 右は水流もなくゴーロ状。左の水量もかぼそいがこちらに進む。 両側から笹やブッシュが覆ってくる狭い窪を詰めていくと 枯れた笹が濃密となるため右に上がり、笹藪漕ぎ10分少々をこなすと 次第に斜度も落ち谷川馬蹄形の登山道に飛び出る。 対岸には谷川岳一ノ倉沢の岩壁、北側はスカイラインに笠ケ岳と朝日岳の 一端、それを覆い尽くしている笹の草原、南側は武尊山など上州の山々と 素晴らしい風景。(晴れていれば・・・)
下山は白毛門を越えて急な登山道を標高差1000m近く下降する。 |
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