[山行計画書] 函館山津軽海峡要塞跡探険
(山行種別:ハイキング, エリア:道南)
2016年03月15日(日帰り)

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注意箇所・注意点要塞跡にかめを案内する。まーはトレーニング用荷物。風ひかぬよう手に靴下。
自宅から歩いて登る。ホントいいところに住んでいる。函館山登山口のなんとかセンターは要塞時代の司令官の官舎跡。ここから登る現在メイン登山道は、日露戦争前に造られた、函館山津軽海峡要塞の山頂砲台への荷車道。いまでも軽自動車くらいならのぼれそう。現在の自動車道は昭和40年代に造られた観光自動車道。山頂展望台は御殿山砲台。TVアンテナ施設の下敷きには要塞時代の石積みと煉瓦が見える。荒っぽいぜ。

今は駐車場になっている御殿山の南コルの南のポコは、現存する最大規模の砲台跡。ヤブに埋まっている部分には半分うちに埋まったトーチカ、塹壕があって、こういうほうがおもしろい。プロイセンフランス戦争とか、マジノ線とか、その辺の時代の戦法だ。半地下の万里の長城という感じ。

稜線を南下すると、JR電波塔の脇にも砲台跡、監視所跡がある。更に千畳敷近くまで南下すると千畳敷司令部跡という、電信部屋を供えた作戦司令室や、変なトンネルや、便所跡まで盛りだくさんだ。更に谷地頭への急な坂を下り、コルから立待岬方向に少し登り返し、鞍掛山という小さな山の山頂へ向かうと、またまた要塞施設軍が落葉広葉樹のジャングルの中にぽつぽつある。この山頂の絶壁の上が僕の一番好きな秘密の場所。270度海を見渡す狭い岩の上だ。廃墟って素敵だ。

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