玄倉川水系　石小屋沢 - 山行計画

行動予定
（自由記述）

玄倉林道ゲート6:58－
7:27新青崩ずい道－
7:46玄倉第二発電所7:57－
8:08同角沢下降口－
8:21雨山橋－
8:35ユーシンロッヂ－
9:11石小屋沢出合9:36－
石小屋沢－
11:16標高990m四俣状11:28－
標高1090m二俣（右俣へ）－
12:47標高1110m二俣状（左沢へ）－
12:54標高1150m（左尾根へ登る）－
13:30石小屋沢ノ頭の南側ピーク（1350m）13:43－
同角山稜下降－
14:08大石山（1291m）14:18－
14:52ユーシンロッヂ－
15:10雨山橋15:26－
16:36玄倉林道ゲート

注意箇所・注意点

　①玄倉林道をひたすら歩きユーシンロッヂまで1時間30分（ゆったりペース
　　の方は2時間見ておいた方がよいであろう）。
　　ロッヂの右脇から鳥居の階段を登り、明治薬科大学小屋の脇を通っていくと
　　小さな涸沢に出る。水平に続く径路は発電所水槽への道であり、ここからも
　　行けるが、水槽施設の先で堰堤を越えて、ユーシン沢を遡行しなければなら
　　ない。途中2つの滝を越えるのが少々面倒だが、きれいな淵は一見の価値も
　　ある。尺岩魚くんもたまに見かける。
　　時間が惜しければ、前述の涸沢対岸のザレを登り、荒れた踏み跡を追えば
　　2つの滝を巻くことができる。
　　石小屋沢の出合は涸れていて、また木々に覆われているので、沢としては
　　わかりにくいのだが、3m大岩が出合に鎮座しているので、これが目印。

　②石小屋沢に入ればすぐに6mCS（チョックストーン）滝。
　　岩の下を潜るように登るのが楽。（Ⅲ級－）

　③沢に少し水が現れ左に曲がると、落ち口に倒木が横たわった8m滝。
　　右側を登るが残置ハーケン類は一切ない。（Ⅲ級）
　　続く4m滝はⅢ級－くらい。

　④少しの間ナメが現れ沢は西方向に向き出すと、標高890mで右にルンゼと涸棚、
　　本流には12mほどの逆層スラブで直登できそうもない滝が出てくる。
　　右ルンゼを5mほど登ってから12m滝落ち口に向かい急な斜面を左上するよう
　　に高巻く。ホールドになる細い木が何とかあるが、12m滝落ち口は手掛かり
　　なくなって、おまけに足元はスラブなので、この2、3歩が核心だ。
　　初級者にはFIXロープを張ってあげた方がよい。
　　最初、右ルンゼを10m以上登ってからトラバースを試みたが、頼りになる
　　木まであと数mがグズグズで、見た目より悪いので出直した。

　⑤3×5m滝、6m滝（左をⅢ級－）と越すとトイ状2段5m滝。上段の4m
　　はスラブ状でⅢ級。
　　2段8m滝を越せば、この沢のもうひとつの核心2段12m滝だ。
　　流芯はスラブで滑るので、ルートは左の苔壁に取る。途中古いハーケンが
　　3つ。2番目は土の中に埋まっており、古いロープスリングだけが垂れ
　　下がっている。乾いていればⅢ級＋くらいだが・・・。

　⑥トイ状小滝、2mCSを越えて少しで左側にハングしたチムニー棚が2つ
　　見る。その先で5m級の3つの大岩。この岩が石小屋沢の由来と聞く。

　⑦少し行けば6m滝が行く手を塞ぐ。ショボい水流沿いに登る。
　　途中古いハーケン1つ。一部スタンスが滑りやすい。（Ⅲ級＋）

　⑧標高1040m二俣状のすぐ先で右側が開けた白壁の崩壊地。
　　それから大きな倒木の架かった3m滝（Ⅲ級）、5m滝（左からⅢ級）、
　　3m滝×2つと続く。

　⑨標高1090mを右俣へ進むと、倒木群が沢を埋めている。
　　これを越えれば8＋2＋2＋2mの4段滝。Ⅲ級－程度で今までの滝より
　　楽に登れる。
　　この滝が概ね最後の滝で、その後今回は標高1150mで左の尾根に逃げた。
　　尾根には案外明瞭な鹿径があり、丹沢のエスケープ尾根にしては比較的
　　登りやすい。ひたすら詰めると標高1350mピーク手前のベンチのある
　　同角山稜登山道に飛び出す。

　⑩下山は同角山稜をユーシンロッジまで1時間～1時間20分。
　　ただ1350mベンチから下りだして少しのところで、左の沢方向へ下りる
　　獣道があるので迷い込まないよう注意。道が一般登山道らしくなくなったら
　　おかしいと思って右側へリカバリーしよう。

　　

氏名 / 役割	生年月日 / 血液型	住所	携帯電話 / 緊急連絡先	山岳保険 / ココヘリID

This page is generated by Yamareco. - http://www.yamareco.com/

[山行計画書] 玄倉川水系　石小屋沢	(山行種別：沢登り, エリア：丹沢)
2016年06月17日(日帰り)