[山行計画書] 稲子岳南壁 アルパイン
(山行種別:アルパインクライミング, エリア:八ヶ岳・蓼科)
2022年10月15日(日帰り)

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集合場所・時間茅野駅ーバスで麦草峠へ
徒歩でしらびそ小屋でテント泊

しらびそ小屋からルートへの分岐を辿り、ピンクテープに導かれて南壁、
下山後お天気の悪化を心配してしらびそ小屋から稲子湯へ下山。
行動予定
(自由記述)
■1日目
麦草峠 11:42 - 11:56 麦草山 - 12:26 丸山 12:28 - 12:45 高見石小屋 13:09 - 13:09 高見石 13:11 - 13:15 高見石小屋 - 14:03 中山展望台 14:13 - 14:16 中山 - 14:26 中山分岐 - 14:34 見晴らし台 14:35 - 14:39 中山峠 14:44 - 14:56 中山峠・みどり池まで40分道標 - 15:32 中山峠・本沢温泉分岐 15:33 - 15:37 しらびそ小屋
■2日目
しらびそ小屋 06:32 - 06:34 ミドリ池 06:35 - 06:39 中山峠・本沢温泉分岐 - 10:29 稲子岳 10:31 - 10:59 中山峠・みどり池まで40分道標 - 11:25 中山峠・本沢温泉分岐 - 11:29 ミドリ池 - 12:18 こまどり沢看板 - 12:27 こまどり沢水場 12:28 - 12:54 ミドリ池入口 - 13:02 稲子湯旅館
1P目 リード sola16
取り付きまでは迷わなかったが、ルートの右からトラバースをしてきた関係で
スタート地点が本来の取りつきより5m程度高い地点(ちょうど赤いハーケンの高さ)から登攀開始。
ごくわずかだがトラバースするのでランナーをセット
ちょうど小さい亀裂がありカムの#0.3が使えた
風が強いため細かくピッチをきることにしていたので途中のアンカーで終了
2P目
階段状の壁を浮石に気を付けて登っていく。ところどころでカムが有効に使える。
3P目(本来の2P目) リード sola16
特に難しくもないが浮石に気を遣う。
ランナーはハーケンやしっかりしたハンガーボルトあり
チムニー下にアンカーが2つある。今回は丈夫な方を使用
4P目(本来の3P目)
最近だと左のワイドクラックから上がる方が主流という記録を見たが、
チムニーに入る方が自然だと感じた。チムニーの入り口にちょうど良いクラックが
走っており#2、#0.75がしっかり決められるので安心(ビレイ中にずっとこのクラック見ていてカム決めたいと思っていた)
チムニー内にも左側にハンガーボトルがありこれまた安心
ホールド、フットホールドともに豊富
上部でやや左に移動するところが微妙にバランシーかも
チムニーを抜けてすぐに終了点
5P目(本来の4P目) リード sola16
途中までは同時登攀で移動し適当なところで岩を利用したアンカーを作成してから
取り付いた方が良かった。
凹角を一旦抜けた後に左か右かみたいなところでロープの残りが気になったので
クラックと近くにあったハーケン2つを利用してアンカーを作成
6P目(本来の4〜5P目)
左の方へ行くルートを取る。出だしが難しいようで苦戦していた。
結構前の記録を見るとA0用のスリングがあった。
残置ハーケンが数本
自分がリードする場合は左のクラックにカムをきめる。ハンドジャムバッチリきまる。足を一つ上げて踏みかえするのが少し難しいかも。私はリーチで右上のがガバが
そのまま届いてしまったので背が低いと少し踏ん切りが必要かもしれません。
5m程度歩くとおまけピッチの場所に
7P目(おまけ) リード sola16
やる必要なかったけどせっかくということで
登りだして右側にハーケンが2本、左のハンドサイズのクラックにも#2か#1が決められます。登るときにギアの受け渡しをしなかったのでこの時カム無し…。
すぐ終了点。

反省点としては4P目についてきちんとパートナーに説明しておくべきでした。
マルチで組むのは初なのでコミュニケーションをいつも以上に念入りに行う必要
がありました。

冬の南八ヶ岳のバリエーションが混んでるときにここ来るのも面白いかもしれません。

記録:sola16
注意箇所・注意点南壁取り付きまでピンクテープと踏み跡あり。
結構半分くらいまて斜面を登る感じでした。

クライミング中は随所にボルト、ピトンあり。
クラックがたくさんありカムで支点をよく取りました。2番〜0.3を使いました。
周囲を見渡すときれいなペツルのボルトもあります。
ヌンチャクはアルヌン含めて5-6本。
浮き石、一見安定してそうだけどもカチカチ動く岩多数。
ガバでも引っ張りすぎないように要注意です。
50mダブルを使いました。
その他稲子湯で入浴
モンベル会員は10%オフ

シャワーがなく、桶に蛇口と熱湯をいい具合に混ぜて体を洗う式です。
温泉は赤茶の鉄の香り。
稲子湯からバスがあります。

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