山行目的 | 沢登り | 集合場所・時間 | ■後日決定 | 行動予定 (自由記述) | ■Day1 0700 戸沢出合駐車場 1330 塔ノ岳 1430 木ノ又小屋 1530 政次郎ノ頭 1630 戸沢出合駐車場 | 緊急時の対応・ルート | 状況に応じて引き返す、又は書策新道へエスケープ。 | 注意箇所・注意点 | ■アメダス https://www.jma.go.jp/bosai/amedas/#area_type=offices&area_code=140000&amdno=46076&format=table1h&elems=10000
遡行グレード:1級上(沢登り初級者向け)
①戸沢キャンプ場がベース。 天神尾根方面へ登山道を進み、水無川本谷と源次郎沢の二俣上部より書策(カイサク)新道入口のコンクリ階段を上がり、そのまま右側の本谷右岸を歩く。 少しで堰堤。左隅に掛かっている残置アブミ用ロープと木の根で登る。 更に左手には高巻き用の鎖もあり、どちらも同レベル。 戸沢より約25分で見栄えのするF1-8m。 左隅の鎖は古いので、荷重はかけずサポート程度に。 落ち口は慎重に。(Ⅲ級-)夏なら水流左手も登れる。
②すぐにセドノ沢との二俣。セドノ沢の看板あり。 左の本谷にはF2-5m。 流芯左側の鎖は中間部で切れており、FIXロープは主に下降者用。 右の乾いた壁の方が登られている。落ち口上の右壁に古い確保点あり。 ただし途中にはハーケン、ボルト類はないので、確実な登攀力が必要(Ⅲ級+)。
③右手に岩小屋風洞穴状の大岩とルーフの大岩(昔のアブミ用ハーケン多数)を過ぎやや開放的な河原を越せば、谷は少しゴルジュ状となり、F3-8m。 直登は右壁Ⅲ級+くらい。(残置ハーケンあり) または左カンテ状から残置ロープと鎖沿いに高巻きができるが、落ち口に向かい高度感のある下り気味のトラバースが初心者には恐怖であろう。 またこちらの鎖も古く切れる可能性があるので、2本のセルフビレイコードを鎖に架け替えながらサポート程度に使用のこと。(Ⅲ級)
④ゴルジュ状のF4を右壁から突破すればすぐにF5-8m。 右壁の鎖がやはり切れているので、少ないハーケンでの登攀(Ⅲ級+)。 F5を越えると20mほどで書策新道が横切る。 ※書策新道は管理がされなくなり、本谷やセドノ沢左俣を渡る箇所が難しい。 特に道迷いしそうなセドノ沢左俣の徒渉点などには立入禁止テープあり。
⑤更に登ると右手に2段40mの涸棚が少し奥に出てくる(沖ノ源次郎沢)。涸棚は昔からクライミングゲレンデとして登られている。(Ⅲ級~Ⅴ級-程度) 涸棚を見送ればすぐに水量比1:1二俣。 右が木ノ又大日沢で、初級者用。最後はどの支沢を詰めても脆い急峻なガレとザレ場になり、尾根に逃げなければ登れないのであまり遡行されていない。 左の本谷に行くとF6-8m。右隅の被ったコーナーを古い残置ロープで強引に登る(Ⅲ級+)ので、初心者は、木ノ又大日沢との二俣に戻り左側の尾根から巻く方がよい。
⑥幾つかの小滝を越え、右上の白崩をやり過ごしてしばらく行くと、3m級滝と再び荒涼としたゴルジュ状。 正面の2段15m滝は左から合わさる支流の滝で、本流は右、左と小さく向きを変え、いよいよこの沢の大滝2段35mが出現。両岸とも非常に脆く、現在は登られていない。 F8看板のある下の右側ガレを慎重に10m登ると残置ロープが続くので、これに沿って大きく高巻く。途中2本のガレ沢を横切らなければならない。 特に2本目のガレ沢は残置ロープが張られているが、対岸の尾根に乗る箇所の足場が崩れてかなり悪い。 そろそろこの横断ルートも使えなくなると思う。 対岸の小尾根に乗り上げれば、あとは比較的明瞭な踏み跡が河原まで下りている。
⑦しばらく遡行すると、右から3m小滝で水量のある沢が合わさる。上部が脆いザレ場なので見送り、更に30mほど上流で再び右から水量のある沢が合わさる。 奥にF9-10m滝が見えるこの沢が一般的なルート。 F9は脆いながら慣れていれば直登もできるが、一般的には右側を逆くの字状に右尾根から高巻く。 沢に下り戻るとあとは水も涸れたゴーロとなり次第に斜度も増す。 背丈くらいのブッシュの中、浅くなった沢状を登れば塔ノ岳東側の表尾根上コルに飛び出る。 | 食事 | 各自(昼食/非常食(500kcal程度)) | 計画書の提出先・場所 | ■頂山の会 ■神奈川県警 秦野警察署 神奈川県秦野市新町5番5号 0463-83-0110
■Garmin inReach Mini2 (KM携行) MapShare(1時間毎に位置情報を更新) https://share.garmin.com/ORCAZ | その他 | ■参考山行記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-285181.html
■下山後の温泉
■下山後のご褒美 |
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個人装備品 | 【一般沢装備】, 長袖シャツ, Tシャツ, インナー上下(ドライレイヤーウォーム等), アンダー上下(フラッドラッシュ等), ズボン, 沢靴下/沢ネオプレーンソックス, 沢グローブ, 雨具上下, ゲイター, 日よけ帽子, 沢靴(フェルト), 下山用シューズ(下山用靴下含む), ザック, 飲料, テルモス(500ml), 計画書, 地図(地形図), 遡行図(トポ), コンパス, 笛, 熊鈴, ヘッドランプ, 予備電池, GPS(スマホアプリで可), 筆記用具, ファーストエイドキット, 針金, 常備薬, 虫除け(ディート30% または イカリジン配合の物を多めに用意), 日焼け止め, ロールペーパー, 保険証, スマートフォン, 時計, サングラス, タオル(手拭い等), ナイフ, カメラ, 防水用ビニール袋(数種数枚(※ザック内防水袋含む)), ストック(任意), 一人用ツエルト, 非常用バーナーキット(小バーナー/小コッヘル(400cc程度で可)/110gガス/ライター), 【食料品】, 行動食(2), 非常食(最低500kcal), 【登攀装備】, ヘルメット, アルパインハーネス, ビレイデバイス+環ビナ(1), 支点構築セット(環ビナ2/120cmまたは240cmナイロンスリング), プルージックコード+環ビナ, 普通カラビナ(2), セルフビレイコード+反転防止付き環ビナ, 120cmダイニーマスリング+普通カラビナ(1), 沢用ミニバイル(任意), ギアラック(スリングで可), チェーンスパイク, アッセンダー+環ビナ, 【その他】, 風呂・着替えセット | 共同装備品 | 【KM】, 30mダブルロープ, 7mm×10m, 120cmアルヌン(4), カム(#0.5/#0.75/#1/#2), ナッツ(小セット), ハーケン(数枚), 捨て縄(2), ナッツキー | 装備備考 | ■品川583 か 2999(スズキ エブリィ 黒) |
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