TOKYO八王子隠れ名山
奥多摩・高尾
最終更新:hiroumi
基本情報
標高 | 201m |
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場所 | 北緯35度38分24秒, 東経139度17分56秒 |
戦前の地図には現在のめじろ台3丁目20番地あたりに201mのピークが記載されており、散田村字古瀧にあたることから皇国地誌に出る古瀧山と同定される。子安丘陵西部、散田村と下椚田村の村界となっていた尾根のピークで、この山地に降った雨による湧水が、その南側に古来から集住地域を成立させた。縄文時代の代表的な遺跡である椚田遺跡や、下椚田村の中心集落だった二軒在家(村の高札場があった)などがその地域だ。二軒在家集落の斜面には十二神社(熊野権現を祀る神社)が残っている。かつてはその南に湧水を水源とする池があり、弁天祠が祀られていた。1970年代のめじろ台団地の造成で古瀧山の尾根は切り崩され、湧水も途絶えて池は消滅した。十二神社がある二軒在家公園が辛うじて旧景と旧名を偲ばせる場所になっている。この山のあった尾根の一部はめじろ台団地の西側の高専の敷地内に残っている。
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