記録ID: 1057229
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雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原
★御池岳 (T字尾根・テーブルランドテント泊)
2017年01月31日(火) ~
2017年02月01日(水)
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,004m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:25
2日目
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:21
※ルートは手書きで不正確です
天候 | 【一日目】 曇り→晴れ 強風 【二日目】 晴れたり曇ったり 弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車地~T字尾根取付き】 ・ひたすら約4劼里曚槓臣海蔑啼司發、特に見るべきものはありません ・往路はグズグズのモナカ雪で苦戦しましたが、復路は雪が締まって歩きやすくなっていました ・スノーシューだいかつやく 【T字尾根取付き~T字尾根最高点】 ・のっけはなかなかの急登、あとはほどほどのアップダウンを繰り返します ・尾根通しの道なので、トレースが無くてもそれほど難しくはないです(地形図が必要なのは無論です) ・この区間の尾根上は普段から風が強いのか、雪は少なめでした ・樹林帯の道なので、展望はちょっとしかないです ・往路スノーシュー、復路アイゼン 【T字尾根最高点~T字尾根下降点】 ・短いが急激な下りの後、一気に登ります ・最後は男らしくとにかく真っすぐ登るのみ、凍っていたらピッケルが欲しいところかもしれません ・雪は増えていきますが、踏み抜きは減っていきます ・登った先に青空が見えてくるとテーブルランドはもうすぐ、疲れも吹き飛びます ・往路スノーシュー、復路アイゼン 【テーブルランド】 ・霧氷、ドリーネ、シュカブラ、真っ白な雪、無駄なものがない夢のような場所です ・スノーシュー最適、踏み抜き無し ★T字尾根は完全にノートレース、テーブルランドには薄い踏み跡あり ★全般的に一日目は緩くてはまりやすい雪、二日目はよく締まった雪でした ★全ルートを通じて誰にも会わない、本物の単独行でした 厳冬期にこのルートを選択するのは、よっぽどの物好きかと |
その他周辺情報 | ・永源寺温泉 八風の湯に寄り道 きれいでなかなか良いです |
写真
感想
皆さんのレコのおかげで、夏期の駐車場まで入れないのは分かっていましたが、あえて厳冬期T字尾根に、時間に余裕のあるテント泊で挑戦してみました。
一日目、モナカ雪の林道歩きや不安定な西の空の雲行きに、もともと少ない体力と精神力を削られ何度も敗退を考えましたが、最後の登りで青空が見え始めると俄然元気に。青空のテーブルランドへ出た瞬間、あまりの美しさに感動で涙が出そうになりました。時間が遅かったので頂上は翌日にして、風裏の景色がよさそうなところにテント設営。夕方に強まった風も夜には収まり、静かで安心なテントを楽しみました。
二日目、朝の不機嫌な天気にまたもや頂上はやめて下りようか迷いましたが、やっぱり証が欲しいのでとりあえずピークハントだけはすることに。のんびり散歩気分で歩いていると、頂上に着くころにはいつの間にか快晴になっていました。いや〜降りなくて良かったー! 素晴らしい青空の中、美しい霧氷やシュカブラを眺めながらまっさらな雪原を独り占めして、最高の大満足な時間を過ごしました。
今回の山行では精神的ピンチがたくさんありましたが、ほんとにあきらめなくて良かった! この二日間で分かったことは、本当に楽しいことは苦しいことの先にこそあるってこと。諦めが肝心な時もあるでしょうが、これからは簡単に逃げるのだけはやめようと決めました。
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