ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1069106
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

奥日光・高山

2017年02月16日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
4.4km
登り
406m
下り
413m

コースタイム

出発7:40−尾根ルート取付き8:05−1506m峰8:45〜9:10−夏道合流9:20−1555m峰10:05〜10:20―高山頂上11:15〜11:55−下降断念再度頂上12:35−夏道分岐13:40〜14:05−尾根ルート取付き14:35−ゴール14:45
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道120号線で中禅寺湖を過ぎ、竜頭滝の西側を登って行くと、湯川を渡った先に竜頭滝上駐車場がある。
コース状況/
危険箇所等
登山口から高山頂上まで整備された登山道が通じている。積雪はせいぜい50cm程だが、ほぼ全ルートに渡ってトレースが付いていたので、気楽にこれを辿って行けばよかった。随所に道標が立っている。
上りは夏道を使わず、1506m峰を通る尾根を登ったが、ここにもトレースはあった。一部、雪が吹き飛ばされて土が出ていた。下りは手入れされた夏道を使用。
高山頂上から西側に抜けようとしたが、状況が悪く、危険と判断、諦めて頂上の往復にとどめた。詳しくは後述。
戦場ヶ原から見た高山。右端が頂上で、上りは左端の1506m峰を越えて尾根通しに登り、下りはこれを巻く夏道を降りた
2017年02月16日 06:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
2/16 6:42
戦場ヶ原から見た高山。右端が頂上で、上りは左端の1506m峰を越えて尾根通しに登り、下りはこれを巻く夏道を降りた
駐車場から見た1506m峰尾根の末端。取付きはかなり急そうだ
2017年02月16日 07:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 7:37
駐車場から見た1506m峰尾根の末端。取付きはかなり急そうだ
湯川を渡った先から登り始める。道標もあるし、トレースもバッチリ
2017年02月16日 07:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 7:42
湯川を渡った先から登り始める。道標もあるし、トレースもバッチリ
直ぐに鹿除けネットがあり、ゲートを抜ける
2017年02月16日 07:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 7:51
直ぐに鹿除けネットがあり、ゲートを抜ける
ゲートの先でトレースが分かれていた。迷ったが、右に折れてネット沿いに進むと、トレースは尾根を乗り越えて下り始めた
2017年02月16日 08:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 8:03
ゲートの先でトレースが分かれていた。迷ったが、右に折れてネット沿いに進むと、トレースは尾根を乗り越えて下り始めた
結果的に、このトレースは夏道だった。尾根にトレースは付いていなかったが、夏道が下る手前で尾根に取付く。急だ
2017年02月16日 08:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 8:03
結果的に、このトレースは夏道だった。尾根にトレースは付いていなかったが、夏道が下る手前で尾根に取付く。急だ
高度差で2, 30mほど登ると左側からトレースが上がってきた。ゲートで分かれたトレースだ。これが尾根沿いに付いているので、後はこれを辿る
2017年02月16日 08:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 8:07
高度差で2, 30mほど登ると左側からトレースが上がってきた。ゲートで分かれたトレースだ。これが尾根沿いに付いているので、後はこれを辿る
尾根上に露岩が連続して現れると、トレースはこれを大きく巻いているので、これに従う
2017年02月16日 08:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 8:07
尾根上に露岩が連続して現れると、トレースはこれを大きく巻いているので、これに従う
小さな露岩は直下を巻いていく
2017年02月16日 08:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 8:10
小さな露岩は直下を巻いていく
赤テープが散見された。尾根筋に踏跡が付いているようだ
2017年02月16日 08:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
2/16 8:45
赤テープが散見された。尾根筋に踏跡が付いているようだ
1506m峰に着いた。雪が吹き飛ばされて土が出ていた
2017年02月16日 08:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 8:48
1506m峰に着いた。雪が吹き飛ばされて土が出ていた
1506m峰を越えると緩く下る
2017年02月16日 09:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 9:22
1506m峰を越えると緩く下る
下り切った鞍部に北側から夏道が合流していた。赤テープが木に巻き付けられているだけで、道標は無い。下山時に間違えないのかしら
2017年02月16日 09:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 9:22
下り切った鞍部に北側から夏道が合流していた。赤テープが木に巻き付けられているだけで、道標は無い。下山時に間違えないのかしら
こんな一本道の上に道標を立てるより、先ほどの分岐点の方が道標の重要度は高いと思うけど・・・
2017年02月16日 09:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 9:44
こんな一本道の上に道標を立てるより、先ほどの分岐点の方が道標の重要度は高いと思うけど・・・
1565m峰近くで延々とロープが張ってあった。何のためかしら?地形的に転落防止用とは思えない。何かを保護しているのかしら?
2017年02月16日 09:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 9:52
1565m峰近くで延々とロープが張ってあった。何のためかしら?地形的に転落防止用とは思えない。何かを保護しているのかしら?
距離を示した道標が立っていた。この方が目安になって助かる
2017年02月16日 10:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 10:26
距離を示した道標が立っていた。この方が目安になって助かる
いよいよ高山本峰の急登が始まる
2017年02月16日 10:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 10:34
いよいよ高山本峰の急登が始まる
トレースは急な雪面を突き上げてから左へトラバースしている
2017年02月16日 10:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 10:52
トレースは急な雪面を突き上げてから左へトラバースしている
この雪面は木が無いので見通しが良い。真東に男体山が顔を出している
2017年02月16日 10:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 10:55
この雪面は木が無いので見通しが良い。真東に男体山が顔を出している
同じ場所から見た太郎山。手前に戦場ヶ原の雪原
2017年02月16日 10:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
2/16 10:55
同じ場所から見た太郎山。手前に戦場ヶ原の雪原
高山1667.5mの頂上に着いた。広い雪原で気持ちが良いけど、木々に囲まれて展望は利かない
2017年02月16日 11:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
2/16 11:57
高山1667.5mの頂上に着いた。広い雪原で気持ちが良いけど、木々に囲まれて展望は利かない
この頂上を抜け、熊窪分岐に降りて小田代ヶ原へ寄ろうと下り始める
2017年02月16日 12:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 12:01
この頂上を抜け、熊窪分岐に降りて小田代ヶ原へ寄ろうと下り始める
しかし、急斜面の雪は腐り、アイゼンもピッケルも持ってこなかったので、この下降は危険と判断。諦めて戻ることにする
2017年02月16日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1
2/16 12:12
しかし、急斜面の雪は腐り、アイゼンもピッケルも持ってこなかったので、この下降は危険と判断。諦めて戻ることにする
頂上に戻り、同じルートを降りる。上りで眺望を楽しんだ急な雪面では、スリップに気を付けながら慎重に降りる
2017年02月16日 12:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 12:44
頂上に戻り、同じルートを降りる。上りで眺望を楽しんだ急な雪面では、スリップに気を付けながら慎重に降りる
南側の中禅寺湖に陽が当たり、湖面が光り輝いている
2017年02月16日 13:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 13:15
南側の中禅寺湖に陽が当たり、湖面が光り輝いている
夏道の分岐点まで戻った。南側に僅かながら雪庇が張り出していた
2017年02月16日 13:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 13:36
夏道の分岐点まで戻った。南側に僅かながら雪庇が張り出していた
ここからは登って来た尾根道と分かれ、1506m峰を巻く夏道を下る。ジグザグに降りる急斜面にはロープが張ってあった
2017年02月16日 14:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 14:08
ここからは登って来た尾根道と分かれ、1506m峰を巻く夏道を下る。ジグザグに降りる急斜面にはロープが張ってあった
急下降が終わり、平坦な雪原となる。白樺林を進む
2017年02月16日 14:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 14:27
急下降が終わり、平坦な雪原となる。白樺林を進む
林の中、鹿除けネットの向こうに山荘が現れた
2017年02月16日 14:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 14:32
林の中、鹿除けネットの向こうに山荘が現れた
鹿除けネット沿いに進むと、今朝登った尾根の取付きに戻る。後は同じ道を降りれば良い
2017年02月16日 14:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 14:35
鹿除けネット沿いに進むと、今朝登った尾根の取付きに戻る。後は同じ道を降りれば良い
ネットのゲートを抜けると、正面に男体山が、右下に国道が見えて来た。ゴールは間近だ
2017年02月16日 14:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/16 14:39
ネットのゲートを抜けると、正面に男体山が、右下に国道が見えて来た。ゴールは間近だ
撮影機器:

感想

昨日は戦場ヶ原の北にある三岳に登った。今日は、この戦場ヶ原の反対側、中禅寺湖との間にある高山に登る。

三岳では大岩、倒木、濃い藪等々に行く手を阻まれて迷走し、11時間の行動を強いられた(詳しくは別稿「奥日光・三岳/迷走の魔境」を参照してください)。
これに比べると、今日の高山は登る前から楽勝気分。整備された登山道があるだろうし、トレースも期待できる。結果はその通りだった。ただし高山頂上までの話。

予定では、高山の頂上を越えて西側の熊窪分岐に降り、幕張峠を越えて小田代ヶ原に立ち寄ってから、小田代歩道で戻る積りだった。
予定通り、高山頂上から西側の急な雪斜面を降り始めた。スノーシューからチェーンスパイクに履き替えた。しかし、今日は気温が高く、陽に当たっている雪は腐って一歩ごとに団子になる。これでは爪が利かず危険。アイゼンならば団子防止のプラ板が付いているので安心だが、まさか必要とは思ってもいなかったので、持ってこなかった。
使っているスノーシューは、ギザギザに縁取りされた登山用なので、これの方がマシかな。あるいは素靴の方が良いかな。でも、この腐った雪では大差ないだろう。
さらに問題は、ピッケルも持ってきていないので、もしスリップしても止めようがない。危ないな、や〜めた。
頂上から高度差で2, 30m程しか降りていないがここで退却。頂上から付いていた微かなトレースも、その前に消えていた。やはり諦めたらしい。

小田代ヶ原を含んだ周回ルートを実現できなかったことは残念だが、そんなに執着心は無かった。昨日の超ハードな山行で、十分に雪山を堪能できたので、今日は最初からのんびりムードだった。したがって、危険を冒してまでも頂上西側の雪斜面を突破する気はなかった。
まあ、高山頂上まで往復しただけで、十分でしょう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:707人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら