高松山/裏口の皆瀬川側から周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 869m
- 下り
- 854m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
皆瀬川から、秦野峠と高松山をつなぐ主尾根上の817mコブに突き上げる。高松山に登ってから、その西尾根を降りて元に戻る周回ルートを選んだ。 八丁集落の先、林道から分かれて皆瀬川沿いの山道に入る。荒れて廃道同然。400m程行くと堰堤が現れる。左岸の支尾根の岩場を上って堰堤を高巻く。岩場にはロープが3段設置されているが要注意。 ここから高巻きの支尾根をそのまま突き上げて、主尾根上の817mコブまで登る。この間、杉林の中の急登が続く。所々に微かな踏跡がある。 主尾根には、登山地図に破線で示された道が続いているが、よく踏まれた明瞭な道で、迷うことはないだろう。 ヒネゴ沢乗越から先は道標が頻繁に立っていて、手入れされた登山道が高松山頂上まで続く。 頂上から少し戻り、760m圏で道標に従って、花女郎(はなじょろ)道に入る。さらに300m程で、はなじょろ道と分かれ、道標に従って高杉入口に左折する。 この先620m圏コブまで尾根はアップダウンしながら緩やかに下っていく。赤テープが散見される程度で、踏跡も不明瞭なので、尾根筋を外さないように注意。 620m圏コブで、南方向の高杉入口方面と分かれ、西方向に進む。分岐の案内は無い。急下降が続く。途中から仕事道が現れるので、これを辿る。法面を階段で降りると、人遠集落近くの県道に降り立つことができる。 |
写真
感想
丹沢山塊の南西にある高松山は、標高が低い割には眺望が良いので、人気が高い山である。
古い山日記を紐解くと、51年前の5月にここに登っている。結婚する前の家内を含めた山仲間10人で、高松山入口のバス停からビリ堂経由で登り、尺里峠へ下ってから新松田駅まで歩いている。
結婚後も、子供たちが小さい頃には家族で何度も登っている。ただし、尺里峠まで車で上がれるので、いつもここから往復、といったピクニック気分のお手軽ハイキングであった。
今回、この高松山を数十年ぶりに再訪した。ただし、ビリ堂や尺里峠を表口登山道とすれば、裏口から周回ルートで登降した。
最初の予定では皆瀬川を遡って林道秦野峠に出て、ここから主尾根を高松山まで南下する積りであった。しかし、川沿いの道は廃道と変わらない程荒れている。さらに最初の堰堤を越すのに、大高巻きを強いられた。地形図には堰堤記号がいくつも描かれている。この調子では峠に出るまでに相当の時間と体力を消耗しそうだ。
そこで急遽予定を変更。高巻きに使った支尾根をそのまま突き上げることにした。標高差400mを一気に登って、秦野峠から高松山に続く主尾根上の817mコブに出た。
この結果、最初の予定ルートより大幅に時間が短縮されたので、後々の行動に余裕を持つことができた。
下山に使った高松山の西尾根は、地形図から降りられる、と判断しただけで、他の情報はない。結果としては、尾根筋が読みやすく、ルート探索はさほど難しくはなかった。さらに、620m圏コブまではアップダウンを繰り返しながら緩やかに下っていくので、のんびりした気分になれた。
周回ルートにするためには、上りも下りも独自のルートを使うことが多い。今回は、さらに上りルートの急遽変更まで、オマケに付いた。
結果としては、何度も登った山ではあるけれど、裏口からマイナーなルートを選んだので、新鮮味も味わえた楽しい山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する