藤原岳・孫太尾根 〜春まだ遠きバリルートを丸山まで〜

2017年03月17日(金) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 4.7km
• 登り: 513m
• 下り: 502m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:01
• 合計: 4:29

8:32 孫太尾根登山口
10:01 10:23 丸山
10:53 11:32 丸山
13:00 13:00 孫太尾根登山口
13:01 ゴール地点

花が咲いていると納得がいくまで写真撮影しているので、コースタイムは参考にならないかと思います。

天候

晴れ　かぜ強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

孫太尾根登山口の駐車スペースを利用

コース状況／危険箇所等

≪登山道の状況≫
・バリエーションルートだけあって、道標や道であることを示すテープは乏しい。基本的には尾根筋をはずなさいように進むこと。
・崩壊地の上を横切る箇所、丸山直下では急斜面のトラバースがある。石灰岩質の山なので雪解け・降雨後でぬかるんでいるとツルツルに滑る。
・登山道の残雪は丸山を過ぎると出てくる。

その他周辺情報

≪トイレ≫
・登山口周辺、孫太尾根には無し。

≪商店・自販機≫
・登山口付近にはどちらも無し。事前に調達して来られたし。
・コース中に水場も無い。

写真

3/17 7:21

行きの道中から望む伊吹山
3月中旬を過ぎたのにまだ雪山だ…

3/17 8:32

孫太尾根登山口から見る丸山

3/17 8:33

水道施設脇から孫太尾根の旅が始まる

3/17 8:34

初めの分岐
右の方が鮮明だが造林作業道で行き止まり
孫太尾根には左の踏み跡へ

3/17 8:45

ヤブツバキ

3/17 8:46

ヤブツバキのトンネルを抜けていく

3/17 8:54

やせ尾根の区間もあるので気を付けて
左右は切れ落ちた斜面

3/17 8:57

空が近くなってくる

3/17 8:58

トリカブト（カワチブシ）の葉っぱは至る所に生えている

3/17 9:02

スプリングエフェメラルその1
ヒロハノアマナ

3/17 9:03

もう少し開いてくれるといいのだけど…

3/17 9:04

竜ヶ岳方面
こちらもまだまだ雪山

3/17 9:06

崩壊地上を横切る区間

3/17 9:12

石灰岩の岩稜歩きとなる区間もある

3/17 9:22

カテンソウ

3/17 9:23

ネコノメソウ

3/17 9:24

これは何かが咲くのかな？？

3/17 9:26

ミヤマハコベ？
ウシハコベ？？

3/17 9:35

馬酔木はまだ開花前

3/17 9:39

カタクリも葉っぱはたくさん見かけた

3/17 9:44

ヤマハタザオ

3/17 9:45

これは何かの花でしょうか？？

3/17 9:45

丸山直下の急斜面トラバース区間

3/17 9:46

足元はぬかるんでいてツルツル

3/17 9:48

なだらかそうですが急斜面のトラバース道
丸山まででは一番の核心部

3/17 9:56

丸山山頂直下
今年も帰ってきました

3/17 10:02

丸山に到着

3/17 10:28

丸山からは残雪が出てくる

3/17 10:32

芽吹き前の明るい森を行く

3/17 10:40

草木手前で雪が深くなってきた
花探しもここまでと思い撤収

3/17 10:42

サルの群れに遭遇した

3/17 11:02

ミスミソウは葉っぱばかり

3/17 11:17

スプリングエフェメラルその2
フクジュソウ
丸山に3輪ほど咲いている

3/17 10:04

スプリングエフェメラルその3
セツブンソウ

3/17 11:23

咢の透きとおる白さと鮮やかな雄しべのコントラストが美しい花

3/17 11:25

太陽に向かって咲く

3/17 11:33

丸山からの展望

3/17 11:33

オモトの実

3/17 12:39

名古屋方面の展望

3/17 12:39

四日市方面の展望

3/17 12:43

コショウノキ
これから満開を迎える

3/17 12:44

オニシバリ

3/17 12:51

直進は行き止まり
右の踏み跡が正解

スプリングエフェメラルその4
セリバオウレン
とても小さな花だけど美しい形の花

雄しべが展開する前の状態？？

バックをぼかすと幻想的な美しさがある

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPad Air 2 Wi-Fiモデル 16GB Apple

感想

Tomi-Ton

春の花を求めて、藤原岳の孫太尾根に行ってきました。

今年の冬の大雪の影響で伊吹・藤原・鈴鹿の山は未だに冬の装いで春まだ遠し。
例年ならすっかり雪解けして春の花が咲き誇る時期ですが、今年は見頃はこれからといったところです。

丸山からもう少し先まで行ってみましたが、だんだん雪深くなり花との出会いが期待できなかったので草木手前で撤収しました。

今回の山旅では、ヒロハノアマナ、セツブンソウ、フクジュソウ、そしてセリバオウレンに会えてうれしかったです。
森の線香花火なるセリバオウレンは小さくて目立たない花ですが、近づいて見るととても格好の良い花。
じっくり観察したい春の花の造形美。

期待していたミスミソウは開花しているものは見つけられず。
この春にどこかで会えると良いのだけど。