平尾台 石灰岩上に咲く翁草

2017年04月24日(月) [日帰り]

• GPS: 03:21
• 距離: 5.2km
• 登り: 237m
• 下り: 236m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:16

10:03 スタート地点
10:23 10:23 中峠
11:10 11:10 岩山
12:05 12:05 大平山
12:40 12:56 テーブル（昼食）
13:19 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道28号線の自然観察センター付近から茶ヶ床園地へ分岐。
無料駐車場、約10台余り。トイレあり

コース状況／危険箇所等

　見通しが良く、踏み跡くっきりで主な分岐に標識があります。地形図に破線でルート表示されていますが、それ以上に踏み跡のルートがあり戸惑うことがあるかもしれません。危険箇所は特にありませんが、ルートを外れドリーネの底に降りると内部空洞に落ちる危険があり止めましょう。また、国定公園で、山菜を含む野草の採取禁止の表示があります。

その他周辺情報

九電とＮＴＴの電波塔のうち、ＮＴＴの塔が取り壊し工事中です。

写真

平日だがほぼ満車の茶ヶ床園地から木陰の道へ

ワラビ採りも禁止か・・

中峠から左へ分岐

四方台へ向かう尾根道のすぐ横に翁草（キンポウゲ科）

少し下って登ると尾根のあちこちに咲いている

花びらではなく”萼（ガク）”らしい・・

踏まない様に石で囲ってある、白髭になっているのも幾つかあった

翁草群生地に名残りを惜しみつつ、左に見えるの”岩山”へ

”岩山”の翁草、受粉し白鬚に変わりつつある

ここでは2株だけ見かけた

次は向こうに見える大平山へ

途中、”フキノトウ”の綿帽子

青空に飛行機雲、福岡空港行きかナ

コレは何だろう？、花が咲くんだろうか・・”バイケイソウ”？　＊

登山道横の石灰岩の窪みに翁草が咲いていた、見まわしても他にはなさそう・・

とりあえず大平山に到着

きれいな青の”ホタルカズラ”

石灰岩上の黄色い花・・”ヘビイチゴ”？　＊

岩陰に”ヒトリシズカ”

さっき通った貫山／中峠分岐に戻り翁草を探す

先程の翁草、大平山方面からだと岩陰になり気付かないかも・・

踏み跡を少し外れて羊群原の中を探すと・・、他にもあった

ココにも・・

ココにも、石灰岩上のわずかな土に咲いている

ほかに鮮やかな紫色の花が1株あった・・”ヒメハギ”？　＊

”センボンヤリ”

下山途中に・・

道端の石灰岩の窪みに翁草、ココも下からの登りでは気が付かないかも・・

鮮やかな”何とかスミレ”・・

昼食中、甲虫が飛んできてテーブルでひっくり返った、草地の方にボイすると空中で羽ばたいて飛び去った、意外に敏捷・・

英彦山の山並みを眺めながら下る

途中、見たことのない木に花が咲いていた・・”アケビ”？　＊

あちこちで見かけた花、”キジムシロ”かナ？

茶ヶ床園地はまだ満車

装備

個人装備

GPS 昼食 飲料 その他

感想

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　平尾台の石灰岩上に咲く翁草のことを知り、検索するとルート図付きの2014年の山行記事を見かけた。中峠の尾根にも咲くということで、茶ヶ床園地から回ってみることに。中峠から四方台への登山道沿いに、踏まない様に小石で丸く囲った翁草があちこちに咲いていました。白髭の翁になりつつあり、花期の終わりが近いのかも。　次に去年見かけた"岩山"で今年も二株だけ咲いていました。
　そして、最後に記事で見た大平山の少し手前で、登山道横の石灰岩の窪みに翁草が咲いていました。今まで何気なく通り過ぎていた様です。周辺を探すと他にも幾つか見かけました。なぜこんな厳しい環境に・・・、向こうに見える中峠尾根の群生地から、白髭の種が風に乗って飛んで来て、たまたま石灰岩の上に落ちて根付いたのか。少し遅めでしたが、念願の石灰岩上に咲く翁草が見れてよかった。英彦山の山並みもきれいに見えました。