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記録ID: 1115819
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ハイキング
中国

可部冠山山系 ごぼう谷を下る

2017年04月26日(水) [日帰り]
 - 拍手
kariogaryu その他3人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
11.2km
登り
720m
下り
717m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:13
休憩
0:57
合計
4:10
9:37
6
9:43
9:43
23
10:06
10:09
9
10:18
10:30
8
10:38
10:39
37
11:16
11:19
16
11:35
12:06
15
12:21
12:28
79
13:47
13:47
0
13:47
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南原ダム上流に南原峡駐車場(無料)あり。さらに車道終点の冠山登山口にも駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
可部冠山連山ごぼう谷を下る

日時:2017年4月24日(月)
天気:快晴
コース:南原峡駐車場〜可部冠山登山口〜しるべ石〜可部峠(〜可部冠山735.6往復)〜
    イワカガミ展望台〜大掛山・小掛山分岐〜小掛(可部)山(816.0)〜山車展望台〜  ごぼう谷分岐〜ごぼう谷〜可部冠山登山口〜南原峡駐車場
メンバー:4人

 可部冠山一帯でごぼう谷とは聞きなれない名前だが、道標上に手書きで記されていたのでそれに従う。場所は小掛山と中倉峠との中間点辺りから源を発し、南西に流れ南原峡に注いでいる谷である。

 本日の予定は南原峡駐車場から車道を北上し、冠山登山口から可部峠に至り冠山を往復。その後、小掛山から中倉峠を経て南原駐車場に戻る時計回りの周回コース。ところが中倉峠からの長い林道歩きを避けるようなショートカットの道(ごぼう谷)があったのでこれを利用して下山してみた。結果的には1時間以上の時間が短縮出来、体力の消耗も大幅に抑えられたので正解と言うよりは間違いでは無かったと言えよう。

 なぜ正解と言えなかったのか、それは登山道というよりは踏み跡であったが、所々不明瞭で荒れていたり、短いが急斜のトラバースなどがあり単独とか山になれない人には決してお勧めのコースではないからである。

 分岐からの始めは、ヒノキ林の尾根を下る。踏み跡もありそれほど急でもない下りなので危険はない。ただ尾根の分岐で間違えないことだ。要所要所にビニールテープが垂れ下がっているのでこれを見失わないこと。問題は尾根から離れて沢伝いに下り始めてから。最初の小沢を渡って少し下ると右隣の沢に向かって急な斜面をトラバースする。道幅も狭く土も柔らかいので慎重に下る。するとじき隣の沢に出くわし、この沢に沿って下る。二度ばかり沢(幅は1〜2m位)を左や右に渡ると右岸にわずかばかり古い石垣の跡があった。その後、さらに下ると沢の合流点(下流から上がると右手の沢に入る)に出くわし、石のごろごろする右岸を歩いていると今ではすっかり廃道と化した古い作業道が現れた。 

 一体この道はどこに出るのだろうか?現在地も掴めないなか、5〜6分歩くと思いがけず、車道の終点である冠山の登山口に出てびっくり。本当はもっと下流に出るのではないかと思っていたのである。その後、車道を25分ばかり歩くと出発点の南原峡駐車場に戻った。時計を見れば13時47分。中峠を経由すれば早くとも15時すぎ、遅ければ16時頃になるのではないかと思っていただけに気分は爽快だった。

 なお今回のコースで気が付いた点を少しばかり挙げてみると
ー回コースは時計回りが体力的には楽。
⊆崙蚕点の冠山登山口から可部峠までの上りはあまりきつい所はない。後半の長い杉林  の中の登山道は平坦そのもの。視界が利かないときは迷い易いので注意が必要。この杉  林を通り抜けて5分ばかり登ると可部峠。峠には「石見街道一里塚跡」の石柱が新しく  立っていた。
2追峠から冠山までは10分足らず。小さな岩場を越えると冠山は目の前。頂上からの展  望はまさに絶景そのもの。また旧千代田町側の桧の人工林は手入れがされて明るい。お  まけに作業道があちこちに走っていた。
げ追峠から大掛・小掛別れまでは一気に登るのではなく小ピークを幾つか越えながらの  アップダウンの繰り返しで思ったほどきつくない。途中の展望岩から正面に堂床山や冠  山が見え、さらに10分上のイワカガミ展望台からは芸北の山々がパノラマ風に見えた。
ヂ膤櫃院小掛別れから急斜を1分ばかり下ると小掛湿原(アカシバの池)。湿原というよ  り沼地と言った感じだが暖かくなると何が咲くのだろうか?この鞍部から上は広い斜面  で何処からでも登れるが正規のルートは左側。
小掛山(816.1)(可部山とも呼ぶらしい)の山頂にはベンチ代わりの倒木があり、腰を降  ろして休むには最適の場所。周辺には市内周辺には珍しくブナの木が数本ある。可部峠  から最高点となり以後中倉峠までは小ピークを繰り返しながらの下りとなる。
Ь掛山から小ピークを越しながら15分ほど下ると山車展望台。ここも北や東方面は遮る  ものは何も無く芸備線沿いの山々などが遠望できる素晴らしい展望台である。
┿骸崚庫沼罎ら20分下るとごぼう谷分岐。ここで右に折れてヒノキ林の尾根を下るとご  ぼう谷に出る(詳細は上記参照のこと)。

  なお中倉峠経由南原峡駐車場までは詳細は省略。ただし中倉峠手前は比較的大きな上  りと下りがあり、中倉峠から駐車場までは始め古い未舗装の林道が続きその後舗装にな  るものの結構長い。
  
  (参考タイム)
  南原峡駐車場 9:37発(車道歩き 0.32) 冠山登山口(0.51)可部峠(〜冠山 往復     20分位)(0.30)大掛・小掛別れ(0.13)小掛山(0.15)山車展望台(0.17)ごぼう谷分岐(0.33)   冠山登山口(0.25)南原峡駐車場 13:47着
  
  したがって冠山への往復を含め、ごぼう谷経由で一巡すると約4時間
スタート・ゴール地点の南原峡駐車場。左手の建物はトイレ。
2017年04月24日 08:23撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 8:23
スタート・ゴール地点の南原峡駐車場。左手の建物はトイレ。
車道の終点にある冠山登山口。ここから冠山まで約1時間。
2017年04月24日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 9:14
車道の終点にある冠山登山口。ここから冠山まで約1時間。
しるべ石と呼ばれる場所。ここで左手に折れて小尾根に取っつく。すると一人がやっと通れるくぼ地を抜けると杉林の中の平坦道がしばらく続く。
2017年04月24日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 9:36
しるべ石と呼ばれる場所。ここで左手に折れて小尾根に取っつく。すると一人がやっと通れるくぼ地を抜けると杉林の中の平坦道がしばらく続く。
可部峠に新たに設置された石柱。左手の小道を尾根伝いに10分登れば可部冠山(735.6m)。
2017年04月24日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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4/24 10:12
可部峠に新たに設置された石柱。左手の小道を尾根伝いに10分登れば可部冠山(735.6m)。
冠山の山頂は小さくて狭いが展望は抜群。右手の大きな山は備前坊山。
2017年04月24日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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4/24 10:27
冠山の山頂は小さくて狭いが展望は抜群。右手の大きな山は備前坊山。
可部峠から小掛山に向かって20分余り登ると展望台があり、正面に堂床山そしてその手前に冠山が見える。
2017年04月24日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 10:57
可部峠から小掛山に向かって20分余り登ると展望台があり、正面に堂床山そしてその手前に冠山が見える。
展望台からさらに15分近く登るとイワカガミ展望台。ここから芸北の山々がパノラマ風に広がる。
2017年04月24日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 11:12
展望台からさらに15分近く登るとイワカガミ展望台。ここから芸北の山々がパノラマ風に広がる。
大掛・小掛別れから急斜を1分ばかり下ると小掛湿原(アカシバの池)。湿原と言うよりぬかるみと言った感じ。
2017年04月24日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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4/24 11:26
大掛・小掛別れから急斜を1分ばかり下ると小掛湿原(アカシバの池)。湿原と言うよりぬかるみと言った感じ。
小掛山(816.6)山頂付近のブナ林。市内中心部から最も近いブナ林ではないか。
2017年04月24日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 11:41
小掛山(816.6)山頂付近のブナ林。市内中心部から最も近いブナ林ではないか。
山車展望台から芸備線沿いの山々を遠望する。中央の凸凹した山は鎌倉寺山と思われる。
2017年04月24日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 12:26
山車展望台から芸備線沿いの山々を遠望する。中央の凸凹した山は鎌倉寺山と思われる。
ごぼう谷を下り切った所が舗装路の終点にある冠山の登山口(左手の標識がある所)とは思いも寄らなかった。
2017年04月24日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
4/24 13:26
ごぼう谷を下り切った所が舗装路の終点にある冠山の登山口(左手の標識がある所)とは思いも寄らなかった。
撮影機器:

感想

ごぼう谷は下り始めは良かったが、沢に出てからはあまり良くなかった。一般的にはあまりお勧め出来ない。

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