仏果山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 491m
- 下り
- 480m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今年もGW突入。
30日は天候もよく、オールJAコンテスト参加も兼ねて移動運用を実施する。
場所は神奈川県愛甲郡愛川町と清川村の境に位置する仏果山。標高は767m。丹沢山塊の東端、宮ヶ瀬ダムの東側に位置する。
このすぐ隣の高取山は2012年の同時期に移動運用したが、この仏果山は初めて。
0521JST、JR阿佐ヶ谷駅発東京行きで新宿へ。
新宿駅小田急線窓口で「宮ヶ瀬ハイキングパス」を購入。
これは小田急線と宮ヶ瀬ダム周辺アクセスに使う神奈川中央交通バスで使える割引周遊券。
二日間有効で乗り降り自由。
おとな一枚1760円。
通常は新宿、本厚木間往復で988円とバス往復運賃が1194円掛かる。合わせれば2182円だから422円の得。
5時46分、新宿発急行小田原行きに乗り込む。
奇しくも5年前の高取山移動と同じ時間帯の電車だ。
6時34分に本厚木着。
コンビニでお握り等を購入し、バス停5番の6時55分発神奈川中央交通バス「宮ヶ瀬」行きに乗り込む。ハイカーと部活の生徒半々ぐらいで満員。
高取山の時は愛川町側の「半原」からアプローチしたが、今回は清川村宮ヶ瀬湖側の登山道を利用する。
7時44分、大凡40分位で「仏果山登山口」に到着。
降りたのは自分ひとり。ほとんどのハイカーは終点の宮ヶ瀬まで行くのだろうか?
バス停の目の前に登山口がある。車道をダラダラ歩く必要がないのは幸い。
自家用車で来たのか、親子連れが先行していった。
バス停から仏果山山頂まで2.7Km。
先日の顔振峠は最寄の吾野駅より3.8kmの距離で今回はそれより1kmほど短いが、高度差が大きく、楽ではなさそうだ。
ガイドには所要時間1時間20分位とあるが果たしてどうか。
7時48分登山開始。バス停から暫くは植林の暗い登山道を登っていく。だんだんと車道の音が静かになってくる。やがて明るい自然林帯に出る。新緑のシーズンでもあり、気分的には爽快だが、ずっと階段状の上り坂が続くのできつい。登山用ストックを忘れたので足に負担が来る。小休止を重ねながらマイペースで登る。上を見るとこれでもかこれでもかと上りが続くので、足元だけを見詰め、ひたすら足を前に進める。
8時39分、無線中継所のような施設の横を通過。まだ先は長い。
9時8分。登り始めてから約1時間20分で尾根沿いの「宮ヶ瀬越」に至る。
平均所要時間より20分も遅い。
振り返れば宮ヶ瀬湖が見下ろせる。
ここから尾根沿いに西に行けば高取山。東に行けば仏果山。あと約700m。痩せた尾根道を行くが一旦急な下りもあり、げんなり。
やっと木立の合間に山頂の展望鉄塔が覗えるようになった。子供の歓声がするがまだ遠い。
山頂直下の岩場をよじ登り。なんとか9時48分に仏果山山頂到着。
バス停からほぼ2時間。平均より40分も遅い。とにかく辿り着けただけでも御の字。
山頂は思ったよりも広い。しかし樹木が生い茂って殆ど眺望がない。朝まだ早かったのでハイカーも数人程度。
14時過ぎ展望鉄塔に登ってみる。
風で揺れるし、階段の隙間から下が見えて少々怖い。これも高取山の展望鉄塔と同じ。
鉄塔の上は樹林から出ているので360度パノラマが広がる。
やや靄っているので都心方面は確認出来ないが、東方面は相模原市街を眼下に遠く横浜も微かに望める。北方面は西武ドームが確認出来る。その手前は八王子市街だろうか。
目を西に転ずると高取山山頂の鉄塔がわずかに覗いている。
左側は宮ヶ瀬湖の湖面。南西方面には大山他丹沢の山々。
風も強くなってきたので15時少し過ぎに鉄塔を降りる。
15時20分下山開始。往路と同じルートを戻る。
山頂には数人のハイカーや家族連れが居たが、登山道には誰の姿も覗えず。狐らしき動物が横切ったのを目撃。。
熊避けの鈴もないので何となく心細い。BGMはFM相模原の「サンデーリクエストライン」。隣接の宮ヶ瀬のCFMが時々混信。
最近は下りのほうが難儀する。いつも履きなれたトレッキングシューズにも拘らず時々ズルッと後ろにつんのめりそうになることが多くなった。
細かな砂利場で踏ん張りが利かない。ストックもなく仕方なく枝を杖代わりに使う。
今回は急な坂がずっと続くので親指の爪先に力が偏って靴ズレを起こしてしまった。
こんなのは初めてだ。昨年の大山なども下山は膝に負担がかかったが靴ズレは起こさなかった。
また気温が25度近くまで上昇し、暑い。Tシャツ一枚でも顔が火照る。
登り時の涼しさとは対照的だ。ボトルの紅茶も僅かしか残っていない。
幸い5年前の高取山登山の教訓で濡れタオルを持参してきたのが役に立った。これで一気にヒートダウン。
仏果山のルートは侮れない。
麓のバス停に辿り着いたのは16時47分。
下山にも約1時間半かかった。かなりへばった。
なんとかこの木の枝の杖が役に立った。
本厚木行きのバスはこの時間帯、1時間に1本しかないが、タイミングよく54分の便があった。
待っているのは帰りも自分のみ。
往路も復路もこのルート、時間帯を利用したのは自分ひとりということか?
3分遅れで到着したバスに乗り込む。幸い席が空いていたので倒れこむように腰掛ける。
宛ら戦傷兵の後方護送のごときである。席がないほど混雑していたらしんどかった。
本厚木には17時40分に到着。
喉が渇ききっていたので駅ビルのタリーズでアイスコーヒーを補給。
暫く休憩した後、18時22分発急行新宿行きに乗り込む。
新宿でも喉の渇きに堪えられず、ホームのカフェでドリンク補給。
今回の仏果山移動は思った以上に足先の負担と水分を持っていかれたようだ。
今回の交通費費用
新宿ー仏果山登山口間「宮ヶ瀬ハイキングパス」往復1760円
新宿ー阿佐ヶ谷 165円×2 330円
所要時間
仏果山登山口-山頂
往路 2時間
復路 1時間半
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