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Yamareco

記録ID: 1131652
全員に公開
ハイキング
石鎚山

石鎚山 四つの鎖場と天狗岳へのナイフリッジ

2017年05月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
sunvito その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
10.1km
登り
1,189m
下り
1,181m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
1:27
合計
6:04
7:18
20
7:38
7:42
8
7:50
7:51
7
7:58
7:59
49
8:48
8:54
19
9:13
9:14
8
9:22
9:29
6
9:35
9:39
27
10:08
10:09
10
10:19
10:32
9
10:41
11:01
20
11:21
11:33
6
11:39
11:39
4
11:51
11:51
1
11:52
11:53
6
11:59
12:00
7
12:07
12:08
10
12:18
12:20
22
12:42
12:43
8
12:51
12:53
8
13:01
13:04
18
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■4泊5日の四国旅行の3日目
延べ走行距離2030km

5月3日
終日移動
新潟から840km走って初日の宿「ラフォーレつるぎ山」へ。

5月4日
「剣山」登山
見ノ越登山口までのアクセス道路はすれ違い出来ない箇所が多い悪路。観光登山リフトはパスして下から登った。2日目の宿は石鎚山登山口の「石鎚山温泉旅館京屋」。

5月5日
「石鎚山」登山
石鎚山登山ロープウエイは休日臨時便の7時10分発に乗る。通常GWと土日の始発は時刻表では7時40分。3日目の宿は「道後温泉茶波瑠」。

5月6日
いろいろ迷ってこんぴら参り「金刀比羅宮」
奥社まで1368段の石段を登る四国で3回目の登山?高速道路のGW渋滞を避けて走って4日目の宿は京都は福知山駅近くのビジネスホテル。

5月7日
終日移動
福知山市から新潟までの550kmの道のりを帰る。
コース状況/
危険箇所等
■4か所の鎖場は足場の無い所も多い。その場合は鎖の輪っかに足を掛けるのである。最初の「試しの鎖」が一番難しいので、それをクリアできたらその後の鎖場は問題なく登れるだろう。濡れている岩と鎖は滑りやすいので気を付ける。
■天狗岳に至るルートは破線ルートである。ナイフリッジは足場も乏しいので落ちたら最後。初心者は無理せず弥山山頂から凛とした天狗岳を望もう。
その他周辺情報 ■「石鎚山温泉 温泉旅館京屋」
。1泊2食8800円。朝食時間は宿泊客の希望で6時からいただけた。
宿は古くて、各部屋のカギは外カギで中から掛けられない。
・トイレは男女の別は無いが、個室は全部ウォシュレット。
・温泉は濁り湯で評判は良いが、2つある湯船が2つともジャグジーになっていたので、出来れば1つはジャグジー無しでゆっくり入りたいと思った。
・宿泊客の車は旅館の駐車場に置いたままで、すぐ前が登山ロープウェイ乗り場の入口である。
・駐車のみの場合は700円。
「石鎚山温泉 温泉旅館京屋」
2017年05月04日 17:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/4 17:10
「石鎚山温泉 温泉旅館京屋」
朝食
2017年05月05日 06:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/5 6:02
朝食
京屋のすぐ前はロープウエイ入口
2017年05月05日 06:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 6:56
京屋のすぐ前はロープウエイ入口
階段登って下谷駅への道中
かつてのにぎやかさが偲ばれる
2017年05月05日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 6:59
階段登って下谷駅への道中
かつてのにぎやかさが偲ばれる
下谷駅
この日は臨時便が7時10分に出発
何とか始発に乗れた
2017年05月05日 06:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 6:59
下谷駅
この日は臨時便が7時10分に出発
何とか始発に乗れた
山頂成就駅へ約10分で到着
2017年05月05日 07:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:21
山頂成就駅へ約10分で到着
7時20分
いざ出発
2017年05月05日 07:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 7:21
7時20分
いざ出発
リフトは運休中
2017年05月05日 07:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:24
リフトは運休中
林道を登る
2017年05月05日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:31
林道を登る
石鎚神社成就社前の旅館
昨日の剣山の団体さんが泊まっていたと思われる
ここに前泊すればロープウェイで来る登山者らで混む前に鎖場に行ける。
2017年05月05日 07:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:39
石鎚神社成就社前の旅館
昨日の剣山の団体さんが泊まっていたと思われる
ここに前泊すればロープウェイで来る登山者らで混む前に鎖場に行ける。
石鎚神社成就社
2017年05月05日 07:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:40
石鎚神社成就社
手水舎はプッシュ式
水はためずに必要な分だけ
2017年05月05日 07:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 7:42
手水舎はプッシュ式
水はためずに必要な分だけ
ここからが登山
2017年05月05日 07:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 7:45
ここからが登山
最初は下る
2017年05月05日 07:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:48
最初は下る
鳥居をくぐる
登山者でない方はここで引き返そう
2017年05月05日 07:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 7:56
鳥居をくぐる
登山者でない方はここで引き返そう
八丁のコル
ここから登りが始まる
2017年05月05日 08:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:01
八丁のコル
ここから登りが始まる
階段
2017年05月05日 08:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:02
階段
階段
2017年05月05日 08:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:03
階段
とにかく階段
2017年05月05日 08:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:18
とにかく階段
看板に『挨拶は「おのぼりさん」「おくだりさん」と声をかけあいましょう』と、
でも最後までこの挨拶は無かった
2017年05月05日 08:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:25
看板に『挨拶は「おのぼりさん」「おくだりさん」と声をかけあいましょう』と、
でも最後までこの挨拶は無かった
試しの鎖74m
2017年05月05日 08:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 8:38
試しの鎖74m
太い鎖である
2017年05月05日 08:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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太い鎖である
よっ!と
2017年05月05日 08:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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よっ!と
足場が無い・・
2017年05月05日 08:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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足場が無い・・
んっ!
2017年05月05日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:47
んっ!
もうすぐてっぺん
2017年05月05日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/5 8:47
もうすぐてっぺん
がんばれ
2017年05月05日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:47
がんばれ
試しの鎖を登りきった
2017年05月05日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:47
試しの鎖を登りきった
反対側には下りの鎖があってせっかく登ったのになぜか下る
2017年05月05日 08:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/5 8:48
反対側には下りの鎖があってせっかく登ったのになぜか下る
石鎚山が迫る
2017年05月05日 08:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:48
石鎚山が迫る
下りの鎖の下を見る
2017年05月05日 08:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 8:52
下りの鎖の下を見る
足が掛からない
2017年05月05日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 8:53
足が掛からない
何とか鎖を下りるとまた階段登り
2017年05月05日 09:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 9:04
何とか鎖を下りるとまた階段登り
石鎚山が衝立の様に迫ってくる
2017年05月05日 09:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
5/5 9:14
石鎚山が衝立の様に迫ってくる
夜明峠
2017年05月05日 09:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:14
夜明峠
一の鎖33m
2017年05月05日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:24
一の鎖33m
よっと
2017年05月05日 09:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:26
よっと
もうすぐ
2017年05月05日 09:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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もうすぐ
登りきった
2017年05月05日 09:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:29
登りきった
石鎚山が更に迫ってくる
2017年05月05日 09:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 9:31
石鎚山が更に迫ってくる
また鳥居をくぐる
2017年05月05日 09:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:37
また鳥居をくぐる
二の鎖小屋
2017年05月05日 09:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:38
二の鎖小屋
二の鎖小屋から二の鎖と三の鎖を望む
ここに来る直前に「ラーック」「ラック」と声が聞こえて大きな岩が落ちるのが見えたが大丈夫だったのだろうか
2017年05月05日 09:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 9:38
二の鎖小屋から二の鎖と三の鎖を望む
ここに来る直前に「ラーック」「ラック」と声が聞こえて大きな岩が落ちるのが見えたが大丈夫だったのだろうか
二の鎖は渋滞中
2017年05月05日 09:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 9:43
二の鎖は渋滞中
なかなか進まないがここは焦ってはいけない
2017年05月05日 09:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:44
なかなか進まないがここは焦ってはいけない
二は余裕である
2017年05月05日 09:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:48
二は余裕である
ぜんぜん余裕である
2017年05月05日 09:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 9:49
ぜんぜん余裕である
ところどころにトライアングルがあって足が掛けやすい
2017年05月05日 09:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ところどころにトライアングルがあって足が掛けやすい
よっ
2017年05月05日 09:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 9:50
よっ
せっ
2017年05月05日 09:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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せっ
いくぞ!
2017年05月05日 09:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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いくぞ!
続々と登る登山者
2017年05月05日 10:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
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続々と登る登山者
二も終わった
2017年05月05日 10:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:05
二も終わった
三の鎖68m
2017年05月05日 10:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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三の鎖68m
最初は細い鎖
2017年05月05日 10:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:10
最初は細い鎖
ほぼ垂直である
2017年05月05日 10:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:11
ほぼ垂直である
もう楽しくってしょうがないか!
2017年05月05日 10:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 10:12
もう楽しくってしょうがないか!
懸垂状態
2017年05月05日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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懸垂状態
垂直
2017年05月05日 10:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 10:16
垂直
もう少しだ
2017年05月05日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:20
もう少しだ
もうすぐ終わりだ
2017年05月05日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:20
もうすぐ終わりだ
登りきった
2017年05月05日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:20
登りきった
ちょっとガスってきた
2017年05月05日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ちょっとガスってきた
石鎚山山頂
2017年05月05日 10:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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石鎚山山頂
天狗岳はとんがっててかっこ良い
2017年05月05日 10:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 10:34
天狗岳はとんがっててかっこ良い
ザックをデポって早速向かう
2017年05月05日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ザックをデポって早速向かう
最初は鎖
2017年05月05日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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最初は鎖
細い尾根を行く
2017年05月05日 10:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:38
細い尾根を行く
ここが一番厳しいナイフリッジ
足場の確保も難しいが、岩が濡れてなければ結構グリップが効く
片側が切れ落ちていてここから下を見て断念して帰る人もいる
2017年05月05日 10:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
5/5 10:45
ここが一番厳しいナイフリッジ
足場の確保も難しいが、岩が濡れてなければ結構グリップが効く
片側が切れ落ちていてここから下を見て断念して帰る人もいる
天狗岳のてっぺんに向かう
2017年05月05日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 10:47
天狗岳のてっぺんに向かう
てっぺんに来た
2017年05月05日 10:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 10:47
てっぺんに来た
西日本最高峰
うしろに見えるのは南尖峰
2017年05月05日 10:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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西日本最高峰
うしろに見えるのは南尖峰
ガスって来たか
2017年05月05日 10:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 10:49
ガスって来たか
頂上山荘に戻って「石鎚チキンカレー」830円
スパイシーで旨い
2017年05月05日 11:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
5/5 11:17
頂上山荘に戻って「石鎚チキンカレー」830円
スパイシーで旨い
食ったので帰る
2017年05月05日 11:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 11:34
食ったので帰る
鎖は巻く
鎖場の全部にこんな迂回路が整備されている
2017年05月05日 11:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 11:38
鎖は巻く
鎖場の全部にこんな迂回路が整備されている
石鎚登山の歴史
2017年05月05日 11:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 11:59
石鎚登山の歴史
八丁のコルを少し下ったところで、遠い将来北アルプス蝶ヶ岳の登山道にある「ゴジラの(ように見える)木」になるかも知れない木を発見した
2017年05月05日 12:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 12:54
八丁のコルを少し下ったところで、遠い将来北アルプス蝶ヶ岳の登山道にある「ゴジラの(ように見える)木」になるかも知れない木を発見した
「御登拝お疲れ様でした」
2017年05月05日 13:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 13:02
「御登拝お疲れ様でした」
下りのロープウエイから
2017年05月05日 13:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 13:40
下りのロープウエイから
今晩の宿「道後温泉茶波瑠」へ
2017年05月05日 15:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 15:45
今晩の宿「道後温泉茶波瑠」へ
「道後麦酒館」
2017年05月05日 16:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 16:55
「道後麦酒館」
地ビールで乾杯!
2017年05月05日 17:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/5 17:01
地ビールで乾杯!
茶波瑠に戻って
2017年05月05日 18:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 18:01
茶波瑠に戻って
ディナーでまたカンパイ!
2017年05月05日 18:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ディナーでまたカンパイ!
今夜のメニュー
2017年05月05日 18:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 18:15
今夜のメニュー
「道後温泉本館」
2017年05月05日 20:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
5/5 20:05
「道後温泉本館」

感想

四国遠征の3日目。
京屋の駐車場では車中泊も多く、早朝から登山者が支度を整えている。

石鎚登山ロープウェイのゴールデンウィーク期間中の始発定刻は7時40分であるが、昨日は7時20分の臨時便があったようなので、早めに下谷駅に向かう。
既に改札口前に20人以上の行列が出来ていたが、今日は7時10分の始発臨時便にぎりぎり間に合った。
10分で山頂成就駅着。石鎚神社成就社まで林道を歩く。

成就社には旅館が数軒あって、前日のうちにロープウェイであがって宿泊しておけば、早朝の鎖場は空いていたのではないかと思われる。

安全登山祈願して出発。
序盤はただただ下るので、道を間違ってないか少々不安になる。
八丁のコルから階段の多い登りが始まる。

今回の核心部「試しの鎖」にさしかかる。
74mの岩場を鎖を使って登る。足場が無いところは鎖の輪に靴先を入れて登るのだが、靴の先っちょが引っかかっているだけなので、腕に力を入れて懸垂するのである。登り切るとそこは狭い前社が森小ピークである。次の登山者が来るのですぐに反対側の鎖で降りる。この下りの鎖の一番最後が足場が無くて苦労する。
わざわざ小ピークに登って降りるだけであるが見晴らしは良い。ここをクリアできれば後の鎖場は問題なく行ける。
もちろん迂回路はあるので無理をしないこと。

夜明峠を過ぎると「一の鎖」33m。
難も無い。

二の鎖小屋から「二の鎖」65m「三の鎖」68mである。その小屋手前で突然「ラーック!」と叫び声が聞こえたので、声の方を見ると大きな岩が落ちていくのが見えた。当たったらひとたまりも無いであろう。どうやらけが人は出なかったようなので安心した。

「二の鎖」からは渋滞。団体さんの何人かが立ち往生している状態である。無理はいかん。ゆっくりと確実に支持を確認して登ろう。この団体さんらは、おそらく成就社にある旅館に前泊したのだろう。

「三の鎖」は上の方がほぼ垂直であるが、「試しの鎖」の難易度を超えることは無かったので難なくクリア。

石鎚山頂上の弥山に着く。ザックをデポって、ここから2つめの核心部である天狗岳を行く。天狗岳に向かう登山者は多く、既にその山頂には何人もの登山者が見えた。
初めに鎖で降りる。迂回路は無く一本道なので、登りと下りで交互に譲り合いが必要だ。
狭い尾根を進むと岩がむき出しのナイフリッジが現れる。一方が垂直に切れ落ちていて、下を見て恐怖に駆られると先へ進めずに引き返す登山者が多いようだ。足場もほとんど無いが、濡れてなければ斜めになっている岩のグリップはよく効く。万が一滑ったら身体を止める物は無いので、ここは慎重を期す。

天狗岳山頂は狭いので、次の登山者のため長居は出来ないが、到着した時はちょうど貸し切り状態だった。
昨日の雨の剣山とは違って眺望は良い。
さらにこの先の南尖峰に向かう登山者もいたが、十分楽しんだのでここで引き返す。

頂上山荘で食事とするため弥山に戻ったら、どんどん登山者が上がってきていて山頂は大賑わいであった。
名物?の「石鎚チキンカレー」を注文。スパイスが効いて大変旨かった。

下りは迂回路を使ってすべての鎖場をトラバースする。
迂回路は単管足場を組んであって整備が行き届いていた。

この日の宿は名湯「道後温泉」。
温泉とビールが楽しみである。



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積雪期ピークハント/縦走 石鎚山 [日帰り]
石鎚古道で弥山迄!
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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