一切経山、吾妻小富士(おまけ)
- GPS
- 03:37
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 527m
- 下り
- 524m
コースタイム
避難小屋10:04-鎌沼周回-10:55浄土平
浄土平11:05-吾妻小富士山頂11:20-11:37浄土平
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浄土平からの直登ルートは有毒ガス発生のため立ち入り禁止になっています。 分岐でルートが封鎖されていますので、間違って入ることはありません。 福島第一原発の風評被害で、観光のお客さんも激減のようです。 有料道路の料金所の方も、レストハウスの店員の方も、温泉旅館の女将も、 お客さん激減に泣いておりました。 |
写真
感想
自粛してた訳では無いんですが、震災の後、なかなか山へ行く気がしなくて、
ずっと自宅付近に停滞してました。また大きい余震が、なんて不安もあって。
当日の前夜、午前1:00にも福島沿岸で震度5弱。緊急地震速報で起こされて・・・
でも、そんなこと言ってたら、いつまでもラチがあかないしなあ、
春山シーズンスタートだし!
ということで、まずは場所。
復興を願ってやっぱり福島、まずは足慣らしでお散歩コース、そのまま温泉。
で、一切経にしました。観光有料道路も利用して、近くにある定宿も利用して、
復興復興です。
気になるのは放射線量。福島市は1マイクロシーベルトくらい。
まあ、たばこ吸ってるし、国道脇の自宅で排ガス吸ってるし、車通勤してるし、
人並みに仕事のストレスあるし、この位の放射線量の影響は誤差範囲です。
へっちゃらです。
天気は朝から快晴。福島市の予想最高気温は30℃。要日焼け対策で、大汗かきそうな雰囲気です。
浄土平からの直登ルートは、火山ガス噴出のため閉鎖されています。
山頂へは酸が平小屋からルートとなります。小屋から稜線に上がると、
すっかり風が冷たくなって、素手がかじかむほど。ダウン着込んでた方も
いました!(着過ぎじゃない?)
山頂へ着くと、三角点もそこそこに、五色沼とご対面。自分の足で登ってきた
人だけが見ることができる女神です。
下りは、これも美しい鎌沼をゆっくり周回して浄土平へ。
なんだか物足りなくて、ザックを置いて吾妻小富士も一周してきました。
そのまま、定宿の温泉に一泊して、めでたしめでたしの帰宅です。
やっぱり山は良いです。停滞気分は完全払拭されました。
その他
アプローチの観光有料道路スカイラインの料金所へ着いたら、料金所の方が、
私が県外ナンバーなのを見て、宮城から来てくれたんですか、ありがとう、
って感謝されちゃって、びっくり。観光客が激減なんだそうです。
浄土平のレストハウスもこの時期の土曜なのに、車も観光バスもまばら。
お世話になった温泉旅館も、例年の半分以下だそうです。
旅館の玄関・駐車場でも放射線量の測定が入ったそうなのですが、
結果は0.1マイクロシーベルト以下だったそうです。全然問題無い数字です。
原発に苦しみ、風評被害に苦しみ、福島を応援しなきゃ、と思った山行でした。
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