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Yamareco

記録ID: 1153180
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

【三峯五禅頂の道А枌勃崘圭鼻錫ノ宿

2017年05月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:41
距離
34.5km
登り
1,829m
下り
1,821m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:27
休憩
4:13
合計
14:40
距離 34.5km 登り 1,829m 下り 1,840m
4:25
4
4:29
4:31
18
4:49
4:52
19
5:11
5:23
5
5:28
5:33
45
6:25
6:26
10
6:36
6:45
167
9:32
9:58
9
10:07
11:02
109
12:51
13:31
3
2077P
13:34
14:46
4
柳沢のコル
14:50
14:55
151
2077P
17:26
17:30
5
17:35
17:45
27
18:12
18:15
9
18:24
18:28
24
19:03
2
19:05
ゴール地点
これは池田正夫『全踏査 日光修験 三峯五禅頂の道』(随想舎 2009年刊行)の記述を辿るシリーズ山行です。
池田氏が踏査の手掛かりとされた主な古文書は以下の通り。
  冬峯『冬峯手鑑』
  華供峯『華供峯副大宿手日記』
  夏峯『補陀洛順峯入峯次第私記』
  五禅頂『禅頂先達秘密記(善如寺沙門大輪坊厳因)』
いづれも『日光市史史料編』を底本とされているようです。


男嶽之宿金剛堂発見に関する記事はこちら。
http://akanekopn.web.fc2.com/yama/sanyaken/sanyaken5.html
このサイトはイニシャルトークを常としているので名は伏せられていますが、増田宏氏がその著書『皇海山と足尾山塊』にて経緯を明示されています。岡田敏夫氏を中心とした方々が昭和62年に発見されました。
男嶽之宿金剛堂銅扉は金田峠の金剛堂銅扉とともに、現在は興雲律院にて保管されています。


shige-ponさんの宿堂坊山レコを参考にさせていただきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-890437.html
もうひとかた、0041さんが昨年歩かれたレコもとても参考になりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-902919.html
お礼申し上げます。


【通過した三角点】
3等「宿堂坊趾」1968.21m 是16 正常
  明治41年点の記「上都賀郡日光町大字日光字ナカマルガ嶽 俗稱宿堂坊趾
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ファイル
今回の山行のウェイポイントをまとめてみました。
(更新時刻:2017/06/04 21:04)
オオジシギのディスプレイ音で目を覚ました。
今朝は赤沼駐車場からスタート。
望む時間にバスが走っていないので、歩く。
2017年05月28日 04:23撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 4:23
オオジシギのディスプレイ音で目を覚ました。
今朝は赤沼駐車場からスタート。
望む時間にバスが走っていないので、歩く。
戦場ヶ原展望台を通過。
2017年05月28日 04:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 4:51
戦場ヶ原展望台を通過。
アオジくん。
2017年05月28日 05:05撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 5:05
アオジくん。
車道に出る。
弓張峠を通過。
2017年05月28日 05:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 5:29
車道に出る。
弓張峠を通過。
峠を越えてすぐのところにある、外山沢川の右岸を歩く登山道入口に入った。
2017年05月28日 05:31撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 5:31
峠を越えてすぐのところにある、外山沢川の右岸を歩く登山道入口に入った。
無駄なアップダウンだなあ、とは思いつつ。
手入れされたきれいな道が続く。
2017年05月28日 05:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 5:39
無駄なアップダウンだなあ、とは思いつつ。
手入れされたきれいな道が続く。
やがて車道に戻った。
2017年05月28日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 6:10
やがて車道に戻った。
半ば放置されている古い橋に、親柱が残っていた。
"外山橋"と書いてあった。
並走している現役の橋には"外山沢橋"との銘板があった。
2017年05月28日 06:12撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 6:12
半ば放置されている古い橋に、親柱が残っていた。
"外山橋"と書いてあった。
並走している現役の橋には"外山沢橋"との銘板があった。
西ノ湖入口BSから林道に入る。
雲がかかっているが、正面奥に見えるピークが宿堂坊山。
2017年05月28日 06:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 6:20
西ノ湖入口BSから林道に入る。
雲がかかっているが、正面奥に見えるピークが宿堂坊山。
西ノ湖まで2時間かかった。
歩行距離9km。
前宿堂坊山と宿堂坊山を望む。
前回訪れた行者ノ宿比定地を通って、ヤジノ沢から前宿堂坊を目指す。
2017年05月28日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 6:37
西ノ湖まで2時間かかった。
歩行距離9km。
前宿堂坊山と宿堂坊山を望む。
前回訪れた行者ノ宿比定地を通って、ヤジノ沢から前宿堂坊を目指す。
前宿堂坊の取付に到着。
(シリーズ山行Δ鮖仮箸靴討ださい)
赤沼駐車場からここまで3時間弱。歩行距離11km。
ここから今日の山行が始まる。
2017年05月28日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 7:16
前宿堂坊の取付に到着。
(シリーズ山行Δ鮖仮箸靴討ださい)
赤沼駐車場からここまで3時間弱。歩行距離11km。
ここから今日の山行が始まる。
取付の斜面を登り切り、前宿堂坊の東稜に入る。
2017年05月28日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 7:39
取付の斜面を登り切り、前宿堂坊の東稜に入る。
稜線ではゴヨウツツジが咲いていた。
山で見る白い花って本当にきれいだ。
2017年05月28日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
7
5/28 7:51
稜線ではゴヨウツツジが咲いていた。
山で見る白い花って本当にきれいだ。
尾根筋は少し藪めくが、左右に交わしながら簡単に歩けた。
そこそこに踏跡がある。
明瞭というわけでもないが、埋もれてもいない。
2017年05月28日 08:02撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 8:02
尾根筋は少し藪めくが、左右に交わしながら簡単に歩けた。
そこそこに踏跡がある。
明瞭というわけでもないが、埋もれてもいない。
「1644峰までは急登であるが、登りきると、三右衛門沢の氾濫原、西ノ湖と中禅寺湖北岸、その先の男体山が直線的に居並ぶ景観となる(p.222)」とあったのだが、現状は繁茂した樹木でほぼ眺望が無かった。
(1644峰という数字は古い地形図にも無いので、どこから出てきたのか分らない。1640mの等高線で囲まれた小ピークのことだと思う)
2017年05月28日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 8:05
「1644峰までは急登であるが、登りきると、三右衛門沢の氾濫原、西ノ湖と中禅寺湖北岸、その先の男体山が直線的に居並ぶ景観となる(p.222)」とあったのだが、現状は繁茂した樹木でほぼ眺望が無かった。
(1644峰という数字は古い地形図にも無いので、どこから出てきたのか分らない。1640mの等高線で囲まれた小ピークのことだと思う)
標高点1680mあたり、樹間から男体山が見えた。
2017年05月28日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 8:17
標高点1680mあたり、樹間から男体山が見えた。
小ピークごとに藪は濃くなるが、巻きながら歩ける。
2017年05月28日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 8:19
小ピークごとに藪は濃くなるが、巻きながら歩ける。
標高1740mあたりで足元が開けてくる。
始めは低かったササだが__
2017年05月28日 08:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 8:29
標高1740mあたりで足元が開けてくる。
始めは低かったササだが__
登るほどに上背を増す。
標高1800mあたりは腰高だった。
ひどい藪だと聞いていたけどこれくらいなら平気だな、などと高をくくっていたら__
2017年05月28日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 8:38
登るほどに上背を増す。
標高1800mあたりは腰高だった。
ひどい藪だと聞いていたけどこれくらいなら平気だな、などと高をくくっていたら__
肩まで埋まった。
ピーク周辺のみササは深かった。
2017年05月28日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 8:42
肩まで埋まった。
ピーク周辺のみササは深かった。
県境稜線上の小ピーク、前宿堂坊山に到着。
ピークに山名板は無く、2枚のプレートが掛かるのみ。
2017年05月28日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5
5/28 8:46
県境稜線上の小ピーク、前宿堂坊山に到着。
ピークに山名板は無く、2枚のプレートが掛かるのみ。
前宿堂坊山のピークは狭い円形である。
画像下端に御料局境界標石。
2017年05月28日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 8:51
前宿堂坊山のピークは狭い円形である。
画像下端に御料局境界標石。
「山頂点には御料局境界標石柱"界甲二四七"がある(p.224)」
2017年05月28日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 8:51
「山頂点には御料局境界標石柱"界甲二四七"がある(p.224)」
これら県境尾根のプレートを実見したのも今日が初めて。
どのプレートも釘止めされていることを知った。
2017年05月28日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 8:46
これら県境尾根のプレートを実見したのも今日が初めて。
どのプレートも釘止めされていることを知った。
前宿堂坊ピークから、枯木に登って撮った宿堂坊山。
『全踏査』掲載(p.224)の時より頂上の樹木が育っていて視界が悪く、ネギト沢のコルが見えない。
左に見える雪の残るピークが錫ヶ岳。
2017年05月28日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 8:55
前宿堂坊ピークから、枯木に登って撮った宿堂坊山。
『全踏査』掲載(p.224)の時より頂上の樹木が育っていて視界が悪く、ネギト沢のコルが見えない。
左に見える雪の残るピークが錫ヶ岳。
前宿堂坊から三俣山方面を望む。
雲を纏った皇海山。
2017年05月28日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 8:54
前宿堂坊から三俣山方面を望む。
雲を纏った皇海山。
同じく男体山方面を望む。
2017年05月28日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 8:55
同じく男体山方面を望む。
前宿堂坊山から三俣山への踏跡は明瞭だった。
2017年05月28日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 8:57
前宿堂坊山から三俣山への踏跡は明瞭だった。
宿堂坊山への踏跡。
荒れているのはこの前宿堂坊山ピークだけだったようだ。
宿堂坊山目指して出発。
いよいよ県境尾根を歩く。
2017年05月28日 08:58撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 8:58
宿堂坊山への踏跡。
荒れているのはこの前宿堂坊山ピークだけだったようだ。
宿堂坊山目指して出発。
いよいよ県境尾根を歩く。
宿堂坊山へ歩き始めると視界が開けてきた。
中禅寺湖。
2017年05月28日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 9:14
宿堂坊山へ歩き始めると視界が開けてきた。
中禅寺湖。
中禅寺湖南稜を同定してみる。
2017年05月28日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 9:16
中禅寺湖南稜を同定してみる。
前宿堂坊からの尾根歩きは快適だった。
プレートは乱打されていると言っていい。
2017年05月28日 09:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 9:29
前宿堂坊からの尾根歩きは快適だった。
プレートは乱打されていると言っていい。
あれよあれよという間にピークが見えてきて__
2017年05月28日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 9:31
あれよあれよという間にピークが見えてきて__
宿堂坊山に到着した。
『私記』の時代には"男嶽"と呼ばれたピークである。
2017年05月28日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 9:32
宿堂坊山に到着した。
『私記』の時代には"男嶽"と呼ばれたピークである。
宿堂坊山山頂。
新旧2つの三角点と石躰がある。
2017年05月28日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 9:55
宿堂坊山山頂。
新旧2つの三角点と石躰がある。
「宿堂坊山の山頂部には安山岩質の石躰が半身を埋めている。傍らの三等三角点との中間を掘り下げると地中約30センチの地層に微粒の木炭片が認められる(p.227)」

画像中央にある、笹を被った三角点程度の大きさの石が石躰だと思われる。
右が三等三角点「宿堂坊趾」
左が御料局三等三角点。
2017年05月28日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 9:35
「宿堂坊山の山頂部には安山岩質の石躰が半身を埋めている。傍らの三等三角点との中間を掘り下げると地中約30センチの地層に微粒の木炭片が認められる(p.227)」

画像中央にある、笹を被った三角点程度の大きさの石が石躰だと思われる。
右が三等三角点「宿堂坊趾」
左が御料局三等三角点。
石躰と三等三角点。
点名は宿堂坊趾だが、ここは宿跡ではない。
ネギト沢のコルが男嶽之宿となる。
2017年05月28日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 9:55
石躰と三等三角点。
点名は宿堂坊趾だが、ここは宿跡ではない。
ネギト沢のコルが男嶽之宿となる。
石躰。
2017年05月28日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 9:55
石躰。
正面と思われる方角はほぼ北向きになる。
正面の向く先には__
2017年05月28日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 9:38
正面と思われる方角はほぼ北向きになる。
正面の向く先には__
石躰を仰ぎ見るかのように、一段下がった棚状の広場がある。
「"治田の法儀"のために宿と山頂間を往還したことが推察される(p.227)」とはこの棚部で執り行われたのかなあ。
ここにも山名板が1枚ある。
2017年05月28日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 9:40
石躰を仰ぎ見るかのように、一段下がった棚状の広場がある。
「"治田の法儀"のために宿と山頂間を往還したことが推察される(p.227)」とはこの棚部で執り行われたのかなあ。
ここにも山名板が1枚ある。
棚部から石躰を望むと、こんな感じだ。
2017年05月28日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 9:40
棚部から石躰を望むと、こんな感じだ。
さて、御料局三角点の傍らに山名板やプレートがいくつもあった。
2017年05月28日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 9:33
さて、御料局三角点の傍らに山名板やプレートがいくつもあった。
写真でしか知らなかったプレートを、ようやく実見。
2017年05月28日 09:35撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5
5/28 9:35
写真でしか知らなかったプレートを、ようやく実見。
根方に2枚の山名板が落ちていた。
それぞれに味があって愛おしい。
2017年05月28日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 9:53
根方に2枚の山名板が落ちていた。
それぞれに味があって愛おしい。
ところで宿堂坊山は4Gが入った。
驚いた。
2017年05月28日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 9:48
ところで宿堂坊山は4Gが入った。
驚いた。
宿堂坊山から柳沢川に向かって東に延びる尾根があるのだが、それはこちら方向へ進むことになる。
今日はもう少し抖悒襦璽箸鮹って、2077pのちょっと先まで歩く。
2017年05月28日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 9:54
宿堂坊山から柳沢川に向かって東に延びる尾根があるのだが、それはこちら方向へ進むことになる。
今日はもう少し抖悒襦璽箸鮹って、2077pのちょっと先まで歩く。
まずは男嶽之宿へ。
山頂からネギト沢のコルまでの区間は、とにかくプレートが多かった。
まるで千社札だ。
2017年05月28日 09:58撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 9:58
まずは男嶽之宿へ。
山頂からネギト沢のコルまでの区間は、とにかくプレートが多かった。
まるで千社札だ。
あっという間にネギト沢のコルに着いてしまった。
足を踏み入れた途端に正面の金剛堂に気付いた。
(画像中央に金剛堂あり)
2017年05月28日 10:06撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 10:06
あっという間にネギト沢のコルに着いてしまった。
足を踏み入れた途端に正面の金剛堂に気付いた。
(画像中央に金剛堂あり)
男嶽之宿に遺る金剛堂。
87年に岡田敏夫氏・増田宏氏・朝倉氏によって発見された。
「その堂扉左面面の"弘治2丙辰6月日"なる年号は室町時代のそれであり、日光修験の全盛期に当たっている。この弘治2年(1556)は、後述する深山之宿の金剛堂の永正15年(1518)に次ぐものである(p.224)」
宿堂坊山のかつての呼び名だった"男嶽"の名がこの銅扉に刻まれていたことでここが男嶽之宿であったことが確定的になった。
三峯五禅頂の宿跡として宿名がほぼ断定できる、数少ない場所だ。
2017年05月28日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
6
5/28 10:08
男嶽之宿に遺る金剛堂。
87年に岡田敏夫氏・増田宏氏・朝倉氏によって発見された。
「その堂扉左面面の"弘治2丙辰6月日"なる年号は室町時代のそれであり、日光修験の全盛期に当たっている。この弘治2年(1556)は、後述する深山之宿の金剛堂の永正15年(1518)に次ぐものである(p.224)」
宿堂坊山のかつての呼び名だった"男嶽"の名がこの銅扉に刻まれていたことでここが男嶽之宿であったことが確定的になった。
三峯五禅頂の宿跡として宿名がほぼ断定できる、数少ない場所だ。
銅扉は里に下され、その後レプリカがここに嵌めこまれたそうだが、レプリカ扉はもう失われていた。
扉の挿し挟まっていたホゾ穴が4つ残る。
2017年05月28日 10:10撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 10:10
銅扉は里に下され、その後レプリカがここに嵌めこまれたそうだが、レプリカ扉はもう失われていた。
扉の挿し挟まっていたホゾ穴が4つ残る。
「金剛堂の屋根が切妻なのは数少ない。その多くは寄棟であり、入母屋がそれに続く(p.226)」
造形に動かしようのない古格があった。
2017年05月28日 10:10撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
4
5/28 10:10
「金剛堂の屋根が切妻なのは数少ない。その多くは寄棟であり、入母屋がそれに続く(p.226)」
造形に動かしようのない古格があった。
現状、金剛堂は枯れた大きな木株の袂にある。
往時の風景が見えるような気がした。
2017年05月28日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 10:12
現状、金剛堂は枯れた大きな木株の袂にある。
往時の風景が見えるような気がした。
男嶽之宿全景。
「ネギト=禰宜処」という説は納得できる。
2017年05月28日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 10:12
男嶽之宿全景。
「ネギト=禰宜処」という説は納得できる。
金剛堂と正面の広場。
2017年05月28日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 10:11
金剛堂と正面の広場。
建物を建てるだけの十分な広さがある。
西から東を向いて撮影しているので、右手の土手は南側である。
2017年05月28日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 10:28
建物を建てるだけの十分な広さがある。
西から東を向いて撮影しているので、右手の土手は南側である。
225頁に写真の掲載されている"男嶽之宿の礎石"をけっこう探したのだが、それは叶わなかった。
2017年05月28日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 10:28
225頁に写真の掲載されている"男嶽之宿の礎石"をけっこう探したのだが、それは叶わなかった。
さて、このコルには水場を示す標識がたくさん打ち付けてあった。
『私記』に男嶽之宿の閼伽についての記載はない。
当時でもあまりにもよく知られた情報だったのかもしれない。
2017年05月28日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 10:07
さて、このコルには水場を示す標識がたくさん打ち付けてあった。
『私記』に男嶽之宿の閼伽についての記載はない。
当時でもあまりにもよく知られた情報だったのかもしれない。
標識を追って栃木側の谷へ下る。
途中から踏跡がはっきりしてくる。
2017年05月28日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 10:33
標識を追って栃木側の谷へ下る。
途中から踏跡がはっきりしてくる。
ネギト沢の水場。
この日は雪解け水が混じり、水量が多かった。
平時はこのポイントよりも下流まで下るかもしれない。
2017年05月28日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
3
5/28 10:39
ネギト沢の水場。
この日は雪解け水が混じり、水量が多かった。
平時はこのポイントよりも下流まで下るかもしれない。
雪解け水だな、これは。
2017年05月28日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 10:41
雪解け水だな、これは。
採水したポイントのすぐ下で、沢筋が3本合流している。
年間を通して採水しやすそうだった。
2017年05月28日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 10:39
採水したポイントのすぐ下で、沢筋が3本合流している。
年間を通して採水しやすそうだった。
男嶽之宿跡から北を望む。
白根・白桧・ 白根隠が見える。
2017年05月28日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 10:07
男嶽之宿跡から北を望む。
白根・白桧・ 白根隠が見える。
南を望めば皇海山も見えた。
さて、次は荷鞍沢の頭を越えて2077pを目指す。
2017年05月28日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 10:17
南を望めば皇海山も見えた。
さて、次は荷鞍沢の頭を越えて2077pを目指す。
1991p通過。
2017年05月28日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 11:25
1991p通過。
白錫尾根が見渡せるようになってきた。
2017年05月28日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 11:40
白錫尾根が見渡せるようになってきた。
日光連山も。
2017年05月28日 11:41撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 11:41
日光連山も。
歩きやすい尾根を進むと__
2017年05月28日 11:44撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 11:44
歩きやすい尾根を進むと__
荷鞍尾根の頭に到着。
ここで昼食を摂った。
2017年05月28日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 11:45
荷鞍尾根の頭に到着。
ここで昼食を摂った。
最終的に池田さんは、錫ノ宿を2077p北側の鞍部と比定されているのだが、その他の候補地としてこの尾根筋に存在する3か所の水場を『全踏査』のp.230〜231に挙げている。
水場は荷鞍尾根ノ頭〜2077pの間の3か所の鞍部にあり、いずれも群馬側とのことだが、確認することは割愛した。
稜線から覗き込むくらいでは分からなかったのだ。
2017年05月28日 12:13撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:13
最終的に池田さんは、錫ノ宿を2077p北側の鞍部と比定されているのだが、その他の候補地としてこの尾根筋に存在する3か所の水場を『全踏査』のp.230〜231に挙げている。
水場は荷鞍尾根ノ頭〜2077pの間の3か所の鞍部にあり、いずれも群馬側とのことだが、確認することは割愛した。
稜線から覗き込むくらいでは分からなかったのだ。
標高2060m級の小ピークは道を間違えやすいかも知れない。
三林班沢の方に下りる尾根がある。
2017年05月28日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:16
標高2060m級の小ピークは道を間違えやすいかも知れない。
三林班沢の方に下りる尾根がある。
2060Pのにあった界甲二八五標石。
2017年05月28日 12:16撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:16
2060Pのにあった界甲二八五標石。
県境尾根から奥日光を望む。
身震いした。
2017年05月28日 12:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:20
県境尾根から奥日光を望む。
身震いした。
アップダウンは続く。
2017年05月28日 12:32撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 12:32
アップダウンは続く。
目に入る風景を同定してみた。
2017年05月28日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:35
目に入る風景を同定してみた。
2077pがはっきり見えてきた。
だが__
2017年05月28日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 12:46
2077pがはっきり見えてきた。
だが__
近づくにつれ尾根は荒れてくる。
右往左往しながら踏跡も続く。
2017年05月28日 12:47撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 12:47
近づくにつれ尾根は荒れてくる。
右往左往しながら踏跡も続く。
中禅寺湖以西を歩くのは、三峯五禅頂を通して夏峯だけなのだがが、こうしてこれから歩く抖慙が一望できたというのも、心中複雑だったのだろうか。
激しすぎて廃れたルートだったわけだし。
2017年05月28日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:48
中禅寺湖以西を歩くのは、三峯五禅頂を通して夏峯だけなのだがが、こうしてこれから歩く抖慙が一望できたというのも、心中複雑だったのだろうか。
激しすぎて廃れたルートだったわけだし。
合峰と鳴虫が見えた。
2017年05月28日 12:49撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:49
合峰と鳴虫が見えた。
最後は藪をくぐりながら進んだ。
奥に標石が見える__
2017年05月28日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:51
最後は藪をくぐりながら進んだ。
奥に標石が見える__
界甲二八七だった。
藪から顔を上げて立ち上がったら__
2017年05月28日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:53
界甲二八七だった。
藪から顔を上げて立ち上がったら__
そこは2077pだった。
そして__
2017年05月28日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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そこは2077pだった。
そして__
絶景が広がっていた。
同定してみる。
2017年05月28日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:56
絶景が広がっていた。
同定してみる。
まだ知らぬ群馬の山々を同定。
2017年05月28日 14:49撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:49
まだ知らぬ群馬の山々を同定。
赤城山。
2017年05月28日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:14
赤城山。
皇海と赤城山。
宿堂坊は手前の山塊に隠れて見えない。
2017年05月28日 12:57撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:57
皇海と赤城山。
宿堂坊は手前の山塊に隠れて見えない。
榛名山。
2017年05月28日 14:50撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:50
榛名山。
武尊方面。
武尊山頂は微妙に隠れている。
雲の向こうに苗場や妙高が見えるはず。
2017年05月28日 12:58撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 12:58
武尊方面。
武尊山頂は微妙に隠れている。
雲の向こうに苗場や妙高が見えるはず。
本白根・横手山。
2017年05月28日 14:50撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:50
本白根・横手山。
こういう、広がる谷を見下ろす風景が好きだ。
2017年05月28日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:05
こういう、広がる谷を見下ろす風景が好きだ。
「"夫ヨリ御嶽ヘハ遥也"という表現は、展望の開けた2077峰に身を置いてこそ生まれる仰望観といえる(p.230)」という池田さんの文章が沁みる。
美しく、遠い。
2017年05月28日 13:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:29
「"夫ヨリ御嶽ヘハ遥也"という表現は、展望の開けた2077峰に身を置いてこそ生まれる仰望観といえる(p.230)」という池田さんの文章が沁みる。
美しく、遠い。
「2077峰には御料局境界標石柱"界甲二八八"が埋まる(p.230)」
とあるので、しゃがみこんで探した。
2017年05月28日 13:06撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:06
「2077峰には御料局境界標石柱"界甲二八八"が埋まる(p.230)」
とあるので、しゃがみこんで探した。
界甲二八八を見つける。
では、錫ノ宿に向かおう。
2017年05月28日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:08
界甲二八八を見つける。
では、錫ノ宿に向かおう。
2077p付近の藪を抜けて県境稜線を北へ向かう。
2017年05月28日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:19
2077p付近の藪を抜けて県境稜線を北へ向かう。
2077p北側の鞍部は、2077pから距離にして100mもない。
錫ノ宿比定地である。
2017年05月28日 13:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:37
2077p北側の鞍部は、2077pから距離にして100mもない。
錫ノ宿比定地である。
「この付近は北緯36度45分28.5秒、東経139度21分27.7秒を指している(p.230)」との表現があるが、これは日本測地系に基づく経緯度である。
この座標を世界測地系に変換すると北緯36度45分39.65秒 東経139度21分16.05秒になるのだが、この座標は鞍部から距離30m程度北に進んでおり、鞍部の底部から一段高い。
そこが棚部なのかどうかは積雪で確認できなかった。
2017年05月28日 13:44撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 13:44
「この付近は北緯36度45分28.5秒、東経139度21分27.7秒を指している(p.230)」との表現があるが、これは日本測地系に基づく経緯度である。
この座標を世界測地系に変換すると北緯36度45分39.65秒 東経139度21分16.05秒になるのだが、この座標は鞍部から距離30m程度北に進んでおり、鞍部の底部から一段高い。
そこが棚部なのかどうかは積雪で確認できなかった。
さて、閼伽を探す。
「"閼伽左二在リ"とする指摘通り、水場は上野国側にある。上野国側に谷間を約百五十メートル程急降下する。中腹から出水があり、小さな流れが始まっている。上野国側には三重泉沢の支流になる三林班沢が深く入り込んでいる。水場はその源頭部の一つである(p.230)」とあるので、地形図であたりを付けてそのあたりに下りてみた。
2017年05月28日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:51
さて、閼伽を探す。
「"閼伽左二在リ"とする指摘通り、水場は上野国側にある。上野国側に谷間を約百五十メートル程急降下する。中腹から出水があり、小さな流れが始まっている。上野国側には三重泉沢の支流になる三林班沢が深く入り込んでいる。水場はその源頭部の一つである(p.230)」とあるので、地形図であたりを付けてそのあたりに下りてみた。
下ると出水が認められた。
2017年05月28日 13:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 13:52
下ると出水が認められた。
前日まで雨が続いたが、ここは表土もめくれていて、常時湧水している感じがした。
この地点から下流は積雪があって、夏季の状況が分からない。
2017年05月28日 13:54撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 13:54
前日まで雨が続いたが、ここは表土もめくれていて、常時湧水している感じがした。
この地点から下流は積雪があって、夏季の状況が分からない。
小さく力強い流れは岩の表面を舐めるように下っている。
汲みやすい場所がなかったので、シェラカップを直接擦りつけて取水した。若干濁っているが飲めた。
ここが池田さんの比定された閼伽だろう。
2017年05月28日 14:01撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:01
小さく力強い流れは岩の表面を舐めるように下っている。
汲みやすい場所がなかったので、シェラカップを直接擦りつけて取水した。若干濁っているが飲めた。
ここが池田さんの比定された閼伽だろう。
コルに戻った。
栃木側に"柳沢水場"と呼ばれる水場があると聞くのだが、情報がとても少ない。
かつては水場の標識もあったそうだが、見つからなかった。
踏跡も分らず、北斜面を適当に下る。
2017年05月28日 14:14撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:14
コルに戻った。
栃木側に"柳沢水場"と呼ばれる水場があると聞くのだが、情報がとても少ない。
かつては水場の標識もあったそうだが、見つからなかった。
踏跡も分らず、北斜面を適当に下る。
下ると柳沢の源頭部から水音が聞こえた。
谷の中を雪解け水が流れている。
湧水地点があるのか、雪渓を上流に登ってみた。
2017年05月28日 14:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 14:20
下ると柳沢の源頭部から水音が聞こえた。
谷の中を雪解け水が流れている。
湧水地点があるのか、雪渓を上流に登ってみた。
枝沢の付け根に人間のものと思われる踏跡があった。
2017年05月28日 14:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:29
枝沢の付け根に人間のものと思われる踏跡があった。
枝沢出合の空洞から勢いよく水が流れているが、雪解け水のようだ。ここから上流の水量は極端に落ちた。
結局、湧水地点は分らなかった。

【これ以上のことはこの時は分らなかったが、次回ここを訪れたときに水場は見つけてあるのでそれを参照されたい】
2017年05月28日 14:27撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:27
枝沢出合の空洞から勢いよく水が流れているが、雪解け水のようだ。ここから上流の水量は極端に落ちた。
結局、湧水地点は分らなかった。

【これ以上のことはこの時は分らなかったが、次回ここを訪れたときに水場は見つけてあるのでそれを参照されたい】
2077Pまで登り返して、柳沢左岸の尾根を下った。
マーキングはあったが、県境尾根と比べてその数は極端に落ちる。
踏跡もよく分からない。読図で下る。
2017年05月28日 14:59撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 14:59
2077Pまで登り返して、柳沢左岸の尾根を下った。
マーキングはあったが、県境尾根と比べてその数は極端に落ちる。
踏跡もよく分からない。読図で下る。
下りながら、森の切れ目で中禅寺湖を望む。
2017年05月28日 15:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:04
下りながら、森の切れ目で中禅寺湖を望む。
標高1980mあたりから尾根を乗り換えて南へ折れる。
マーキングはある。
このあたりの人の踏跡はほぼ消失していて、一面ササが繁茂していた。
2017年05月28日 15:11撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:11
標高1980mあたりから尾根を乗り換えて南へ折れる。
マーキングはある。
このあたりの人の踏跡はほぼ消失していて、一面ササが繁茂していた。
飛び飛びに打たれたマーキングを撮影。
たまに踏跡が現れる。
シカちゃんたちが踏んでくれているのかなあ。
2017年05月28日 15:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 15:20
飛び飛びに打たれたマーキングを撮影。
たまに踏跡が現れる。
シカちゃんたちが踏んでくれているのかなあ。
気付けば錫が離れていく。
2017年05月28日 15:31撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 15:31
気付けば錫が離れていく。
1874pは倒木の巣だった。
馬鹿正直に踏んだが、巻いた方が賢明だと思う。
2017年05月28日 15:34撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:34
1874pは倒木の巣だった。
馬鹿正直に踏んだが、巻いた方が賢明だと思う。
1874pのすぐ北、標高1800mあたりの平坦地。
マーキングはあったが、どこを下るか分かりにくい。
2017年05月28日 15:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 15:40
1874pのすぐ北、標高1800mあたりの平坦地。
マーキングはあったが、どこを下るか分かりにくい。
振り返って、平坦地から1874pを見上げてみる。
下ってから気づいたが、踏跡は1874pを巻いて画像にあるマーキングの位置から右へ登っているようだ。
平坦地のすぐ下に、ごくごく小さい湧水が何か所かあった。
2017年05月28日 15:38撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 15:38
振り返って、平坦地から1874pを見上げてみる。
下ってから気づいたが、踏跡は1874pを巻いて画像にあるマーキングの位置から右へ登っているようだ。
平坦地のすぐ下に、ごくごく小さい湧水が何か所かあった。
柳沢林道終点に出た。少しだけここを歩く。
2017年05月28日 15:45撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:45
柳沢林道終点に出た。少しだけここを歩く。
100mと少し歩いたところで林道は途切れていた。
この地点から北へ延びる小曾根に乗った。
取付には古びたマーキングがあった。
2017年05月28日 15:49撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:49
100mと少し歩いたところで林道は途切れていた。
この地点から北へ延びる小曾根に乗った。
取付には古びたマーキングがあった。
小曾根を下りだすが__
2017年05月28日 15:49撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:49
小曾根を下りだすが__
尾根筋のド藪にぶち当たる。
西に広がる平坦な斜面へ下り、大きく巻下ってしまった。
【次回の山行で分かるが、この藪はごく短かく、小さく巻くだけで道はあった】
2017年05月28日 15:53撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 15:53
尾根筋のド藪にぶち当たる。
西に広がる平坦な斜面へ下り、大きく巻下ってしまった。
【次回の山行で分かるが、この藪はごく短かく、小さく巻くだけで道はあった】
巻きながら小曾根を撮影。
2017年05月28日 15:56撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 15:56
巻きながら小曾根を撮影。
10分ほど巻いて尾根筋に復帰。
しばらく明瞭な踏跡を歩く。
2017年05月28日 16:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 16:04
10分ほど巻いて尾根筋に復帰。
しばらく明瞭な踏跡を歩く。
1660mあたりで尾根が広がり、尾根筋の分かりにくい平坦地に入る。
画像右端の尾根を下りて来た。
末端部にいくつかビニールテープのマーキングがあったが、踏跡は分かりにくかった。
2017年05月28日 16:18撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 16:18
1660mあたりで尾根が広がり、尾根筋の分かりにくい平坦地に入る。
画像右端の尾根を下りて来た。
末端部にいくつかビニールテープのマーキングがあったが、踏跡は分かりにくかった。
なだらかで複雑な地形を下り、1542pを通過。
2017年05月28日 16:36撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 16:36
なだらかで複雑な地形を下り、1542pを通過。
1542pを下れば赤岩滝への登山道と合流する。
画像右の凹みが登山道の道型。
中央が1542pの丘陵。
2017年05月28日 16:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 16:39
1542pを下れば赤岩滝への登山道と合流する。
画像右の凹みが登山道の道型。
中央が1542pの丘陵。
あとは登山道を下る。
2017年05月28日 16:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 16:46
あとは登山道を下る。
柳沢の徒渉ポイントはこの日水量が意外に多く、やや難儀。
渡ればあとは、林道歩きだ。
2017年05月28日 16:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 16:52
柳沢の徒渉ポイントはこの日水量が意外に多く、やや難儀。
渡ればあとは、林道歩きだ。
宿堂坊山東尾根の取付はここだろうか?
1802pをまっすぐ東へ下りて来た地点。
画像右端の変な木が目印になるかも。
2017年05月28日 17:16撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 17:16
宿堂坊山東尾根の取付はここだろうか?
1802pをまっすぐ東へ下りて来た地点。
画像右端の変な木が目印になるかも。
ここから柳沢に向かって進めば、レコでよく見る堰堤があった。
宿堂坊山がすぐそこに見える。
2017年05月28日 17:17撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
2
5/28 17:17
ここから柳沢に向かって進めば、レコでよく見る堰堤があった。
宿堂坊山がすぐそこに見える。
赤岩分岐の尾根先に、坑道跡みたいなものを見つけてしまった。
なにかの基部だったろう大きなコンクリート塊が残っている。
その真上に見える窪地に立ち寄ってみた。
2017年05月28日 17:28撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
5/28 17:28
赤岩分岐の尾根先に、坑道跡みたいなものを見つけてしまった。
なにかの基部だったろう大きなコンクリート塊が残っている。
その真上に見える窪地に立ち寄ってみた。
竪坑っぽい穴を撮影。
岩の向こうに横穴が繋がってるなあ。
2017年05月28日 17:27撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 17:27
竪坑っぽい穴を撮影。
岩の向こうに横穴が繋がってるなあ。
反対側に回り込んで横穴?を撮ってみた。
2017年05月28日 17:29撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 17:29
反対側に回り込んで横穴?を撮ってみた。
尾根先全景。
ここは3等三角点「千手山」の直下にあたり、さらに登ると大岳に至る尾根だ。
2017年05月28日 17:30撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1
5/28 17:30
尾根先全景。
ここは3等三角点「千手山」の直下にあたり、さらに登ると大岳に至る尾根だ。
西ノ湖入口BSに着いたが、バスの最終はとっくに終わっていた。
ジョギングシューズにチェンジして赤沼まで歩く。
2017年05月28日 17:44撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 17:44
西ノ湖入口BSに着いたが、バスの最終はとっくに終わっていた。
ジョギングシューズにチェンジして赤沼まで歩く。
もう日の落ちる田代ヶ原を通過。
2017年05月28日 18:25撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 18:25
もう日の落ちる田代ヶ原を通過。
小真名子の反射板がよく見える。
2017年05月28日 18:26撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 18:26
小真名子の反射板がよく見える。
外山と白根隠。
2017年05月28日 18:31撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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5/28 18:31
外山と白根隠。
1時間20分ほどで赤沼駐車場に到着。
なんとかヘッデンを使わずに済んだ。
2017年05月28日 19:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1時間20分ほどで赤沼駐車場に到着。
なんとかヘッデンを使わずに済んだ。
撮影機器:

装備

個人装備
ガーミン/オレゴン600にてログ取得 パワーロープ6mm/30m アプローチシューズ

感想

憧れの県境尾根に行ってまいりました。
遠かった、面白かった、まだボーッとしてる。
そんな感じです。

帰宅後、情報の少ない柳沢水場に関して何人かの友人から力添えをいただきました。とくに某友人を通して得たBさんの知見に心から感謝します。
次回もう一度柳沢水場を探してみようと思います。

【この山行記録は2018.9.19に改稿しました】

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コメント

楽しかったです(^^)
県境尾根にとうとうきましたね!!

自分も未踏なので、後追いさせていただきます。友人Bさん素晴らしい方です(^^)今後山行ご一緒できたら、県境尾根を歩きたいですね👍👍
2017/6/4 21:43
Re: 楽しかったです(^^)
タカさん、今回はお世話になりました。
水場に関しては記事を書くことに抵抗も感じていたのですが、
おかげさまでこのような形にしました。

県境尾根にはさー、なぜか鍋がたくさん捨ててありました。
体力に負けて荷を軽くしていった、
いろんなヤツらの夢の跡だと思うのですが、
「鍋、現地調達で縦走してみようかなあ…」
などと思っちゃいました。
みんなステン製の重そうなやつばっかだったけどね!
2017/6/4 22:12
ますます尊敬します!
熊にあわず、なによりでした。

いつも記録に驚かされておりますが、今回はよりいっそう
「ええーっ、歩いたのですかっ!」と、尊敬するばかりです。

次回の錫ヶ岳行道(というのでしょうか?)も、
楽しみにしております!

なんか、元気が出ます。
ありがとうございます。
2017/6/4 21:55
Re: ますます尊敬します!
クマ、まだ見たことがないんですよ。
那須方面で(白笹と黒滝山で)自分のすぐ近くに気配を感じたことはあるのですが…。
いつもひとりで「ヒューッ」とか「ほーい」とか声を上げてるんで、彼らにドン引きされてるんだと思います。
早く仲間に入れてほしいです。

思ってたよりも、やはり遠い場所でした。
このシリーズの場合、抖悒襦璽箸汎韻弦堋で歩かないと意味がないと思っているので、次回は今回の下山ルートを登り返すことになるのですが、
「テン泊装備で、あれ歩く?」という心の声が聞こえます。
錫ヶ岳登頂予定日も平日なんで、早朝のバス便が無いのですよ
;つД`)
でも楽しいですね、こんな場所は!!
2017/6/4 22:32
三峯五禅頂
たそがれオヤジと申します。
いきなりのコメントで恐縮です。thoughtmayさんのこのシリーズを拝見し、い涼礇量敲燭寮蘋宿の金剛堂の件、ちょっと気になったものですから、コメントさせていただきました。
私はさしてその筋に強い興味を持っているわけでもないのですが、池田正夫氏の本は読んだこともありますし、意識して歩いたこともあります。ただ、さほどに熱が入らないだけのことなのですが…。
私のことはさておき、私のブロ友のぶなじろうさんがその筋の方で、千泉宿の金剛堂を探されていて、たまたま、私が見つけた茶ノ木平の石祠のネット記事がありますよと、昨年、紹介いたした。私自身が確認したわけではありません。
昨日、ぶなじろうさんが行かれたようですが、その記事がhttps://blogs.yahoo.co.jp/waikazu/40564702.html
として出ています。
真偽のほどは定かではありませんが、少しはthoughtmayさんの参考になるかなと思いまして。

しかしながら、thoughtmayさんもtaka0129さん同様に、すごいお歩きをされていらっしゃるようですね。コメントをいれるのも気恥ずかしいレベルですから、せめて楽しみに読ませていただくことにいたします。
2017/6/4 22:43
Re: 三峯五禅頂
たそがれオヤジさん、はじめまして。
ヤマ歩きを計画するたびにブログを拝見させていただいているような気がします。
驚き、恐縮するとともに、また光栄です。

ぶなじろうさんの記事、早速拝見しました。
碑伝で見当をつけるとは気づきませんでした。
ぶなじろうさんの写真を見ると、その場所の見当はすぐにつきますが、『全踏査』を読んでイメージしていた場所とは離れているので、ちょっと驚いています。
ミズナラの根方のように見えますが、池田氏が見た木そのものではないような印象を持ちました。
祠の形状も気になります。

時間を見つけてぜひ実見したいと思います。
情報に感謝感謝です。
ありがとうございます。
2017/6/4 23:01
お疲れ様でした。
水場の件、お力になれず申し訳ありません。追加で情報入手できたらメールさせて頂きます。

自分も久しぶりに宿堂坊山に登りに行こうと決心しました。実は今日にでも行こうかと思っていたのですが、直前の場所変更はやっぱりあまり宜しくないと思いまして予定通り日光表連山縦走してきました。再来週、天気がよければ決行します!

しかし35kmっすか。まじすごいです。
次回の錫ヶ岳も楽しみにしています!
2017/6/4 22:46
Re: お疲れ様でした。
こんばんは〜。
突然の不躾な質問だったと恐縮しております。
でもヤマをめぐる話がちょっと聞けて、嬉しかったです。
なにか情報ありましたらよろしくお願いいたします。

縦走されましたか、これは楽しみだなあ (レコが)
県境尾根に接するところは、皆独特の雰囲気を持っていますね。
僕も大好きな場所になってしまいました。
6月になれば土日は早朝のバス便があるみたいですけど、
okushiraneさんのアプローチだとやっぱり全部歩かれるのかな?
き、気になります〜(笑)

しみじみ思いますが、35kmも歩いたのですねえ。
下山した次の朝、体脂肪が8%を切ってましたもん!
(;'∀')
2017/6/4 23:26
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