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Yamareco

記録ID: 1185507
全員に公開
ハイキング
奥秩父

剣ヶ峰・大烏山・小烏山(マニアックな方に贈る奥秩父の小物を巡る旅)

2017年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:44
距離
16.5km
登り
1,129m
下り
1,642m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
1:32
合計
7:41
7:23
7:23
35
7:58
8:12
62
9:14
9:14
44
9:58
9:58
25
10:23
11:04
7
11:11
11:11
25
11:36
11:47
61
12:54
13:02
60
14:02
14:16
24
14:40
14:40
0
14:40
ゴール地点
天候 ■剣ヶ峰 07:58 くもり 14℃ 無風
■大烏山 10:23 くもり 14℃ 風速2〜3m(体感)
■小烏山 14:02 くもり 16℃ 無風
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2台の自家用車を使用。一台を県道の杣口三号橋近くの路肩にデポ。もう一台で鶏冠山林道(西側)の起点へ。起点も路肩駐車。
コース状況/
危険箇所等
○剣ヶ峰
 正規の登山道はありませんが、剣ヶ峰の南側の鶏冠山林道(西側)の右側に数本のリボンが巻き付けられている場所があり。そこから登れます。

○黒金山徳和林道
 崩落個所あり。通行には注意が必要です。

○大烏山・雛岩
 それなりに、標識やリボンがあります。黒金山徳和林道からは、標識があるので、それを目印に。雛岩は、ルートから外れた場所にあります。「雛岩ノ頭」の目印が見えたら、西に50m。

○小烏山
 完全バリルートですが、単体で攻めるのなら、森林100選の看板のところからだと思います。沢づたいに登っていき、山頂北側の鞍部から攻めます。小烏山の西側は岩場になっており、登れません。
北奥千丈岳から大烏山までのダウンヒルを考えていたが、大弛峠はこの通りの雨。標高2200m以上は暑い雨雲が覆っていた。初っ端から、出鼻をくじかれる。
2017年07月02日 05:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 5:49
北奥千丈岳から大烏山までのダウンヒルを考えていたが、大弛峠はこの通りの雨。標高2200m以上は暑い雨雲が覆っていた。初っ端から、出鼻をくじかれる。
車で峠を降り、標高を下げると視界が効く。甲府盆地は昨日の雨の影響でガスガス。本日の登山は、1200〜2200mの範囲がよさそうだ。急きょ、そのエリアの冒険を開始する。
2017年07月02日 06:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 6:40
車で峠を降り、標高を下げると視界が効く。甲府盆地は昨日の雨の影響でガスガス。本日の登山は、1200〜2200mの範囲がよさそうだ。急きょ、そのエリアの冒険を開始する。
鶏冠山林道(右)のゲートを超えて、未踏峰の剣ヶ峰を目指す。左は大弛峠へと続く川上牧丘林道。
2017年07月02日 06:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 6:56
鶏冠山林道(右)のゲートを超えて、未踏峰の剣ヶ峰を目指す。左は大弛峠へと続く川上牧丘林道。
剣ヶ峰を巻くように鶏冠山林道があるが、どこが登山口がわからない。
2017年07月02日 07:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 7:29
剣ヶ峰を巻くように鶏冠山林道があるが、どこが登山口がわからない。
北側の最短から剣ヶ峰を攻めることにした。
2017年07月02日 07:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 7:41
北側の最短から剣ヶ峰を攻めることにした。
踏跡っぼいルートを辿っていく。あとでわかったがこれは獣道にすぎなかった。リボンなどない。
2017年07月02日 07:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 7:41
踏跡っぼいルートを辿っていく。あとでわかったがこれは獣道にすぎなかった。リボンなどない。
シラビソの幼木に苦労しつつ、剣ヶ峰山頂近くにいくと、赤リボンがあった。南側の唐松とクマザサのルートが正解だったようだ。写真はないが、剣ヶ峰の南の林道脇にたくさんリボンが付いていた場所があった。そこが登山口のよう(地名データ登録済)。
2017年07月02日 07:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 7:57
シラビソの幼木に苦労しつつ、剣ヶ峰山頂近くにいくと、赤リボンがあった。南側の唐松とクマザサのルートが正解だったようだ。写真はないが、剣ヶ峰の南の林道脇にたくさんリボンが付いていた場所があった。そこが登山口のよう(地名データ登録済)。
剣ヶ峰山頂。雰囲気はよいが、展望なし。山梨県全図には必ずでてくる場所だが、三角点は見当たらなかった。
2017年07月02日 07:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 7:58
剣ヶ峰山頂。雰囲気はよいが、展望なし。山梨県全図には必ずでてくる場所だが、三角点は見当たらなかった。
剣ヶ峰から次なる目的地の大烏山をめざすため、黒金山徳和林道へショートカット。こちらにも途中までリボンあり(南側に通じている模様)。リボンルートから外れて、東側のバリルートへ。
2017年07月02日 08:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 8:19
剣ヶ峰から次なる目的地の大烏山をめざすため、黒金山徳和林道へショートカット。こちらにも途中までリボンあり(南側に通じている模様)。リボンルートから外れて、東側のバリルートへ。
ところが、それが仇となり、最後はこのような崖!! 降りれない!! 剣ヶ峰の東側はほとんどこのような場所になっているため、要注意!!
2017年07月02日 08:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 8:53
ところが、それが仇となり、最後はこのような崖!! 降りれない!! 剣ヶ峰の東側はほとんどこのような場所になっているため、要注意!!
崩落して降りれそうな場所を見つけて、そこから無事生還。ここは歩いただけで落石しまくりの危険箇所(汗)。
2017年07月02日 08:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 8:57
崩落して降りれそうな場所を見つけて、そこから無事生還。ここは歩いただけで落石しまくりの危険箇所(汗)。
黒金山徳和林道は、落石で荒れている。落石回避のためできるだけ、右側を歩く。
2017年07月02日 09:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:04
黒金山徳和林道は、落石で荒れている。落石回避のためできるだけ、右側を歩く。
すると、ここで最大のピンチ!! 黒金山徳和林道の崩落。ここでこの冒険も終わりか・・・ (なんとか左のブロック経由で回避。崩落下側からは最後登れないと判断)
2017年07月02日 09:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:07
すると、ここで最大のピンチ!! 黒金山徳和林道の崩落。ここでこの冒険も終わりか・・・ (なんとか左のブロック経由で回避。崩落下側からは最後登れないと判断)
仙丈橋を通過。
2017年07月02日 09:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:13
仙丈橋を通過。
シロバナノヘビイチゴ? たくさん林道にさいていた。ちょっと、一息。
2017年07月02日 09:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:26
シロバナノヘビイチゴ? たくさん林道にさいていた。ちょっと、一息。
林道から初めての眺望。毛無山(左)と七面山方面。
2017年07月02日 09:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:52
林道から初めての眺望。毛無山(左)と七面山方面。
正面に富士山が見えてくる。
2017年07月02日 09:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:55
正面に富士山が見えてくる。
山開きしたばかりの富士山。予報と違って、なんとか天気がもっている。下界は相変わらずのガス。
2017年07月02日 09:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 9:44
山開きしたばかりの富士山。予報と違って、なんとか天気がもっている。下界は相変わらずのガス。
黒金山徳和林道と烏ノ尾根の交差場所。林道のすこし上にこのような表示あり。
2017年07月02日 10:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 10:05
黒金山徳和林道と烏ノ尾根の交差場所。林道のすこし上にこのような表示あり。
ここからは、尊敬するKazuhagiさんのレコと地図プリが頼り。レコにあった通り、クマザサがうるさい箇所もあり。
2017年07月02日 10:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 10:15
ここからは、尊敬するKazuhagiさんのレコと地図プリが頼り。レコにあった通り、クマザサがうるさい箇所もあり。
ようやく、正面に大烏山が見えてくる。逆光で見にくいが、その奥には富士山。
2017年07月02日 10:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 10:19
ようやく、正面に大烏山が見えてくる。逆光で見にくいが、その奥には富士山。
大烏山山頂!!
2017年07月02日 10:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 10:24
大烏山山頂!!
南アルプス方面がよく見える。
2017年07月02日 10:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 10:25
南アルプス方面がよく見える。
ここで、regさんの大烏茶漬け。烏龍茶仕様。
2017年07月02日 10:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 10:36
ここで、regさんの大烏茶漬け。烏龍茶仕様。
大烏山から30mほど下ると、西御殿、東御殿方面の稜線への分岐。右奥にピンクリボンが見える。ここからの小烏山攻めを考えるも、剣ヶ峰の急登に懲りて、下から攻めることに。
2017年07月02日 11:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:05
大烏山から30mほど下ると、西御殿、東御殿方面の稜線への分岐。右奥にピンクリボンが見える。ここからの小烏山攻めを考えるも、剣ヶ峰の急登に懲りて、下から攻めることに。
大烏山と雛岩の間にある分岐の標識。ここから、杣口林道に降りられる模様。ていうか杣口林道ってどこ? 県道? 大烏山から杣口三号橋の登山口まで、この標識がいたるところにあるが、肝心なところにはなし(笑)。
2017年07月02日 11:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:10
大烏山と雛岩の間にある分岐の標識。ここから、杣口林道に降りられる模様。ていうか杣口林道ってどこ? 県道? 大烏山から杣口三号橋の登山口まで、この標識がいたるところにあるが、肝心なところにはなし(笑)。
大烏山からはピンクリボン多数。しかし、これも肝心なところになし。
2017年07月02日 11:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:14
大烏山からはピンクリボン多数。しかし、これも肝心なところになし。
ルート上にある岩場に出る。ここが雛岩かと思いきや、地図表記よりかなり南側。標高も下すぎる。ここを雛岩と呼ぶには、いまいちの場所。
2017年07月02日 11:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:19
ルート上にある岩場に出る。ここが雛岩かと思いきや、地図表記よりかなり南側。標高も下すぎる。ここを雛岩と呼ぶには、いまいちの場所。
登り返して、本物のヒナ岩捜索! そうであった。私たちはKasuhagiさんレコを信用してルート上にあると思い込んでしまったのだ! それが大きな誤りだったとこのとき気が付く(笑)。
2017年07月02日 11:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:27
登り返して、本物のヒナ岩捜索! そうであった。私たちはKasuhagiさんレコを信用してルート上にあると思い込んでしまったのだ! それが大きな誤りだったとこのとき気が付く(笑)。
♯26から50mほど南のルート横で見つかった「雛岩ノ頭」標識。このあたりに雛岩があるに違いない。
2017年07月02日 11:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:37
♯26から50mほど南のルート横で見つかった「雛岩ノ頭」標識。このあたりに雛岩があるに違いない。
「雛岩ノ頭」標識の周辺の捜索開始!!
2017年07月02日 11:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:38
「雛岩ノ頭」標識の周辺の捜索開始!!
するとあった! 「雛岩ノ頭」の西に50m行った場所。登山ルートから外れている。ここが正真正銘、雛岩(地名データ登録、修正済み)。もちろん大展望。
2017年07月02日 11:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:43
するとあった! 「雛岩ノ頭」の西に50m行った場所。登山ルートから外れている。ここが正真正銘、雛岩(地名データ登録、修正済み)。もちろん大展望。
富士山もこの角度で見える。道中の標識には、雛岩、雛岩と書かれているのに、なぜ、分岐点やその場所に標識がないのか!
2017年07月02日 11:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 11:44
富士山もこの角度で見える。道中の標識には、雛岩、雛岩と書かれているのに、なぜ、分岐点やその場所に標識がないのか!
雛岩から下っていく。バリばかりのこの山行、唯一の昭文社の破線ルート(笑)。
2017年07月02日 12:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/2 12:13
雛岩から下っていく。バリばかりのこの山行、唯一の昭文社の破線ルート(笑)。
砂防提に降りてきた。ここからは、砂防提を作るために切り開かれた作業用道歩き。
2017年07月02日 12:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 12:44
砂防提に降りてきた。ここからは、砂防提を作るために切り開かれた作業用道歩き。
作業道を下っていると朽ち果てたマーク供どなたかのレコにもありましたね。
2017年07月02日 12:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 12:46
作業道を下っていると朽ち果てたマーク供どなたかのレコにもありましたね。
作業道は、最後はこの林道にでてくる(杣口三号橋方面から撮影)。右側は植林してある場所。杣口三号橋から登山したときには、ここを左にいくのがとてもわかりにくい。ここにこそ看板がほしいところ。
2017年07月02日 12:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 12:49
作業道は、最後はこの林道にでてくる(杣口三号橋方面から撮影)。右側は植林してある場所。杣口三号橋から登山したときには、ここを左にいくのがとてもわかりにくい。ここにこそ看板がほしいところ。
上の写真から1分で県道の杣口三号橋。これで終わりと思いきや、最終ラウンドの小烏山へ。
2017年07月02日 12:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 12:50
上の写真から1分で県道の杣口三号橋。これで終わりと思いきや、最終ラウンドの小烏山へ。
車で1.5劼曚桧榮阿靴董⊂烏山を下から攻める。地形図を見る限り、アクセスしやすいのは、ここしかない。ここを小烏山の登山口に認定(地名データ登録済)。やまなしの森林100選「杣口のサワラ林」が目印。県道沿いにあり。
2017年07月02日 13:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:00
車で1.5劼曚桧榮阿靴董⊂烏山を下から攻める。地形図を見る限り、アクセスしやすいのは、ここしかない。ここを小烏山の登山口に認定(地名データ登録済)。やまなしの森林100選「杣口のサワラ林」が目印。県道沿いにあり。
登山口からは別世界! もののけの森!! すばらしい! 沢づたいに登っていく。入山した形跡がほとんどなく、きれいな苔を踏むのに躊躇してしまう。
2017年07月02日 13:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:02
登山口からは別世界! もののけの森!! すばらしい! 沢づたいに登っていく。入山した形跡がほとんどなく、きれいな苔を踏むのに躊躇してしまう。
サワラ(ヒノキ科)の大木がregさんを待ちかまえる。
2017年07月02日 13:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:04
サワラ(ヒノキ科)の大木がregさんを待ちかまえる。
岩の上に鎮座するこうしたサワラが多数。学術的にも貴重とか。
2017年07月02日 13:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:04
岩の上に鎮座するこうしたサワラが多数。学術的にも貴重とか。
下山時に判明したが、ここも沢沿いに進むのが正解。左の巨木のゲートをくぐれば、小烏山への天国ルートが開かれる! 私たちは、この巨大な倒木を前に、沢つたいを諦め、直接、小烏山の稜線に取り付くことにした。だが、これが大きな間違い(笑)
2017年07月02日 14:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 14:31
下山時に判明したが、ここも沢沿いに進むのが正解。左の巨木のゲートをくぐれば、小烏山への天国ルートが開かれる! 私たちは、この巨大な倒木を前に、沢つたいを諦め、直接、小烏山の稜線に取り付くことにした。だが、これが大きな間違い(笑)
小烏山へのとりつきは、最初はなだらかな傾斜。ここにも、岩に鎮座するサワラ。
2017年07月02日 13:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:20
小烏山へのとりつきは、最初はなだらかな傾斜。ここにも、岩に鎮座するサワラ。
しかし、小烏山山頂の直下50mで断崖に阻まれる。山頂西側は要塞のよう!! 最初のアタックを試みるもあえなく撃沈。
2017年07月02日 13:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:24
しかし、小烏山山頂の直下50mで断崖に阻まれる。山頂西側は要塞のよう!! 最初のアタックを試みるもあえなく撃沈。
他の岩場にも再度2回ほどアタックするも、ここも撃沈!! ハーネスなしには、いけそうにない。小烏山おそるべし。このルートはKazuhagiさんにチャレンジしてもらうしかない。
2017年07月02日 13:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:32
他の岩場にも再度2回ほどアタックするも、ここも撃沈!! ハーネスなしには、いけそうにない。小烏山おそるべし。このルートはKazuhagiさんにチャレンジしてもらうしかない。
作戦を変えて、(諦めることなく沢づたいにいけば)本来行く予定であった小烏山の北側の鞍部から攻めることに。急登だが、ここには岩がなく、稜線までたどり着けそう!!
2017年07月02日 13:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:51
作戦を変えて、(諦めることなく沢づたいにいけば)本来行く予定であった小烏山の北側の鞍部から攻めることに。急登だが、ここには岩がなく、稜線までたどり着けそう!!
小烏山北側の鞍部に到着!!
2017年07月02日 13:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:57
小烏山北側の鞍部に到着!!
稜線にはリボンあり。
2017年07月02日 13:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 13:59
稜線にはリボンあり。
ギンリョウソウ。
2017年07月02日 14:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 14:00
ギンリョウソウ。
そしてついに、小烏山山頂に到着!!
2017年07月02日 14:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 14:02
そしてついに、小烏山山頂に到着!!
山頂の雰囲気はいい。
2017年07月02日 14:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/2 14:13
山頂の雰囲気はいい。
眺望は、大烏山(左)のみ。
2017年07月02日 14:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/2 14:02
眺望は、大烏山(左)のみ。
下山は北側の鞍部から。降りやすい。途中まで踏跡らしきものもあり。小烏山の単体登山の場合は、本レコの下山のトレースをご参考に。
2017年07月02日 14:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 14:22
下山は北側の鞍部から。降りやすい。途中まで踏跡らしきものもあり。小烏山の単体登山の場合は、本レコの下山のトレースをご参考に。
奥秩父の小物を巡る大冒険の旅もこれで終わり。マニアックな方向けのレコなので、登録写真を増量! ご参考になれば幸いです。
2017年07月02日 14:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/2 14:35
奥秩父の小物を巡る大冒険の旅もこれで終わり。マニアックな方向けのレコなので、登録写真を増量! ご参考になれば幸いです。

装備

個人装備
ツエルト(2人用) 救急セット ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2 非常用防寒シート 手袋・フェイスマスク(1) レインウェアTHE NORTH FACEマウンテンレインテックス(1) 手拭・ハンカチ・ティッシュ(1) 地図・コンパス(1) 高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1) GPS GARMIN etrex20(1) カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1) 常食(2) 携帯食 水2.0L

感想

■マニアックな方に贈る奥秩父の小物を巡る旅
 山梨200名山調査もいよいよ佳境。今回は、残された候補山を巡る旅を企画。
<みんなで選ぶ山梨200名山>
https://www.yamareco.com/modules/xsns/?cid=143

 最初は大弛峠から、ダウンヒルで天狗岩、奥千丈岳、大烏山の三座を刺す予定でしたが、標高2200m以上の悪天候に、急きょプラン変更。剣ヶ峰を絡めた、大小カラス攻めにしました。

 剣ヶ峰東側の絶壁との闘い、黒金山徳和林道の崩落、雛岩捜索、小烏山断崖の3度の撃沈と、終わってみれば、奥秩父の小物にも拘わらず、なかなかの大冒険となりました。それでも、(本物の)ヒナ岩の絶景、小烏のもののけの森と、お宝も発見できて、満足の山行でした。
 まあ、向こう半世紀、このルートでこれらの奥秩父の小物を攻める方はでないかな〜。というか、このレコの既読数が100を超えるかも心配(笑)。でもマニアックな方々に、喜んでもらえるとうれしいです。
 、

 

カラスですから、烏龍茶。
夏の暑い季節にぴったりの烏龍茶漬けを思いつきました。
でも、私が冷たいご飯を用意すると、だいたい暑くならないんですよね。
今回は、温かいお茶漬けにすればよかったかなと思いました。


大烏茶漬け 男2人分

<材料>
黒烏龍茶 700cc
炊いたご飯 500g
ほぐし鮭、キュウリの漬け物、塩昆布、梅干し、ゆず胡椒など 適当に

<前日準備>
1 保冷バッグに凍らせた水と一緒に全部入れる

<山で>
1 ご飯の上にトッピングする
2 烏龍茶をかける

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コメント

そこにいたか!
hirokさんも狙っていたから遭遇狙いか?
北奥千丈からのルートはゴトメキからわかり難いのでコース変更さすがですね!
雛岩の場所が良くわからん
下から行ったが、オッサンは少しずれていたのか?
西方面か〜勿論regさん用あるでしょうな!
ここでわかったのは、大烏直下の分岐看板は西に下れば黄色い門に行くのか!
結局南尾根を下れば、3号に出る 写真砂防ダムはオッサンが通過したものとは
違うので、それより下の砂防ダムを通過するのか
これは逆からは難しい
3号橋100m上がった場所に小さい小屋があり赤テープを見たのでここが正かと思ってました。
小烏はふむふむあの森林100選の看板か〜
オッサンは3号橋付近伐採個所から周り込むこと考えていました。
また、徳和から大久保峠経由大烏からの沢下りで徳和戻りか
妙見から大ダワ周回の考えもあったが、
このルートは良く考えましたね〜さすが尊敬するyama-ariさん
しかし!残念ながらマニアック過ぎて一部コアな人しか受けないレコずら
まーこういうの好きですがね〜
2017/7/3 18:07
Re: そこにいたか!
尊敬するKazuhagiさん。コメントありがとうございます。
このマニアックコース、会えるとすれば、hirokさんだけでしたが、
案の定、誰にも会いませんでした(笑)

大烏山〜ゴトメキ間は、Kazuhagiさんのレコでクマザサのヤブ漕ぎが
指摘されていたので、今回は回避しました。本当はつなげたかった
ですが。情報ありがとうございました。

雛岩は下の県道からみると立派なつくりですが、トップの場所は、
「雛岩ノ頭」50m西と思います。Kazuhagiさんのレコの写真は、
おそらく、私たちが引き返した岩場で、雛岩の最南部にあたると
思われます。それでも、Kazuhagiさんの「雛岩」地名データ登録の
場所が、ちょうど「雛岩ノ頭」の場所で助かりました。ほんの50m
の誤差でしたね。まあ、あの標識では、雛岩はわからないのが普通
だと思います! 先達の開拓があってこその今回の発見です。
感謝申し上げます。

大烏山直下の分岐のところは、私も同じ予測をしています。
県道沿いでKazuhagiさんが発見した、黄色いゲートの登山口に
でるのではないかと踏んでいます。杣口三号橋ルートが(標識や
リボンとも)ひどいので、大烏山が山梨200に決定されたら(!?)
こちらを開拓する方が、いいかもしれませんね。

杣口3号橋からの登山は、難しいですね。というか、レコにも書き
ましたが、ほしい所に看板がありません。逆にどうでもいいところ
に看板がありすぎ(笑)。Kazuhagiさんのレコでも、私たちのレコでも
西側に極端にわざわざ立ち寄るコース取りの場所がありますが、あれは
看板設置によって引きずられたところですね。そのまま尾根を
登ればなんてことない場所なのに・・・ あの場所の看板設置も謎です。

小烏山は、regさんと「きっとKazuhagiさんが喜んでくれる」と
話しながら、開拓したものです。あまりヤマレコにもないので、
今回のレコがお役にたてば幸いです。森林100からの場所は、
森の妖精がいそうな場所で、覗いてみるだけでも価値があります。

マニアック向けのレコに、食いついてくれるKazuhagiさん、
大好きです。長文の返信になって、すみません。
2017/7/3 19:13
アドベンチャーレーサー?
yama-ariさん、regさん、こんばんは

一度大弛峠まで行ってからの転進、お疲れ様でした。
上から天気を見て、天気が良さそうな標高帯を探す、とはアナログですが、
一番確実な方法ですね。

それにしても崩落地、崖地等々、アドベンチャーレーサーも真っ青!?
という感じですね。
#13の大崩落地、よくブロック塀から前進したと感心しきり。
山梨200名山リーダーの責任感?
でもあまり無理しないでくださいね。

雛岩はルートに絡める価値大きそうですね。
マニアック向けの貴重なレコ、とても参考になりました。
2017/7/3 21:30
Re: アドベンチャーレーサー?
最も危険だったのは、剣ケ峰からの林道への下りです。
斜面にはいつくばっているのに、ずるずると落ちかけたときは、
いっそこのまま滑落に身を委ねてしまいたいという考えがよぎりました。
すぐに邪念を振り払って、上へと登り、滑落は回避できましたが。

林道の大崩落地には、写真では私の影になって見えませんが、
工事用の看板が立てかけてあり、なんとかブロック上に這い上がれます。
反対側には、石が積んであって、少しだけ降りやすくなっていました。

雛岩は、大烏を攻める際はぜひお立ち寄りください。
私には怖い場所だったので、あそこで食事をする気にはなりませんけれど。
2017/7/3 23:10
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